Vytran®ファイバーリコーター、UV LEDおよびプルーフテスター付き
- Recoat Fusion-Spliced Fibers to Restore Flexibility
- UV Curing LEDs Provide Fast Curing Times and Long Lifetimes
- Integrated Linear or Rotary Proof Tester
- Manual and Automatic Mold Assembly Options
PTR407B
Fiber Recoater with Rotary Proof Tester and Controller
PTR308
Fiber Recoater with Automatic Mold Assembly, Linear Proof Tester, and Controller
RM430A
Mold Assembly for Manual Recoater (Sold Separately)
VHJT
Fiber Holding Block Top Insert (Sold Separately)
VHV400
Fiber Holding Block Bottom Insert for Ø400 µm Fiber (Sold Separately)
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ファイバ加工システムの構築について
ファイバ加工システムを構築するには、ベースユニットに加えて、加工するファイバのサイズに合った部品を追加購入いただく必要があります。ご注文前に当社にご相談いただければ、ベースユニットの選択や必要な部品の選定についてお手伝いいたします。また、到着後すぐにお使いいただけるように、予めベースユニットに必要な部品を組み込み、工場でアライメントを行ったうえで出荷させていただくことも可能です。
ご希望のお客様は、当社までご連絡ください。
Fiber Recoaters with UV Curing LEDs | |||
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Item # | Mold Assembly | Recoat Injector | Proof Tester |
PTR308 | Automatic | Automatic | Linear |
PTR406 | Manual | Automatic | Linear |
PTR406B | Manual | Manual | Linear |
PTR407 | Manual | Automatic | Rotary |
PTR407B | Manual | Manual | Rotary |
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写真は回転式プルーフテスタ付きのファイバーリコータPTR407です。ファイバーブロックホルダ、ファイバーブロックインサートはそれぞれ赤い矢印で示されています。手動リコータ用のモールドアセンブリは別途ご購入いただく必要があります。
特長
- 融着接続したファイバのリコートならびに融着強度の試験
- リコータは手動と自動の2種類をご用意
- 量産製造用の自動モールドアセンブリおよび自動リコートインジェクタ
- 自動リコートインジェクタ付きの手動モールドアセンブリ
- 手動リコートインジェクタ付きの手動モールドアセンブリ
- リニアプルーフテスタ(最大荷重20 N)または回転式プルーフテスタ(最大荷重89 N)プルーフテスタが内蔵
- ハンドセットコントローラを介したプッシュボタン操作でプログラム可能
耐久性の高い石英モールドプレートは10,000回以上のリコートが可能 - リコート長は最大50 mm
- 交換部品は別売りでご用意(下記参照)
当社のVytran®ファイバーリコータおよびプルーフテスタを使用して、融着接続済みファイバのリコートならびに試験を簡単かつ統合的に行うことができます。 ファイバのリコート工程では、融着接続時に被覆を除去したファイバにバッファ被覆を復元し、熱収縮保護スリーブよりも高い柔軟性を与えます。これにより、リコートファイバは融着接続部分を保護しながら、巻き付けを含む、通常のファイバと同様の取り扱いが可能です。内蔵のリニアまたは回転式プルーフテスタにより、あらかじめ設定した荷重でリコートファイバの強度試験をすぐに行ったり、ファイバの長期信頼性を測定したりすることが可能です。このシステムは、融着接続済みのファイバをほぼもとの状態に復元する機能を有しているため、海底光ケーブル、ファイバーレーザ、DBRレーザ(Distributed Bragg Reflector laser)などの用途に適しています。
リコート工程開始時にはファイバの融着接続部分をモールドアセンブリの中央に配置します(右写真参照)。配置できたら、ファイバーブロック内のインサートで融着接続したファイバを固定します。リコート剤はキャビティにポンプで注入され、その後UV硬化されます。LEDは、ほかのファイバーリコータに使用されるハロゲンランプよりも硬化時間が短く、寿命も長いです。リコート済みのファイバは、あらかじめ設定した荷重まで引っ張りを加えて試験を行います。
「チュートリアルビデオ」タブではリコータとご使用いただける様々な製品やファイバーリコートの実演をご覧いただけます。
リコータとモールドアセンブリのオプション
リコータは自動式または手動式のモールドアセンブリのタイプをご用意しています。自動式モールドアセンブリは、モールドプレートを空圧制御可能で、量産用途に適しています。一方、手動式モールドアセンブリはヒンジ付きのモールドプレートを使用しているため、より柔軟性に優れ、少量生産や研究開発用途に適しています。自動式または手動式のディスペンシングポンプと注入システムを利用して、リコート剤をモールドキャビティに注入します。
自動リコータPTR308には、被覆径Ø430 µmのファイバ用のモールドアセンブリが標準装備されています。手動リコータ(型番PTR406、PTR406B、PTR407、PTR407B)用の手動モールドアセンブリは別売りとなっているため、用途に合った被覆径をお選びいただけます。カスタム仕様のモールドは、最大Ø900 µmの被覆径まで対応可能です。モールドアセンブリを予め取り付けた状態でご提供することも可能です。詳細については当社までお問い合わせください。
