アーク放電型融着接続機(スプライサ)、持ち運び可能

Splice Optical Fibers with Cladding Diameters Up to 150 µm
Automated Fiber Inspection, Alignment, & Splicing
Manual Cleavers and Transfer Clips Included

ARC150

Arc Fusion Splicer
with Cleavers & Clips

Cleaver for Fiber with
Ø80 µm Cladding

Cleaver for Fiber with
Ø125 µm Cladding

FHC165

Clips for 160 µm Buffered Fiber

FHC250

Clips for 250 µm Buffered Fiber

FHC900

Clips for 900 µm Buffered Fiber

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概要
Specs
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特長

クラッド径150 µmまでの標準的な石英ファイバを融着接続
- 通信およびデータ通信に適したARC融着接続機
- カスタム仕様の融着および加熱プロファイルを保存、融着接続結果の保存が可能
持ち運び可能な小型融着接続機、バッテリ(取外し可能)、ショルダーストラップ、キャリーケース付き
ファイバの自動クリーブ検査、アライメント、および融着接続
キットには、クリーバと移動クリップのセットが付属(クラッド径Ø80 µmとØ125 µmのファイバ用)
スプライス保護スリーブ用のヒータが内蔵
小型: 164.4 mm x 155.7 mm x 144.4 mm (L x H x W)

持ち運びが可能なアーク放電型の融着接続機ARC150は、融着接続と手動クリーブ(スクライブ&ベンド)の機能が一体化された持ち運び可能な装置です。こちらのキットは一般的なファイバの融着接続だけではなく、現場での通信およびデータコムの用途にも適しています。

手動クリーバ
手動クリーバは2つ付属しています。スクライブ＆ベンド方式用のスライド式ブレードにより操作はシンプルです。ブレードの筐体はクリーバのカバーが開いたら自動的に元の位置に戻ります。また円形のブレードを回転させると新しい未使用の切断刀部分が現れるので、48,000回のクリーブが可能です。ファイバの切断ゴミを収集するための取外し可能な廃棄箱が付属します。ファイバはハンドヘルド型の移動クリップにセットするか、クリーバ内に直接ファイバを置くこともできます。クリーブ後のファイバはクリップごとスプライサに移動することができます。

移動クリップ
移動はクリップは、クラッド径がØ80 µm、バッファ/コーティング径がØ170 µmのファイバと、クラッド径がØ125 µm、バッファ/コーティング径がØ250 µmまたはØ900 µmのファイバ用に3セット付属しています。各クリップは、クリーブするファイバを磁石で保持し、そして突き出ているファイバの長さを適切に維持しながらクリーブ後のファイバを確実にスプライサに移します。交換用クリップは別売りでもご用意しています(下記参照)。

アーク放電型融着接続機
アーク放電型の融着接続機は、自動ファイバ検査、アライメント、そして融着接続機能を備えており、クラッド径Ø80～Ø125 µmファイバの融着接続用に設計されています。筐体のタッチパネルとボタンのコントローラは、融着接続モード、加熱モード、結果の保存、自動校正手順にアクセス可能です。LED照明付きの2台のカメラでXYイメージングが可能で、5インチのスイベル式LCDタッチパネルで500倍の倍率でモニタできます。ピボット付きのカバーが融着接続用部品を風から保護し、スプライサの電極棒の後ろにある内蔵のヒータにより融着接続後のファイバに熱収縮を適用できます。交換用クリップは別売りでもご用意しています(下記参照)。

プリセットモードと結果の保存
融着接続機には予め設定済みのスプライスモードが41個入っています。最大100個のモードまで保存が可能です。各スプライスモードには、クリーニングおよびスプライス段階での相対アークパワーと持続時間のパラメータが含まれています。また、熱収縮スリーブ用の温度と時間のヒータ用のプリセット5個も含まれており、最大50のモードを保存できます。融着接続の結果はデバイスにも保存可能です。最大20,000の記録と200の画像が保存できます。

ARC150 Arc Fusion Splicer
Applicable Fibers	SM (ITU-T G.652 & G.657), MM (ITU-T G.651), DS (ITU-T G.653), NZDS (ITU-T G.655)
Compatible Fiber Cladding	80 - 150 µm
Coating Diameter	0.125 - 1 mm
Fusion Method	Arc Fusion
Cleaved Length	8 - 16 mm
Splicing Modes	41 Presets with Storage for up to 100 Modes
Typical Splice Loss	SM: 0.02 dB; MM: 0.01 dB; DS: 0.04 dB; NZDS: 0.04 dB (Measured According to ITU-T Cutting Standard)
Return Loss	≥60 dB
Illumination	3 LED Lights
Splicing Time	SM Fast Mode: 6 - 9 seconds
Splice Loss Estimation	Via Fiber Imaging
Splicing Length	20 - 60 mm
Sleeve Heater Modes	5 Presets for 20 mm, 30 mm, 40 mm, 50 mm, and 60 mm Long Heat Shrink Tubing; Up to 50 Heating Modes Can Be Stored
Sleeve Heater Time	20 - 900 seconds; Typical Heating Time is 30 seconds
Result Storage	20000 Records with 200 Images
Pull Test	1.5 - 2.0 N
Display	5" Color Display with Touch Screen, 800 x 480 Pixel Resolution
Imaging	Perpendicular and Bi-Directional Views
Fiber View & Magnification	X, Y, X/Y, 500X
Automatic Calibration	Automatic Arc Calibration by Air Pressure and Temperature
No. of Cycles per Charge	>250 Splice and Heat Cycles (Typ.)
Electrode Life	3000 Discharges
Data Connection (Service Only)	Mini USB 2.0
Physical
Size (L x H x W)	164.4 mm x 155.7 mm x 144.4 mm (Including Rubber Bumper)
Weight	Splicer: 2.58 kg (Including Battery and Rubber Bumper) Battery: 0.38 kg; Rubber Bumper: 0.37 kg
Power	Universal Input: 100 - 240 VAC; Output: 12 - 15 VDC
Battery Capacity	5200 mAh
Environmental
Operating Temperature Range	10 to 50 °C
Operating Altitude Range	From Sea Level to 5000 m
Operating Humidity Range	0 to 95% Non Condensing
Storage Temperature Range	Splicer: -40 to 80 °C; Battery: -20 to 30 °C
Storage Humidity Range	0 to 95% Non Condensing

