CO₂レーザー光ファイバー加工システム


  • CO2 Laser Provides Clean and Uniform Heating
  • Fabricate End-Cap Terminations Up to Ø5 mm
  • Automated XY and Rotational Alignment

Application Idea

Splicing of Ø20 µm Core / Ø400 µm Cladding
Passive Fiber to Active Fiber

GPX4000LZ

VHF400

Fiber Holder Bottom
Transfer Insert

VHT1

Transfer Clamp
with Magnetic Lid

Glass Processor Workstations,
Inserts, and Accessories
All Sold Separately 

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融着接続時、レーザはファイバ端を均一に加熱するため円環形状のビームを発生します。また、2本のファイバは慎重に押し付けられています。

特長

  • 2種類の加熱モードを有する加工機ワークステーション
    • 40 Wの空冷型CO2レーザを調整可能な円環状ビームシステムに統合(消耗品不要)
    • フィラメントアセンブリを使用して加熱(交換用のフィラメントアセンブリは別売り。下記参照)
  • 標準的なガラス製ファイバを低損失(約0.02 dB)で融着接続(詳細は「仕様」のタブをご覧ください)。
  • シングルモード、マルチモード、偏波保持モード、特殊ファイバに断熱的テーパを加工
  • 最大Ø5 mmまでのエンドキャップで終端処理(さらに大きなエンドキャップをご希望の際は当社までお問い合わせください)
  • 自動XYならびに回転アライメント
  • True Core Imaging®技術による側面・端面イメージングと接続損失の導出
  • 加工プロセス開発用GUIソフトウェアと融着接続プロセスライブラリ(詳細は「ソフトウェア」のタブをご覧ください)
  • ファイバーホルダーインサートや追加オプションを使用してカスタマイズ可能(部品のリストはこちらからご覧いただけます)

GPX4000LZは当社のVytran®加工機ワークステーションの中でも最も高度なガラス成形機能を有しています。GPX4000LZの加熱部では、他のファイバ加工機とは異なり、交換可能な熱源を2つ使用しています。1つ目の40 WのCO2レーザ熱源は大型のエンドキャップ(最大Ø5 mm、下の例参照)や複雑な終端処理などの高度な機能に対応した加工が可能です。パージガスまたは消耗品のフィラメントを使用しないため、メンテナンスの頻度を大幅に低減できます。光学レーザーヘッドは標準的なフィラメント融着部と交換可能なため、GPX4000LZに既存のフィラメントベースのプロセスを使用することができます。この2つのモードを組み合わせることで加工プロセスの柔軟性が高まり、用途に最適な加工プロセスを開発することができます。当社のTrue Core Imaging技術を使用した全自動のXYおよび回転アライメントは、2種類の加熱モードに対応しています。加工機ワークステーション、プロセス開発および駆動ソフトウェアが組み込まれたPC、電源は、ローリングカートン内に配置されているため、作業スペース内での移動が容易にできます。


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ファイバへのエンドキャップ取付け例: a) Ø4.0 mmの石英エンドキャップをØ250 µmの石英ファイバ上に融着。b) Ø1.25 mm石英エンドキャップをØ125 µmの石英ファイバ上に融着。

CO2レーザによる熱源は、ファイバ端を直接、均一に加熱できる40 W(CW)のビームを出力し(右の図参照)、ファイバ表面に残留物や汚れを残しません。高性能の円錐レンズを使用して、レーザービームを円環形状(つまりドーナツ型)にしています。レーザービームを集光するための光学ヘッドはワークステーションに付属します。スプライスヘッドは、融着接続およびテーパ加工プロセス用に最適化されており、エンドキャップヘッドは大型のエンドキャップを加熱してファイバ端に融着できるようになっています。

フィラメントベースの熱源には「Ω」文字状のグラファイト、イリジウムまたはタングステンフィラメントが使用され、同じ加工機で幅広いクラッド径のファイバならびに特殊ファイバに対応できます。ファイバの位置と向きの精密制御により、異種のファイバ同士の低損失融着接続や、断熱的テーパの形成、ファイバの終端処理、または融着型ファイバーカプラの製作まで高度なファイバ加工が可能です。GPX4000LZにはフィラメントが3つ付属します。追加・交換用のフィラメントは下記にて別途ご用意しています。

True Core Imaging
GPX4000LZにはTrue Core Imaging技術が用いられており、ファイバの測定やアライメント用に高解像度の画像が生成されます。ファイバ加工ワークステーションに組み込まれているデジタルCCDカメラとミラータワーにより、ファイバのクラッドとコアの側面ならびに端面の鮮明な画像が得られます。この技術的特長によりファイバの特性(コア・クラッド径、クリーブ角度など)を自動測定できるほか、自動アライメントシステムのフィードバックや、同種・異種ファイバの融着接続時の接続損失を高確度で計算できます。 端面の自動アライメントには上部インサートVHB00またはVHB05(下記参照)が必要です。

