USB HIDジョイスティック

Hand-Operated Joysticks for Control of Up to Four Separate Channels
USB HID (Human Interface Device) Configurable for General Applications
Compatible with Piezo, Brushless DC Servo, or Stepper Motor Controllers

MCMK3

3-Knob Joystick

MJC2

2-Axis Joystick

MCMK4

4-Axis Joystick

Please Wait

概要
仕様
MCMシリーズソフトウェア
Feedback

Feature Comparison of USB HID Joysticks
Item #	MJC1	MJC2	MJC3	MCMJ1	MCMK1	MCMK4	MCMK3
Number of Axes Supported	1	2	3	2	1	4	3
Axis Control Via Encoder Knobs		-	-	-
Axis Control Via Joystick	-				-	-	-
Speed Dial for Sensitivity Adjustment				-	-	-
Toggle Switch for Fast or High-Precision Movement						-	-
Magnetic Coupling Between Joysticks^a	-	-	-				-
Programmable LED Push-Button for Each Axis^b	-	-	-

これらのジョイスティックには磁石が付いており、それらを並べて顕微鏡用コンソール(下の画像参照)の構築ができます。
これらのLEDは軸からのフィードバック情報を表示するようにプログラムできます。

特長

標準的なUSB HIDプロトコルを使用したジョイスティック
4種類のフォームファクタ、7種類のジョイスティック
- 1軸制御用のエンコーダーノブが1つのタイプ
- 2軸または3軸制御用のジョイスティックノブが1つのタイプ
- 最大3軸までの制御が可能な3つのノブが付いたボックスタイプ
- 最大4軸までの制御が可能な4つエンコーダーノブが付いたタイプ
感度調整用の速度ダイヤルまたはトグルスイッチ付き

当社のUSB HIDジョイスティックは、USB HID(Human Interface Device)クラスの転送方式を使用しており、様々なデバイスを直感的に手動制御できるように設計されています。各ジョイスティックには少なくとも1つのノブと1つのプッシュボタンが付いており、それらの設定をカスタマイズして、さまざまなパラメータを個別に制御したり、あるいは互いに連携して制御したりすることができます。一般的な用途向けのUSB HID入力レポートを含むジョイスティックの設定方法については、型番横の赤い資料アイコン( Docs Icon )をクリックしてマニュアルをご覧ください。電源要件、接続、ジョイスティック筐体の寸法に関する情報は「仕様」タブをご覧ください。

MJCxシリーズジョイスティック
ジョイスティックMJC1には1つのエンコーダーノブが付いており、ノブを回す速度に応じて1チャンネルの制御ができます。一方、ジョイスティックMJC2およびMJC3には、それぞれ2チャンネルおよび3チャンネルを制御できるノブが付いています。Speedと表示されたダイヤルがノブまたはジョイスティックの左側にあり、これは各デバイスの動作感度の微調整のほかに、追加の軸としても使用可能です。各ジョイスティックにはノブの右側にプッシュボタンスイッチがあり、それでジョイスティックの高速動作と高精度動作の切り替えができます。また、ユーザがその機能を設定することもできます。ジョイスティックにはPC接続用のUSB 3.1 Type A - Type Cケーブルが1本付属します。ジョイスティックMJC1にはBPC30xシリーズのベンチトップ型ピエゾコントローラをご使用いただけます。一方、MJC2およびMJC3にはベンチトップ型ブラシレスDCサーボコントローラ、ラックマウント型ブラシレスDCコントローラ、およびステッピングモータ用コントローラをご使用いただけます。

A microscopy console constructed using the MCMK1, MCMK4, and MCMJ1 joysticks.

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MCMシリーズのジョイススティックは、磁石で結合させて顕微鏡用コンソールを構築できます。

