広帯域フリースペース用アイソレーター(650~1000 nm)
- Operating Ranges as Broad as 330 nm
- Fixed or Tunable Center Wavelengths
- Isolation up to 40 dB and Powers up to 40 W
- Custom Isolators Available Upon Request
IO-5-TIS2-HP
IO-5BB-800-HP
Removed
from Saddle
IO-5BB-800-HP
Shown in the Saddle (SM1RC) Mounted on an Optical Table
Using a BA1 Base with an SD1 1/4"-20 to 8-32 Counterbore Adapter
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当社の広帯域波長可変アイソレータでは、広いスペクトル域内のどの波長でもピークアイソレーションが最大になるようチューニングが可能です。
カスタムアイソレータ
- 波長、開口、最大パワー、筐体、偏光子、動作温度のカスタム仕様に対応
- 多岐にわたる製品組み込み用途(OEM用途)に対応
- 詳細はカスタムアイソレータのページをご参照ください。また、ご不明な点は当社までお問い合わせください。
特長
- 光学系への戻り光を最小限に抑制
- 自由空間での入力と出力ポート
- 固定波長または可変波長タイプ
- 広いスペクトル域に渡り最小でも30 dBのアイソレーション
- 最大ビーム径:Ø4.5 mm
- 入力偏光依存型
当社では、近赤外スペクトル(650~1000 nm)の広帯域用に設計されたフリースペース用光アイソレータを幅広く取り揃えております。ファラデーアイソレータとしても知られる光アイソレータは磁気光学デバイスで、光を1方向にだけ透過させ、レーザなどの光源を後方反射から保護する際に使用されます。後方反射は、強度ノイズ、周波数シフト、モードホッピングなどを引き起こし、レーザ光源を不安定にします。また、後方反射光が大きくなると、光学素子に恒久的な損傷を与える場合があります。ファラデーアイソレータの動作原理は「アイソレーターチュートリアル」タブをご参照ください。
Selection Guide for Isolators (Click Here for Our Full Selection) |
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Wavelength Range |
365 - 385 nm (UV) |
390 - 700 nm (Visible) |
690 - 1080 nm (NIR) |
1064 nm (Nd:YAG) |
1110 - 2100 nm (IR) |
2.20 - 4.55 µm (MIR) |
Broadband |
Fiber Isolators |
Custom Isolators |
当社では近赤外の広帯域用途向けに2種類の光アイソレータをご用意しております。1つ目は広帯域波長可変アイソレータで、偏光素子の調整機能により、200 nm以上の中心波長のチューニングと330 nmまでの幅広い波長域での動作が可能になります。2つ目は固定式広帯域アイソレータ(IO-5BB-800-HP)で、アイソレーションが748~851 nmの波長範囲内でほぼ平坦な30 dBであるため、入力パルスの時間プロファイルを維持したい場合などに役立ちます。その他の仕様の詳細や波長ごとのアイソレーションのグラフについては「アイソレータの種類」タブをご覧ください。各アイソレータの筐体には、伝播の方向を示す矢印が記されています。
各アイソレータの筐体には、伝播の方向を示す矢印が記されています。またすべてのアイソレータの入射偏光子ならびに出射偏光子にはアライメントを示す刻印が付いています。
当社では光ファイバーシステム用アイソレータや可視~赤外波長用アイソレータ(セレクションガイドの表参照)もご用意しています。標準品の中にご用途に適したアイソレータが見つからない場合は、「カスタムアイソレータ」のタブをご参照いただき、特注の製品として発注していただくことも可能です。詳細は当社までお問い合わせください。当社はアイソレータの自社製造で25年以上の実績があり、ご希望の中心波長(365 nm~4.55 µm)にチューニングしたフリースペース用アイソレータをご提供可能です。垂直統合された製造施設により光アイソレータに使用されるファラデーローテータもご提供できます。ファラデーローテータは様々な種類の標準品を取り揃えており、またご要望に応じてカスタム仕様の製品もご提供可能です。