オプションとアクセサリ
光ファイバ加工機の使用には、ワークステーションGPX4000LZが1台、上部インサートが2個(別売り。下記参照)、底部インサートが2個(別売り。下記参照)が必要です。融着工程の間、Ø0.95 mm~Ø9.50 mmのエンドキャップを保持するためのエンドキャップホルダも別売りでご用意しています(下記参照)。フィラメント加熱モードで駆動するためには、>99.999%の高純度アルゴンガスタンク(当社ではご用意しておりません)が必要です。GPX4000LZにはフィラメントアセンブリが3つ付属します。追加・交換用のフィラメントは下記にて別途ご用意しています。ファイバの融着接続準備用に、超音波洗浄機も下記に掲載しております。

当社では特殊な用途向けのオプションをいくつかご用意しております。並列用ファイバーホルダ底部インサートは、カプラやコンバイナを作製する際に使用します。このインサートは、加熱の間、2本もしくは3本のファイバを近接して保持できる設計となっています。45° ミラー付き底部インサートGPXM45は、ファイバ端面検査やファイバ部品のアライメント用のアクセサリです。 液体冷却システムGPXLZWCSは、フィラメント加熱モードでフィラメントを長時間にわたって加熱する場合、加熱部の冷却にご使用いただけます。長いファイバーテーパを作製する際にお勧めします。

Compatible Vytran Fiber Processing Systems
Fiber Preparation Station
(Strip and Clean)
Large-Diameter Fiber CleaversPortable Large-Diameter Fiber CleaversLarge-Diameter Fiber SplicerCO2 Laser Glass Processing System
(Splice and Taper)

Automated Glass Processing Systems with Integrated Cleaver
(Cleave, Splice, and Taper)
Automated Glass Processing Systems
(Splice and Taper)
Recoaters, Proof Testers,
and Recoaters with Proof Testers
Heating ModeCO2 Laser ModeFilament Mode
Heat Source Specifications
Laser Wavelength10.55 µm (Minimum)
10.63 µm (Maximum)
N/A
Laser Output Power40 WaN/A
Laser Safety FeaturesMetal Cover with Interlock
Class 1 Enclosure
Automatic Laser Power Cutoff
Triple Redundancy Safety Measures
N/A
Laser Beam ControlClosed-Loop Feedback SystemN/A
Filament Temperature RangeN/ARoom Temperature to 3000 °C
Splicing Specifications
Fiber Types (Non PM)Single Mode, Multimode, Photonic Crystal, Large Mode Area, Non-Circularb
Fiber Types (PM)Panda, Elliptical, Bow-Tieb
Accepted Fiber DiametersSplice: 250 µm Cladding - 2 mm 
End Caps: 250 µm Cladding - 5 mmc
Splice: Up to 1.7 mm (Max)
Splice Loss-d0.02 dB (Typical)e
Splice Strength> 250 kpsi (Typical)f
Strength EnhancementN/AFire Polish
Polarization Cross TalkPanda: > 35 dB; Other Fiber Types: > 30 dB
Fiber Inspection Features
Fiber Side ViewingTrue Core Imaging™ Technology
Fiber End ViewingFacet Inspection and PM Core Alignment (VHB00 or VHB05 Top Insert Required)
Core / Cladding / Fiber DiameterAutomated Measurement
End Face InspectionInspection via GUI Display
Cleave AngleAutomated Measurement
Fiber and End Face Alignment
Furnace Z-Axis Travel85 mm (Max)180 mm (Max)
Fiber Holding Block (FHB) Z-Axis Movement105 mm (Max)180 mm (Max)
FHB Z-Axis Movement Resolution0.25 µm via Stepper Motor
XY Axis Fiber Positioning Resolution 0.2 µm via Stepper Motor
Rotation AlignmentAutomated End-View Alignment: Panda, Bow Tie, Elliptical-Core Fibers
Automatic Alignment with External Extinction Ratio Feedback: PM Fiber
Rotation Drive Resolution0.02°
Rotation Travel190°
Tapering
Tapering Length Up to 140 mm (Max)gUp to 150 mm (Max)g
Tapering Ratio (Max)Adiabatic Tapers up to 1:10 (Ratios Up to 1:150+ Possible)
Tapering Speed1 mm/s (Typical)h
Adiabatic Tapering Loss< 0.2 dB (Typical for Sub-Micron Tapers)
Computer and Software
PC ComputerIncluded
Splice FilesBuilt-In Library for Common Fibers and Processes
Physical
Size36.4" x 31.3" x 44.2" (925 mm x 795 mm x 1123 mm)
Weight300 lbs (136 kg)
Power Input100 - 240 VAC, 47 - 63 Hz, 14.7 A
Gas SupplyfN/AArgon, > 99.999% Purity at 12 psig (Not Included)
Environmental
Operating Temperature15 to 40 °C
Altitude Range0 to 2000 m Above Sea Level
Operating Humidity0% to 75% Relative Humidity (Non-Condensing)
Storage Temperature-20 to 60 °C
Storage Humidity0% to 90% Relative Humidity (Non-Condensing)
  • 出力パワーは25 °Cで測定
  • 記載以外のファイバの種類にも対応します。お持ちのファイバの種類がご使用になれるかどうかについては当社までお問い合わせください。
  • 5 mmより大きなエンドキャップをご希望の場合は、当社までご相談ください。
  • 接続損失性能を検証するための測定を現在実施中です。測定結果が出次第、典型値を記載いたします。
  • クラッド径Ø125 µmのシングルモードファイバの場合。
  • LDC-401シリーズのクリーバまたは適切なファイバ加工器具を使用して準備したシングルモードファイバの測定値。
  • テーパの形状に依存します。
  • テーパ加工速度は加工プロセスに大きく依存します。 1 mm/sは標準的なテーパ加工プロセスにおける典型的な速度です。