プルーフテスタのオプション
ファイバーリコータPTR308、PTR406、PTR406Bには、ファイバに予め設定した荷重(≤20 N)を加えてからリリースするリニアプルーフテスタが組み込まれています。リニアプルーフテスタは、リコータと同じファイバーホールドブロックを使用しているため、試験の前にファイバを移動させる必要がありません。ファイバーリコータPTR407およびPTR407Bには回転式プルーフテスタが組み込まれており、強度試験および張力試験(≤89 N)の両方を行うことができます。また、強度試験用グリップのセットが付属します。交換用のプルーフ試験用グリップは10個入りパックで下記にて掲載しています。試験工程は付属のハンドセットコントローラによりフルプログラミング可能なため、荷重や荷重を加える速度、保持時間などのパラメータを設定することができます。
ファイバーホールドブロック用インサート
上記に加え、当社ではリコータのファイバーホールドブロック内で使用し、コーティング径80 µm~1000 µmのファイバを保持するためのインサートも多数ご用意しています。リコータには合計4つのインサート(上部インサート2、底部インサート2)が必要です。詳細については下記をご参照ください。
リコート剤
こちらでご紹介しているリコータ用に、高屈折率(型番AB950200)*および低屈折率(型番PC373)のリコート剤をご用意しています。リコータPTR406BおよびPTR407Bの手動注入ポンプはどちらのタイプのリコート剤でもお使いいただけますが、これ以外のリコータは高屈折率タイプのみご使用いただけます。リコータPTR308、PTR406および PTR407の自動注入ポンプは高屈折率のリコート剤のみに対応します。 自動インジェクタは、低屈折率および高屈折率のリコート剤の両方をお使いいただけるようにカスタマイズすることができます。詳細については当社までお問い合わせください。
*高屈折率のリコート剤AB950200は国内では販売しておりません。日本国内での高屈折率リコート剤の入手方法については当社までお問い合わせください。
Item # | PTR308 | PTR406 | PTR406B | PTR407 | PTR407B |
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Recoater Type | Automatic | Manual | |||
Recoater Mold | Pneumatic Split Quartz Platesa | Hinged Split Quartz Plates (Not Included) | |||
Recoat Diameterb | 430 µm | 280 µm, 430 µm, or 600 µmc | |||
Maximum Recoat Length | 50 mm | ||||
Recoat Material | High-Index UV Curable Acrylate | High- or Low-Index UV Curable Acrylate | High-Index UV Curable Acrylate | High- or Low-Index UV Curable Acrylate | |
UV/Thermal Source | 32 UV LEDs | 14 UV LEDs (Integrated in Mold Assembly) | |||
Recoat Injection | Automatic | Manuald | Automatic | Manuald | |
Recoat Volume | Programmable (µL) | Manual | Programmable (µL) | Manual | |
Recoat Injection Rate | Programmable (≤1.8 µL/s) | Manual | Programmable (≤1.8 µL/s) | Manual | |
Lamp Delay Timee | 5 s (Typical) | ||||
Cure Timef | 17 s (Typical) | 16 s (Typical) | |||
Mold Cleaning Requirementg | At Start Up And Shut Downh | After Every Recoat | |||
Total Cycle Time | 45 s (Typical) | 60 s (Typical) | |||
Dimensions (L × W × H) | 10.25" x 5.0" x 5.0" (260 mm x 127 mm x 127 mm) | 10.14" x 5.30" x 6.88" (257.4 mm x 134.6 mm x 174.8 mm) | 13.04" x 5.30" x 6.88" (331.3 mm x 134.6 mm x 174.8 mm) | 10.14" x 7.30" x 7.26" (257.4 mm x 185.4 mm x 184.4 mm) | 13.04" x 7.30" x 7.26" (331.3 mm x 185.4 mm x 184.4 mm) |
AC Power | 110 - 120 V / 200 - 240 V; 47-63 Hz | 100 - 240 VAC; 47 - 63 Hz | |||
Controller Type | Handset (Item # VYT300C) | ||||
Proof Tester Specifications | |||||
Proof Tester Type | Linear | Rotary | |||
Load Mechanism | 1.5" (38 mm) Linear Fiber Clamp | Ø2" (50.8 mm) Rotating Mandreli | |||
Distance Between Fiber Holders | 2.9" (74 mm) | 5" (127 mm) | |||