グラフの網掛け部分はアイソレータの中心波長調整範囲です。これらのアイソレータでは、中心波長のシフトにともない、アイソレーションと透過率の曲線もシフトします。グラフに網掛け部分のないアイソレータはチューニングができない製品です。なおこれらのグラフは理論値に基づいて作成されたもので、実際のアイソレーションや透過率の値は製造ユニットごとに異なることにご注意ください。
固定狭帯域アイソレータ
このアイソレータは設計波長で偏光回転角が45°になるように設定されています。偏光子は調整不可で、設計波長でアイソレーションが最大になるように設計されています。波長が変わるにつれてアイソレーションは低下します。グラフは代表的な特性を示しています。
- 固定型回転子、固定型偏光子
- 偏光依存型
- 小型で低価格
- チューニングなし
可変狭帯域アイソレータ
アイソレータは設計波長で偏光回転角が45°になるように設定されています。使用する波長を変え るとファラデ回転角も変わるので、アイソレーションが低下します。再度最大アイソレーションを得るには、出射側偏光子を再度「曲線の中心」になるように回転させます。この回転は順方向での透過損失を招きます。この損失は、使用波長と設計波長間の差に従って大きくなります。
- 固定型回転子、可変型偏光子
- 偏光依存型
- 汎用アイソレータ
可変広帯域アイソレータ
アイソレ―タは設計波長で偏光回転角が45°になるように設定されています。アイソレータ上には チューニングリングがあり、内部の磁石に挿入されて いるファラデ回転子の長さを調整します。使用する波長を変えるとファラデ回転角も変わるので、アイソレーションが低下します。最大アイソレーションは、回転角が 45°になるようにチューニングリングを調節することによって得ることができます。
- 可変型回転子、固定型偏光子
- 偏光依存型
- チューニングが簡単
- 可変狭帯域アイソレータよりも広いチューニング範囲
固定広帯域アイソレータ
45° のファラデ回転子は45°結晶石英回転子と組み合わされて、出力光では合計で90°になります。この回転子の材料は2つとも波長に依存するので平坦なアイ ソレーションが得られます。このアイソレータは設計帯域幅で動作する場合は、チューニングや調整を行なう必要がありません。
- 固定型回転子、固定型偏光子
- 偏光依存型
- 最大のアイソレーションバンド幅
- チューニングが不要
タンデム型アイソレータ
タンデム型アイソレータは、中央の1つの偏光子を共有する2つの直列のファラデ回転子で構成されています。2つの回転子が互い相殺しあうため、出力光の最終的な回転は0°になります。当社のタンデム型設計では、狭帯域で固定型または可変型のアイソレータとなっています。
- 最大60 dBのアイソレーション
- 偏光依存型
- 当社製品の中でもっとも高いアイソレーション
- 固定型または可変型
偏光子の種類、サイズおよび光パワー限界
当社では何種類かの偏光子の設計と製造を行っており、その偏光子は当社の様々なアイソレータで使用されています。設計特性の詳細は下記の通りです。アイソレータの型番の末尾の文字は、内部で使用されている偏光子の種類を示します。
Video Insight(How-To動画):アイソレータの調整方法
ファラデーアイソレータを適切に調整することで、光源からの光パワーを適切に透過させ、光源に向かって戻る反射光を効果的に抑えることができます。 このデモでは、動作波長範囲が510 nm~550 nmの偏光依存性を有するフリースペース型アイソレータIO-3-532-LP、ポスト用カラーR2T、520 nmのコリメート光を出力する直線偏光レーザPL201、パワーセンサS120C、パワーメータPM400を使用しています。
そのほかにも実験室でお使いいただけるヒント、工夫や方法などの動画がこちらからご覧いただけます。また、ウェビナーでは、当社製品を実用的かつ理論的にご紹介しています。
光アイソレータのチュートリアル
機能
光アイソレータはパッシブ型の磁気光学デバイスで、1方向にしか光を透過しません。 アイソレータの後方(下流)で生じる後方反射や信号から光源を保護するために使われます。 後方反射によって、レーザ光源の損傷や、モードホップや振幅変調、周波数シフトが生じる場合があります。 高パワーの用途では、後方反射が、光学系を不安定にし、出力スパイクを発生させる可能性があります。
光アイソレータの1方向性は、ファラデ 効果により実現されます。 1842年にMichael Faradayは、光が磁場にさらされたガラス(または別の材質)を透過すると、偏光面が回転するということを発見しました。 回転の向きは光の伝播方向ではなく、磁場の方位によって決まります。したがって回転は非相反的です。 回転量βはV x B x dで表されます。ここでV、B、dはそれぞれ下記のように定義されます。