ファイバーホルダーインサートのセレクションガイド

ファイバーホルダーインサートは、様々なサイズのファイバを加工機内で保持できるよう設計されています。加工機には付属しないため、別途ご購入いただく必要があります。 底部インサートにはファイバを保持するV溝が付いています。上部インサートには平坦な窪みが付いており、底部インサートのV溝と合わせてファイバを固定します。左側と右側のホールドブロックで保持されているファイバの外径が異なる場合もあるため、上部インサートと底部インサートはそれぞれ別売りとなっています。加工機の作動には最低でも上部インサートが2個、底部インサートが2個必要です。溶融型カプラやコンバイナの作製に使用する並列用ファイバーインサート向けに推奨するトップインサートは、Multi-Fiber Inserts(並列用ファイバーインサート)の表に掲載されています。

下の表では上部インサートと底部インサートの組み合わせにより対応するファイバ外径の最大値と最小値が記載されています。また、推奨する上部と底部インサートを組み合わせた場合のファイバのオフセット値も記載されています。なお、使用するファイバの被覆により、この表における外径(diameter)は、ファイバのクラッド径、被覆径、バッファ径のいずれかに該当します。ファイバの片端が切断廃棄される場合、廃棄側は、被覆やバッファ付きの方が望まれる(非円形ファイバなどの)特殊な場合を除き、クラッドでクランプすることをお勧めします。切断廃棄されないファイバ部分はガラスの損傷を防ぐため、常に被覆またはバッファが付いた部分でクランプする必要があります。これにより、左側と右側のホールドブロックで異なる種類のファイバーホルダーインサートを使用する場合があります。高品質な融着接続を実現するためには、左右のオフセット差を最小限に抑えることが重要です。

V-Groove Inserts
V溝は様々なサイズのファイバに対応します。
Legend
 
Best Fit
 
Second Best Fit: Try these options if the best fit does not incorporate your fiber sizes.
 
Third Best Fit: Try these options if the other two categories do not incorporate your fiber sizes.

