モジュール式マルチポート積分球
- Ø100 mm Integrating Sphere of Durable, Highly Reflective Sintered Optical PTFE
- Modular Design Offered as Two Pre-Configured Versions or Custom Configurations
- 3 or 4 Modular Faces for Single-Port, Dual-Port, or Cuvette Holder Port Inserts
- Up to Eight Ø5 mm Ports
4P4
Reflection Measurement
Integrating Sphere
Back View
Front View
Interchangeable Port Inserts for Modular Faces
4P10
4P11
4P12
4P13
Application Idea
Integrating Sphere with
4P20 Cuvette Holder Port Insert
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積分球4P4の主な特長
Compatible Mounted Photodiodes | ||
---|---|---|
Sensor Type | Wavelength Range | Photodiodes |
Si | 200 - 1100 nm | SM1PD2A |
Si | 350 - 1100 nm | SM1PD1A SM1PD1B |
InGaAs | 800 - 1700 nm | SM05PD5Aa |
Ge | 800 - 1800 nm | SM05PD6Aa |
特長
- モジュール式立方八面体筐体、内径Ø100 mm
- 構成済みならびにカスタム構成の積分球をラインナップ
- ポートインサートが交換可能なモジュール面が3つまたは4つ
- ご提供可能なインサート: Ø14 mmデュアルポート、Ø25.4 mm(Ø1インチ)ポート、Ø50.8 mm(Ø2インチ)ポート、ポートプラグ
- キュベットホルダーポートインサート: 12.5 mm x 12.5 mmキュベット用
- SM1ネジ付きØ5 mmポートが最大8個
- 当社のSM1ネジ付きフォトダイオードは直接取り付け可能(右表をご覧ください)
- SM1ファイバーアダプタを使用してファイバ出力型光源を取り付け
- 球面の材質:高耐久性、白色、高反射
- 動作範囲:250~2500 nm (ディテクタにより制限される場合を除く)
- 側面パネルはM4タップ穴付きでレールシステム(標準品に付属)またはØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)ポストが取り付け可能
当社のモジュール式積分球は、耐久性があり、光を適切に拡散する高反射面付きです。 球面は立方八面体(14側面)の筐体内に作られており、幅広い用途向けに構成が可能です。8つの三角面はいずれもSM1内ネジ付きのØ5 mmポートに対応しており、LEDまたは分光計など当社のマウント付きフォトダイオードやファイバ結合型部品が簡単に取り付けられます(SM1ネジ付きアダプタが必要となる場合があります)。3つあるいは4つの四角面については、下記の「モジュール性」の段落で説明しているようにインサートを選択して構成が可能です。モジュール性のない2つの面にはM4タップ穴が付いており、25 mmレールシステム用スタンド(標準品に付属)またはØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)ポストが取り付け可能です。こちらの積分球は構成済み標準品を2種類ご用意しており、カスタム構成もご注文可能です(下記参照)。
球面はPTFEベースのバルク素材で作られており、250~2500 nmの波長範囲で高い反射率を示します(「仕様」タブ参照)。また熱、湿度、高レベルの放射線に耐性があります。反射面には特定の粗さがあり、反射を散乱させるよう設計されています。溶剤を使用したクリーニングは、積分球の内側表面を損傷する可能性があるので避けてください。積分球の内側表面のクリーニングには、圧縮空気のご使用をお勧めしています。
積分球は、様々なセットアップでの光信号の高感度測定が可能です。積分球により入射光が球面を複数回反射するため、ビーム光を拡散・攪乱させます。このためレーザーパワー、光束、反射率や輝度の測定など多くの用途にご使用いただけるほか、カメラ校正用に均一な光源を構築する際に適した機器になります。
モジュール性
こちらの積分球には3つまたは4つのモジュール面があります。各モジュール面には、交換可能な下記ポートインサートを取付けることができます。ポートインサートはポートのサイズ、SMネジやケージシステム取付けネジの有無などの仕様からお選びいただくことができ、またそのほかにキュベットホルダーポートインサートもご用意しております。標準品としてご用意している構成済みの積分球は、一般的な用途向けにいくつかのポートインサートと固定のØ5 mmポートが2個付いています。カスタム仕様の積分球では、インサートの種類と最大8個のØ5 mmポートがお選びいただけます。
モジュール面に付いているインサートは、ほかのインサートや下記の追加用ポートインサート(別売り、下記参照)と交換が可能です。インサートはそれぞれ2つのM3ネジで固定されています。ほかに付属しているインサートと交換する場合には、2 mm六角レンチまたはボール(六角)ドライバでネジを緩めてください。標準品のインサートが用途に適さない場合には、カスタムインサートがご提供可能な場合があります。詳細につきましては、 当社までお問い合わせください。
校正
当社ではご要望によりお客様が選択されたセンサと積分球で校正し、NISTやPTBトレーサブルCertificate of Calibration(校正証明書)のご提供が可能です。詳細につきましては、当社までお問い合わせください。
用途例 | ||
光測定 | 反射率測定 | 均一な光源 |
|
|