Minimum Fiber Length | 6" (150 mm) | 17" (432 mm) | |||
Maximum Load | 20 N (4.5 lbs) 235 kpsi (1.6 GPa) for a Ø125 µm Fiber | 89 N (20 lbs) > 800 kpsi (5.5 GPa) for a Ø125 µm Fiber | |||
Accuracy | ±2% | ||||
Ramp Ratej | Programmable, ≤22.2 N/s (5 lbs/s) | Manual, ≤22.2 N/s (5 lbs/s) | |||
Hold Time | 0.00 s - 60.00 s, Programmablee | N/A | |||
Display Units | lbs, kg, N, kpsi, and GPa |
ハンドセット用グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)
ハンドセットコントローラVYT300Cはリコータに付属します。このコントローラは、Vytran PTRシリーズのファイバーリコータと、Vytran大径ファイバー用ポータブルクリーバにも対応します。1台のハンドセットコントローラで複数のファイバ加工ユニットのパラメータ設定に連続してご使用いただけます。ハンドセットコントローラの使用方法については各デバイスのマニュアルをご覧ください。下記のスクリーンショットで、GUIの主な機能がご覧いただけます。
ハンドセットコントローラVYT300Cのスタート画面ではリコートとテストを開始するボタンが表示されます。ほかのメニューについてはタッチパネルを左か右にスワイプするか、画面上部をタップすることでアクセスが可能です。
リコートおよびテストの画面には実行中の工程の進行状況が表示されます。リコートまたはテスト工程はStopボタンを押すと終了できます。プルーフテストおよびインジェクション工程中、ハンドセットコントローラはEditタブで定義されたパラメータを表示させます。
ハンドセットコントローラにより設定可能なツール一式の中には、装置のトータルの硬化時間のようにタブレット型のコントローラには表示されない記録が含まれます。これらのツールについての詳細は、対応するファイバーリコータのマニュアルをご覧ください。
チュートリアルビデオ
当社のPTRシリーズのファイバーリコータを初めてご使用になるお客様、もしくはしばらくご使用されていなかったお客様向けに、この機械を操作するうえでの基礎的なスキルをチュートリアル動画としてまとめました。動画内の字幕をお読みいただくためには、フルスクリーン、1080pの解像度でご覧になることを推奨します。ファイバーリコータLDCシリーズの使用方法についてご質問などは当社までお問い合わせください。
Product DemonstrationsThorlabs has demonstration facilities for the Vytran® fiber glass processing systems offered on this page within our Morganville, New Jersey and Exeter, Devonshire offices. We invite you to schedule a visit to see these products in operation and to discuss the various options with a fiber processing specialist. Please schedule a demonstration at one of our locations below by contacting technical support. We welcome the opportunity for personal interaction during your visit! Thorlabs Vytran Europe
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下の表では、すべてのPTRシリーズ製品と関連製品の互換性についてまとめています。
Vytran® PTR Series Recoater and Proof Tester Selection Guide | ||||||||
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Item # | UV Curing Source | Mold Assembly | Proof Tester | Recoat Injection Pump | Max Recoat Length | Recoat Material | Mold Cleaning Requirement | |
High Index (Item # AB950200) | Low Index (Item # PC373) | |||||||
Dedicated Proof Testers | ||||||||
PTR301 | N/A | N/A | Linear | N/A | N/A | - | - | N/A |
PTR302 | Rotary | - | - | |||||
Dedicated Recoatersa | ||||||||
PTR403 | LEDs | Manual | N/A | Automatic | 50 mm | - | After Every Recoat Process | |
PTR403B | Manual | 50 mm | ||||||
PTR404B | Manual | 100 mm | ||||||
PTR305 | LEDs | Automatic | N/A | Automatic | 50 mm | - | Dailyb | |
Recoaters with Proof Testersa | ||||||||
PTR406 | LEDs | Manual | Linear | Automatic | 50 mm | - | After Every Recoat Process | |
PTR406B | Manual | 50 mm | ||||||
