ファイバー素線ターミネーター
- Reusable Terminator for Single Mode and Multimode Fiber
- FC/PC, FC/APC, SMA905, ST®/PC, or LC/PC Compatible Connectors
- Terminator Accepts Bare Fiber up to Ø1400 µm
Application Idea
BFT1 Bare Fiber Terminator with a B10125A Multimode SMA905 Connector
BFT1
Bare Fiber Terminator
B30126B1
ST®/PC Connector
B30126L9
LC/PC Connector
B30126A9
FC/APC Connector
B30125D1
FC/PC Connector
with Adjustable Key
for PM Fiber
B10127C
ST®/PC Connector
BFT-FSSMA
FC/PC Fiber Stop
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BFT1はファイバ素線をバネ付きクランプにより固定する一方で、コネクタをマグネットで固定します。
特長
- シングルモードまたはマルチモードの一時的な終端処理に使用
- ファイバ素線ターミネータが接着剤を使用せずにファイバとコネクタを保持
- 被覆径がØ125 µm~Ø1400 µmのファイバに対応
- 下記のファイバーコネクタのみに使用可能です。
- FC/PC、FC/APC、 ST®*/PCまたはLC/PCのシングルモードコネクタ
- SMA905、FC/PCまたはST/PCのマルチモードコネクタ
- ゴム製グリップが偏波保持ファイバへの締め付け応力を低減し、クロスカップリングを最小限に抑えます。
- ファイバ端をSMA905またはFC/PCコネクタ内でアライメントするためのファイバーストッパもご用意
- 内径の異なるカスタムコネクタについては当社までお問い合わせください。
当社のファイバ素線ターミネータ BFT1とそれに対応するファイバーコネクタを用いて、ファイバ素線を一時的に終端処理して普通のコネクタのようなスタイルにすることができます。 この再利用が可能なBFT1にはマグネットとアライメントキーが付いており、下記掲載の対応コネクタを素早く取り付け、アライメントします。コネクタは、1.3 mm六角レンチで位置が固定できます。 被覆径がØ125 µm~Ø1400 µmのファイバ素線は、BFT1のもう一方側あるバネ付きクランプにより固定されます。クランプにはゴム製グリップが付いているためファイバへの応力が最小限に抑えられています。 ファイバへの締め付けによる応力が低減されるため、このBFT1は環境による応力でクロスカップリングが起きる可能性のある偏波保持ファイバへの使用にも適しています。 シングルモードならびにマルチモードファイバ用の再利用可能な終端コネクタについては下記をご参照ください。BFT1を使用時は交換も簡単に行えます。 SMAまたはFC/PCコネクタ付きファイバーストッパは、被覆除去後のファイバ端をフェルール端にアライメントする際に役立ちます。この別売りのストッパについては下記をご参照ください。
BFT1はこちらのページに掲載されているコネクタのみに対応します。これらのコネクタにはBFT1内にマグネットで固定されるØ5.5 mmのアダプタが付いています。 ファイバ素線用アダプタは再利用が可能で、ファイバがコネクタ内部で破断した場合でも、クリーンアウトワイヤWC100(別売り、下記参照)を使って簡単にクリーニングすることができます。 上の写真のようにBFT1の底部にはファイバ終端処理の方法が刻印されており、容易に参照できるようになっています。 まずコネクタを取り付けてから、被覆除去後のファイバをコネクタに通すことをお勧めします。 この時、ファイバースクライブを使用してファイバをクリーブし、ファイバ端がフェルール端と同一平面になるように引き戻してください。 詳細については「使用情報」のタブをご覧ください。
BFT1 Connector Selection Guide |
---|
Single Mode |
Multimode, SMA905 |
Multimode, FC/PC |
Multimode, ST/PC |
BFT1は一時的な終端処理用に設計されているため、コネクタ内のファイバが動くことで中心位置やアライメントが適切でなくなる場合があります。 当社では恒久的または高安定な終端処理用のコネクタを、シングルモード用ならびにマルチモード用の両方でご用意しております。ファイバーパッチケーブルは両端にコネクタ、また保護被覆付きで販売しております。