|
Item # | 4P3 | 4P4 | Custom |
---|---|---|---|
Inner Sphere Diameter | 100 mm (3.94") | ||
# of Modular Faces | 3 | 4 | 3 or 4 |
Interchangeable Port Inserts | Ø1" Port (4P11) Two Port Plugs (4P10) | Ø1" Port (4P11) Dual Ø14 mm Ports(4P13) Two Port Plugs (4P10) | User-Selectablea |
Fixed Ports | Two Ø5 mm Ports, SM1-Threaded | Up to 8, User-Selectablea | |
Maximum Reflectance | > 95% @ 250 nm - 2500 nm > 99% @ 350 nm - 1500 nm | ||
Wavelength Range | 250 nm to 2500 nm | ||
Operating Temperature | -20 °C to 60 °C | ||
Operating Humidity | 5% to 95% | ||
Weight of Unmounted Sphere | 2460 g | 2505 g | 2170 gb |
Dimensions of Unmounted Sphere (L x W x H) | 134.2 mm x 150.0 mm x 134.2 mm (5.28" x 5.91" x 5.28") | ||
Weight of Mounted Sphere | 3340 g | 3385 g | 3050 gb |
Dimensions of Sphere Mounted to Rail System Standc (L x W x H) | 163.0 mm x 205.4 mm x 226.3 mm (6.42" x 8.09" x 8.91") |
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積分球の材料の反射率
Insights:積分球について
こちらのページでは積分球をセットアップに組込むときやデータ結果を分析するときに下記の考慮すべき点がご覧いただけます。
- 積分球によって放射されるUV蛍光ならびに青色蛍光
- 試料交換誤差について
このほかにも実験・実習や機器に関するヒントをまとめて掲載しています。こちらからご覧ください。
積分球によって放射されるUV蛍光ならびに青色蛍光
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図1:各波長における典型的な蛍光収量は、励起波長の強度より4桁程度低くなっています。[4]
蛍光スペクトルの収量は、積分球内で発光する蛍光の強度と励起波長の強度により決まります。収量(Yield)は積分球の内面全体で励起した蛍光量(波長に依存)を励起光の強度で割って計算します。
データご提供:Dr. Ping-Shine Shaw, Physics Laboratory, National Institute of Standards and Technology, Gaithersburg, MD 20899, USA.
積分球内面のコーティングにはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が使用されています。この素材は白色ですが、幅広い波長において高い、かつ平坦な反射率と、化学的不活性があることなどの理由から好まれます。
しかし、積分球はPTFEならびにPTFEよりも反射率が低い硫酸バリウムでコーティングされており、UV光を照射した場合、低量ではありますがUVならびに青色の蛍光を発光することにご留意ください。[1-3]
PTFE内の炭化水素
蛍光発光しているのはPTFE自体ではなく、UVならびに青色の蛍光の原因はPTFE内の炭化水素です。コーティングの原料には低量の炭化水素不純物が存在しており、また積分球を使用したり保管している間に汚染源によりさらに炭化水素がコーティング材に付着します。
蛍光波長域と強度
米国標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology/NIST)の研究者がPTFEコーティング付き積分球の励起蛍光を調査しました。積分球の全蛍光量を蛍光波長と励起波長を変えて測定しています。最大蛍光量は、励起光強度より4桁程度低くなりました。
PTFEから発光するUVならびに青色の蛍光は主に200 nm~300 nmの吸収帯で励起されます。蛍光は図1のとおり250 nm~400 nmの波長範囲で発光します。励起波長を長波長側にすることにより、短い波長で発光する蛍光量が少なくなり、蛍光スペクトルの形状が変動することが示されています
PTFE内の炭化水素のレベルが高くなると、蛍光量も多くなります。それに伴い、積分球からの出力量は吸収帯波長において少なくなります。それは、このスペクトル域においてより多くの光が吸収されるからです。[1, 3]
使用への影響
PTFEから発光するUVならびに青色蛍光は、多くの用途において影響はほとんどありません。蛍光の強度が小さく、励起されるのは主に300 nm未満の入射波長の場合だからです。この蛍光に影響される用途には、UV放射の長期に渡る測定、UV光源の校正、UV反射率標準の確立、UVリモートセンシングの実施などがあります。
蛍光の影響の最小化
蛍光レベルの最小化ならびに安定化のためには、積分球をガソリン・ディーゼルエンジンの排気や、ナフタレン・トルレンなどの溶剤を含めあらゆる炭化水素源から隔離することが必要です。また、炭化水素による汚染は最小化または減少することはできますが、完全に除去できないことにご留意ください。[1]
炭化水素に曝される履歴は積分球ごとに異なるため、個別の積分球における入射光への応答性を予測することはできません。蛍光により、用途への悪影響があった場合には、積分球の校正をお勧めいたします。下記[4]では、校正に必要な光源(対象の波長にわたってスペクトルがよく知られている重水素ランプやシンクロトロン放射)、モノクロメータ、ディテクタ、積分球と、その手順について説明しています。
