反射プローブスタンド
- Compatible with Fiber Probes with Ø1/4" Sample Legs or SMA Connectors
- Hold Fiber Ends at 90° or 45° with Respect to the Sample
RPS-SMA
Adjustable SMA
Probe Stand
RPH-SMA
Compact SMA
Probe Holder Stand
RPH
Compact Ø1/4"
Probe Holder Stand
Application Idea
RPS Ø1/4" Probe Stand Holding
a Ø1/4" Reflection Probe for a
Diffuse Reflection Measurement
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特長
- Ø6.35 mmプローブまたはSMAコネクタで最大3つのファイバーバンドルまたはケーブルをしっかり固定
- ファイバを試料に対して45°または90°の位置に保持
- 拡散反射や鏡面反射の分光法用に設計
このファイバープローブホルダは、Ø6.35 mmプローブまたはSMAコネクタ付きのファイバーバンドルやケーブルを試料の近くに保持します。 このホルダは、調整が容易で測定中にファイバが動くことがありません。 当社の反射/後方散乱バンドルプローブをはじめとするファイバープローブを、鏡面反射分光法においては垂直に、拡散反射分光法においては45°で固定します。RPS-SMAおよびRPH-SMAの45°の(ファイバ取付け用)バルクヘッドは2つ付いているので、2本のファイバーパッチケーブルを45°の入射角で鏡面反射率測定に使用することが可能です。
反射分光法の用途
当社でご用意している反射分光プローブと、当社のCCD分光器、広帯域ファイバ出力光源および下記でご提供しているファイバープローブホルダを用いて拡散反射、鏡面反射、色測定ができます。
分光器
当社では可視域、近赤外域、UV~近赤外域に使用できるCCD分光器を各種取り揃えております。CCS100/Mは、350~700 nmのスペクトル域で動作し、分解能は0.5 nmです。また、CCS175/Mのスペクトル域は500~1000 nm、分解能は0.6 nmとなります。 広帯域対応CCS200/Mのスペクトル域は、200~1000 nm、分解能は2.0 nmです。ただし、広帯域のスペクトル解析を行う場合、UV域が大幅に減衰される可能性があります。
光源
上の写真にあるタングステンハロゲン広帯域ファイバ出力光源 SLS201L/Mは、360~2600 nmの波長範囲で2796 Kの黒体放射型スペクトルを出力し、波長変動と強度変動を抑制するため、アクティブ電子制御による安定化が採用されています。また、ファイバ出力型グローバー光源SLS203F/Mは色温度1500 K、発光スペクトル500~9000 nmです。 当社では、ファイバ出力型LEDとして、ピーク波長が選択できるタイプまたは広帯域白色スペクトルタイプをご用意しております。またファイバ出力型レーザ光源のラインナップでは、強い単波長照明の製品を各種取り揃えております。
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ホルダーブロックRPHを使用して45度で拡散反射率測定
反射プローブファイバーバンドル
当社は高OHまたは低OHマルチモードファイバの反射プローブもご用意しております。 それぞれのプローブのタイプごとに、Ø6.35 mmプローブまたはSMA905を接続したサンプリング端末をご用意しています。 当社の高OHバンドルRP22ならびにRP20は250~1200 nm、低OHバンドルRP23ならびにRP21は、400~2400 nmの波長に適しています。 反射プローブバンドルによる同軸照明を必要としない場合は、照明ならびに信号の収集を別々のSMAコネクタ付きファイバーパッチケーブルまたはバンドルで行うことも可能です。 例えば、円形状-線形状変換ファイバーバンドルでは、分光器において信号強度を大きくし、大口径円形バンドルでは、照明強度を大きくします。 当社の(バンドルではなく)1本のファイバから成るSMAマルチモードパッチケーブルは、精密な照明や、ファイバ出力型レーザに接続する際に便利です。
反射プローブホルダ
当社では、上の写真のようにファイバープローブを試料に対して精密かつ安定的に90°または45°の角度に位置決めするファイバープローブスタンドRPSおよびRPS-SMAをご用意しております(RPS-SMAは上および右の写真参照)。 プローブホルダのアーム(アーム本体のみ別売り)は、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストを使用して他のオプトメカニクスのセットアップに組み込むことも可能です。 また、プローブホルダーブロックRPHおよびRPH-SMAは、試料の上に直接置かれるため、ファイバの先端を表面近くに置くことができ、またテスト領域を周囲の明かりから遮断することができます。
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ファイバーホルダーアームRPA-SMAの裏面
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90°の鏡面反射測定
