ファイバーコネクタ用接着剤硬化オーブン、プログラム可能
- Cure Epoxy on Up to 72 Fiber Connectors
- User-Programmable Curing Cycles with Ramp and Soak
- Max Curing Temperature of 150 °C
- Single or Double Bay Versions
PFC9AL
Aluminum Curing Block for
Ø9-10 mm Connectors
(Sold Separately)
PFC10TF
Optional PTFE Guide Plate for
Ø10 mm Connectors
(Optional; Sold Separately)
PFC121
Double Bay Curing Oven
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Key Specsa | |
---|---|
Compatible Connectors | FC/PC, FC/APC, SMA, ST/PC, & SC/PC |
Connector Capacity | 36 or 72 |
Max Temperature | 150 °C (302 °F) |
Temperature Accuracy | ±1.5 °C |
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ファイバーコネクタ用接着剤硬化オーブンPFC121と、硬化ブロック、ガイドプレート、パッチケーブル(全て別売りです)。
特長
- 内蔵のコントローラでプログラム可能
- PERを向上させるための低応力なPMファイバ硬化
- 高温均一性と再現性
ファイバにフェルールを取り付ける製造工程において、当社のPFC100シリーズオーブンを使用し高性能のコネクタ用接着剤を硬化できます。36本(PFC111、PFC112)または72本(PFC121、PFC122)のコネクタを同時に硬化できます。PTFEコーティング付きのアルミニウム製硬化ブロック(別売り)は、さまざまなサイズのFC/PC、 FC/APC、SMA、ST®*/PC、SC/PCコネクタに対応します。また、コネクタの安定性を向上させるためのPTFEガイドプレートもオプションでご用意しています。
硬化オーブンはPIDヒータによって制御され、タッチパネルによる操作が可能です。オーブンは一定温度に設定(soak)することも、プログラムされた温度プロファイルを実行することもできます。コントローラには各プロファイルに50のランプ/soakステップまで設定可能で、99のプリセット済みの硬化プロファイルを保存できます。ヒータの最大温度は150 °Cです。温度対時間のログはコントローラによって記録され、追跡および品質管理の目的でUSBを介してエクスポートできます。
注:こちらのデバイスはファイバーコネクタの硬化専用となっています。これ以外の目的でのご使用は保証が無効になり、機械の故障や怪我につながる可能性があります。
*ST®はLucent Technologies社の登録商標です。
Item # | PFC111 | PFC112 | PFC121 | PFC122 |
---|---|---|---|---|
Compatible Connectors | FC/PC, FC/APC, SMA, ST®a/PC, SC/PC | |||
Oven Bays | One | Two | ||
Connector Capacity | 36 | 72 | ||
Max Temperature | 150 °C (302 °F) | |||
Temperature Accuracy | ±1.5 °C | |||
Power Consumption | 250 W (Single Bay) | 500 W (Double Bay) | ||
Max # of Curing Profiles | 99 | |||
Max # of Steps | 50 | |||
Temperature Logging | 1 min. Increment CSV Format Accessible Through USB | |||
Operating Conditions | 15 to 30 °C, 0 - 85% RH (Non-Condensing) | |||
Storage Conditions | -40 to 80 °C, 0 - 95% RH (Non-Condensing) | |||
Power Source | 90-130 VAC @ 47-63 Hz | 210-240 VAC @ 47-63 Hz | 90-130 VAC @ 47-63 Hz | 210-240 VAC @ 47-63 Hz |
Dimensions (W × H × D) | 16.96" x 15.10" x 9.72" (430.7 mm x 383.6 mm x 247.0 mm) | 24.88" x 15.10" x 9.72" (631.8 mm x 383.6 mm x 247.0 mm) | ||
Mass (Weight) | 7 kg (15 lbs) | 10 kg (22 lbs) |
Selected Compatible Connectorsa | |||
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Connector Item # | Connector Description | Curing Blockb | Guide Platec |
30127A3 | FC/APC, MM, Ø127 µm Bore, Ø3 mm Boot | PFC10AL (Ø9 - 10 mm Connector, < Ø3.4 mm Ferrule) | PFC10TF (Ø10 mm Connector) |
30080D1 | FC/PC, SM, Ø80 µm Bore, Ø900 µm Boot | ||