参考文献
[1] Ping-Shine Shaw, Zhigang Li, Uwe Arp, and Keith R. Lykke, "Ultraviolet characterization of integrating spheres," Appl.Opt. 46, 5119-5128 (2007).
[2] Jan Valenta, "Photoluminescence of the integrating sphere walls, its influence on the absolute quantum yield measurements and correction methods," AIP Advances 8, 102123 (2018).
[3] Robert D. Saunders and William R. Ott, "Spectral irradiance measurements: effect of UV-produced fluorescence in integrating spheres," Appl. Opt. 15, 827-828 (1976).
[4] Ping-Shine Shaw, Uwe Arp, and Keith R. Lykke, "Measurement of the ultraviolet-induced fluorescence yield from integrating spheres," Metrologia 46, S191 - S196 (2009).
最終更新日:2019年12月4日
試料交換誤差について
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図2:拡散試料の透過率と反射率を上記のように測定することによって、試料交換誤差に起因する試料スペクトル歪みがもたらされる可能性があります。問題は基準試料と測定したい試料測定時の、試料領域の反射率が異なることです。
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図3:上の実験構成では、積分球内の条件が基準試料測定時と測定したい試料測定時で同じのため、試料交換誤差の影響は受けません。基準試料測定時、光は(R)に沿って通り、(S)に沿っては通りません。反対に測定したい試料測定時、光は(S)に沿って通り、(R)に沿っては通りません。
積分球を使用することにより光学試料の透過ならびに拡散反射スペクトルの絶対値が測定できます。これらのスペクトルは、測定したい試料と基準とする試料の両方のスペクトルを測定することによって求められます。
基準試料の測定は、照射光源のスペクトルを知る上で必要です。基準試料のスキャンで得られた値により、測定したい試料の測定値から光源のスペクトル測定値を差し引くことができます。
光源の基準測定は、透過率データの場合、試料を配置せずに測定し、反射率測定の場合には高反射の基準試料を置き、測定します。
この試料測定や基準試料測定時において試料交換誤差が生じた場合、この誤差の影響がない実験手法でない限り、補正された試料スペクトルの確度に悪影響を及ぼす場合があります。
試料交換誤差をもたらす条件
積分球の光学性能は、内面の各位置での反射率に依存します。透過スペクトルや拡散反射スペクトル測定時、積分球の内面の一部分に試料を置きます(図2)。しかしそのような内面の一部が変化することにより、積分球の性能が変動します。
試料交換誤差は、測定手順の中で、積分球内の試料をほかの試料に交換することがあるときに懸念されます。例えば、拡散反射を測定しているとき(図2下)、最初の測定は基準試料を積分球内に取り付けて実施するとします。次にこの試料を取り外して測定したい試料に交換し、2回目の測定を行います。そして両方のデータセットを利用して、試料の補正拡散反射率(絶対値)を求めます。
この手順では、試料スペクトルに歪みが生じます。測定したい試料と基準試料の吸収ならびに散乱特性が異なるため、これらを交換することで積分球内の試料面部分の反射率が変わってきます。2つの測定において積分球の平均反射率が変わってくるため、基準試料と測定したい試料には完全な互換性がありません。
解決策1:測定したい試料と基準試料を同時に取付ける
試料交換時の誤差を回避する1つの実験手法は、測定したい試料と基準試料を同時に積分球内に取付け、測定データを取得することです。この手法では、2つの試料を追加ポートとして取り付けられる大きさの積分球が必要です。
光源は積分球の外側に配置し、測定したい試料と基準試料の両方を順次測定します。試料からの正反射、あるいは透過ビームは、積分球の外に誘導されているため、拡散光のみが検知されます。積分球の内面(の条件)は、どちらの測定でも同じのため、試料交換時の誤差の懸念はありません。
解決策2:試料用ポートならびに基準ポートから測定する
測定したい試料と基準試料が積分球内に同時に取付けられない場合、試料の交換が発生します。交換が必要な場合には、下記[1]で説明する手順で試料交換時の誤差を取り除くことができます。
この手順では合計で4回の測定が必要です。基準試料を設置時、2つの異なるポートから測定を行います。1回目の測定では基準試料が視野内にある方向から測定し、2回目の測定では試料が視野内に無い方向から測定します。その後測定したい試料に交換し、同様の測定を繰り返します。これらの測定値を利用して下記[1]に説明する計算をすることにより、試料交換時の誤差は取り除かれます。
参考文献
[1] Luka Vidovic and Boris Majaron, "Elimination of single-beam substitution error in diffuse reflectance measurements using an integrating sphere," J. Biomed.Opt. 19, 027006 (2014).
最終更新日:2019年12月4日
Posted Comments: | |