MCMシリーズジョイスティック
ジョイスティックMCMJ1は、USBケーブルの付いた手動操作用ジョイスティックボックスです。一方、MCMK1、MCMK3、およびMCMK4は、ノブがそれぞれ1つ、3つ、または4つ付いた手動操作用ジョイスティックボックスです。これらのジョイスティックには各軸にLEDプッシュボタンが付いており、それらのLEDには各軸の状態をフィードバックするようにプログラムすることができます。プッシュボタンには様々な機能を設定できます。対応するノブや軸のEnable/Disableスイッチとしてだけでなく、他の目的のための独立した制御用として使用することもできます。例えばLEDをステータスインジケータとして点灯させたり、使用中であればLEDの明るさでそれを表示したりすることも可能です。ジョイスティックMCMJ1とMCMK1には、ジョイスティックの感度を2つの状態間で切り替えるためのトグルスイッチがあり、ジョイスティックMCMK3には、上面にエンコーダーノブの速度を調整するためのスピードダイヤルがあります。さらにジョイスティックMCMK4の2つのプッシュボタンは、グローバル無効化ボタンや第5軸使用の切り替えスイッチとして、あるいはユーザが定義する他の機能用としてご使用いただけます。ジョイスティックMCMJ1、MCMK1、MCMK4にはジョイスティック同士を結合させるための磁石が内蔵されており、ジョイスティックを組み合わせて結合することで顕微鏡用コンソールを構築できます(右写真参照)。

ジョイスティックMCMK3は、顕微鏡用3軸コントローラMCM301のほか、ORIC^®シリーズピエゾ慣性ステージ用コントローラPDXCおよびPDXC2にも対応します。ジョイスティックMCMK3と顕微鏡用小型コントローラのノブボックスは同じ形状をしていますが、コントローラMCM301に直接接続できるのはMCMK3だけです。MCM301は3チャンネルのコントローラで、1台のジョイスティックで同時に3台までのステージを制御できます。コントローラPDXCを用いると、複数のステージを各ジョイスティックチャンネルに割り当てたり、デイジーチェーンモードで同時に操作したりすることが可能です。コントローラPDXC2でジョイスティック操作ができるのは1チャンネルですが、開ループモードと閉ループモードのどちらでも操作できます。

MCMシリーズジョイスティックのHID入出力レポートのトラブルシューティングや試験は、「MCMシリーズ用ソフトウェア」タブからThorlabs Joystick Test Utilityをダウンロードすれば、そのビジュアルインターフェイスを用いて行うことができます。そのタブにはPCのシステム要件も記載されています。

Item #	MJC1	MJC2 and MJC3	MCMK3
Compatible Controllers^a	BPC301, BPC303 Benchtop Piezo Controllers	BBD30x Series Benchtop Brushless DC Servo Controllers RBD201 Rack-Mounted Brushless DC Servo Controller BSC20x Series Stepper Motor Controllers	MCM301 3-Axis Controller for Microscopy PDXC, PDXC2 Piezo Inertia Stage Controllers

これらのコントローラに関連したソフトウェアは、それぞれのジョイスティックを直接認識できます。このページでご紹介しているジョイスティックはすべてUSB HIDプロトコルを使用しているため、上記のコントローラやUSB入力を使用するその他のユニットを用いたカスタムシステムでも使用することができます。

Item #	MJC1, MJC2, and MJC3
Specifications
USB	USB 1.1 Using a USB Type-C Connector
Resolution of Joysticks/Encoders	8 Bits
Input Power Requirements
Voltage	5 VDC (USB)
Current	< 100 mA
General
Thorlabs Controller Connection	Mini-DIN or USB C
Computer Connection	USB Type-A Connector
Housing Dimensions^a (W x D x H)	134.9 mm x 230.5 mm x 52.6 mm (5.31" x 9.07" x 2.07")

ジョイスティックやエンコーダーノブの高さは含まれません。

Item #	MCMJ1	MCMK1	MCMK4	MCMK3
HID Specifications
Reporting Controller Features - HID In	1 Encoder Joystick for 2 Unique Axis Controls, 2 RGB LED Push-Buttons, and 1 Toggle Switch	1 Rotating Encoder Knob for 1 Unique Axis Control, 1 RGB LED Push-Button, and 1 Toggle Switch	4 Rotating Encoder Knobs for 4 Unique Axis Controls, 4 RGB LED Push-Buttons, and 2 Red/Green Push-Buttons	3 Unique Axis Controls, 3 Push-Buttons with Embedded Green LEDs
Joystick/Encoder Knob Bit Resolution	10 Bits
Rotating Encoder Knob Encoder Resolution	-	0.35°
Input Power Requirements
Voltage	5 VDC (USB)
Current	< 150 mA	< 100 mA	< 150 mA	50 mA (Avg.), 100 mA (Max)
General
Computer Connection	USB 2.0
Housing Dimensions (W x D x H)	126.8 mm x 139.0 mm x 119.4 mm (4.99" x 5.47" x 4.70")	126.8 mm x 139.0 mm x 69.2 mm (4.99" x 5.47" x 2.72")	260.2 mm x 163.0 mm x 70.6 mm (10.24" x 6.42" x 2.78")	128.1 mm x 150.3 mm x 80.4 mm (5.04" x 5.92" x 3.17")