ファイバーインサートセレクションチャート

  1. まずご使用になるファイバのサイズに1番合う底部インサートを選んでください。
    例: Ø800 µmファイバの場合、少しだけ(50 µm)小さいインサートVHF750が1番適しています。
  2. 下の表で選んだ底部インサートの右側の セルに記載されている最小・最大径の範囲内で上部インサートを選びます。
    :1.のØ800 µmファイバの場合、緑色のついた上部インサートVHA05のセルが最適であることを示しています。緑色のセルに記載されている数字により、このインサートの組み合わせは直径728~963 µmのファイバとなります。Ø800 µmファイバはこの範囲内にありますので、使用に適した組み合わせです。ほかにもいくつかの組み合わせが考えられますが、緑色のセルが1番適した選択であることを示しています。
  3. 各セルの2行目の数字は上部と底部インサートの組み合わせにより予測されるオフセットの範囲です。右と左のファイバーホールドブロックのインサートは、各組み合わせのオフセット差が最小限になるように選択してください。
    :底部インサートとしてVHF750、上部インサートとしてVHA05の750 µm溝を選択した場合、最小でØ728 µmのファイバが使用可能です。このファイバを使用した場合、ファイバの中心は底部インサートの表面から23 µm下に位置することになります。また、最大Ø963 µmのファイバを固定する場合、ファイバの中心は底部インサートの表面から213 µm上に位置することになります。Ø800 µmファイバについてもオフセットを補間することは可能ですが、60°のV溝におけるオフセットは外径の差と等しくなっております。つまり、ファイバは底部インサートの設計ファイバより50 µm大きいため(800 - 750 = 50)、ファイバの中心は底部インサートの表面から50 µm上に位置することになります。
  4. Ø1000 µm未満のファイバ用に設計されたホールドブロックには真空穴が付いており、溝内での小径ファイバのアライメントを補助します。Ø1000 µm以上のファイバ用の底部インサートにはこの穴はありません。光ファイバ加工機にはこの穴を経由して小さな保持力を与えるための真空ポンプが付いており、小径ファイバでも所定の位置に収まります。真空穴付きのインサートは下の表で「d」の脚注が付いています。
Top Insert Item #VHA00a
VHB00b
VHA00aVHA05c
VHB05b
VHA10cVHA15cVHA20cVHA25VHA30
Accepted Diameter (Nominal)≤320 µm400 µm500 µm750 µm1000 µm1250 µm1500 µm1750 µm2000 µm2250 µm2500 µm3000 µm
Bottom
Insert
Item #
Accepted
Diameter
(Nominal)
Min / Max Accepted Diameter (µm)
Min / Max Fiber Offset (µm)
VHF160d,e160 µm112 / 208
-49 / 48
-----------
VHF250d,e
250 µm177 / 320
-73 / 69
275 / 323
23 / 74
----------
VHF400d,e
400 µm279 / 519
-122 / 119
377 / 517
-23 / 117
410 / 519
-9 / 119
---------
VHF500d,e
500 µm346 / 592
-153 / 93
447 / 647
-53 / 147
476 / 711
-24 / 211
560 / 795
61 / 296
--------
VHF750d,e
750 µm516 / 759
-234 / 9
617 / 970
-132 / 221
643 / 878
-107 / 128
728 / 963
-23 / 213
812 / 1047
62 / 297
-------
VHE10c1000 µm--773 / 1008
-172 / 63
858 / 1093
-88 / 147
943 / 1178
-3 / 232
1036 / 1271
90 / 325
------
1250 µm---1034 / 1269
-176 / 59
1119 / 1354
-91 / 144
1212 / 1447
2 / 237
1288 / 1523
78 / 313
-----
VHE15c1500 µm----1280 / 1515
-172 / 63
1373 / 1608
-79 / 156
1449 / 1684
-2 / 233
1534 / 1769
82 / 314
----
1750 µm-----1534 / 1770
-159 / 76
1611 / 1846
-83 / 152
1695 / 1930
2 / 237
1772 / 2007
78 / 313
---
VHE20c2000 µm------1787 / 2022
-171 / 64
1871 / 2106
-86 / 149
1947 / 2183
-10 / 225
2032 / 2267
74 / 309
--
2250 µm-------2033 / 2268
-167 / 68
2109 / 2344
-91 / 144
2193 / 2429
-6 / 229
2278 / 2513
78 / 313
-
VHE252500 µm--------2270 / 2505
-172 / 64
2355 / 2590
-87 / 148
2439 / 2675
-2 / 233
2609 / 2844
167 / 402
VHE303000 µm---------2692 / 2944
-256 / -4
2777 / 3029
-171 / 81
2946 / 3918
-2 / 250
  • VHA00の片面は外径が非常に小さいファイバ向けにクランプ力が加えられるよう平面(溝なし)となっています。
  • 上部インサートVHB00ならびにVHB05にはファイバ端面LED照明用の窪みが付いています。
  • こちらのインサートは異なるファイバの外径にも対応できるよう両面が溝付きとなっています。
  • こちらの底部インサートは真空穴付きで、光ファイバ加工機で使用される小径ファイバのアライメントを補助します。
  • こちらの移動用インサートは長さがあり、VHT1と使用することによりGPXシリーズの光ファイバ加工機、ファイバークリーバLDC401およびLDC401A、そしてファイバ前処理ステーションFPS300間を移動させることができます。

セットアップ

当社のCO2 レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZを初めて、もしくはしばらく使用していなかったお客様向けに、必要部品の取付方法、インサートの組立て方法、CO2レーザの安全についてなど、この機械を操作するうえでの基礎的なスキルをチュートリアル動画としてまとめました。動画内の字幕をお読みいただくためには、フルスクリーン、1080pの解像度でご覧になることを推奨します。GPXシリーズを使用したその他の操作についてのご質問は、当社までご連絡ください。

準備

この動画ではCO2レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZをセットアップし、操作するために必要なツールについてご覧いただけます。

アルゴンガスの準備

動画ではCO2レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZを無酸素環境下において操作するため、アルゴンガスをセットアップし、供給する方法についてご覧いただけます。

