30 mmケージシステム用シリンドリカルレンズマウント
- Mount Cylindrical Lenses or Other Rectangular
Optics in 30 mm Cage Systems - Maximum Optic Height of 0.66" (16.8 mm)
- Engraved Graduations at 1 mm Spacings
CYCPA
Application Idea
Two Cylindrical Lenses
Oriented Perpendicular
to Each Other Correct
Astigmatism in an Image
Please Wait
こちらの動画では、シリンドリカルレンズマウントCYCPA(/M)のさまざまな取付け方法をご覧いただけます。
特長
- 30 mmケージシステム用長方形光学素子用マウント
- 2本の手動位置調整アームは、高さ16.8 mmまでの光学素子をケージシステム内に保持
- 取付けアームとケージプレートは、独立に動かすことが可能(右の動画参照)
- 1 mm間隔の目盛により中心合わせや位置の再現が容易
- SM1内ネジには、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブを取り付け可能
- ポスト取付け用のM4 x 0.7タップ穴
この30 mmケージシステム用シリンドリカルレンズマウントは、シリンドリカルレンズやその他の長方形光学素子を30 mmケージシステム内に水平または垂直設置できるよう設計されています。レンズは2つのスライド式アームの間に取り付け可能です。ページ上部の写真のように、各アームは長さ38.3 mmのゴムパットで覆われており、レンズの平面側を押さえるへりが付いています。手動位置調整アームは、高さ4 mm~16.8 mmの光学素子を保持可能ですが、この範囲であればアームがケージシステム取り付けのためのロッド用貫通穴に干渉しません。付属の50.8 mmのケージロッドを別売りのさらに長いロッドと交換することで、より高さのある光学素子を保持することができます。ただし、このマウントは、アームや光学素子がロッド用貫通穴を塞いでしまうと、ケージシステム内で使用することができません。
各アームとケージプレートは、M4止めネジ(セットスクリュ)を使用して側面取付けの50.8 mmケージロッド(型番ER2)に固定することができ、その際には、2.0 mm六角レンチが使用できます。ケージプレートとアームは独立して動かしたり固定したりすることが可能です。したがって、アームを締めたままケージプレートを緩めると、ケージシステムの他の部分はそのままでレンズだけをケージロッドに対して水平に(つまり横方向に)動かすことができます。また、アームをケージプレートの前面から背面に付け替えることもできます。
ケージプレートの両面には目盛が刻印されています。5 mmごとの長い目盛と、1 mmごとの短い目盛が、20 mmの長さまで付けられています。取り付けられた光学素子を中央に配置できるように、長い目盛はプレートの中心線上に付けられています。ページ上部に掲載されている使用例のように、シリンドリカル軸がアームと水平になれば、シリンドリカルレンズを中央に配置しやすくなります。
4つのM4止めネジ(2 mm六角レンチ使用)を用いてケージプレートを30 mmケージシステム内に組み込むことができます。中央の内孔にはSM1内ネジが付いており、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)のレンズチューブやSM1筐体付きの光学素子に対応可能です。また、Ø12 mm~Ø12.7 mm(Ø1/2インチ)ポストに取り付けられるよう、プレートにはM4 x 0.7タップ穴も付いています。なお、アームを下げすぎると、付属のポストと下側のアームが接触する恐れがありますのでご注意ください。マウントを回転ケージプレートCPU1/Mと組み合わせれば、30 mmケージシステム内でシリンドリカルレンズを回転させることができます(詳細は「使用例」のタブをご覧ください)。
当社では、あおり調整(チップ&チルト)が可能な長方形光学素子用キネマティックミラーマウントや、高さ46.8 mmまでの光学素子を直接取り付けられる60 mmケージシステム用シリンドリカルレンズマウントもご用意しております。
使用例
回転式ケージセグメントプレートCPU1(/M)とケージマウントCYCPA(/M)を組み合わせると、30 mmケージシステムの光軸に対してシリンドリカルレンズを回転させることができます(下図参照)。 下表は、この光学系に使用されている部品リスト(上:インチ規格/下:ミリ規格)です。
Posted Comments: | |
No Comments Posted |