stefano lettieri
 (posted 2024-10-24 12:22:05.18) Dear Sirs,
I have few questions about 4P4.
1) My samples are powders, and hence I would very much prefer to place the sample port horizontally, with illumination from the dual port provided from above (i.e. vertically). This shall be possible if the sphere housing can rotate about the horixzontal axis, so that the sample port is placed on the bottom. Is it possible to do so? It seems so looking at the photos but I am not sure. Or the orientation of the housing (and ports) is fixed?
2) The number of available fixed ports is decided once and for all? I mean, the 4P4 configuraiton has two mounted (SM1 threaded) ports for the 5 mm holes, while there is a red cap on the other six. Is is possible to remove the red cap and use other ports/exits by purchasing additional (SM1-thereaded) adapters? If yes, where are they on the cathalog? If not, does it mean that once the numer of the fixed ports is decided it remains the same (and I shall eventually purchase a custom sphere do make use of more exits?)
3) Regarding the fixed ports: is 5 mm the diameter of the hole?
Kind regards. jjadvani
 (posted 2024-10-25 10:20:21.0) Dear stefano, thank you for contacting Thorlabs. I will reach out to you directly to discuss your application and possibility for the solution to your requirement. Lili Wang
 (posted 2023-07-17 12:26:36.947) I have a question regarding 4P4. Do you have a compatible sample holder for thin film samples for the integrating sphere, like 4P20 for cuvettes? Or are there other ways to hold thin film samples in the sphere? Please contact me with answers since I am interested in this sphere for PLQY measurements on thin films. hchow
 (posted 2023-07-18 10:21:25.0) Dear Ms. Wang, thank you for your valuable feedback. At present time, we do not have an alternative product that allows one to hold thin film samples within the cavity of the sphere. Rogie Bernabe
 (posted 2023-04-10 14:35:24.1) Good day,
I'm Rogie Bernabe, aspiring optomechanical engineer and currently proposing a optics equipment for our upcoming imaging test for University applications. May I ask for consultation with regards to integrating sphere? I would like to ask for assistance for the complete BOM set-up for the integrating sphere (4P3) so we could properly budget the system. The minimum test that we are proposing are: Spatial Resolution Test, Spectral Calibration Test, & Radiometric Calibration Test. Please advise for the complete package or set. I've initially started to ask for official quote with Quotation: TQ0484379. Do note, I've also designing a 3 in 1 set-up, so the proposed Quotation: TQ0484379 is on-going.