GPX4000LZの機能名称と用語集

動画ではCO2レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZの特長、機能、そして用語について
説明しています。

CO2システムの梱包方法(クレート梱包)

動画ではCO2レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZならびにエンドキャップ用CO2レーザ融着接続機GLZ4001ECを安全にクレート梱包し、発送の準備をする方法がご覧いただけます。 

CO2システムの開梱方法

動画ではCO2レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZならびにエンドキャップ用CO2レーザ融着接続機GLZ4001ECを安全に開梱する方法がご覧いただけます。

セットアップ、ウォームアップ、ビームの確認方法

動画では開梱した後のCO2レーザワークステーションのセットアップ方法がご覧いただけます。セットアップ後、ユニットをファイバ加工に使用する前にレーザのウォームアップを実施し、リングビームの形状とアライメントを確認します。ウォームアップは日常的に実施する必要がありますが、ビームの形状については同じ光学的配置において使用する場合、日常的に確認する必要はありません。

加工方法

ファイバの軸に沿ってファイバをアライメントする方法を習得しましょう。ファイバのアライメントに慣れたら、同じサイズのシングルモードまたはマルチモードファイバの融着接続から始めましょう。これらの操作を確実に実施できるようになることで、CO2レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZにおけるファイバ加工の基本的な理解が進みます。そして、個々の用途のためのより高度または特殊な方法にアプローチすることができるようになります。CO2レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZは、様々なガラスファイバ部品の融着接続が可能です。ソフトウェアFFS3の融着接続プログラムのカスタム設計や、ご用途に応じた加工工程の自動化についてご要望に際しては当社までお問い合わせください。

インサート取付方法(GPX4000LZ)

動画では、標準的なファイバーホルダインサートをCO2レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZのファイバーホールドブロックに取り付ける方法がご覧いただけます。

融着接続(偏波保持ファイバ)

動画では、CO2レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZで偏波保持ファイバを融着接続するときに必要な回転アライメントの工程について説明いたします。

移動用インサートの組立て方法

移動用インサートは、Vytran機器間でファイバを移動させるためのもので、ファイバ端を再アライメントする必要なく複数の加工が可能となります。動画では移動用インサートの組立て方法がご覧いただけます。

「Auto Laser Align(自動レーザアライメント)」機能の使用方法

動画ではAuto Laser Alignを使用して、ファイバをCO2レーザのリングビームの軸にアライメントする方法をデモンストレーションしています。
付属の融着接続用ファイル
  • フィラメントFTAV2(V2)のバーンイン、ノーマライズ
  • Ø125 µmシングルモードファイバの融着接続
  • Ø125 µm偏波保持ファイバの融着接続
  • フィラメントFTAV4(V4)のバーンイン、ノーマライズ
  • Ø400 µmファイバの融着接続
  • Ø400 µmからØ200 µmへのテーパ加工

光ファイバ加工機ワークステーションには、加工機操作用のGUIソフトウェアがインストール済みのPCならびにモニタが付属しています。右表の一般的な融着接続ならびにテーパ加工手順が書かれた融着接続用ファイルの省略形式ライブラリが含まれます。GUIと融着接続用ライブラリーソフトウェアにより、新しいプロセス用に独自の融着接続ファイルを作成したり、既存のファイルのカスタマイズが可能です。また特殊な用途向けにアプリケーションファイルが含まれたアドオンソフトウェアパッケージも別途ご用意しています(下記参照)。特殊な用途に関するご質問は当社までお問い合わせください。

下記ではソフトウェアGUIでプログラム可能なファイバの融着接続ならびにテーパ加工について説明しています。


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図 1. 偏波保持ファイバのアライメント用ウィンドウのスクリーンショット

端面観察アライメント
端面観察アライメントは楕円コアファイバ(PMまたはPZ)などの偏波保持ファイバ、パンダまたはボウタイ型偏波保持ファイバ、あるいはこれらのハイブリッド融着接続に使用されます。これらのファイバは、XYアライメントの他にも、クラッド内の応力領域のアライメントのために回転アライメントが必要です。

端面観察アライメントプロセスは、まずファイバを後ろに引っ張り、2本のファイバの端面の間に端面観察用ミラーを差し込むことから始まります。LEDがファイバのクラッドを照らし、ファイバ端のイメージングが可能となります。ファイバ端面の画像が表示され、2本のファイバーコアの自動アライメントに使用されます。偏波保持ファイバのアライメントパラメータは、右図1の通り各ファイバの種類毎に設定可能です。このウィンドウには4つのパラメータが表示されています。ファイバ径(クラッド径)、ファイバの種類、そして左と右のファイバのPM形状に関する2つのパラメータです。パラメータが未知の場合、ファイバ端面の表示画像を使用して直接測定することができます。


