デジタル可変光減衰器(VOA、アッテネータ)
- Digitally Controlled OEM Fiber Attenuators
- Available Wavelength Ranges of 980 - 1250 nm or 1250 - 1650 nm
- Maximum Attenuation Up to >30 dB
- Response Time of <0.5 ms
DV1000AA
Digital VOA, FC/APC,
980 - 1250 nm,
Up to >30 dB Attenuation
Application Idea
The DV Series instrument's compact housing can be mounted to Ø1/2" optical posts with the ECM100 Clamp.
DV1550AA
Digital VOA, FC/APC, 1250 - 1650 nm,
Up to >25 dB Attenuation
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DV Series Key Specifications | |||||
---|---|---|---|---|---|
Item # | Wavelength Range | Max Attenuation | Max Input Power | Response time | Fiber Type/ Connector |
DV1000AA | 980 - 1250 nm | > 30 dB | 150 mW | < 0.5 ms | Single Mode/ FC/APC |
DV1550AA | 1250 - 1650 nm | > 25 dB | 200 mW |
特長
- PC制御、USBによる電源供給
- GUIソフトウェアまたはシリアルコマンドによる制御
- 2つの操作モード:「Calibrated Attenuation(減衰量校正モード)」または「Manual(マニュアルモード)」
- ダークタイプ可変光減衰器
- シングルモードファイバーピグテール出力、FC/APCコネクタ付き
- FC/PCコネクタ付きのカスタムユニットもご提供可能です。当社までお問い合わせください。
- 108.7 mm x 27.9 mm x 59.7 mmのコンパクトなサイズ
デジタル可変光減衰器(DVOA) DVシリーズは、光ファイバーの光パワーをPCで完全に制御するアッテネータです。これらのデジタル制御機器は、980~1250 nmで最大30 dB、1250~1650 nmで最大25 dBの光減衰が可能です。操作モードは「Calibrated Attenuation(校正モード)」または「Manual(マニュアルモード)」の2つがあり、0.01 dBの分解能と0.5 ms以下の高速応答で減衰を制御できます。入出力ポートにはFC/APCコネクタ終端のシングルモードファイバーピグテールが付いています。ご要望に応じてFC/PCコネクタのカスタムユニットもご提供可能です。詳細は当社までお問い合わせください。
この減衰器は、USB接続により、PCから電源供給とPC制御が可能です。 各機器には固定ネジとUSB 2.0 Type-A - Mini-BケーブルUSB-ABL-60が1本付属しています。RS-232シリアル接続により減衰器へコマンドを送ることも可能です。USB接続でPCから電源を供給しない場合には、別途5 V USB電源を使用する必要があります。
ダークタイプ可変光減衰器
デジタル可変光減衰器の電源がオフになっているか、「Disabled(無効)」になっているとき、デバイスは「フルダーク」(最大減衰)で動作します。デジタル可変光減衰器が「Enabled(有効)」になると、最大減衰(フルダーク)は終了し、選択されたモードと設定値になります。
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DVシリーズの筐体はアルミニウム製クランプECM225の使用でØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストに取り付けられます。
ソフトウェア
DigitalVOA Applicationソフトウエアは、ユーザーフレンドリーなGUIで、Calibrated Attenuation(校正)モードまたはManual(マニュアル)モードの選択、減衰量パラメータの設定、機器の有効・無効の設定ができます。詳細およびソフトウェアパッケージのダウンロードについては、「ソフトウェア」タブをご覧ください。USBポートとRS-232ポートは、どちらもGUIソフトウェアへの接続に使用できます。さらに、SCPIタイプのシリアルコマンドを使用すれば、ソフトウェアGUIなしでデジタル可変光減衰器を操作することができます。この場合もRS-232ポートとUSBポートのどちらも使用可能です。USBインターフェイスを使用するには、カスタムWindows® USBドライバのインストールのため、ソフトウェアパッケージをインストールする必要があります。USBポートとRS-232ポートの両方が接続されている場合、コマンドはどちらのポートにも送信でき、コマンドは到達した順に実行されます(混乱を避けるため、コマンドを1つのポートにのみ送信することをお勧めします)。
取付例
デジタル可変光減衰器は、アルミニウム製クランプECM100またはECM225に取り付けることでポストに取付可能になります。プラスチック製クランプ EPS225を使用すると複数のデジタル可変光減衰器を積み重ねることができます。
注: こちらの減衰器には、使いやすさとコネクタのクリーニングを容易にするため、光ファイバーピグテールが予め接続されています。ファイバの結合効率は、コネクタの品質、ファイバの種類、偏心度に大きく依存します。これらすべてのパラメータやデジタル可変光減衰器の内部損失は、デバイスのベースの挿入損失に影響を与えます。その結果、校正された減衰量は常にセットアップ内のデバイスのベースの挿入損失に対する(またはベースの挿入損失を追加した)値となります。
Digital VOA Specificationsa | |||||
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Item # | DV1000AA | DV1550AA | |||
Wavelength Range | 980 - 1250 nm | 1250 - 1650 nm | |||
Attenuationb | Minimum: < 2.0 dB Maximum: > 30 dB | Minimum: < 1.5 dB Maximum: > 25 dB | |||
Max Optical Input Power | 150 mW | 200 mW | |||
Optical Return Loss | > 30 dB | ||||
Attenuation Accuracyc | ≤20 dB | < 0.3 dB | < 0.3 dB | ||