ソフトウェア

バージョン2.0 (2024年6月12日)

このソフトウェアパッケージにはThorlabs Joystick Test Utilityが含まれています。これを用いると、MCMシリーズジョイスティックのHID入出力レポートを検証するためのビジュアルインターフェイスをご利用いただけます。

Minimum Computer Requirements
Operating System	Windows 10 64-bit (or later)
Other Software	Microsoft .NET 4.8 (or later) Microsoft .NET Desktop Runtime 6.0
USB Version	USB 2.0

MCMシリーズUSB HIDジョイスティック用ソフトウェア

当社ではMCMK1、MCMK3、MCMK4、MCMJ1を含む、MCMシリーズジョイスティック用のソフトウェアツールを提供しています。ソフトウェアのダウンロードページには、Thorlabs Joystick Test UtilityおよびThorlabs Firmware Update Utilityへのリンクがございます。Joystick Test Utilityは、MCMシリーズジョイスティックコントローラのトラブルシューティングと、HID入出力レポート機能の評価にご使用いただけます。Firmware Update Utilityは、MCMシリーズジョイスティックのファームウェアのアップデートにご使用いただけます。このソフトウェアを動作させるためのPCのシステム要件については右表をご覧ください。

Posted Comments:

Nelson Pinto (posted 2024-09-30 17:16:53.733)

This is more of a suggestion than any issue. When using MJC3 with Kinesis software to control different groups of devices (eg: several M30XY), it is necessary to have different mappings for each "group" of movements. I suggest having a button on the interface, allowing the fast switching of mappings, instead of having to open the "input" menu and change them separately. Also, on version 1.14.50 (have not tested in any other version) it is not possible to use two MJC3 on Kinesis software since it only recognizes one joystick at a time (the last plugged one).

do'neill (posted 2024-10-04 04:42:56.0)

Thank you for your feedback. I have passed these suggestions on to our engineering teams to look into. I will reach out to you directly to iscuss your application.

Chad Brubaker (posted 2024-02-16 12:08:31.54)

Is is mentioned that these are compatible with DC and Stepper Motor Controllers. Does this only apply to the linked items, or does this also include the K-Cube controllers (KST201, KDC101)? I am setting up a 6-axis motion system (XYZ, RPY) utilizing 4 ZFSXXB, 1 PDR1C, and one PRMTZ8 rotary. An MJC3 next to an MCMK3 would make for a very intuitive control scheme.

cdolbashian (posted 2024-03-05 02:58:37.0)

Thank you for reaching out to us with this inquiry. Unfortunately your suspicion is indeed true. These joysticks are only compatible with the listed components. I have, however, suggested that we expand the compatibility by requesting as much to our software teams internally.

1軸 USB HIDジョイスティック

ズーム

USB HIDプロトコルを使用した信頼性の高いジョイスティック
エンコーダーノブを介した1軸制御
高速動作または高精度動作の2種類のモード
感度調整のための速度ダイヤル
リモート手動操作が可能
PCを用いて再プログラム可能
人間工学に基づいた設計

ジョイスティックMJC1は、ピエゾアクチュエータを使用した様々なステージを、手動で直感的に位置決めできるように設計されています。このジョイスティックには、1軸制御用のエンコーダーノブ、高速動作と高精度動作を切り替えるためのプッシュボタン、および速度制御を微調整するための速度ダイヤルが付いています。ほとんどの用途では、対応するコントローラにデフォルト値として保存されているパラメータ設定のままでご利用いただくことができ、それ以上のセットアップ作業は必要ありません。従って、ホストPCに接続する必要もなく、真のリモート操作が実現できます。さらにPCを使用してパラメータを再設定したときも、それをペアリングしたコントローラに保存できるため、PCとの接続を外してもリモート操作を継続できます。

ジョイスティックMJC1は、当社のBPC30xシリーズベンチトップ型ピエゾコントローラに対応しています。これらのコントローラやUSB HIDクラスを使うセットアップと組み合わせて使用できるように、ジョイスティックにはMini-DINポートとUSB Type-Cポートの両方が付いています。また、6ピンMini-DINプラグ-プラグケーブルとUSB 3.1 Type-A - Type-Cケーブルの2本のケーブルが付属します。USB HIDを介したジョイスティックの構成やセットアップについての詳細は、型番横の赤いアイコン( Docs Icon )をクリックしてマニュアルをご覧ください。