PTR407 | LEDs | Manual | Rotary | Automatic | 50 mm | - | After Every Recoat Process | |
PTR407B | Manual | 50 mm | ||||||
PTR308 | LEDs | Automatic | Linear | Automatic | 50 mm | - | Dailyb |
付属品
- プルーフテスタを組み込んだ自動ファイバーリコータ
Ø430 µmのコーティング径用の空圧式モールドアセンブリ - 着脱が容易なスナップオン式コネクタを使用した圧縮空気源
- AC電源ケーブル(日本国内用)
- ハンドセットコントローラ
- 外径3.2 mm圧力供給チューブおよび装着キット
別途ご購入が必要なもの
- ファイバーホールドブロック上部インサート(2個必要)
- ファイバーホールドブロック底部インサート(2個必要)
- 高屈折率のリコート剤(1本必要)*
- 80~120 psiの圧縮空気/ガス源(当社では取り扱っておりません)
オプション
- 交換用止めネジ(セットスクリュ)SS2SN013、ファイバーホールドブロック用
- リニアプルーフテスタを組み込んだ自動ファイバーリコータ
- 最大20 Nの強度試験が可能
- Ø430 µmのコーティング径用を標準品としてご用意
- 長さ50 mmまでのファイバをリコート
- 高屈折率のリコート剤を使用可能*
- 中量および大量生産に対応
- 付属のハンドセットコントローラによりプログラムプロセスパラメータを設定
当社のファイバーリコータPTR308は、自動モールドアセンブリ機能付きで、リニアプルーフテスタを組み込んでいます。空圧式のモールドアセンブリがモールドプレートを制御するので、リコート剤をモールドキャビティに直接注入できます。そのため、リコート剤があふれにくく、リコート毎にクリーニングする必要がなくなります。また、ファイバをファイバーホールドブロック内に固定した後は、すべての工程が自動的に実施されます。
PTR308にはプログラミングしてユニットを制御するコントローラが付属します。注入速度や注入量、硬化時間、ランプのパワー、強度試験レベルなどを設定し、カスタム仕様のプログラムが可能です。注入量の計算機能により、リコートのパラメータが推算できます。この値はお客様側で変更可能です。コントローラは一般的なリコートのパラメーターファイルが入った状態で出荷されますが、ファイル数はほぼ制限なく保存できます。詳細については「コントローラ」のタブをご参照ください。
内蔵のプルーフテスタは、ファイバに予め設定した荷重(≤20 N)を加えてからリリースします。試験プロセスはプログラム可能なため、荷重や荷重を加える速度、保持時間などのパラメータを設定することができます。ファイバの長期信頼性を保証するためには、融着接続したファイバの使用荷重よりもおよそ3倍高いレベルで強度試験を行う必要があります。
PTR308は、Ø430 µmのファイバ被覆径用です。また、ファイバーブロックインサート(下記参照)を別途ご購入いただく必要があります。ご使用になるファイバの被覆径に合ったインサートをお選びください。ファイバーホールドブロック内にインサートを固定するためにはナイロンチップ付きの止めネジ(セットスクリュ)を使用します。交換用長さ1/8インチの#2-56止めネジSS2SN013は、別途10個入りでご用意しています。PTR308には、高屈折率のリコート樹脂(下記掲載)のみお使いいただけます*。モールドのサイズは、最大Ø900 µmまでの被覆径に対応できるように特注可能です。詳細は当社までご相談ください。
*高屈折率のリコート剤AB950200は国内では販売しておりません。日本国内での高屈折率リコート剤の入手方法については当社までお問い合わせください。
付属品
- リニアプルーフテスタを組み込んだファイバーリコータ
- AC電源ケーブル(日本国内用)
- ハンドセットコントローラ
別途ご購入が必要なもの
- モールドアセンブリ(1個必要)
- ファイバーホルダ上部インサート(2個必要)
- ファイバーホルダ底部インサート(2個必要)
- 高屈折率または低屈折率のリコート剤(どちらか1本必要)*
交換部品
- インジェクションチューブ
- 手動インジェクタ(PTR406Bのみ)
- シリンジバレル(PTR406Bのみ)
- 止めネジ(セットスクリュ)SS2SN013、ファイバーホールドブロック用
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手動ファイバーリコータPTR406B、手動インジェクタ付き
- 手動モールドアセンブリおよびリニアプルーフテスタを組み込んだファイバーリコータ
- 最大20 Nの強度試験が可能
- Ø280 µm、Ø430 µm、Ø600 µmの被覆径用のモールドアセンブリに対応
- 長さ50 mmまでのファイバリコート
- 自動および手動リコートインジェクタの取り付けが可能
- 少量生産や研究開発用途
- 付属のハンドセットコントローラによりプログラムプロセスパラメータを設定
ユニットPTR406およびPTR406Bは、ファイバーリコータとリニアプルーフテスタが単一システム内に組み込まれています。 こちらのリコータでは、リコート用のモールドキャビティを形成するために、ヒンジ付きのモールドアセンブリ(別売り、下記参照)が用いられています。リコート剤は、上部プレートの十字交差チャネルからモールドアセンブリに注入します。内蔵のリニアプルーフテスタは、リコート済みのファイバに予め設定した荷重(≤20 N)を加えることが可能で、リコータと同じファイバーホールドブロックを使用します。そのため、ファイバを移動させることなく、リコートと試験の工程を行うことができます。
リコータにはコントローラが付属し、プログラミングしてユニットを制御できます。注入速度や注入量、硬化時間、LEDのパワー、強度試験レベルなどを設定し、カスタム仕様のプログラムが可能です。注入量の計算機能により、リコートのパラメータが推算できます。この値はお客様側で変更可能です。コントローラは一般的なリコートのパラメーターファイルが入った状態で出荷されますが、設定ファイル数はほぼ制限なく保存できます。詳細については「コントローラ」のタブをご参照ください。