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図1. ファラデーローテータの直線偏光への影響
ファラデ回転
β = V x B x d
V:ベルデ定数。光学物質の特性でradian/T • mで表される。
B:磁束密度でテスラで表される。
d:光学物質を通過する光路の長さで、mで表される。
光アイソレータは、入射側偏光子、マグネット付きファラデーローテータ、出射側偏光子から構成されます。 入射側偏光子は、直線偏光だけをファラデーローテータに透過するフィルタとして機能します ファラデ素子によって入射光の偏光面は45°回転させられて、その後に光はもう1つの直線偏光子から出射します。 そこで入射信号に対して出射光は45°回転していることになります。 逆方向では、ファラデ回転子は順方向においてと同じ方向に光の偏光面を回転し続けるので、光の偏光面は入射信号に対して 90°回転していることになります。 光の偏光面は、この時点で入射側偏光子の透過軸に対して垂直となり、光エネルギーは偏光子の種類によって反射または吸収されます。
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1段型の偏光依存型アイソレータ。逆方向に伝搬する光は、入力側偏光子によって遮断されます。
偏光依存型アイソレータ
順方向モード
この例では、入力側偏光子の軸は垂直です( 図2では0°)。 レーザ光は偏光に関係なく、入射偏光子に入ると直線偏光に切り出されます。 その後、ファラデーローテータによって、ロッドは偏光面 (POP)を同じ方向に45°回転させます。 最終的に、光は軸45°の出射側偏光子から出力されます。 そのため、光は45°のPOPでアイソレータを離れます。
2段型のアイソレータでは、出射側偏光子から出力された光がさらにファラデーローテータと偏光子を通るため、1段型のアイソレータよりもアイソレーションが高くなります。
逆方向モード
アイソレータを逆方向に進む光は最初に出射側偏光子に入ります。出射側偏光子により、光を入射側偏光子に対して45°の直線偏光に切り出されます。 この光がファラデーローテータのロッドに入るとロッドは偏光面(POP)を同じ方向に45°回転させるので、入射側偏光子に対して全部で90°回転することになり、光の偏光面はこの時点で入射側偏光子の透過軸に対して垂直なので、光は偏光子によって反射または吸収されます。
図3.1段型の偏光無依存型アイソレータ。 逆方向からの光は入力ポートには結合せず、筐体で散乱・吸収されます。
偏光無依存型ファイバーアイソレータ
順方向モード
偏光無依存型ファイバーアイソレータでは、入射光は複屈折性結晶によって2つに分岐します(図3参照)。 分岐した2本の光は、ファラデーローテータと1/2波長板によって偏光回転され、2つ目の複屈折性結晶により再結合されます。
2段型のアイソレータでは、1段型のアイソレータに加え、さらにファラデーローテータ、1/2波長板、複屈折性ビーム分離プリズムが追加されており、光はこれらの素子を通ってコリメートレンズに出射されるため、1段型のアイソレータよりもアイソレーションが高くなります。
逆方向モード
後方反射光などの逆方向から入力する光は、2つ目の複屈折性結晶に入射し、2本のビームに分岐します。 逆方向に進行する光では1/2波長板による偏光回転はファラデーローテータによる偏光回転により相殺されます。2本の光はいずれも、入射側の複屈折性ビーム分離プリズムから出力後、入力ポートに結合されず、アイソレータ筐体の壁に当たり散乱・吸収されます。これによって、逆方向からの光は入力側ファイバに伝搬しません。
一般情報
損傷閾値
当社のアイソレータは、市場に出ている従来のアイソレータと比べて高い透過率とアイソレーションを持っています。 さらに、25年の実績と5つの米国特許に裏打ちされ、同じ開口数の他社製品よりも小型で高性能な製品が揃っています。可視域からYAGレーザ波長までのアイソレータには、ファラデーローテータ 結晶としてTGG (テルビウムガリウムガーネット)を使用しています。TGGは光学品質、ベルデ定数、高出力レーザ耐力において極めて優れています。 当社のTGGアイソレーターロッドは、1064nmにおいての損傷閾値は15nsパルス(1.5GW/cm2)で22.5J/cm2、CWレーザで 20kW/cm2という試験結果となっています。 しかしながら、ビームのホットスポットによって引き起こされるレーザーパワーによる損傷に関しては当社が保証できないことにご留意ください。