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図 2. テーパ形状のカスタマイズウィンドウのスクリーンショット

ファイバーテーパのカスタマイズ
ファイバーテーパの形状は左図2のTaper Propertiesメニューを使用することにより規定できます。

テーパ加工のプロセスでは、3つの領域が作られます。始めにファイバを一定の熱で引き伸ばして細くし、ファイバ径が徐々に小さくなる「ダウンテーパ」領域を作ります。 所望のファイバ径まで細くなったら、一定の伸びを加えてファイバ径が一定に細い領域、ファイバーウェストを作ります。最後に引張力を弱め、元の太さまで戻す「アップテーパ」を作ります。所望するファイバの形状を作るためにフィラメントの温度と引張速度が制御されています。


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図 3. テンションモニタと制御システムのスクリーンショット

テンションモニタと制御
テンションモニターシステム(右図3参照)は、すべてのVytran®シリーズの加工機に付いていて、テーパ加工プロセスのフィードバックを行います。ファイバ加熱してテーパ加工プロセスを開始する前に、予め張力を印加(プリテンション)したり、テーパのパラメータを必要に応じて変更するために張力フィードバックを使用することもできます。

例えばØ400からØ200 µmへの標準的なテーパ加工は約20 gのプリテンションが必要です。プリテンションはファイバのホールドブロックの1つを使用し、微細ステップでファイバを引っ張ることにより与えられます。ファイバの張力をモニタすることにより、テーパ加工プロセス中にフィードバックループを設定することが可能です。例えば張力が0あるいはマイナスの値に低下した場合、ガラスが柔らかくなりすぎているので加熱を弱めます。逆に張力が設定値より大きくなった場合、ファイバが十分に柔らかくなっていないのでさらに加熱を強めます。

レーザの安全性とクラス分類

レーザを取り扱う際には、安全に関わる器具や装置を適切に取扱い、使用することが重要です。ヒトの目は損傷しやすく、レーザ光のパワーレベルが非常に低い場合でも障害を引き起こします。当社では豊富な種類の安全に関わるアクセサリをご提供しており、そのような事故や負傷のリスクの低減にお使いいただけます。可視域から近赤外域のスペクトルでのレーザ発光がヒトの網膜に損傷を与えうるリスクは極めて高くなります。これはその帯域の光が目の角膜やレンズを透過し、レンズがレーザーエネルギを、網膜上に集束してしまうことがあるためです。

Laser GlassesLaser CurtainsBlackout Materials
Enclosure SystemsLaser Viewing CardsAlignment Tools
Shutter and ControllersLaser Safety Signs

安全な作業および安全に関わるアクセサリ

  • クラス3または4のレーザを取り扱う場合は、必ずレーザ用保護メガネを装着してください。
  • 当社では、レーザのクラスにかかわらず、安全上無視できないパワーレベルのレーザ光線を取り扱う場合は、ネジ回しなどの金属製の器具が偶然に光の方向を変えて再び目に入ってしまうこともあるので、レーザ用保護メガネを必ずご使用いただくようにお勧めしております。
  • 特定の波長に対応するように設計されたレーザ保護眼鏡は、装着者を想定外のレーザ反射から保護するために、レーザ装置付近では常に装着してください。
  • レーザ保護眼鏡には、保護機能が有効な波長範囲およびその帯域での最小光学濃度が刻印されています。
  • レーザ保護カーテンレーザー安全保護用布は実験室内での高エネルギーレーザの遮光にご使用いただけます。
  • 遮光用マテリアルは、直接光と反射光の両方を実験装置の領域に封じ込めて外に逃しません。
  • 当社の筺体システムは、その内部に光学セットアップを収納し、レーザ光を封じ込めて危険性を最小限に抑えます。
  • ピグテール付き半導体レーザは、他のファイバに接続、もしくは他のファイバとの接続を外す際には、レーザ出力をOFFにしてください。パワーレベルが10 mW以上の場合には特にご注意ください。
  • いかなるビーム光も、テーブルの範囲で終端させる必要があります。また、レーザ使用中には、研究室の扉は必ず閉じていなければなりません。
  • レーザ光の高さは、目線の高さに設定しないでください。
  • 実験は光学テーブル上で、全てのレーザービームが水平を保って直進するように設定してください。
  • ビーム光路の近くで作業する人は、光を反射する不要な装飾品やアクセサリ(指輪、時計など)をはずしてください。
  • レンズや他の光学装置が、入射光の一部を、前面や背面で反射する場合がありますのでご注意ください。
  • あらゆる作業において、レーザは必要最小限のパワーで動作するようにご留意ください。
  • アライメントは、可能な限りレーザの出力パワーを低減して作業を行ってください。
  • ビームパワーを抑えるためにビームシャッタフィルタをお使いください。
  • レーザのセットアップの近くや実験室には、適切なレーザ標識やラベルを掲示してください。
  • クラス3Rやクラス4のレーザ(安全確保用のインターロックが必要となるレーザーレベルの場合)で作業する場合は、警告灯をご用意ください。
  • ビームトラップの代用品としてレーザービュワーカードを使用したりしないでください。

