走査レンズ用取付けアダプター
- Mounting Brackets for Integrating Scan Lenses with 2D Galvo Mirror Systems
- Mounting Adapters Lens Tube, Cage System, or Optical Rail Compatibility
GAS012
Galvo Mirror Mounting Bracket
FTHA1
FTHA2
F-Theta Scan Lens Adapters for 60 mm Cage Systems or
Ø3" Lens Tubes
GCM102 Galvo Mounting Adapter with Attached LSM02 Scan lens Mounted on a Ø1/2" Post
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当社では、走査レンズをレンズチューブおよびケージシステムに接続するための機械式アダプタを3種類ご用意しております。
取付けブラケットGAS012を用いると、Fシータ(FΘ)走査レンズや、テレセントリック走査レンズLSM05を大径ビームガルバノミラーシステムと組み合わせて使用することができます。 このブラケットはレンズをガルバノミラーから適切な距離に取り付けるのに有用であり、また入力ビームとSM1レンズチューブや30 mmケージシステムとのインターフェイスを提供します。
取付けアダプタGCM102/Mは、テレセントリック走査レンズに加えて、2軸小径ビームガルバノミラーシステムをしっかりと固定できる設計となっています。ガルバノシステムや走査レンズをこのマウントに取り付けると、下の写真のようにポスト、30 mmケージシステム、あるいは66 mm光学レールキャリッジに取り付けることができます。
また、Fシータ(FΘ)走査レンズFTH100-1064、FTH160-1064、FTH254-1064を60 mmケージシステムまたはSM3レンズチューブに取り付けるためのアダプタもご用意しております。M39x1.0内ネジ&SM2外ネジ付きアダプタSM2A29を用いて、FΘレンズFTH160-1064-M39をSM2レンズチューブに取り付けることもできます。
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- Fシータ(Θ)走査レンズならびにテレセントリック走査レンズLSM05を大径ビーム用ガルバノミラーシステムに取り付けるブラケット
- 取外し可能な光入力プレートは30 mmケージシステムならびにSM1ネジシリーズ製品に対応
- 走査レンズの取付けにはネジアダプタが別途必要
- ミリ規格、インチ規格両方のブレッドボードならびに光学テーブルに取付け可能
取付けブラケットGAS012によりFシータ(Θ)走査レンズFTH100-1064、FTH160-1064、FTH254-1064、FTH160-1064-M39や、テレセントリック走査レンズLSM05とガルバノメーターミラーペアを一緒に組み込むことができます。 出来上がったアセンブリは、光学テーブルやブレッドボード上の光学システムに組み込むことも可能です。 取付けブラケットGAS012を使用して走査レンズを取り付けるためには別途ネジアダプタ(下表に掲載)のご購入が必要です。 このブラケットによりレンズを2枚目のガルバノミラーに対して適した距離に置くことができます。
光入力ポートはSM1ネジ加工付きの穴と4個のØ6 mmケージロッド用のネジ穴があるプレートで、それぞれØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブと30 mmケージシステムに対応しています。 取付けブラケットGAS012の底部にある取付け面には、12.6 mm間隔の8個のM4貫通穴、および25.2 mm間隔の9個のM6貫通穴があるので、ミリ規格およびインチ規格両方のブレッドボードや光学テーブルに取付け可能となっております。 取付け時、ガルバノミラーペアGVS012/Mは直接底面に載せない構成のため、すべての貫通穴を光学テーブルまたはブレッドボードへの取付けに使用することができます。
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GCM102(/M)の図面
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入力ポートから入射し、2枚のガルバノミラーで反射されて、SM2ネジ付き出力ポートから出射されるビームの経路
- 2次元ガルバノシステムのポスト、30 mmケージシステム、または66 mmレールキャリッジへの取り付け
- 入力ポートはSM05内ネジならびにSM1内ネジ付き
- 出力ポートはSM2内ネジ付き
- 当社の走査レンズのラインナップに対応(対応する走査レンズについては下の表をご覧ください)
GCM102/Mには、全ての2軸小径ビームガルバノミラーシステムを取り付けることができます。ガルバノシステムをこのマウントに取り付けると、下の写真のようにポスト、30 mmケージシステム、あるいは66 mm光学レールキャリッジに取り付けることができます。
マウントのSM2内ネジ付きの出力ポートには、適切なアダプタを使用することで、走査レンズをガルバノミラーから適切な走査距離の位置に取り付けることが可能です。詳細については下の表をご覧ください。入力ポートにはSM05内ネジならびにSM1内ネジが付いており、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)とØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブが直接取り付けられます。さらに入力ポートの周りにある4つの#4-40タップ穴により 30 mmケージシステムに取り付け可能です。 各ポートに当社のレンズチューブ、ポート用プラグ、そして走査レンズを組み合わせた場合、システム全体が遮光されます。入力ポートと出力ポートの中心は、それぞれX軸とY軸のガルバノミラーの位置にきます。このように入力光と出力光は異なる平面内にあることにご留意ください。