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図4. アイソレータ IO-5-780-HP入射前と出射後のパルス分散測定値
磁石
アイソレータのサイズと性能を決定する時、磁石は主要な要素となります。 磁石のサイズは、磁場強度だけではなく機械的設計によっても左右されます。当社の磁石の多くは単品ではなく複数の部品を組み合わせたものです。 当社独自のモデリングシステムによって、サイズ、光路長、回転、磁場の均一性に影響を与える 多くのパラメータを最適化しています。 当社の米国特許4,856,878 には、複数のYAGレーザ用の大口径アイソレータで採用されている設計に関して説明されています。 これらのアイソレータのまわりには強力な磁場があるので、5cm以内に鉄や磁性体を近づけないようにしてください。
温度
磁石およびファラデーローテータは、温度に依存性があります。温度が上昇するにつれ、磁場強度とベルデ定数は減少します。 使用温度が室温との間に±10 °C以上差がある場合には、当社までご相談ください。
パルス分散
屈折率が1を超える材質内を、パルスが伝播するとパルス幅は拡がります。 この分散はパルス幅に反比例するため、超高速レーザではこの傾向が顕著になります。
τ: アイソレータ入射前のパルス幅
τ(z): アイソレータ出射後のパルス幅
例:
t = 197 fs results in t(z) = 306 fs (右写真)
t = 120 fs results in t(z) = 186 fs
カスタムアプリケーションサービス例
- レーザーヘッドアセンブリとの組み合わせ
- ファイバーカップリングデバイスとの組み合わせ
- パッケージの小型化
- フィルタとの統合
- 温度のアクティブ制御とモニタ
- フィードバックのためのモニタとの統合
- 環境条件
- ラベリング
- ITARに準拠した組立て
非標準のカスタム品
お客様のご要望に最大限にお応えするため、ご希望の多いフリースペース型とファイバーアイソレータを標準品としてご用意しております。現在では90種類を超えるアイソレータを標準品としてラインナップしています。当社ではさらに、開口サイズ、波長範囲、パッケージサイズ、偏光子の異なる非標準品のアイソレータもカスタム品としてご提供しております。また、特定の動作温度にチューニングしたアイソレータや、発熱素子や冷却素子とサーミスタを内蔵したアイソレータを製造することも可能です。 非標準品のアイソレータのお見積りにつきましては、下記フォームを当社に送信していただくか、または当社までご連絡ください。
アイソレータにつきましては、当社では長年カスタム対応を行っており、様々な組み込み製品、研究機関のご要望にお応えして製品をご提供してきた実績があり、特別な設計要求仕様に合わせた製品をお届けすることができます。さらに、カスタム仕様のアイソレータのご提供とは別に、お客様のご用途に合わせた様々なカスタムアプリケーションサービスもご提供しています(上のカスタムアプリケーションサービス例をご参照ください)。
Parameter | Range |
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Wavelength Range | From 365 - 4550 nma |
Aperture Sizes | Up to Ø15 mm |
Polarization Dependence | Dependent or Independent |
Max Powerb | Up to 2 GW/cm² |
Isolation | Up to 60 dB (Tandem Units) |
Operating Temperature | 10 - 70 °C |
フリースペース型アイソレータ
当社では標準品以外のフリースペース型アイソレータをニーズに柔軟に対応して製造しております。お客様のニーズに対応するため、当社の標準的な製品仕様に関しては、ほぼ全ての組み合わせで対応いたします。右の表には、ご提供可能な仕様の範囲が記載されています。
狭帯域波長と広帯域波長のいずれの製品仕様も選択可能です。製品のサイズは、必要とされる最大パワー値と開口サイズによって決まりますので、特別なご要望があれば、当社までお問い合わせください。
ファラデーローテータ
ファラデーローテータは、532 nm~1550 nmの中心波長でご用意しております。当社のアイソレータに内蔵されている部品と同じ製品で、入射偏光を45°回転させます。偏光回転角度や中心波長の異なるファラデーローテータをご希望の場合には当社までご連絡ください。