*ST®はLucent Technologies社の登録商標です。
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ステップ4:ファイバ端をフェルール端にアライメントします。
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ステップ3:ファイバをクリーブします。
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ステップ2:コネクタにファイバを通します。
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BFT1とコネクタB10125Aが付いたファイバーストッパBFT-FSSMA
こちらではファイバ素線ターミネータBFT1を使用したファイバ素線の終端処理手順を1つずつ説明していきます。 右の写真ではBFT1、B10125A(Ø125 µmのマルチモードSMA905コネクタ)、ファイバースクライブS90RならびにSMA905ファイバーストッパBFT-FSSMAを使用しています。 終端処理方法はBFT1の底部にも刻印されています。右下の動画ではBFT1の使用方法を詳しく説明しています。
ステップ1:コネクタのØ5.5 mm金属アダプタ側をBFT1に挿入します。 キーとコネクタがアライメントするまでコネクタをBFT1内で回転させます。アライメントできるとコネクタがマグネットで固定されます。 コネクタをしっかり固定したい場合には、1.3 mm六角レンチを用いてBFT1の側面にある止めネジ(セットスクリュ)を締め付けます。
ステップ2: ファイバ被覆を除去します。被覆除去ならびにファイバのクリーニング方法の詳細についてはコネクタ付けガイドをご覧ください。
ステップ3: ファイバをクリーブするには手動クリーバ(型番CLV150)またはファイバースクライブ(型番S90R)を製品に付属する使用手順に沿って使用してください。 その後、クリーブする場所でファイバを指で折ってください。 またはクリーブ済みの端をテープでテーブルに貼りつけ、BFT1の後ろ側からファイバをゆっくり引っ張ってクリーブした場所で切断してください。次にバネ付きレバーを押さえながら、クランプ側からファイバをBFT1とコネクターフェルールにゆっくりと通します。 クランプから手を放すとファイバがその位置で固定されます。 クランプのゴム製グリップ内には破片などが溜まりやすく、ファイバが損傷する場合もありますので、ガラス素線自体ではなくファイバの被覆をクランプすることをお勧めいたします。
ステップ4: 最後にレバーを押さえながらファイバ端がフェルール端と同一平面になるまでファイバをゆっくりと引き戻してください。 レバーから手を放すとファイバがその位置で固定されます。 BFT1に固定されているファイバを研磨すると、研磨中にファイバがミスアライメントする可能性があるため、当社ではお勧めしておりません。
精密なアライメントが必要な場合には、ステップ4でファイバーストッパBFT-FSSMAまたはBFT-FSFCを使用することができます。 使用する場合にはファイバ端がフェルール内に入るまでファイバを引っ張ります。 もう1端のコネクタに適切なファイバーストッパを取り付け(右の写真参照)、ファイバ端がファイバーストッパ内のフェルールに接触するまでファイバをゆっくり押します。 ここでレバーから手を放してファイバの位置を固定し、それからファイバーストッパを取り外します。 なお、バネ付きのフェルールは若干圧力がかかり、ファイバ端のアライメントに影響を及ぼす場合もありますのでご留意ください。
Posted Comments: | |
user
 (posted 2022-01-24 09:03:40.257) I am looking for a temporary connector solution for PM-fibers which I want to connect to patch fibers with FC/APC connectors
1) is this solution (Bare Fiber Optic Terminator) suitable for fiber-to-fiber connections?
2) How do you suggest to align the angular orientation of the pm-fiber's polarization axis? cdolbashian
 (posted 2022-01-31 05:32:31.0) Thank you for reaching out to us at Thorlabs. To answer your questions:
1. It is not a solution for a bare fiber-to-bare fiber, as this could easily damage the fiber tips.
2. There is not an easy way to achieve alignment of the stress rods in a PM fiber to the angled cut of an APC connector.
I have reached out to you directly to discuss these points further. user
 (posted 2019-01-23 11:11:25.59) Please offer an FC/APC fiber stop. YLohia
 (posted 2019-01-29 03:07:27.0) Hello, thank you for your feedback. Are you polishing to an angle on a bare fiber? We are unable to see how it would be possible to align the fiber to the angle of the connector and, thus, don't see the benefit of offering an FC/APC fiber stop. If you have further suggestions on how to incorporate this, we would be happy to discuss this further via email (techsupport@thorlabs.com). ming
 (posted 2019-01-18 19:23:55.673) I am looking forward to "Single Mode/Polarization-Maintaining Fiber Connectors" with 80um bores. Thanks! YLohia
 (posted 2019-01-21 02:57:49.0) Hello, thank you for contacting Thorlabs. We do offer the 30080D1, which is an FC/PC single mode connector with an 80um bore. The difference between this and the B30126C3 is that the latter comes with a pre-crimped sleeve. If you prefer this to be offered in the style of B30126C3, please email your local Thorlabs Tech Support team for a quote. h.krisch
 (posted 2016-02-17 14:50:24.09) I bot yesterday from Thorlab one BFT1 and one BFT/FSFC (Fiber Stop)
a) realy I Need for the BFT1 one fiber connector APC or PC.
b) please send me explanation for witch application I can use the "Fiber Stop" element
Best regards
Henrik Krisch
Krohne Messtechnik GmbH
Ludwig Krohne Str 4
47058 Duisburg / Germany
tel +49203 301 4239 jlow
 (posted 2016-02-25 11:19:06.0) Response from Jeremy at Thorlabs: You will find the different fiber connectors with different core sizes on this page. You can also find a good explanation how to use the BFT1 in the “Usage Tips” Tab. There is a small video showing how to use the unit without fiber stop. We will also contact you directly to discuss about this. |
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クリーンアウトワイヤWC100は破断したファイバをターミネータBFT1やコネクタから押し出します。
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ファイバ端をコネクタ内でアライメントするFC/PC用ならびにSMA905用ファイバーストッパ。
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BFT1とコネクタB10125Aが付いたファイバーストッパBFT-FSSMA。
- ファイバ素線ターミネータが接着剤を使用せずにファイバとコネクタを保持
- 下記掲載のファイバーコネクタのみに使用可能
- ファイバーストッパはSMA905またはFC/PCコネクタ付きでご用意
- ゴム製グリップが偏波保持ファイバへのストレスを最小限に
ファイバ素線ターミネータBFT1は、ファイバ素線を下記掲載のコネクタに一時的に取り付ける際に使用します。 コネクタ取付け部にはマグネットとアライメントキーが付いており、対応するコネクタを素早く取り付け、アライメントします。また1.3 mm六角レンチで固定も可能です。 Ø125 µm~Ø1400 µmのファイバ素線はバネ付きクランプによって固定されます(クランプの位置は左の写真の通り刻印されています)。 このクランプにはファイバへのストレスを最小限に抑えるゴム製グリップが付いており、ファイバ被覆のクランプに使用します。
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使用方法がBFT1の底面に示されています。