リコートインジェクタの構成
リコートインジェクタは2通りの構成が可能です。リコータPTR406には、リコート剤を注入するための自動ポンプが付いています。自動で注入できるリコート剤の量は、リコータ上部にある「Inject」ボタンで手動制御するか、コントローラを使用してプログラムすることができます。PTR406Bには手動のリコートインジェクタが付いており、お客様でリコート剤をモールドキャビティに入れていただく必要があります。リコータPTR406B用の交換用インジェクタは下記でご紹介しています。 自動インジェクタは高屈折率のリコート剤のみご使用いただけますが、手動インジェクタは低屈折および高屈折のリコート剤のどちらもご使用いただけます。リコート剤は下記に掲載しています*。自動注入システム付きの手動リコータ(型番PTR406)は、低屈折率および高屈折率のリコート剤の両方をお使いいただけるようにカスタマイズすることができます。詳細については当社までお問い合わせください。
モールドアセンブリおよびファイバーホルダーインサートの選び方
こちらのリコータをお選びいただいた場合、モールドアセンブリ(下記参照)1個とファイバーホールドブロック用インサート(下記参照、上部と底部にそれぞれ2個ずつ)が必要となります。 これらのリコータの硬化用UV LEDは、モールドアセンブリ内に納められています。ユニット内には硬化用UV光源はありません。 モールドアセンブリは、Ø280 µm、Ø430 µm、Ø600 µmの被覆径に対応しています。最大Ø900 µmまでの被覆径に対応できるようにカスタマイズ可能です。詳細は当社までご相談ください。インサートのタイプは、内蔵されているプルーフテスタのタイプによって異なります。リニアプルーフテスタ付きのリコータはVHJシリーズのインサートに対応します。ファイバーホールドブロック内にインサートを固定するためにはナイロンチップ付きの止めネジ(セットスクリュ)を使用します。交換用長さ1/8インチの#2-56止めネジSS2SN013は、別途10個入りでご用意しています。
*高屈折率のリコート剤AB950200は国内では販売しておりません。日本国内での高屈折率リコート剤の入手方法については当社までお問い合わせください。
付属品
- 回転式プルーフテスタを組み込んだファイバーリコータ
- AC電源ケーブル(日本国内用)
- ハンドセットコントローラ
別途ご購入が必要なもの
- モールドアセンブリ(1個必要)
- ファイバーホルダ上部インサート(2個必要)
- ファイバーホルダ底部インサート(2個必要)
- 高屈折率または低屈折率のリコート剤(どちらか1本必要)*
交換部品
- インジェクションチューブ
- 手動インジェクタ(PTR407Bのみ)
- シリンジバレル(PTR407Bのみ)
- プルーフテスタ用グリップ
- 止めネジ(セットスクリュ)SS2SN013、ファイバーホールドブロック用
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リコータPTR407B、手動インジェクタ付き
- 手動モールドアセンブリおよび回転式プルーフテスタを組み込んだファイバーリコータ
- 最大89 Nの強度試験および張力試験が可能
- Ø280 µm、Ø430 µm、600 µmの被覆径用のモールドアセンブリに対応
- 長さ50 mmまでのファイバをリコート
- 自動および手動リコートインジェクタの取り付けが可能
- 少量生産や研究開発用途
- 付属のハンドセットコントローラによりプログラムプロセスパラメータを設定
PTR407およびPTR407Bは、ファイバーリコータと回転式プルーフテスタが単一システム内に組み込まれています。 こちらのリコータでは、リコート用のモールドキャビティを形成するために、ヒンジ付きのモールドアセンブリ(別売り、下記参照)が用いられています。リコート剤は、上部プレートの十字交差チャネルからモールドアセンブリに注入します。 内蔵の回転式プルーフテスタは強度試験および張力試験(≤89 N)の両方を行うことができます。張力試験は、ファイバを破壊点まで引っ張り、ピーク時の張力を表す単位(ポンド、キログラムまたはニュートン)または応力を表す単位(kpsiまたはGPa)で記録します。
リコータにはハンドセットコントローラが付属し、プログラミングしてユニットを制御できます。注入速度や注入量、硬化時間、LEDのパワー、強度試験レベルなどを設定し、カスタム仕様のプログラムが可能です。注入量の計算機能により、リコートのパラメータが推算できます。この値はお客様側で変更可能です。コントローラは一般的なリコートのパラメーターファイルが入った状態で出荷されますが、ファイル数はほぼ制限なく保存できます。詳細については「コントローラ」のタブをご参照ください。
リコートインジェクタの構成
リコートインジェクタは2通りの構成が可能です。リコータPTR407には、リコート剤を注入するための自動ポンプが付いています。自動で注入できるリコート剤の量は、リコータ上部にある「Inject」ボタンで手動制御するか、コントローラを使用してプログラムすることができます。 リコータPTR407Bには手動のリコートインジェクタが付いており、お客様でリコート剤をモールドキャビティに入れていただく必要があります。リコータPTR407B用の交換用インジェクタは下記でご紹介しています。 自動インジェクタは高屈折率のリコート剤のみご使用いただけますが、手動インジェクタは低屈折および高屈折のリコート剤のどちらもご使用いただけます。リコート剤は下記に掲載しています*。自動注入システム付きの手動リコータ(型番PTR407)は、低屈折率および高屈折率のリコート剤の両方をお使いいただけるようにカスタマイズすることができます。詳細については当社までお問い合わせください。
モールドアセンブリおよびファイバーホルダーインサートの選び方
