Products Home大面積回転ブレッドボード
- Removable Center Allows
Rotation Around Components - Simple, Hand-Operated
Positioning
RBB12A
Position Locking
Screw
Position Locking
Screw
RBBA1
SM1-Threaded Center Insert
Removable Center Portion
Measuring Ø3.58" (Ø91.0 mm)
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RBB6A(RBB150A/M)とSM1ネジ付きセンターインサートRBBA1(/M)(別売り)
特長
- 360°連続回転(手動)
- サイズ:Ø150 mm、Ø300 mm、Ø450 mm
- 標準的なM6(25 mmピッチ) 穴パターン
- 厚さ:12.7 mm
- 回転位置ロック機構付き
- 黒色アルマイト加工
こちらの大型回転ブレッドボードは、M6 x 1.0穴パターンでØ150 mm、Ø300 mm、Ø450 mmの3種類のサイズでご用意しております。穴間隔は25 mmです。ブレッドボードの厚さは、当社の標準的なアルミニウム製ブレッドボードと同じ12.7 mmです。これらのブレッドボードは光学アセンブリで角度の粗調整が必要な用途にお使いいただけます。ブレッドボードのØ91 mmの中心部は取り外し可能なため、部品を中心に取り付け、その周りでブレッドボードを回転させることも可能です(右の写真参照)。回転面のエッジ周りには1°単位の目盛がレーザ刻印されています。位置決めはプラットフォームを手動で回転させることにより行います。
ブレッドボードにはエッジ部分のアリ溝と、固定式キネマティックマウントが3つ付いています。これらのマウントは、周囲どの位置にも固定可能で、固定には付属の2.5 mm六角レンチを使用します。マウントには、スロット穴も付いているので、位置が調整可能なだけではなく、ブレッドボードが光学テーブルや作業面などに固定されたときに柔軟な取り付けが可能です。右の写真は、RBB12A(RBB300A/M)を使用して構築したプリズム分光器です。このセットアップの詳細については「使用例」をご覧ください。
ブレッドボードのØ91 mmの中央部は取り外し、中央にSM1ネジ付き穴が付いたセンターインサートRBBA1/M(別売り)に交換できます。回転ブレッドボードにポストを取り付けると、このインサートを使用することで、ブレッドボード面の下に取り付けたミラーからの光を上方向に誘導することができます。そのため光学素子をインサートに取り付けて、右の写真のようなセットアップなど様々な用途にお使いいただけます。こちらのセットアップでは、ブレッドボードRBB12A(RBB300A/M)がRBBA1(/M)で取り付けた楕円形光学素子付きマウントの周りを回転しています。回転ブレッドボードの下に取り付けたミラーを使用することで、レーザ光がミラーで偏向してブレッドボードの中心を通り、2番目のミラーで偏向してディテクタに送られます。 ブレッドボードをポストに取り付けるときには、クランプのアセンブリを締め付けすぎないようご注意ください。ネジを締め付けすぎるとブレッドボードが回転しなくなります。なお、プラットフォームに載せる荷重が大きくなると、回転に必要なトルクも大きくなります。
| Item # | RBB6A and RBB150A/M | RBB12A and RBB300A/M | RBB18A and RBB450A/M |
|---|---|---|---|
| Travel Range | 360° Continuous | ||
| Working Height | 0.5" (12.7 mm) | ||
| Load Capacity (Max) | 20 kg (44 lbs)a | ||
| Taps | RBB6A, RBB12A and RBB18A: 1/4"-20 on 1" Pitch RBB150A/M, RBB300A/M and RBB450A/M: M6 on 25 mm Pitch | ||
| Max Vertical Run Out Over Full Travel | 25 μm | 50 μm | 75 μm |
| Max Horizontal Run Out Over Full Travel | 25 μm | 50 μm | 75 μm |
| Overall Dimensions (Excluding Clamps) | Ø6.64" (164 mm) | Ø12.4" (314 mm) | Ø18.27" (464 mm) |
| Platform Dimensions | Ø5.91" (150 mm) | Ø11.8" (300 mm) | Ø17.72" (450 mm) |
| Weight | 1.76 lb (0.8 kg) | 5.5 lb (2.5 kg) | 6.6 lb (3.0 kg) |
| Construction | Solid Aluminum | ||
| Finish | Black Anodized | ||
プリズム分光器
プリズム分光器は、原子蒸気の遷移を測定する光学実験でよく使われます。当社のプリズム分光器では、カラーCCDカメラDCU223C(旧製品)を使用して白色LEDのスペクトルをイメージ化します。また、回転ブレッドボードは取付け面が大きいため、追加のディテクタをはじめとする部品を簡単に取り付けることができ、部品の精密回転を可能にします。上写真の構成に使われている部品のリストは、下の表に掲載されています。型番をクリックすると、各部品の詳細が掲載されているポップアップウィンドウが開きます。
注:カラーのCCDカメラDCU223Cは旧製品で、単体では販売しておりません。ご用途向けの同様の製品としては、当社の1.6 MP CMOS小型サイエンティフィックカメラのラインナップがございます。このラインナップのカメラはモノクロまたはカラーのCMOSセンサを搭載しており、USB 3.0および当社の30 mmケージシステムに対応しています。
プリズム分光器のイメージ
下の写真は、ブレッドボード上のカメラを回転して撮った4枚の静止画像です。グラフの下のプロット図は対応するCCD画像内にあるピクセルの水平線の相対的な赤、緑、青色の明度を示しています。画像は互いに少し重なっています。
バーニヤ目盛の読み方：主目盛が直線状の場合
バーニヤ目盛は、均等に分割された標準的な目盛(当社の回転マウント、ゴニオステージ、移動マウントに付いている目盛など)に対して、精密さを向上させるために一般的に使用されている目盛です。バーニヤ目盛は多くの精密測定器に使用されていますが、中でも良く知られているのはノギスやマイクロメータです。バーニヤ目盛を使用するときは、主目盛とバーニヤ目盛の2つの目盛を並べて使用します。バーニヤ目盛は、主目盛のN - 1目盛に対してN目盛が対応するように刻まれているため、その間隔は主目盛よりも若干狭くなります。そのため、主目盛の刻線とバーニヤ目盛の刻線とは一致しません。バーニヤ目盛の刻線で主目盛の刻線と最も良く一致するのは通常1本だけですが、それがバーニヤ目盛を読む要所になります。