2軸および3軸 USB HIDジョイスティック

ズーム

USB HIDプロトコルを使用した信頼性の高いジョイスティック
ジョイスティックノブによる2軸または3軸制御
高速または高精度の移動を実現する2種類のモード
感度調整のための速度ダイヤル
リモート手動操作が可能
PCを用いて再プログラム可能
人間工学に基づいた設計

ジョイスティックMJC2およびMJC3は顕微鏡ユーザ向けに設計されており、ステージの位置決めを手動で直感的に行うことができます。MJC2にはXY制御用に2軸のジョイスティックノブ、MJC3にはXYZ制御用に3軸のジョイスティックノブが付いています。どちらのジョイスティックノブも上下左右に動かすことができますが、MJC3のジョイスティックノブでは第3軸の制御機能として時計回りまたは反時計回りにひねることができます。また、ジョイスティックには高速移動と高精度移動を切り替えるプッシュボタンと、速度制御を微調整するためのスピードダイヤルも付いています。ほとんどの用途では、コントローラに保存されたデフォルトのパラメータ設定のままですぐにお使いいただくことができ、それ以上の設定は不要です。そのような使い方をするときはホストPCに接続する必要もなく、真のリモート操作が可能です。PCを使用してパラメータを再設定したとき、それをペアリングしたコントローラにも保存できます。そのため、PCとの接続を外してもリモート操作を継続できます。

ジョイスティックMJC2およびMJC3は、当社のベンチトップ型ブラシレスDCモーターコントローラ、ラックマウント型ブラシレスDCサーボコントローラ、ステッピングモーター用コントローラに対応します。これらのコントローラやUSB HIDクラスを使うセットアップと組み合わせて使用できるように、ジョイスティックにはMini-DINポートとUSB Type-Cポートの両方が付いています。また、6ピンMini-DINプラグ-プラグケーブルとUSB 3.1 Type-A - Type-Cケーブルの2本のケーブルが付属します。USB HIDを介したジョイスティックの構成やセットアップについての詳細は、型番横の赤いアイコン( Docs Icon )をクリックしてマニュアルをご覧ください。

2軸USB HIDジョイスティック、RGB LED付き

ズーム

USB HIDプロトコルを使用した信頼性の高いジョイスティック
ジョイスティックノブによる2軸制御
感度調整用トグルスイッチ付き
各軸に割り当て可能な2つのRGB LED付きプッシュボタン
付属のUSBケーブルで電力供給

ジョイスティックMCMJ1は、手動操作のジョイスティックボックスとそれに接続されたUSBケーブルで構成されており、2つの独立した軸に対してXY制御が可能です。ジョイスティックの上にあるトグルスイッチでHIGHとLOWと表示された2つの状態を切り替えることができ、それによってジョイスティックの速度が変えられます。ジョイスティックボックスの上面にはフルカラーRGB LEDの付いた2つのプッシュボタンスイッチがあり、各軸に個別にリンクすることができます。プッシュボタンには様々な機能を設定できます。対応するジョイスティックのEnable/Disableスイッチとしてだけでなく、停止中、動作中、方向の制限中、あるいは無効の時にLEDを点灯させたり、使用中であればLEDの明るさと色でそれを表示したりすることも可能です。

ジョイスティックMCMJ1は、ジョイスティックMCMK1およびMCMK4と組み合わせて、上の「概要」タブに示すように磁石で結合して顕微鏡用コンソールを構成することができます。

ジョイスティックはUSB HIDデバイスで、電力はUSBケーブル経由で供給されます。HID対応デバイスとして一般的な用途用に構成できるだけでなく、HIDクラスを使用する様々なコントローラやデバイス用に構成してご使用いただくことができます。USB HIDを介してジョイスティックを構成したり設定したりする方法の詳細は、型番横の赤いアイコン( Docs Icon )をクリックしてマニュアルをご覧ください。

1軸および4軸USB HIDジョイスティック、RGB LED付き

ズーム

USB HIDプロトコルを使用した信頼性の高いジョイスティック
ノブで1～4チャンネルの手動制御が可能
MCMK1は感度調整用のトグルスイッチ付き
各ノブに対応するRGB LEDプッシュボタン付き
付属のUSBケーブルで電力供給