Thank you very much,
Rogie Bernabe hchow
 (posted 2023-04-12 11:08:54.0) Dear Mr. Bernabe,
thank you for your feedback. As what you are proposing is too complex to discuss here, I shall personally reach out to you to discuss various customisation options with our 4P3 integrating sphere. Thank you. Kevin Stevens
 (posted 2023-02-15 10:23:54.94) Hello,
Is there a possibility to have a custom coating for the integration sphere?
We are looking for a practical solution to get ~98% reflectance in the 240-350nm region.
Kind Regards, hchow
 (posted 2023-02-16 08:47:55.0) Dear Mr. Stevens, thank you for your feedback. Unfortunately at this time, we are unable to do custom reflective coatings in the cavity of the sphere. Thank you. Heiko Linnenbank
 (posted 2022-03-04 07:08:27.08) I am interested in the 4P4 in order to setup a custom R/T measurement system. I was wondering if blank insets for the 5 mm ports and for the 14mm ports are available. I am looking for something like the 2P10 for the samller sphere in order to block the 5 mm and 14 mm parts. soswald
 (posted 2022-03-09 02:10:11.0) Dear Heiko,
thank you for your feedback. I have reached out to you directly to discuss your application and the required configuration of the 4P4 in more detail. Alessandro Ruggeri
 (posted 2021-12-20 09:01:39.633) Hello,
I was wondering if this integrating sphere has some baffles in the internal surface, to avoid direct path beams, even if it is not clearly stated in the page. In case, it is possible to indicate their position? Thank you and best regards! dpossin
 (posted 2021-12-28 05:09:30.0) Dear Alessandro,
Thank you for your feedback. We do not use baffling in our integrating spheres. We limit the angle of incidence to +/- 20° instead. I am reaching out to you to clarify open questions you may have. MIKEL EZQUER
 (posted 2021-02-04 10:39:43.553) Dear Sir/Madam,
I write you from CENER (Spain) because we are thinking about purchasing a 4P4 integrating sphere to be used to measure the spectral reflectance of photovoltaic samples.
The wavelength range we need goes from 350nm to 1200nm.
We are going to use 2 spectrorradiometers for other supplier (CAS-140 CT of Instrument systems)
We are planning to use your OSL2 halogen lamp as a light soruce to be used in the measurement. Do you think the temporal stability of this lamp is good enough for this kind of application?
In order to connect the lamp to the 4P13 port of the sphere we would use the standard fiber bundle, but we do not know if we need some kind of adapter to connect the bundle to the 4P13(SM1) port, or some collimator piece in order to focuse the light into the 4P11 port with the sample to be measured.
Finally, as we have 2 different spectrorradiometers, we would need a bifurcated fiber bundle to carry the reflected light from the sphere to the spectrorradiometers. Which would be your recommendation for this concrete application?
If you have any additional suggestion o recommendation about the best combination of equipment to carry out this reflectance measurements, we would be very pleased.
Than you very much in advance!
Best regards! MKiess