30125D2 | FC/PC, PM, Ø125.5 µm Bore, Ø3 mm & Ø900 µm Boots | ||
30126C3 | FC/PC, SM, Ø126 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
30126C9 | FC/PC, SM, Ø126 µm Bore, Ø900 µm Boot | ||
30126B1 | ST®/PC, SM, Ø125 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10125A | SMA905, MM, Ø128 µm Bore, Ø3 mm Boot | PFC9AL (Ø8 - 9 mm Connector, < Ø3.4 mm Ferrule) | PFC9TF (Ø9 mm Connector) |
10140A | SMA905, MM, Ø144 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10230A | SMA905, MM, Ø231 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10245A | SMA905, MM, Ø245 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10250A | SMA905, MM, Ø250 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10260A | SMA905, MM, Ø260 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10270A | SMA905, MM, Ø270 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10340A | SMA905, MM, Ø340 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10380A | SMA905, MM, Ø380 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10410A | SMA905, MM, Ø410 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10440A | SMA905, MM, Ø440 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10450A | SMA905, MM, Ø450 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10490A | SMA905, MM, Ø490 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10510A | SMA905, MM, Ø510 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10610A | SMA905, MM, Ø612 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10640A | SMA905, MM, Ø641 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10670A | SMA905, MM, Ø670 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10720A | SMA905, MM, Ø720 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10770A | SMA905, MM, Ø770 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
10850A | SMA905, MM, Ø850 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
11040A | SMA905, MM, Ø1040 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
11050A | SMA905, MM, Ø1050 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
11275A | SMA905, MM, Ø1275 µm Bore, Ø3 mm Boot | ||
11580A | SMA905, MM, Ø1580 µm Bore, Ø3 mm Boot |
オーブンコントローラは、硬化用のランプ/soakプロファイルを構築するために使用されます。オーブンの詳しい使用方法についてはマニュアルをご覧ください。下記のスクリーンショットで、GUIの主な機能がご覧いただけます。
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硬化中、コントローラのディスプレイ画面には現在のプロファイルと硬化の進行状況が表示されます。硬化動作はStopボタンを押すと終了できます。 ほかのメニューについてはタッチパネルを左か右にスワイプするか、画面上部をタップすることでアクセスが可能です。
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ハンドセットコントローラを使用して、硬化プロファイルを含む設定ファイルを開いたり、保存、新規作成、削除、エクスポート、インポートしたりすることができます。ファイルのエクスポート、インポートには、ハンドセットコントローラのProgramポートにメモリーデバイスを接続する必要があります。