Posted Comments:

Michele Epis (posted 2024-01-05 10:11:08.39)

Hi, is the ARC150 suitable for splicing 105/125 fibers which carry 10W of optical power? Or it is only suitable for telecom applications?

jpolaris (posted 2024-01-08 07:13:00.0)

Thank you for contacting Thorlabs. The typical splice losses (measured according to ITU-T cutting standard) are as follows: SM: 0.02 dB; MM: 0.01 dB; DS: 0.04 dB; NZDS: 0.04 dB. In the multimode case of 0.01 dB, this equates to 99.77% efficiency (0.23% loss). This loss is translated into heat depending on the method used to protect the splice, which is a decision left up to the user. We would not be able to confidently evaluate if the heat generated in your application would become an issue in the general case. ARC150 is not strictly limited to telecom applications.

アーク放電型融着接続機(スプライサ)、持ち運び可能

ズーム

製品構成

持ち運び可能な融着接続機、キャリーストラップ、電極棒ARC150ELが2セット
「クリーバCLV150」の刻印付き(Ø250 µmバッファ付きファイバ用クリップFHC250、またはØ900 µmバッファ付きファイバ用クリップFHC900向け)
「クリーバCLV100」の刻印付き(Ø170 µmバッファ付きファイバ用クリップFHC165向け)
ファイバークリップセット: FHC165、FHC250、FHC900
ストリッパツール: Ø900 µmバッファ用
ストリッパツール: クラッド径Ø125 µmのファイバのØ250 µmコーティング用
金属製熱収縮スリーブトレイ
バッテリ用のチャージャー
ケース、キャリーストラップ、取外し可能な部品棚、鍵付き
ピンセットTZ1
溶剤用ボトル
クリーニング用ブラシ
スクリュードライバ

アクセサリ(オプション)

スプライススリーブ
交換用電極棒(別売り、下記参照)
追加用ファイバークリップ(別売り、下記参照)
交換用クリーバーブレード(別売り、下記参照)

クラッド径80 µm～150 µmのファイバを融着
XYイメージング、ファイバの自動検査＆アライメント
手動クリーバ、シンプルなボタン操作と自動戻り機構
クリーブ後のファイバを一貫して位置決めする移動クリップ
持ち運び用キャリーストラップとケース

アーク放電型融着接続機キットARC150は、クラッド径80～150 µmのファイバにアーク放電融着の技術を用いて光ファイバを融着接続します。このスプライサは、ファイバの自動アライメントや検査、そしてXYイメージングでの融着接続の機能があります。内蔵のヒータにより、熱収縮スリーブも対応可能なため、融着接続部を強化できます。付属のストリッパツール、手動クリーバ、そして移動クリップは、様々なファイバのサイズに対応しています(詳細は右の表をご覧ください)。

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ファイバホールド用クリップと被覆除去後のファイバが取り付けられて、クリーブの準備が整った状態

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ファイバホールド用クリップとクリーブ済みのファイバが取り付けられて、融着接続の準備が整ったARC150

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SMF-28ファイバを融着接続後の検査画面

交換用部品

ズーム

交換用電極棒、アーク放電型融着接続機ARC150用、放電回数3000回(典型値)
交換用ファイバークリップ、アーク放電型融着接続機ARC150用(独立型クリーバCLV150にも対応)
- クリップFHC165、クラッド径がØ80 µm、コーティング/バッファ径Ø170 µmのファイバに対応
- クリップFHC250、クラッド径がØ125 µm、コーティング/バッファ径Ø250 µm のファイバに対応
- FHC900、クラッド径がØ125 µm、コーティング/バッファ径Ø900 µm のファイバに対応
交換用ブレード、融着接続機ARC150に付属する手動クリーバ用

電極棒セットARC150EL、ファイバクリップFHCシリーズ、そしてクリーバ用ブレードは融着接続機キットARC150の交換用部品か追加部品としてご使用いただけます。ファイバークリップとクリーバーブレードCLVBは独立型ファイバークリーバCLV150にも対応します。移動クリップを使用するには、まずクリーバに取り付けられているクリップを取り外す必要があります。