 (posted 2021-02-05 08:57:58.0) Dear Mikel, thank you very much for your inquiry. I have contacted you directly to discuss your application in detail and thus assemble the most suitable products for your purpose. |
- 4P3:光パワー測定用構成済み積分球
- 4P4:反射率測定用構成済み積分球
- XE25シリーズレールシステム用スタンドが付属
積分球4P3は光パワーの測定用に予め構成済みで、光源が取り付けられるØ25.4 mm(Ø1インチ)ポートの反対側は継ぎ目のない連続球面となるよう設計されています。この設計によりポートプラグ付近での継ぎ目に沿って生じる1次反射の発生率を下げます。
積分球4P4は上の中央の図面のとおり反射率測定用に構成されています。SM1ネジ付きのØ25.4 mm(Ø1インチ)ポートインサートにより、SM1ネジ付きマウント(レンズチューブSM1L05など)に取り付けた試料を光源の反対側に配置することができます。 試料の反対側の2つのØ14 mmポートが8°の角度で設計されており、Ø14 mmポートの1つに入射した光がØ25.4 mm(Ø1インチ)ポートで反射し、2つめのØ14 mmポートで直接検出されるようになっています。間接的な反射率については固定の2つのØ5 mmポートの1つで検出が可能です。
これらの積分球は、M4キャップスクリュで付属のレールシステムに取り付けられています。積分球を取り外す場合、3 mm六角レンチやボール(六角)ドライバを使用してネジを外します。交換が可能なポートインサートは、それぞれ2つのM3ネジで固定されています。ほかに付属しているインサートと交換する場合には、2 mm六角レンチまたはボールドライバでネジを緩めてください。
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インサート4P13の内側
こちらの交換が簡単なポートインサートは、当社のØ100 mmモジュール式積分球用に設計されています。付属の2つのM3ネジにより各インサートを積分球に固定します。インサートは2 mmボール(六角)ドライバを使用してどのモジュール面のインサートとも交換が可能です。 インサート4P10、4P11、4P13の積分球面の曲率半径はみな同じです。また、積分球本体と同じ高反射のバルク材で設計・構築されているため、形状の違いによる光損失を最小に留めています。 インサート4P12にはバルク材が使用されていないのは、開口部が積分球のモジュール面の穴に厳密に一致しているからです。
インサート4P11と4P13については使用していないときの積分球を埃や汚れから保護するダストキャップが付属します。インサート4P12で同様に保護が必要な場合には、ポートプラグインサート4P10に交換してください。キャップで締められていないポートや開いたままのポートは、積分球の反射特性の均一性を妨げます。適切な性能を得るためには積分球を構成する際に、使用していない開いたままのポートをインサート4P10に交換してください。
用途に適したインサートがない場合には、カスタム仕様のインサートについて当社までお問い合わせください。
Item # | Port Size | Threading | Cage System Compatibility | Dust Cap(s) |
---|---|---|---|---|
4P10 | N/A | N/A | N/A | N/A |
4P11 | Ø1" | SM1 | Four 4-40 Taps for 30 mm Cage | Included |
4P12 | Ø2" | SM2 | Four 4-40 Taps for 60 mm Cage | None |
4P13 | Two Ø14 mm, 8° Geometrya | SM1 | None | Included |
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インサート4P20とキュベットが取り付けられた積分球
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組立てられたキュベットホルダーポートインサート4P20(キュベットは別売り)
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インサートベースから取り外したキュベットホルダ
- Ø100 mm積分球内部への12.5 mm x 12.5 mmキュベットの取り付け/li>
- キュベットの保持機構は簡単脱着式
- キュベットの向きおよび取付け深さは調整可能
キュベットホルダーポートインサート4P20を用いると、当社のØ100 mmのモジュール式積分球にキュベットを保持することができます。このインサートは、光路長10 mmの12.5 mm x 12.5 mmキュベット(別売り)に対応しています。キュベットのキャップの有無にかかわらず、キュベットを直立させて液体試料を分析できます。キャップを使用する場合は、気密栓のキャップをご使用になることをお勧めします。これは、通常のキャップはインサートのキュベット保持機構内にはまってしまう場合があるためです。このインサートには11.8 mm x 11.8 mm~12.8 mm x 12.8 mmのキュベットを取付けられます。長さ45 mmのキュベットに高さ3 mmのキャップを取付け、それをホルダに取付けてØ100 mm積分球に完全に収納すると、キュベットの底が積分球のほぼ中心にきます。
インサート4P20はベースとキュベットホルダで構成されていますが、キュベット交換時にはベースを積分球に取り付けたまま、キュベットホルダだけを取り外すこともできます。ホルダは360°の回転が可能です。また、キュベットの位置を変えるために、積分球への挿入深さも最大24 mmの範囲で調整できます。右から2番目の写真でご覧いただけるように、インサートには角度インジケータと深さゲージが刻印されています。角度インジケータの目盛は、-45°~+45°の範囲で5°毎に刻印されており、そのほか90°、180°および270°にも刻印されています。深さゲージの目盛は1 mm毎に刻印されています。回転と挿入深さを固定するために、2.0 mm六角止めネジ(セットスクリュ)がホルダとベースのケージプレートについています。キュベットを確実に保持するとともに脱着も素早くできるように、ホルダにはリリースボタンとセーフティキャッチが付いています。詳細は「ユーザーガイド」をご覧ください。
インサートを積分球のモジュール上面に固定するときは、付属の2本のM3 x 0.5ネジ(2.0 mm六角穴付き)を使用します。インサートの積分球面側のキュベット保持機構周辺は、積分球と同じ曲率半径を有し、また積分球本体と同じ高反射のバルク材で作られているため、形状の変化に伴う光損失は最小限に抑えられています。
用途に適したインサートがない場合には、カスタム仕様のインサートについて当社までお問い合わせください。