こちらのリコータをお選びいただいた場合、モールドアセンブリ(下記参照)1個とファイバーホールドブロック用インサート(下記参照、上部と底部にそれぞれ2個ずつ)が必要となります。これらのリコータの硬化用UV LEDは、モールドアセンブリ内に納められています。ユニット内には硬化用UV光源はありません。モールドアセンブリは、Ø280 µm、Ø430 µm、Ø600 µmの被覆径に対応しています。最大Ø900 µmまでの被覆径に対応できるようにカスタマイズ可能です。詳細は当社までご相談ください。インサートのタイプは、内蔵されているプルーフテスタのタイプによって異なります。こちらの回転式プルーフテスタ付きのユニットはVHHおよびVHVシリーズのインサートに対応します。 ファイバーホールドブロック内にインサートを固定するためにはナイロンチップ付きの止めネジ(セットスクリュ)を使用します。交換用長さ1/8インチの#2-56止めネジSS2SN013は、別途10個入りでご用意しています。
*高屈折率のリコート剤AB950200は国内では販売しておりません。日本国内での高屈折率リコート剤の入手方法については当社までお問い合わせください。
Item # | Coating Diameter | Max Recoat Length | Compatible Recoaters |
---|---|---|---|
RM280UVA | 280 µm | 50 mm | PTR406(B) PTR407(B) |
RM430UVA | 430 µm | ||
RM600UVA | 600 µm |
- UV LEDファイバーリコータに対応
- モールドアセンブリ筐体内にUV LED内蔵
- モールドコーティング径は3種類ご用意:280 µm、430 µm、600 µm
- リコート長は最大50 mm
このモールドアセンブリは2分割の石英モールドプレートでできており、閉じるとリコートするファイバの露出部の周りに円筒形のモールドキャビティが形成されます。Ø280 µm、Ø430 µm、Ø600 µmのファイバーコーティング径でご用意しております。最大Ø900 µmまでの被覆径に対応できるようにカスタマイズ可能です。詳細は当社までご相談ください。リコート長が50 mmのモールドアセンブリには、モールドの開閉に使用するレバーが付いています。
リコート剤(下記参照)は自動または手動でモールドアセンブリに注入されます。その後、内蔵のLEDから発光されるUV光がリコート剤を硬化させます。硬化時間はモールドのサイズならびにリコート剤によって15~90秒です。リコータ用モールドアセンブリは、リコートの毎工程後にイソプロピルアルコールまたはアセトンを使用してよく洗浄してください。モールドの洗浄度が信頼性と再現性に大きな影響を与えます。
手動ファイバーリコータを初めてご購入される場合は、リコータとご希望のファイバーコーティング径に合ったモールドアセンブリをご購入いただく必要があります。追加のモールドアセンブリも販売しています。交換はお客様側で行っていただけます。このアセンブリはリコータ上部にネジ止めされているだけなので、簡単に脱着できます。このような設計により、当社の手動リコータは作業現場での適応性と柔軟性に優れ、様々なファイバ径に素早く対応できます。モールドはご要望により、工場でリコータに取り付けて出荷することも可能です。当社までご連絡ください。ファイバーリコータを初めてご購入いただく場合でも、お手持ちのリコータを異なるファイバ径用にアップデートされる場合でも、ご使用になるファイバの径に合った適切なインサート(下記参照)をご購入いただくことが重要です。
なお、こちらのモールドアセンブリは手動リコータ(型番:PTR406(B)、PTR407(B))専用です。自動リコータPTR308にはあらかじめモールドアセンブリが取り付けられています。
- 当社のファイバーリコータ用ファイバーブロックインサート
- PTR308/PTR406/PTR406B対応インサート:ファイバーコーティング径Ø80 µm~1000 µmに対応
- PTR407/PTR407B対応インサート:ファイバーコーティング径Ø80 µm~1000 µmに対応
- 上部インサートと底部インサートがそれぞれ2個ずつ必要
- VHJシリーズ用の交換用ラバーストリップは下記にて掲載
上記のすべてのリコータには、それぞれ適切な組合せのインサートが必要で、1つのユニットには、合計4個のインサート(上部、底部それぞれ2個ずつ)が必要です。インサートはファイバーホールドブロックのスロット内に取り付けられ、止めネジ(セットスクリュ、リコータに付属)で固定されています。インサートが簡単に交換可能なことにより、リコータは素早くコーティング径の異なるファイバに対応してクランプすることができます。なお、リコート径を変更したい場合には、モールドアセンブリ(上記参照)の交換も必要です。インサートは、ファイバーコーティング径Ø80 µm~Ø1000 µmの範囲に対応しています。
当社では3種類のインサートをご用意しております。VHJTシリーズのトップインサートにはラバーストリップが付いており、張った状態のファイバを保持するための十分な摩擦が得られます。VHJおよびVHVシリーズの底部インサートは、高確度で再現性の高いリコートのためのV溝が付いています。VHJシリーズのインサートは両端のガイド部分に真空穴が付いており、VHVインサートはV溝に真空穴が付いています。
サイズのカスタマイズも承ります。詳細は当社までお問い合わせください。
Compatible Fiber Buffer/Coating Diameters & Recoaters | |||||
---|---|---|---|---|---|
Item # | Top or Bottom | Nominal Diameter | Min Diameter | Max Diameter | Compatible Recoaters |
VHJT | Top | - | 80 µm | 700 µm | PTR308 PTR406 PTR406B |
VHJT900a | Top | 900 µm | 700 µm | 1000 µm | |
VHJ250 | Bottom | 250 µm | 80 µm | 375 µm | |
VHJ500 | Bottom | 500 µm | 375 µm | 700 µm | |
VHJ900Sa | Bottom | 900 µm | 700 µm | 1000 µm |
Compatible Fiber Buffer/Coating Diameters & Recoaters | |||||
---|---|---|---|---|---|