 

レーザ製品のクラス分け

レーザ製品は、目などの損傷を引き起こす可能性に基づいてクラス分けされています。国際電気標準会議(The International Electrotechnical Commission 「IEC」)は、電気、電子工学技術関連分野の国際規格の策定および普及を行う国際機関で、IEC60825-1は、レーザ製品の安全性を規定するIEC規格です。レーザ製品のクラス分けは下記の通りです

ClassDescriptionWarning Label
1ビーム内観察用の光学機器の使用を含む、通常の条件下での使用において、安全とみなされているクラス。このクラスのレーザ製品は、通常の使用範囲内では、人体被害を及ぼすエネルギーレベルのレーザを発光することがないので、最大許容露光量(MPE)を超えることはありません。このクラス1のレーザ製品には、筐体等を開かない限り、作業者がレーザに露光することがないような、完全に囲われた高出力レーザも含まれます。 Class 1
1Mクラス1Mのレーザは、安全であるが、望遠鏡や顕微鏡と併用した場合は危険な製品になり得ます。この分類に入る製品からのレーザ光は、直径の大きな光や拡散光を発光し、ビーム径を小さくするために光を集束する光学素子やイメージング用の光学素子を使わない限り、通常はMPEを超えることはありません。しかし、光を再び集光した場合は被害が増大する可能性があるので、このクラスの製品であっても、別の分類となる場合があります。 Class 1M
2クラス2のレーザ製品は、その出力が最大1 mWの可視域での連続放射光に限定されます。瞬目反射によって露光が0.25秒までに制限されるので、安全と判断されるクラスです。このクラスの光は、可視域(400~700 nm)に限定されます。 Class 2
2Mこのクラスのレーザ製品のビーム光は、瞬目反射があるので、光学機器を通して見ない限り安全であると分類されています。このクラスは、レーザ光の半径が大きい場合や拡散光にも適用されます。 Class 2M
3Rクラス3Rのレーザ製品は、直接および鏡面反射の観察条件下で危険な可視光および不可視光を発生します。特にレンズ等の光学機器を使用しているときにビームを直接見ると、目が損傷を受ける可能性があります。ビーム内観察が行われなければ、このクラスのレーザ製品は安全とみなされます。このクラスでは、MPE値を超える場合がありますが、被害のリスクレベルが低いクラスです。可視域の連続光のレーザの出力パワーは、このレベルでは5 mWまでとされています。 Class 3R
3Bクラス3Bのレーザは、直接ビームを見た場合に危険なクラスです。拡散反射は通常は有害になることはありませんが、高出力のクラス3Bレーザを使用した場合、有害となる場合もあります。このクラスで装置を安全に操作するには、ビームを直接見る可能性のあるときにレーザ保護眼鏡を装着してください。このクラスのレーザ機器にはキースイッチと安全保護装置を設け、さらにレーザ安全表示を使用し、安全照明がONにならない限りレーザがONにならないようにすることが求められます。Class 3Bの上限に近いパワーを出力するレーザ製品は、やけどを引き起こすおそれもあります。 Class 3B
4このクラスのレーザは、皮膚と目の両方に損傷を与える場合があり、これは拡散反射光でも起こりうるとみなされています。このような被害は、ビームが間接的に当たった場合や非鏡面反射でも起こることがあり、艶消し面での反射でも発生することがあります。このレベルのレーザ機器は細心の注意を持って扱われる必要があります。さらに、可燃性の材質を発火させることもあるので、火災のリスクもあるレーザであるとみなされています。クラス4のレーザには、キースイッチと安全保護装置が必要です。 Class 4
全てのクラス2以上のレーザ機器には、上記が規定する標識以外に、この三角の警告標識が表示されていなければいけません。 Warning Symbol

Product Demonstrations

Thorlabs has demonstration facilities for the Vytran® fiber glass processing systems offered on this page within our Morganville, New Jersey; Shanghai, China; and Exeter, Devonshire offices. We invite you to schedule a visit to see these products in operation and to discuss the various options with a fiber processing specialist. Please schedule a demonstration at one of our locations below by contacting technical support. We welcome the opportunity for personal interaction during your visit!

