30 mmケージシステムマウント、ピエゾ慣性ステージ取付け用
- Mount an ORIC® PD1(/M) or PD2(/M) Piezo Inertia Stage in a 30 mm Cage System for Precise Z- or X-Axis Translation
- Use PD1FM Mount to Vertically Center a Ø1" Optic in the Cage System when Secured to a PD1(/M) Stage on the Stage-to-Cage Mount
XPCM1
Stage to 30 mm Cage Mount,
Anodized Aluminum
PD1FM
Stainless Steel Fixed Mount for Ø1" Optics
Application Idea
When used with a PD1(/M) Stage and XPCM1(/M) Mount, the PD1FM Fixed Optic Mount vertically centers a Ø1" optic along the optical axis of a 30 mm Cage System.
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30 mmケージシステムマウントXPCM1(/M)、ステージPD1(/M)、光学マウントPD1FMを用いて30 mmケージシステムに取り付けられた光学素子
特長
- 30 mmケージシステム用のマウントXPCM1/M
- Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用マウントPD1FM
- 移動ステージORIC® PD1/Mに取付け可能
- ステージの移動方向に対して平行あるいは垂直に取り付け可能
- ステージPD1/MとケージシステムマウントXPCM1/Mを組み合わせることで30 mmケージシステムの中心軸に光学素子を配置可能
ケージシステムマウントXPCM1/Mを用いると、ピエゾ慣性ステージORIC® PD1/MまたはPD2/Mを30 mmケージシステムに取り付けることができます。4つのフレクシャークランプ機構により、マウントを30 mmケージシステムの2本のケージロッドにスナップオンで取り付けられます。その位置は、各フレクシャ機構の両側にある2.0 mm六角止めネジ(セットスクリュ)を締め付けることで固定できます。ベースプレートのネジ穴、ザグリ穴、位置決めピン用穴を利用することで、ステージPD1/MまたはステージPD2/Mを取付けたアダプタープレートPD2U/Mを、マウントXPCM1/Mに取付けられます。 ケージシステムマウントは黒アルマイト処理されています。
Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用マウントPD1FMは、マウントXPCM1/M上に設置された20 mmピエゾ慣性移動ステージPD1/Mに取り付けられたとき、PD1FMに取付けられた光学素子が30 mmケージシステムの中央に配置されるように設計されています。 光学素子用マウントにはM2ザグリ穴のペアが2組あり、それらを用いて光学素子をステージの移動方向に対して並行にも垂直にも取り付けられます。そのため、ケージシステム内の光学素子を、Z軸またはX軸に沿って移動できるように配置できます。このマウントにはSM1ネジが付いており、光学素子の固定用に固定リングPOLARIS-SM1RRが付属しています。
当社では30 mmケージシステム対応の移動ステージCT1P/Mもご用意しております。このステージは閉ループピエゾ駆動による160 µmまでの移動と、手動による12 mmまでの移動が可能です。また、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)やØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)の光学素子をマウントするための様々なアクセサリにも対応しています。
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ケージシステムマウントXPCM1/Mのザグリ穴の配列。ミリ規格製品の寸法とネジについては括弧内に記載されています。
- ピエゾ慣性ステージPD1/MまたはPD2/Mの30 mmケージシステムへの取付け
- 多様な取付け穴
- M2 x 0.4取付け穴: 20 mmステージPD1/Mの取付け用
- M1.2ザグリ穴: ステージPD2/Mを取り付けるためのアダプタPD2U/Mの取付け用
- M4取付け穴: ステージPD1/M、アダプタPD2U/M、または
Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポスト取付け用 - ステージのアライメント調整を補助する位置決めピン用穴
- ケージシステムにはスナップオン式で着脱可能
- アルマイト加工アルミニウム製
ケージシステムマウントXPCM1/Mは、ピエゾ慣性ステージPD1/MまたはPD2/Mを30 mmケージシステムに組み込めるように設計されています。4つのスナップオン式タブによりERケージロッドへの着脱が容易です。マウントの位置は各タブの2.0 mm六角止めネジ(セットスクリュ)を締め付けることで固定されます。
マウント上の取付け穴は、ピエゾ慣性ステージやアダプタープレートを取り付けられるように配置されています。2つのM1.2ザグリ穴と2つの1.0 mm位置決めピン用穴を利用するとアダプタープレートPD2U/Mが取付けられ、そのアダプタープレートには当社の5 mm直線移動ステージPD2/Mが取り付けられます。4つのM2 x 0.4ザグリ穴と4つの2.0 mm位置決めピン用穴を利用すると、ステージPD1/Mを直接取り付けられます。ステージの中心線に沿って配置された3つのM4 x 0.7貫通穴は、マウントXPCM1/Mへのポストの取り付けや、ステージPD1/MまたはアダプタープレートPD2U/Mの取付けにもご利用いただけます。
注: ステージPD1/MをケージシステムマウントXPCM1/Mなどの平面度が5 µmよりも大きな面に取り付けた場合、ステージの速度変動やピッチ・ヨーに関する仕様を満たすためには、取付けトルクを推奨値よりも緩める必要がある場合があります。詳細については20 mm移動ステージPD1/Mの製品紹介ページをご覧ください。
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光学マウントPD1FMの取付け穴
- ステージPD1/MおよびマウントXPCM1/Mと組み合わせることで、取付けられた光学素子を30 mmケージシステムの光軸に合わせて配置
- 光学素子をステージの移動軸に対して0°または90°の位置に取付け
- SM1ネジ付きの光学素子取付け穴、固定リングPOLARIS-SM1RRが付属
- 厚さ7.1 mm以内のØ25.4 mm(Ø1インチ)光学素子の取付け
固定式光学マウントPD1FMを、ステージPD1/MおよびマウントXPCM1/Mと組み合わせて使用すると、取付けられた光学素子を30 mmケージシステムの光軸に合わせて配置することができます(「概要」タブの写真参照)。
ベースプレートには2組のM2ザグリ穴のペアと4つのアライメントピン用の穴(深さ1.8 mm)があり、ピエゾ慣性ステージのPD1/Mの移動軸に対して光学素子を0°または90°の位置に取り付けられます。そのため、ケージシステム内でZ軸調整またはX軸調整ができるように配置することが可能です。マウントPD1FMには、Ø2 mmアライメントピンが2本付属します。ステージPD1/Mを上記のケージマウントに取り付けて30 mmケージシステムに組み込んだとき、ステージPD1/MはZ軸方向には20 mmの全範囲を移動できます。一方、X軸方向の移動範囲は±3 mmですが、これはマウントPD1FM側面の切り欠き部とケージロッドの間のクリアランスによるものです。
光学素子取付け穴には深さ9.1 mmのSM1ネジが付いており、付属の固定リングPOLARIS-SM1RRを用いて厚さ7.1 mmまでの光学素子を保持できます。