Item # | Top or Bottom | Nominal Diameter | Min Diameter | Max Diameter | Compatible Recoaters |
VHJT | Top | - | 80 µm | 700 µm | PTR407 PTR407B |
VHJT900a | Top | 900 µm | 700 µm | 1000 µm | |
VHV100 | Bottom | 100 µm | 66 µm | 133 µm | |
VHV125 | Bottom | 125 µm | 83 µm | 167 µm | |
VHV160 | Bottom | 160 µm | 107 µm | 213 µm | |
VHV250 | Bottom | 250 µm | 167 µm | 333 µm | |
VHV300 | Bottom | 300 µm | 200 µm | 400 µm | |
VHV400 | Bottom | 400 µm | 266 µm | 533 µm | |
VHV500 | Bottom | 500 µm | 333 µm | 667 µm | |
VHV550 | Bottom | 550 µm | 367 µm | 733 µm | |
VHV600 | Bottom | 600 µm | 400 µm | 800 µm | |
VHV900a | Bottom | 900 µm | 600 µm | 1200 µm |
Item # | Recoat Material | Compatible Recoaters | |
---|---|---|---|
Automatic Injection | Manual Injection | ||
AB950200* | High Index | PTR303a, PTR304a, PTR306a, PTR307a, PTR305, PTR308, PTR403, PTR404, PTR406, PTR407 | PTR303Ba, PTR304Ba, PTR306Ba, PTR307Ba, PTR403B, PTR404B, PTR406B, PTR407B |
PC373 | Low Index | - |
- AB950200:高屈折率リコート剤*
- PC373:低屈折率リコート剤
PTRシリーズのファイバーリコータ用にUV硬化アクリルリコート剤をご用意しています。高屈折率タイプ(型番:AB950200)*と低屈折率タイプ(型番:PC373)を各ボトル30 g入りでご用意しています。高屈折率のリコート剤はPRL201以外の全てのリコータにご使用いただけますが、低屈折率のリコート剤は手動注入ポンプ付きのリコータにのみご使用いただけます
低屈折率リコート剤PC373の安全データシート(SDS)(日本語)は、赤い資料アイコンからご確認いただけます。
*高屈折率のリコート剤AB950200は国内では販売しておりません。日本国内での高屈折率リコート剤の入手方法については当社までお問い合わせください。
Item # | Component Description | Compatible 50 mm Recoaters |
---|---|---|
PTRRRM | Manual Injector | PTR303B,PTR306B, PTR307B,PTR406B, PTR407B |
RRMTA | Injection Tube | |
RRMS | Syringe Barrel |
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2個の#4-40ネジを使用して手動インジェクタをリコータに取り付けます。
- リコート剤をモールド内に注入するための手動インジェクタの交換品
- リコート剤PC373ならびにAB950200*に対応
- 交換用インジェクションチューブ、手動インジェクタ付きリコータ用
- シリンジバレルの交換品、手動インジェクタ用
手動インジェクタPTRRRMならびにインジェクションチューブRRMTAは、当社のリコート長50 mmの手動インジェクタ付きファイバーリコータの交換部品です。対応するシステムは右の表でご覧いただけます。当社では交換用シリンジバレル(型番RRMS)もご用意しております。
インジェクタは、リコータ本体に付いている#4-40、3/32インチ六角ネジ2つを使用し、対応するファイバーリコータに取り付けることができます(右の写真参照)。インジェクタをリコータのモールド部分に取り付けるには、まず、緑色のプラスチック製チューブの先端にあるコネクタを締め付け、次に1/4回転緩めて回転できるようにします。
インジェクタには分配弁と2位置選択レバーが付いており、リコート剤の流れを調整できます。また、内側にプランジャが付いた刻み目付きディスペンシングネジがリコート剤のシリンジとして機能します。シリンジを充填するには、レバーを下方向(つまり、リコート剤のボトルの方向)に向け、刻み目付きディスペンシングネジを、自由に回転するまで反時計回りに回転させます(右の写真参照)。次に、リコート剤をモールド内に注入するために、レバーを水平方向(つまり刻み目付きネジの方向)に向けて、ディスペンシングネジの稼働範囲ぎりぎりまで時計回りに回転させます。ディスペンサは空にならないようにしてください。内側のプランジャが損傷する恐れがあります。また、ディスペンシングネジを取り付け直す際には、クロススレッド(斜めにねじ込む状態)しないようにご注意ください。シリンジの充填/注入を繰り返すとき、システム内の空気をしっかり抜く必要があります。モールドからあふれ出た余分なリコート剤は、レンズ用ティッシュペーパとアセトンまたはアルコールを使用して拭き取ってください。
インジェクションチューブRRMTAならびにシリンジバレルRRMSは、手動インジェクタPTRRRM用の交換部品です。インジェクションチューブは、刻み目付きの金具が取れたときやリコート剤が漏れ出したり、アセトンで洗浄しきれない詰まりができたら交換する必要があります。シリンジバレルは、シリンジで注入ができなくなったり、(システムに注入後)リコート剤に気泡が多数確認できる場合に交換が必要です。シリンジをリコートインジェクタに固定するには薄型の5/16インチスパナレンチが必要です。取付方法については、下の型番横の赤いアイコン()をクリックしてSpec Sheetをご覧ください。