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硬化オーブンには、一般的なファイバーコネクタ用接着剤の硬化プロファイルがプリロードされています。最大99個のプロファイルをコントローラに保存できます。
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選択した硬化プロファイルのランプとsoakのステップを確認または編集できます。各プロファイルには最大50ステップまで含めることができます。
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また、ステップを編集して、設定温度やランプおよびsoak時間を変更することもできます。
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温度ログはツールの画面上にエクスポートできます。詳細はマニュアルをご覧ください。
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付属品
- 硬化オーブン
- AC電源ケーブル(日本国内用)
- ケーブルハンガー
- ブロック挿入ツール
- 接着剤除去ツール
別途ご購入が必要なコンポーネント
- 硬化ブロック(ベイごとに1つ必要)
推奨アクセサリ
- ガイドプレート
- ほとんどのFC/PC、FC/APC、SMA、ST®*/PC、SC/PC コネクタに対応
- 最大99個のランプ/Soak硬化プロファイルを作成、保存可能
- 最大温度:150 °C、精度:±1.5 °C
- 少量生産や研究開発用途
PFC100シリーズのファイバーコネクタ用接着剤硬化オーブンは、オーブンベイの内部に取り付けたアルミニウム製硬化ブロック(別売り)を加熱し、最大72個のコネクタの接着剤を同時に硬化させることができます。内蔵のコントローラは、各硬化プロファイルで最大50ランプ/soakステップ(詳細は「プログラミング」タブ参照)までカスタムに設定可能で、プロファイルは最大で99個まで保存できます。また、温度ログはUSBポートを介して提供されます。コントローラには、ファイバーコネクタ用接着剤の硬化プロファイルが事前に組み込まれています。
取り外し可能なブロックとオプションのガイドプレートは容易に交換でき、硬化パラメータも容易に変更できるため、柔軟性と適応性に優れています。ただし、各硬化プロセスの間に、ヒータープレートおよび硬化ブロックに残った接着剤や破損したファイバを取り除く必要があります。オーブンコンソールの背面には高さ330 mmのハンガー(付属します)が付いており、硬化中のパッチケーブルを掛けておくことができます。
硬化ブロック
PTFEコーティング付きのアルミニウム製硬化ブロックを別途ご購入いただく必要があります(下記掲載)。ブロックはベイごとに1つ必要です。異なるサイズのコネクタを安定して保持し、加熱するために2種類のブロックをご用意しています。ブロックは付属のハンドツールを使用して挿入・取り外しが可能で、硬化オーブンの背面に保管することができます。
ガイドプレート
下記掲載の硬質PTFE製ガイドプレートを使用して、コネクタ用穴のをさらに深くすることにより安定性を向上させることができます。アーマードパッチケーブルを硬化させる場合や、垂直方向のアライメントが重要な場合にお勧めいたします。
*ST®はLucent Technologies社の登録商標です。
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硬化ブロックの断面図
- コネクタを固定し、熱を均一に分配
- 各ブロックは最大36個のコネクタに対応
- Ø8~9 mmまたはØ9~10 mmのコネクタに対応
- 対応フェルール径: 3.4 mm以下
- 接着剤を除去しやすい黒色PTFEコーティング
硬化ブロックはオーブンベイごとに1つ必要です。さまざまなコネクタ径のファイバーコネクタが存在していますが、コネクタ製造の際にそれらを均一に接着硬化できるよう、コネクタと内孔の間の隙間を最小限に抑える必要があります。均一な硬化によりファイバ性能が最適化され、硬化後のばらつきが最小限に抑えられます。Ø3.4 mm以下のフェルールが付いたさまざまなコネクタを安定して保持し、加熱できるよう2種類のサイズをご用意しています。お手持ちのコネクタをご確認の上、適切なブロックをお選びください。仕様よりも小さなコネクタを取り付けたブロックを使用すると、追加の熱損失を補償するために設定温度の調整が必要になります。
ブロックはPTFEコーティングが施されたアルミニウム製で、接着剤を容易に除去できます。各ブロックには、取付用の脱落防止ネジと5/32インチ六角レンチが付属します。ブロックは付属のハンドツールを使用して挿入・取り外しが可能で、オーブンコンソールの背面に保管することができます。 コネクタ保持用穴の寸法は、上図をクリックしてご覧いただけます。
オプションのPTFEガイドプレートについては下記をご覧ください。ガイドプレートを硬化ブロックの上部に直接取り付けて、コネクタ用穴をさらに深くすることで安定性を高めることができます。
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ファイバーコネクタを設置した際の断面図
- コネクタの安定性を向上させるPTFEエクステンションプレート
- 3種類のコネクタサイズに対応
こちらのPTFEガイドプレートを硬化ブロックの上部に直接取り付けて、コネクタ用穴の深さを10 mmまで増やすことで安定性を高めることができます。アーマードパッチケーブルを硬化させる場合や、垂直方向のアライメントが重要な場合にお勧めいたします。各プレートには取り付けに必要なネジと六角レンチ(#10-24ネジ4個と5/32インチ六角レンチが1個)が付属します。
右図では、硬化ブロックPFC10ALとさまざまなコネクタを取り付けたガイドプレートPFC10TFの使用方法を示しています。