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45°の拡散反射測定
- Ø6.4 mmまたはSMAコネクターサンプリングプローブ端をしっかり固定
- プローブを試料に対して90°または45°に向けます
- 調整可能な高さアームにより高さ55 mmまでの試料に対応
- Ø152.4 mmのベース部分にはグリッドと同心円の刻印
- 交換用のアームもご用意しております
調整可能ファイバープローブスタンドRPSおよびRPS-SMAは、それぞれØ6.4 mm(Ø1/4インチ)のファイバーバンドルプローブ、SMAコネクターファイバーバンドルプローブを試料の上に、拡散反射測定では45°、鏡面反射測定では90°で固定できるよう設計されています。各スタンドはファイバーホルダーアーム(別売りもあり)、ミリ単位で高さ目盛が刻印されたØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポスト、ならびに同心円とグリッドが刻まれたØ152.4 mmのベース部分から構成されています。 スタンドRPS-SMAおよびアームRPA-SMAの90°のマウントでは、1番右の写真で見られるように、プローブの端がアーム底面にぴったり合わさっているので、マウントが試料と直接接触することができます。また、45°の(ファイバ取付け用)バルクヘッドは2つ付いているので、2本のファイバーパッチケーブルを45°の入射角で鏡面反射率測定に使用することが可能です。
Ø6.4 mmサンプリングプローブ端は、つまみネジTS25Hを用いてアームRPAに位置固定し、SMAコネクターサンプリングプローブ端は、アームRPA-SMA上面のバルクヘッドにネジ締めします。 つまみネジTS25Hにはバネで伸縮式のDelrin®†チップが付いており、アームの高さは、このつまみネジを使用して調整可能です。 アームの位置を最終調整する際、チップのバネの力がアームを所定の位置に保持するので正確な高さ調整が可能となります。 スタンドRPSをご利用になる場合、高さ55 mmまでの試料は付属のポストで対応できます。 また、スタンドRPS-SMAは、高さ60 mmまでの試料に対応できます。それ以上の高さの試料については、より長いØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストに交換するだけで簡単に対応可能になります。 ポストはベースの裏面にあるM6キャップスクリュによってベースに固定されています。キャップスクリュは5 mmボール(六角)ドライバによって取り外しが可能です。
ポストホルダーアームRPAおよびRPA-SMAは交換品を別途ご用意しております。 アームはØ12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストに取り付け後、カスタム仕様のオプトメカニクスのセットアップ内のØ6.4 mmプローブ、またはSMAコネクタを接続したファイバを取り付けるためのマウントとして使用することも可能です。
†Delrin®はDuPont Polymers社の登録商標です。
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マウントRPH-SMAを使用した拡散反射測定
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Ø6.4 mm(Ø1/4インチ)プローブホルダRPHを使用した鏡面反射測定
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RPH-SMAの裏面
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RPHの概略図
- ファイバープローブを試料に対して90°または45°で固定
- ホルダーブロックを直接試料の上に置くことで平面の反射率や色を測定
Ø6.4 mm(Ø1/4インチ)ファイバープローブ用ホルダーブロックRPHを使用して、ファイバーバンドルの先端を直接試料の上に置くことができます。 内孔を塞ぐことで、マスキングテープを使わずにバックグランド光を遮断することができます。 プローブを試料に対して45°または90°で固定できるよう2つのポートが利用できます。 プローブは2つあるつまみネジTS25Hのうちの1つを使用して、様々な高さで固定できます。プローブの先端をブロックを貫通、もしくはブロック底面の位置まで挿入しないでください。試料に触れ、ファイバの端面が損傷する場合があります。
ファイバープローブ用ホルダーブロックRPH-SMAは、バックグランド光を遮断しながらコネクタSMA905付きのファイバ先端部を試料から12 mmの位置に設置することができます。 使用の際には、RPH-SMAの裏面にある出射ポート(上の写真参照)を測定部位に置きながら直接平坦な試料の上に置きます。 ブロックには3つのSMAコネクターバルクヘッドと、2つの脱着式バルクヘッド用キャップCAPN1(キャップは下記にて別売しています)が付いています。 キャップは測定中に使用していないSMAポートにかぶせ、室内の迷光を遮断する目的で使用できます。 45°の(ファイバ取付け用)バルクヘッドは2つ付いているので、2本のファイバーパッチケーブルを45°の入射角で鏡面反射率測定に使用することが可能です。
上に掲載されているRPHの概略図およびRPH-SMAの裏面写真のように、どちらのホルダーブロックも45°および90°のポートは1つの出力穴を共有しています。