SMAまたはFC/PCコネクタ付きのファイバーストッパには同じ材質のフェルールが付いており、ファイバ端をSMA905またはFC/PCフェルール端にアライメントする際に役立ちます。 被覆除去したファイバをフェルールに通し、ファイバ端をクリーブした後、ファイバ端をフェルール端から少し奥に引き込み、ファイバーストッパを取り付けます。 ファイバーストッパの取り付け後、ファイバ端がストッパのフェルール端に接触するまで動かし、ファイバーストッパを取り外します。 なお、バネ付きのフェルールは若干圧力がかかり、ファイバ端のアライメントに影響を及ぼす場合もありますのでご留意ください。 詳細は「使用情報」タブをご覧ください。
クリーンアウトワイヤWC100は、内径が110 µmより大きいコネクタであれば、破断したファイバを押し出すことができます。 バイアルには長さ76.2 mm(3インチ)のワイヤが8本入っており、また付属の色付きステッカータブはワイヤに折って貼りつけ、グリップの補強に使用します。
Item # | Style | Bore | Concentricity | Permanent Connectora |
---|---|---|---|---|
B30126C3 | FC/PC | Ø126 +1/-0 µmb | 1 µm | 30126C3 |
B30125D1 | Adjustable FC/PC for PM Fiber | Ø125.5 +1/-0 µm | < 1 µm | 30125D2 |
B30126A9 | FC/APC | Ø126 +1/-0 µm | 1 µm | 30126A9 |
B30126B1 | ST/PC | Ø125 +1/-0 µm | 1 µm | 30126B1 |
B30126L9 | LC/PC | Ø126 +1/-0 µm | 1 µm | 30126L9 |
- ファイバ素線ターミネータBFT1用シングルモードコネクタ
- FC/PC、FC/APC、ST®/PCまたはLC/PCのコネクタをご用意
- 偏波保持ファイバ用FC/PCコネクタは調整可能キー付き
- Ø2.5 mmセラミック製フェルール
- 型番が刻印されていて識別が容易
このシングルモードコネクタは上記掲載のBFT1のみに対応し、シングルモードのファイバ素線を一時的に終端処理する際に使用されます。 BFT1のコネクタ部には磁石とアライメントキーが付いており、コネクタを素早く留められます。BFT1のゴム製グリップが偏波保持ファイバへの締め付け応力を低減し、クロスカップリングを最小限に抑えます。
Item # | Bore | Permanent Connectora |
---|---|---|
B30440C | 440 +10/-0 µm | 30440C1 |
B30500C | 500 +10/-0 µm | 30500C1 |
B30640G3 | 640 +10/-0 µm | 30640G3 |
B30670G3 | 670 +10/-0 µm | 30670G3 |
B30850G3 | 850 +10/-0 µm | 30850G3 |
B301050G3 | 301050G3 |
Item # | Bore | Permanent Connectora |
---|---|---|
B30128C3 | 127 +5/-0 µm | 30128C3 |
B30140E1 | 140 +2/-0 µm | 30140E1 |
B30230C | 230 +10/-0 µm | 30230C1 |
B30250C | 250 +10/-0 µm | 30250C1 |
B30270C | 270 +10/-0 µm | 30270C1 |
B30340C | 340 +10/-0 µm | 30340C1 |
- ファイバ素線ターミネータBFT1用マルチモードコネクタ
- FC/PCコネクタ
- 内径Ø127 µm~Ø1050 µm
- Ø2.5 mmのセラミック製またはステンレススチール製のフェルール
- 型番が刻印されていて識別が簡単
このマルチモードコネクタは上記掲載のBFT1のみに対応し、マルチモードのファイバ素線にFC/PCコネクタを一時的に取り付ける際に使用されます。 BFT1のコネクタ部には磁石とアライメントキーが付いており、コネクタを素早く留めることができます。
Item # | Bore | Permanent Connectora |
---|---|---|
B10490A | 490 +15/-0 µm | 10490A |
B10510A | 510 +15/-0 µm | 10510A |
B10610A | 612 +15/-0 µm | 10610A |
B10640A | 641 +15/-0 µm | 10640A |
B10720A | 720 +15/-0 µm | 10720A |
B10850A | 850 +15/-0 µm | 10850A |
B11040A | 1040 +15/-0 µm | 11040A |
B11050A | 1050 +15/-0 µm | 11050A |
Item # | Bore | Permanent Connectora |
---|---|---|
B10125A | 128 +5/-0 µm | 10125A |
B10140A | 144 +5/-0 µm | 10140A |
B10230A | 231 +10/-0 µm | 10230A |
B10250A | 250 +15/-0 µm | 10250A |
B10270A | 270 +15/-0 µm | 10270A |
B10340A | 340 +15/-0 µm | 10340A |
B10380A | 380 +15/-0 µm | 10380A |
B10410A | 410 +15/-0 µm | 10410A |
B10440A | 440 +15/-0 µm | 10440A |
- ファイバ素線ターミネータBFT1用マルチモードコネクタ
- SMA905コネクタ
- 内径Ø128 µm~Ø1050 µm
- Ø3.2 mmステンレススチール製フェルール
- 型番が刻印されていて識別が簡単
このマルチモードコネクタは上記掲載のBFT1のみに対応し、マルチモードのファイバ素線にSMA905コネクタを一時的に取り付ける際に使用されます。 BFT1のコネクタ部には磁石とアライメントキーが付いており、コネクタを素早く留めることができます。