Parameter | Range |
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Wavelength Range | From 633 - 2050 nma |
Polarization Dependence | Dependent or Independent |
Max Powerb (Fiber to Free-Space) | 30 W |
Max Powerb (Fiber to Fiber) | 20 W |
Operating Temperature | 10 - 70 °C |
ファイバーアイソレータ
当社は、光学素子、ファイバ結合デバイスやアイソレータの経験を活かし、ファイバーアイソレータに関して、総合的なソリューションをご提供しています。広範囲の仕様をカバーするために、柔軟な製品設計を行なっています。現在は、1064 nm近辺の波長で、ファイバーアイソレータの最大パワー値を高める方向で設計・開発を進めています。またASEフィルタやタップを統合したモデルもご提供可能です。当社で対応可能な仕様の範囲については、右表をご参照ください。
多くの場合、ファイバの仕様がアイソレータの対応できる最大パワーを決定します。当社は組み込み製品、研究機関などで標準的なシングルモード、マルチモード、偏波保持(PM)ファイバ、ダブル、またはトリプルクラッドファイバに加え、10 µm~30 µmのLMAファイバやPM LMAファイバなど特殊なファイバの製造でもカスタム品の実績を積んでいます。下記のMore[+]をクリックすると、カスタムアイソレータに取り付け可能なファイバの種類をご覧いただけます。
波長633 nm以下でご利用の場合は、フリースペース型アイソレータをFiberBenchと組み合わせて、ファイバ結合コンポーネントを構成していただくことをお勧めしています。FiberBenchシステムは、良好な結合効率でフリースペース型光学素子を光ファイバーシステムとしてお使いいただけるように設計された小型ベンチタイプのモジュールです。ご要望に応じて、下の写真のように、アイソレータを2個の位置決めピンが付いた光学マウントに取り付けた状態でお届けすることも可能です。
当社では現在、光ファイバーアイソレータを可視領域まで拡張する開発に取り組んでいます。詳細については、当社までお問い合わせください。
カスタム仕様光ファイバーアイソレータ
カスタム仕様フリースペース型アイソレータ、波長633 nm以下
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スチール製の2本のピンをFiberBenchに差し込みます。
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マウント済みアイソレータ
Polarization Independent Fiber |
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Polarization Maintaining Fiber |
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受注オプション
下の表では、当社が過去に製造したアイソレータやローテータの特注品に関する情報を掲載しています。当社では製造したカスタム仕様アイソレータの部品のほとんどを在庫しています。 お見積りをご希望の場合には下記のNon-Stock Isolator Worksheetをご使用ください。
Adjustable Narrowband Isolators |
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Faraday Rotators |
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Fixed Narrowband Isolators |
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Fixed Broadband Isolators |
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カスタムフォーム
カスタム仕様のアイソレータのお見積りをご希望の場合は、下記を入力して送信するか、当社まで直接ご連絡ください。
Posted Comments: | |
Vladimir Zenin
 (posted 2022-06-24 12:12:54.1) Hello Thorlabs!