Figure 130A～130Cでは、直線状のバーニヤ目盛の仕組みについて3つの例をあげて説明しています。これらの図では、左側が主目盛で右側の小さい目盛がバーニヤ目盛です。バーニヤ目盛を読むときは、まず主目盛で大まかな数値を読み取り、次にバーニヤ目盛で精密な数値を読み取ります。この仕組みで、標準的なルーラやマイクロメータが精密な測定器になります。
バーニヤ目盛の0は「ポインタ」(Figure 130～130Eで赤い矢印で表示)で、主目盛での読取値を示します。Figure 130Aでは、ポインタは主目盛の75.6の刻線と一致しています。これ以外で主目盛の刻線と一致しているバーニヤ目盛の刻線は、10だけであることに注目してください。ポインタが主目盛の75.6と一致しているので、Figure 130Aから読み取れる値は75.60になります(どのような単位での測定でも同じです)。
これがバーニヤ目盛の読み取り方の基本です。バーニヤ目盛を用いると、簡単に測定器の精度を向上させることができます。Figure 130Bで更に詳しくご説明します。ここではポインタは主目盛の刻線とは一致せず、75.6よりわずかに上側ですが75.7よりも下側にあります。この場合の大まかな読取値は75.6になります。主目盛と最も良く一致するバーニヤ目盛は5で、青い矢印で示されています。バーニヤ目盛は精密に読み取れる最小桁を示し、Figure 130Bでは5が主目盛と一致しているので、精密な測定値は75.65になります。
バーニヤ目盛は主目盛よりも10%小さくなっているので、バーニヤ目盛を主目盛の1/10だけ動かすと、バーニヤ目盛の次の刻線が一致します。ここで、測定値が1/10の精度を与えてくれるバーニヤ目盛の間にきてしまった場合はどうするのか、という疑問が生じます。Figure 130Cではこれについて説明しています。上述の通り、ポインタの刻線は75.6と75.7の間にあるので、大まかな読取値は75.6になります。よく見ると、バーニヤ目盛の7(青い矢印で表示)が主目盛とほぼ一致しているので、精密な測定値としては75.67になります。しかし、バーニヤ目盛の7は主目盛よりもわずかに上にあり、8(7のすぐ上)は主目盛よりもわずかに下にあります。このことから、Figure 130Cの目盛は75.673 ± 0.002と読み取れます。この想定器では、読取誤差を約0.002とするのは適切です。
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Figure 130A バーニヤ目盛の読み取り方の例。赤い矢印はポインタと呼ばれています。バーニヤ目盛の10が主目盛の1本と一致しているので、このバーニヤ目盛は75.60と読み取れます(どのような単位での測定でも同じです)。
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Figure 130B 赤い矢印はポインタを示し、青い矢印は主目盛と一致するバーニヤ目盛の刻線を示しています。この目盛では75.65と読み取れます。
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Figure 130C 赤い矢印はポインタを示し、青い矢印は主目盛と一致するバーニヤ目盛の刻線を示しています。これは75.67と読み取れますが、より精密には75.673 ± 0.002と読むことができます。
バーニヤ目盛の読み方：主目盛が回転式の場合
バーニヤ目盛は、主目盛とバーニヤ目盛が単位を共有していない回転式の目盛でも使用できます。 Figure 130Dと130Fでは、主目盛には度(°)を単位とする刻線があり、バーニヤ目盛には5 arcmin(60 arcmin = 1°)毎の刻線がある場合について、2つの例をあげて説明しています。これらの図では、上が主目盛を表し、下の小さい目盛がバーニヤ目盛を表します。
Figure 130Dでは、ポインタは主目盛の341°の刻線と一致しています。これ以外に主目盛と一致しているバーニヤ目盛は±60 arcminだけであることに注目してください。バーニヤ目盛の0が主目盛の341°と一致しているので、Figure 130Dから読み取れる値は341.00°になります。
バーニヤ目盛の0が主目盛の2本の刻線の間にある場合は、2通りの読み取り方ができます。1つ目の方法では、ポインタの左側で主目盛と一致しているバーニヤ目盛の刻線を読み取り、その値(単位はarcmin)をポインタのすぐ右側にある主目盛の値から引きます。例として、Figure 130Eではバーニヤ目盛のポインタは342°と343°の間にあります。バーニヤ目盛の左側の青い矢印を使用して読むと、343° - 15 arcmin = 342.75°になります。2つ目の方法は、バーニヤ目盛のポインタの右側にある青い矢印から読み取った値を、主目盛のポインタより左側の小さな値に加える方法です。Figure 130Eの右側の青い矢印を使用して読むと、342° + 45 arcmin = 342.75°になります。
このように、バーニヤ目盛を用いると標準的なスケール測定の精密さを向上させることができます。慣れるまでに少々時間がかかりますが、練習すれば非常に簡単に目盛を読めるようになります。順バーニヤ、逆バーニヤ*にかかわらず、すべてのバーニヤ目盛は同様の方法で読み取ることができます。
*逆バーニヤ目盛は目盛の間隔が主目盛よりも若干広く、主目盛のN + 1目盛に対してN目盛が対応するように刻まれています。
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Figure 130D 主目盛の単位(度)とバーニヤ目盛の単位(arcmin)が異なる例。赤い矢印はポインタを示しています。この目盛では341.00°と読み取れます。
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Figure 130E 赤い矢印はポインタを示し、青い矢印はバーニヤ目盛で読み取れる精密な数値を示します。 この目盛では342.75°と読み取れます。
| Posted Comments: | |
Gabriel Undeutsch
(posted 2022-07-26 15:21:16.75) 1. I have a question regarding adding a fine screw. We have such Large Area Rotation boards and where wondering whether there is the possiblitity to add a fine screw for the roation. Is there any such system avaliable?
2. Is the removable center portion always included when ordering? Is it possible to order it alone? cwright