>20 dB | < 0.5 dB | < 0.5 dB | |||
PDLd | ≤20 dB | < 0.3 dB | < 0.3 dB | ||
>20 dB | < 0.5 dB | < 0.6 dB | |||
Calibrated Wavelengthse | 980 nm, 1064 nm, 1250 nm | 1310 nm, 1550 nm, 1590 nm | |||
Optical Connectors | FC/APC Narrow Key (2.0 mm) | ||||
Device Fiber Typef | HI1060 | SMF-28e | |||
Attenuation Setting Resolutiong | 0.01 dB | ||||
Response Time | < 0.5 ms | ||||
Power, Environmental, and Physical Specifications | |||||
DC Input Voltage Rangeh | 5 V ± 10% | ||||
Max DC Input Current | 100 mA | ||||
Operating Temperature Range | 10 to 45 °C | ||||
Storage Temperature Range | 0 to 60 °C | ||||
Relative Humidityi | 5% - 85% | ||||
Dimensions (L x W x H)j | 108.7 mm x 27.9 mm x 59.7 mm (4.28” x 1.10” x 2.35”) | ||||
Weight | 0.27 kg | ||||
Length of Fiber Leads | 50.0 cm ± 10.0 cm | ||||
VOA Typek | Dark |
デジタル可変光減衰器のパネル
DVOA Optical Panel | |
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Callout | Description |
1 | FC/APC Connectors at Fiber Pigtails Narrow Key (2.0 mm) Input |
2 | FC/APC Connectors at Fiber Pigtails Narrow Key (2.0 mm) Output |
DVOA Electrical Panel | |
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Callout | Description |
1 | Mini USB "B" with Locking Screw |
2 | Status LED |
3 | DB9 Connector (Female) |
RS-232 (DB9)コネクタ(メス)
RS-232コネクタはリモート操作用です。
Pin | Description |
---|---|
1 | Not Connected |
2 | Transmit (Output) |
3 | Receive (Input) |
4 | Not Connected |
5 | Digital Ground |
6 | Not Connected |
7 | Not Connected |
8 | Not Connected |
9 | Not Connected |
USB Type Mini-B (メス)
USBケーブル(Mini-B - Type-A)、固定ネジ付きが付属
デジタル可変光減衰器DVシリーズ用ソフトウェア
DigitalVOA Applicationによる制御
DigitalVOA Applicationは、DVシリーズ機器を簡単に使用できるように設計されています。このソフトウェアGUIにより可変光減衰器のフル制御が可能で、Calibrated Attenuation(校正)モードまたはManual(マニュアル)モードの選択、減衰量パラメータの設定、機器の有効・無効の設定ができます。ソフトウエアの使用には、Windows® 10または11のPCが必要です。
シリアルコマンドによる制御
シリアルコマンドを使用してもCalibrated Attenuation(校正)モードまたはManual(マニュアル)モードでの減衰器の制御、減衰量パラメータの設定、機器のステータスの受信、機器の有効・無効の設定が可能です。コマンドはOS Windows®10または11のPCからUSBまたはRS-232ポートに送信できます。各コマンドについての説明がマニュアルでご覧いただけます。なお、ソフトウェアGUIインストーラでは、USBを介したリモート制御に必要なドライバもインストールされます。 RS-232インターフェイスを介したリモート制御には、インストーラは必要ありません。
デジタル可変光減衰器の操作モード
下の画像は、DVシリーズ機器の制御に使用したときのDigitalVOA ApplicationソフトウェアGUIの例です。校正モードとマニュアルモードについて概要がご覧いただけます。詳細についてはマニュアルをご覧ください。 デジタル可変光減衰器がUSBで接続されると、GUIは下の画像のように製品名やシリアルナンバなど個々の機器の情報を検出します。ソフトウェア起動時に、表示させたいデジタル可変光減衰器のCOMポートを選択することで適したGUIが選択されます。RS-232接続時には、この基本情報は表示されず、COMポートのみで識別されます。
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Calibrated Attenuation(校正モード): この操作により、入力される光信号に適用する減衰量をdB単位で変更指定することができます。最大減衰量は目盛りの左側に、最小減衰量は右側に表示されます。このモードでは、特定の波長の内部校正ポイントを使用します。このポイントは、「Calibrated Wavelength (nm)」 ボックスを使って選択できます(例:1310、1550、1590 nm)。最良の結果を得るために、適用する波長に最も近い校正波長を選択する必要があります。
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Manual(マニュアルモード): :この操作モードでは、可変光減衰器内部の動作電圧を動作リミット内で直接制御し、画面上のボタンを使って手動で操作することができます。「Monotonic Limit」機能は電圧範囲を制限し、実際の減衰量が電圧に比例した単調変化させることができます。正確な最小または最大減衰電圧(各ユニットによって若干異なります)を見つけるためには、この範囲外で減衰器を駆動させます。
各DVシリーズ機器には、以下のものが同梱されています。
- DVシリーズ機器
- USB 2.0 Type-A - Mini-BケーブルUSB-ABL-60
- クイックスタートガイド
- 試験結果
- QCフォーム
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