マウントの底部にはM6タップ穴が2つ、M4タップ穴が3つ、そしてM3タップ穴が2つあります。各取付け穴は下の写真のように、ポストクランプアダプタC1511(/M)とC1545(/M)、Ø12 mm、Ø12.7 mm、Ø25 mm、Ø38 mm(Ø1.5インチ)ポスト、そしてレールキャリッジXT66P2(/M)ならびにXT66RCを取り付けられるよう配置されています。 様々な取付けオプションの詳細についてはマニュアルのセクション3.3をご覧ください。
X軸とY軸のガルバノミラーはユニット側面ならびに背面の2つの貫通穴を用いて取り付けます。付属の2 mm六角レンチでフレクシャークランプを動かして、ガルバノミラーの位置を固定します。取り付けに際しては、ミラーの上にあるSM05ネジ付きのビューポートをご利用できます。また、フレクシャークランプへのアクセスにはM6貫通穴2つを利用します。GCM102/Mの上面にあるSM05ネジポートとM6貫通穴は、それぞれプラグSM05PLとM6止めネジ(セットスクリュ)を取付けることで、システムの遮光を維持できます。ガルバノミラーの取り付け方法の詳細はマニュアルのセクション3.1をご覧ください。
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走査レンズLSM02を付けて、66 mmレールに取り付けたGCM102(/M)
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走査レンズCLS-SLを付けて、Ø38 mm(Ø1.5インチ)ポストに取り付けたGCM102(/M)
Scan Lens Compatibilitya | |||
---|---|---|---|
Item # | Scanning Distanceb | Lens Mounting Thread | Required Adapterb |
LSM02(-BB) | 16.1 mm ± 5 mm | External M25 x 0.75 | GCMA1 |
LSM54-850 | 17.8 mm ± 7.5 mm | SM2A33 | |
LSM54-1050 | |||
LSM54-1310 | |||
LSM03(-BB) | 18.9 mm ± 5 mm | GCMA1c | |
LSM04(-BB) | |||
LSM03-VIS | 29.0 mm ± 5 mm | SM2A33 and SM2L03 | |
SL50-CLS2 | 37.8 ± 4 mm | External SM30 (M30.5 x 0.5) | SM2A11 and SM2V05 |
SL50-2P2 | |||
LSM05(-BB) | 75.5 mm ± 5 mm | External SM2 (2.035"-40) | SM2L20 |
CLS-SL | 58 ± 6 mm | SM2L05 and SM2V05 |
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Fシータ(FΘ)レンズFTH100-1064をØ75 mm~Ø76.2 mm(Ø3インチ)レンズチューブに取り付け。アダプタFTHA1、ポスト取り付け用アダプタSM3TC、台座付きピラーポストを使用。
- Fシータ(FΘ)レンズFTH100-1064、FTH160-1064、FTH254-1064をØ75 mm~Ø76.2 mm(Ø3インチ)レンズチューブまたは 60 mmケージシステムに組み込み可能
- Fシータ(FΘ)レンズFTH160-1064-M39をØ50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブに組み込み可能
こちらの取付けアダプタにより、当社のFシータ(FΘ)走査レンズをレンズチューブシステムに取り付けることができます。アダプタSM2A29にはSM2外ネジが付いていて、当社のSM2レンズチューブ付きFシータ(FΘ)レンズFTH160-1064-M39に取り付けられます。アダプタFTHA1ならびにFTHA2にはØ6 mmケージロッド用の取り付け穴が4つあり、60 mmケージシステムに組み込みが可能です。またSM3内ネジによりØ75 mm~Ø76.2 mm(Ø3インチ)レンズチューブにも取り付けができます。部品同士がぶつかるため、60 mmケージシステムとØ75 mm~Ø76.2 mm(Ø3インチ)レンズチューブは同時に使用することはできません。互換性については下の表をご参照ください。
Adapter Item # | FTHA1 | FTHA2 | SM2A29 |
---|---|---|---|
Compatible Scan Lens | FTH100-1064 FTH160-1064 | FTH254-1064 | FTH160-1064-M39 |
Mounting Compatibility | 60 mm Cage Systems Ø3" Lens Tubes | Ø2" Lens Tubes |
注: M85 x 1.0ネジのFシータ(FΘ)のレンズは大きいため、ケージシステムまたはレンズチューブで支え、支柱とレンズの間距離をできるだけ短くすることをお勧めします。例として右の写真をご覧ください。
アセンブリ図
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アダプタFTHA1に取り付けたFシータ(FΘ)レンズFTH100-1064
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アダプタFTHA1に取り付けたFシータ(FΘ)レンズFTH160-1064
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アダプタFTHA2に取り付けたFシータ(FΘ)レンズFTH254-1064
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アダプタSM2A29に取り付けたFシータ(FΘ)レンズFTH160-1064-M39