ジョイスティックMCMK1とMCMK4は、1つあるいは4つのノブとUSBケーブルが付いた手動操作ボックスです。各ロータリーエンコーダーノブには、それぞれにプッシュボタン式のLEDスイッチが付いています。1軸または1～4軸の各軸ごとに独立したチャンネルが構成されており、それぞれのチャンネルは1つのジョイスティックで制御できます。各プッシュボタンスイッチにはフルカラーRGB LEDが付いており、軸の動き、動作制限、ロック状態などの情報をフィードバックして表示することができます。プッシュボタンには様々な機能を設定できます。対応するエンコーダーノブのEnable/Disableスイッチとしてだけでなく、他の目的のための独立した制御用として使用することもできます。例えばLEDをステータスインジケータとして点灯させたり、使用中であればLEDの明るさと色でそれを表示したりすることも可能です。ジョイスティックMCMK1には、HIGHとLOWと表示された2つの状態を切り替えるトグルスイッチが付いており、それでノブの感度を変えることができます。ジョイスティックMCMK4には、そのスイッチの代わりに、4番目のノブの右上にAとBと表示された2つの小さなプッシュボタンLEDが付いています。これらのボタンは、第5軸使用の切り替え、デュアル速度制御スイッチ、グローバル無効化ボタンなど、様々な目的にご使用いただけます。

ジョイスティックMCMK1とMCMK4はMCMJ1と磁石で結合させ、それらを組合せて使用することで顕微鏡用コンソールを構成できます(上の「概要」タブ参照)。

これらのジョイスティックは共にUSB HIDデバイスで、電力はUSBケーブル経由で供給されます。HID対応デバイスとして一般的な用途用に構成できるだけでなく、HIDクラスを使用する様々なコントローラやデバイス用に構成してご使用いただくことができます。USB HIDを介してジョイスティックを構成したり設定したりする方法の詳細は、型番横の赤いアイコン( Docs Icon )をクリックしてマニュアルをご覧ください。

3ノブ型 USB HIDジョイスティック

ズーム

標準的なUSB HIDプロトコルを使用
ノブで最大3チャンネルまでの手動制御が可能
感度調整のための速度ダイヤル付き
各ノブに対応するLEDボタン付き
USBポートからの電力供給

ジョイスティックMCMK3は、3つのノブとUSBケーブルが付いた手動操作ボックスです。ジョイスティックの3つの側面には、それぞれ回転ノブとプッシュボタン式のLEDスイッチがついています。各エンコーダーノブはそれぞれ独自のチャンネルを構成しているため、1つのジョイスティックで3軸の操作が可能です。プッシュボタンスイッチにはそれぞれ緑色のLEDが付いています。プッシュボタンの機能は様々に設定できます。同じ面にあるエンコーダーノブのEnable/Disableスイッチとして使用することも、ほかの目的のための独立した制御に使用することもできます。またLEDをステータスインジケータとして点灯させたり、LEDの明るさで使用中であることを示したりすることも可能です。上面の小さなノブで、各側面のノブの回転速度に対する出力信号の大きさを調整することができます。それにより、エンコーダーノブの出力の精密さを様々なレベルに変更できます。

ジョイスティックMCMK3はUSB HIDデバイスで、電力はUSBケーブル経由で供給されます。ジョイスティックMCMK3はHIDデバイスであるため、ピエゾ慣性ステージ用コントローラPDXCおよびPDXC2、顕微鏡用3軸コントローラMCM301など、HIDクラスを使用する様々なコントローラやデバイスにご使用いただけます。ジョイスティックは、一般的な用途向けにも設定可能です。USB HIDを使用したジョイスティックの設定やセットアップについての詳細は、型番横の赤い資料アイコン( Docs Icon ) をクリックしてマニュアルをご覧ください。このジョイスティックは顕微鏡用小型コントローラのノブボックスと同じ形状をしていますが、コントローラMCM301に直接接続できるのはMCMK3だけです。

ジョイスティックMCMK3のHID入出力レポートのトラブルシューティングや試験は、Thorlabs Joystick Test Utilityのビジュアルインターフェイスを用いて行うことができます。また、Firmware Update Utilityもございます。両方のユーティリティとそれらを動作させるためのPCに関する要件については、「MCMK3用ソフトウェア 」タブをご覧ください。