(posted 2022-07-27 02:54:55.0) Response from Charles at Thorlabs: Thank you for your query. This breadboard does come with the removable centre portion and we can provide it as a separate item as a special upon request. Unfortunately there is not a dedicated way to add fine rotation to this breadboard. You could pottentially use kinematic positioners to achieve this. I will reach out to you to help with this. Stephen McLaughlin
(posted 2019-05-13 10:27:55.657) I have the RBB18A mounted on 4" tall posts (1" diameter). However, it's extremely difficult to turn. Is there some way to improve the needed torque for this? I find that I have to lift the board against the mounts to turn it. (I have 3 mirrors, 2 XYZ position mounts, and a 3 lb weight on it).
I've made sure the locking screws are loose and ready to turn, but nothing has made this thing easier to turn. In my experience with it, it's not much in the way of rotation. (I also expected some sort of bearing setup, not 3 plastic clips and a dovetail connection). bhallewell
(posted 2019-05-14 04:43:56.0) Response from Ben at Thorlabs: Thank you for your feedback. I'll contact you directly to discuss this with you. The first thing to ensure is that the locking screws are not tightened. Additionally, as this is an aluminium dovetail design, the more load which is applied to the breadboard will cause the board to flex when clamped to 1” posts. The location of such posts on the mounting surface will also contribute to the torque required to move the platform. High load will naturally increase the friction between the breadboard & the clamps, increasing the torque required to rotate the platform. Hugo.Diaz
(posted 2018-02-15 08:42:34.073) Large-Area Rotation Stage RBB18A
If I set up the stage in a vertical manner, what will be the maximum wait allowed to mount without damage it.
Thanks,
Hugo bwood
(posted 2018-02-21 04:05:33.0) Response from Ben at Thorlabs: Thank you for your feedback. The mounting clamps of the RBB series rotating breadboard are not designed to carry the full weight of the breadboard, and they will likely be damaged if the breadboard is mounted vertically in any orientation. Thus we advise that the RBB series breadboards should not be mounted vertically, and should only be mounted horizontally. Stephen.Turner
(posted 2017-02-27 07:57:01.383) Is the Large-Area Rotation Stage completely non-magnetic? bhallewell
(posted 2017-03-01 05:06:10.0) Response from Ben at Thorlabs: The breadboard body is anodised aluminium & contains components of delrin & stainless steel (screws). The stainless steel screws are the only magnetic components within the construction of the product. ron.schulze
(posted 2017-02-08 15:26:46.883) Is there a moment loading specification that we need to maintain for the RBB12A product? bhallewell
(posted 2017-02-09 10:07:19.0) Response from Ben at Thorlabs: We spec an on-axis load of 20 kg (44 lbs) however we do not hold a spec for moment load. I will contact you directly to discuss the suitability of the product for your application. tcohen
(posted 2012-10-18 14:28:42.413) Response from Tim at Thorlabs: I apologize that you’re not satisfied with the performance of your unit. We will of course offer a repair if the unit is not performing. We have contacted you directly to provide support. |
回転ブレッドボード