I am wondering, is it possible to use IO-5BB-800-HP in a reversed direction? I.e., as for now, it rotates by 90 degrees in total (45 by Faraday rotator and 45 by half waveplate). If I put in in a reversed way, and rotate both polarizer to be aligned to the laser polarization, it should let the light go through without rotating the polarization (Faraday rotation will be compensated by the half-wave plate). Do you know whether it will work in this way, and are there any drawbacks? Thank you in advance! cdolbashian
 (posted 2022-07-06 09:50:29.0) Thank you for reaching out to us Vladimir! I have reached out to you to get a clearer picture of what exactly you are trying to do. From our conversation, it seems like you want the HWP to pre-rotate the polarization state, so that after passing through Faraday rotator, the polarization state is the same as before the HWP; nominally using the HWP to cancel the effect of the Faraday rotator. Notably though, this only works in 1 direction, as the rotation directions will only be opposite unidirectionally, without also having to adjust the HWP. Vladimir Zenin
 (posted 2021-05-11 03:31:48.463) Hello Thorlabs, I have a tunable Ti:Sapphire laser (wavelength 700-1000 nm), and want to upgrade it with an isolator. I am wondering whether a fixed broadband isolator
IO-5BB-800-HP will work? From the graph you provide, the isolation curve is quite flat, but I rather worry about transmission, which drops fast beyond the plot wavelength range. Do you have data (predictions) about performance of this isolator in 700-1000 nm wavelength range? Or do you recommend to order a custom (or tunable) isolator? Thank you in advance! YLohia
 (posted 2021-05-13 11:02:20.0) Hello, I have reached out to you with theoretical extended range data directly. Kay Schaarschmidt
 (posted 2019-10-02 16:10:23.767) Dear Sir or Madame,
I would like to know how much spectral Phase a pulse will aquire within the spectral Operation range of the IO-5BB-800-HP.
We are running a sub 20 fs laser System and I would like to estimate how much chirp will be acquired due to an Isolator.
Best regards,
Kay YLohia
 (posted 2019-10-29 08:38:36.0) Hello Kay, thank you for contacting Thorlabs. The pulse will broaden according to the "Pulse Dispersion" section of the "Isolator Tutorial" tab on this page. We will reach out to you directly with more information. |
下のセレクションガイドは、当社のフリースペース型アイソレータの全ての製品が掲載されています。波長域ごとの該当製品や仕様、アイソレータの種類についての詳細は、下のカラーバーをクリックするとご覧いただけます。なお、当社ではファイバーアイソレータやカスタムアイソレータもご提供しております。
- >200 nmの波長範囲で中心波長が調整可能
- 広帯域固定式アイソレータより高いアイソレーションと透過率を実現
当社の広帯域波長可変アイソレータは、200 nm以上の幅広い波長範囲においてピークアイソレーションが得られるよう、中心波長をチューニングします。広帯域固定式アイソレータ(下記参照)よりも高いアイソレーションと透過率をもたらしますが、中心波長を設定後の動作波長範囲は固定式よりも狭くなります。カスタム仕様の広帯域波長可変アイソレータも ご提供可能です。詳細は当社までお問い合わせください。
Click Image for Details | |
Item # | IO-5BB-800-HPa |
Type | Fixed Broadband |
Center Wavelength | 800 nm |
Tuning Range | N/A |
Operating Range | 748 - 851 nm |
Transmission | 88% |
Isolation | 30 dB (Min) |
Performance Graph (Click for Details) | |
Max Beam Diameterb | 4.5 mm |
Max Powerc | 35 W |
Max Power Density | 500 W/cm2 |
Compatible Mounting Adaptersd | CP36 SM1RCe (SM1RC/M) SM1TC SM2A21 |
- 約100 nmの広い波長範囲において平坦なアイソレーションならびに透過率
- 調整が不要
当社の広帯域アイソレータは、中心波長が800 nmで約100 nmの幅広い動作範囲をもたらします。アイソレータのこの幅広い範囲に渡る平坦なアイソレーションと透過率は、短パルスレーザの時間波形の維持に役立ちます。このアイソレータの中心波長は固定式で、チューニングや調整は必要ありません。カスタム仕様の広帯域アイソレータもご提供可能です。詳細は当社までお問い合わせください。
こちらのアダプタは、当社の光アイソレータをSM2レンズチューブ、30 mmケージシステム、またはØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストに取り付ける際に使用いただけます。