*高屈折率のリコート剤AB950200は国内では販売しておりません。日本国内での高屈折率リコート剤の入手方法については当社までお問い合わせください。
対応するシステム
- 手動モールドアセンブリ、自動リコートインジェクタ対応製品PTR303*、PTR304*、PTR403
- 手動モールドアセンブリ(プルーフテスタ内蔵)、自動リコートインジェクタ対応製品PTR306*、PTR307*、PTR406、PTR407
*これらは旧製品で販売を終了しています。
- リコート剤をモールド内に注入するためのインジェクションチューブの交換品
- 自動インジェクタを使用するVytran手動モールドアセンブリ搭載ファイバーリコータに対応(右表参照)
- リコート剤AB950200**ならびにPC373に対応
こちらの交換用インジェクションチューブは、手動モールドアセンブリと自動インジェクタを使用する当社のVytranシリーズファイバーリコータに対応します(型番は右表参照)。各システムはインジェクションチューブが取付け済みですが、刻み目付きの金具が取れたときやリコート剤が漏れ出したり、アセトンで洗浄しきれない詰まりができたら交換する必要があります。
インジェクションチューブRRATAの取付方法については、下の型番横の赤いアイコン()をクリックしてSpec Sheetをご覧ください。
**高屈折率のリコート剤AB950200は国内では販売しておりません。日本国内での高屈折率リコート剤の入手方法については当社までお問い合わせください。
対応するシステム
- 回転式ファイバープルーフテスタPTR302
- プルーフテスタ付き手動ファイバーリコータPTR307(B)*、PTR407(B)
- ファイバ前処理および融着接続用ワークステーションFFS2001PT
- ファイバ前処理、融着接続およびプルーフ試験(ファイバ強度試験)用ワークステーションFFS2001WS
*こちらは旧製品で販売を終了しています。
ファイバ強度試験用グリップPG200は、右にリストアップされているVytran回転式プルーフテスタに対応する交換用の製品です。各システムにはこのグリップのセットが予め取り付けられています。
高テンションレベルにおいてファイバがスリップしたら強度試験用グリップを交換する必要があります。交換後はシステムを校正してください。詳細については当社までお問い合わせください。強度試験用グリップの交換方法は各システムのマニュアル内に記載されています。
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ファイバーホールドブロックインサートVHJTの金属製溝の一部に挿入されたラバーストリップVHJR
- ファイバーホールドブロックインサートVHJT、VHJ250ならびにVHJ500向け交換用ラバーストリップ
- 長さ50.8 mm(適当なサイズに切断してください)
- 1パック12個入り
こちらの1パック12個入りの交換用ラバーストリップは、当社のファイバーホールドブロックインサートVHJT、VHJ250ならびにVHJ500に対応します。各インサートには予めラバーストリップが取り付けられていますが、ラバーストリップは時間がたつとすり減り、プルーフテスタの張りに耐えられなくなる場合があります。
ラバーストリップには凸部があるため、挿入時にこの凸部がインサートの金属溝の上にくるようにする必要があります。取付方法については、下の型番横の赤いアイコン ()をクリックしてご覧ください。
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リコータPTR403で使用時のコントローラVYT300Cのスクリーンショット
対応するシステム
- ファイバークリーバLDC401(A)
- ポータブルクリーバLDC450B
- 手動モールドアセンブリ搭載のファイバーリコータPTR303(B)、PTR304(B)、PTR306(B)、PTR307(B)、PTR403(B)、PTR404B、PTR406(B)、PTR407(B)
- 自動モールドアセンブリ搭載のファイバーリコータPTR305、PTR308
- 回転式プルーフテスタPTR301、PTR302
- 対応するシステム(右参照)に対してフル機能搭載
- 直感的に操作可能なGUI
- 静電容量方式タッチパネル
- 小さい面積
ハンドセットコントローラは、Vytran大径ファイバークリーバと、PTRシリーズファイバーリコータならびにファイバープルーフテスタに付属していたコントローラの代替品です。新PTRシリーズのリコータにはハンドセットコントローラが1台付属します。1台のハンドセットコントローラで複数のシステムの操作にご利用いただけます。1台のファイバ加工ユニットのパラメータ設定後、コントローラの接続を外しほかのユニット(同じ種類または異なる種類でも可)に接続すると、そのパラメータを設定します。
ハンドセットコントローラを使用するには付属のケーブルで接続する必要があります。コントローラは、接続されたシステムの電源が入ると自動的に電源が入ります。ハンドセットコントローラは起動時には常に接続されたシステムのパラメータを読み取ります。つまり、画面に表示されるパラメータは常に接続されたユニットにアップロードされたパラメータとなります。ユニットから読み取るパラメータが、ハンドセットコントローラ内で最後に開かれたファイルのパラメータと一致する場合、画面はファイル名を表示します。
ハンドセットコントローラにより可能なツール一式の中には、装置のトータルの硬化時間(Process Counter下)の記録が含まれます(タブレットコントローラでは表示されません)。この値はバルブを交換する度にリセットされる場合があります。
ハンドセットコントローラでは、対応するシステムのパラメータのファイルを開き、保存し、削除、エクスポート、インポートすることができます。ファイルのエクスポート、インポートには、ハンドセットコントローラのProgramポートにメモリーデバイスを接続する必要があります。
このコントローラの使用方法については対応するVytranシステムページ内のマニュアルでご覧いただけます。