カスタムファイバ前処理ステーション:被覆除去、クリーニング、クリーブ
![](https://www.thorlabs.co.jp/Images/GuideImages/16488_Automatic_Fiber_Prep_1.jpg)
- Strip, Clean, and Cleave Fibers in Preparation for Splicing
- Accepts Two Different Fibers for Parallel Preparation
- Can be Configured for Specific Fibers, Clips, and Splicers
An operator adds a second clip to the station while a first fiber is being cleaned. The three covers are open to show the full interior.
Automatic Fiber Preparation Station
![](../../images/loading-red.gif)
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被覆除去、クリーニング、クリーブの各工程のデモがご覧いただけます。
ファイバ加工システムのカスタマイズは
当社までご相談ください。
ファイバ加工・点検の専門チームがご用途に合ったご提案をします。既存のシステムを異なるファイバ、サイズ、形状、性能要件に合わせて改造いたします。また複数の加工を組み込んだカスタム装置(お客様の生産環境に特化)の実績もございます。
詳細は当社までお問い合わせください。
特長
- 1つのユニットでファイバの自動被覆除去、クリーニング、クリーブ
- クラッド径Ø80 µm~Ø125 µmの2本のファイバを同時に加工可能
- お客様による設定により2本の異なるファイバを同時に加工可能
- 2本のファイバの加工時間:75秒(典型値)
- コンパクトな寸法:335 mm x 205 mm x 120 mm
- 当社またはサードパーティ製の融着接続機(スプライサ)に対応するクリップは機械構築時に構成
- ユニット内に洗浄液と廃棄箱が内蔵
こちらの自動ファイバ前処理機は、2本のファイバの高品質なスプライスのための前処理を合理化するために設計されているもので、当社のカスタムファイバ加工機製造の1例です。熟練したオペレータを必要とせずに高いスループットが必要との依頼を受け、短い加工時間と低いスプライス不良率を優先とする設計パラメータを設定しました。完成した製品は、2本のファイバを同時に被覆除去、クリーニング、クリーブできる全自動ユニットで、異なる前処理段階において手作業は排除されています。
このステーションでは、高品質のスプライス工程を実施する前段階に、当社で実績のあるサーモメカニカルストリッパの工程を活用しており、準備後のスプライスの歩留まりと信頼性を高めています。またファイバを手作業でステーション間を移動させる必要がないため、全工程時間は75秒(典型値)です。このような歩留まりの改善と時間の節約は、生産環境におけるスループットを大幅に向上させます。
こちらでご紹介している装置では、クラッド径がØ125 μmの2本のシングルモードファイバに対応します。これらは、ほぼ希望の長さに切断され、ファイバ準備後に使用される融着接続機に適したクリップで保持されています。 このステーションは、クラッド径(Ø80 µm~Ø125 µm)とファイバの種類(シングルモード、マルチモード、偏波保持)のさまざまな組み合わせを処理するようにユーザ設定が可能で、2本の異なるファイバを並行して加工するための設定も可能です。
被覆除去、クリーニング、クリーブの機能は、寸法が 335 mm x 205 mm x 120 mm (L x W x H) のエンクロージャに収納されているため、これらのステップを実行するための別の複数ユニットと比較して、設置面積が大幅に小さくなります。透明な蓋が3枚付いているため、処理中のファイバがよく見え、1本のファイバを処理中にもう一つのクリップを取り付けたり外したりできます。
このステーションは、圧縮空気と電源に接続する必要があります。外部電源は付属していますが、圧縮空気源はお客様でご用意する必要があります。圧縮空気源の詳細については「仕様」タブをご覧ください。
![FPS500 Features](https://www.thorlabs.co.jp/images/tabimages/AutoPrepStation_A1-300.jpg)
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ここでは準備ステーションの主な機能がご覧いただけます。クリップ用キャリッジが、ファイバークリップを被覆除去、クリーニング、クリームモジュールへと移動させます。装置には3枚の透明な蓋が付いており、中央の蓋はインターロック式になっているため、無防備な状態で誤ってステーションを操作することはありません。
融着接続機はそれぞれ異なる形状を持ち、異なるファイバークリップを取り付けるため、準備ステーションは製造時に特定の融着接続機用に合わせて構成され、大きく異なる融着接続機用に頻繁に変更はできません。カスタマイズに関するお問い合わせは、当社までご連絡ください。
![FPS500 Features](https://www.thorlabs.co.jp/images/tabimages/AutoPrepStation_A3-400.jpg)
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自動ファイバ準備ステーションのファイバ工程の2つの段階を示しています。カバーはデモの目的で開いています。
A:右側のファイバが被覆除去されている間、左側のファイバは待機しています。
B:右側のファイバがクリーブされている間、左側のファイバはクリーニングされています。
![FPS500 Features](https://www.thorlabs.co.jp/images/tabimages/AutoPrepStation_A2-200.jpg)
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ステーション左側のパネルを開けると、ユニットのメンテナンス(洗浄液ボトルへのアクセス、残留物のクリーニング、破片のクリーブ)を行うことができます。
Automatic Fiber Preparation Station Specifications | |
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Operation | |
Fiber Length | 27 mm - 43 mm |
Fiber Buffer Diametera | ≤ 250 µm |
Fiber Cladding Diametera | 80 µm - 125 µm |
Fiber Type | Single Mode, Multimode, Polarization Maintaining |
Nominal Air Pressure | 0.5 MPa (72.5 psi) |
Operating Air Pressure Range | 0.48 MPa - 0.69 MPa (70 psi - 100 psi) |
Peak Air Consumption | 30 L/min. (1.06 ft3/min.) |
Process Time (Two Fibers) | 75 s (Typical) |
Strip Module | |
Strip Shoulder Positionb | 5 mm - 17 mm |
Strip Blade Temperature | 40 °C (Idle), 70 °C (Max) |
Cleaning Module | |
Cleaning Solvent | Isopropyl Alcohol |
Cleaning Times | 1 s - 10 s per Section |
Cleave Module | |
Cleave Length | 6 mm - 18 mm |
Cleave Type | Flat Cleave |
Cleave Angle Tolerance | ±0.5° |
Cleave Method | Tension and Scribe |
Tension | Programmable, 230 g Max |
Scribec | Diamond Blade, Stepper Motor Controlled, 5000 Uses per Position, Nine Positions |
Loading | Linear Tension, Stepper Motor Controlled |
Electrical | |
Power | 12 VDC |
External Power Supply | 110 VAC - 240 VAC |
Control Interface | Terminal Program via USB or Handset Controller |
Interface | USB Y-Cable |
General | |
Dimensions (L x W x H) | 335 mm x 205 mm x 120 mm (13.2" x 8.1" x 4.7") |
Weight | 7.3 kg (16.1 lbs) |
Operating Temperature | 0 to 40 °C (Non-Condensing) |
Storage Temperature | -20 to 70 °C |
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