Thorlabs Vytran Europe
Exeter, United Kingdom

2 Kew Court
Exeter EX2 5AZ
United Kingdom

Appointment Scheduling and Customer Support

Thorlabs' Exeter Office
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Thorlabs China
Shanghai, China

Room A101, No.100, Lane 2891, South Qilianshan Road
Shanghai 200331
China

Appointment Scheduling and Customer Support

Thorlabs' China Office
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Thorlabs Vytran USA
Morganville, New Jersey, USA

1400 Campus Dr
Morganville, NJ 07751
USA

Appointment Scheduling and Customer Support

Thorlabs' Morganville Office
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Vytran® Optical Fiber Glass Processor Selection Guide
Item #GPX3400GPX3600GPX3800GPX3850GPX3900GPX4000LZ
Splicing Fiber Cladding Diameter80 µm to 250 µmyesyesyesyesyesyesa
250 µm to 1.25 mmyesyesyesyesyesyes
1.25 mm to 1.7 mm-yes-yes-yesb
1.7 mm to 2 mm-----yesb
End Cap Fiber Diameter250 µm to 2 mm-----yesc
250 µm to 5 mm-----yesd
Fiber TypeMultimodeyesyesyesyesyesyes
Single Modeyesyesyesyesyesyes
Double Cladyesyesyesyesyesyes
Polarization Maintainingyesyesyesyesyesyes
Soft Glass----yes-
Automated Measurement and Alignmentyesyesyesyesyesyes
End-View Illumination and Imagingeyesyesyesyesyesyes
Tension Monitor and Control Systemyesyesyesyesyesyes
Integrated Fiber Cleaver--yesyesyes-
Real-Time Hot Image Monitoring--yesyesyesyes
Liquid Cooling SystemOptional Add-OnyesOptional Add-OnyesOptional Add-OnOptional Add-On
Fused Taper Software Enhancement and Handling FixturesOptional Add-On-
Fiber Combiner Loading FixtureOptional Add-On -
  • フィラメント加熱モードを使用する融着接続の場合
  • CO2 レーザ加熱モードを使用する融着接続の場合
  • ファイバ融着融着接続の場合
  • エンドキャップの融着接続の場合
  • LED照明には上部インサートVHB00またはVHB05が必要です。
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CO2レーザ光ファイバ加工機ワークステーション

同梱品

  • ローリングカートに入った光ファイバ加工機ワークステーション
    • 空冷型40 W CO2レーザ
    • 光学スプライスヘッド、エンドキャップヘッド
    • 関連ソフトウェア組込みPC(モニタ、キーボード、マウス付き)
    • 融着接続のアルゴリズムファイルを含むソフトウェアインターフェイス
    • 底部インサート用真空ポンプ
    • 照明用のグースネックライト2個
    • ドロップリーフシェルフ
  • アルゴンガスタンクレギュレータ、CGA-580ならびにDIN 477 No.6コネクタ付き
  • アルゴンガス用3.2 mm径PTFEチューブ
  • グラファイト製フィラメントアセンブリFTAV4(クラッド径Ø125 µm~Ø600 µm、追加用のフィラメントは下記にて別売りでご用意)
  • 六角レンチ付きツールキット

別途ご購入が必要なもの

オプションのアクセサリと交換用部品

  • 光ファイバ加工機ワークステーションと制御ソフトウェア付きPCで構成
  • CO2レーザ加熱モードならびにフィラメント融着加熱モード
  • 自動XYならびに回転アライメント
  • シングルモード、マルチモード、偏波保持、特殊ファイバに適しています
  • 低運用コスト

CO2レーザ光ファイバ加工機ワークステーションGPX4000LZは、熱部、ファイバーホールドブロック、作動用およびプロセス開発用ソフトウェア付きPC、その他作動に必要な機能部が、ローリングカート内に組み込まれています。

このワークステーションはファイバの自動XYおよび回転アライメントが特長で、特に偏波保持ファイバや微細構造のコアを有する特殊ファイバをTrue Core Imaging技術を使用して加工するように設計されています。精密ファイバーハンドリング治具は、ファイバを0.25 µmの分解能でXY移動、0.02°の分解能で最大190°回転できます。付属のファイバーホルダは、CO2レーザまたはフィラメント加熱モードでファイバ軸に沿って105 mmまたは180 mm移動可能です。 加熱部がファイバ入射部の広い範囲を加熱できるため、異種ファイバを低損失に融着接続するためのコアドーパントの熱拡散や、ファイバの長い断熱的テーパの作製など様々な用途に適しています。ファイバーホルダーブロックは、ファイバーホルダーインサートの真空穴から空気を抜いてファイバをインサート内に固定することができます。

加工機ワークステーションにはファイバーホルダ、光学ヘッド、加熱部、イメージング用CCDカメラ、制御ソフトウェアインストール済みPCならびにモニタ、側面・端面イメージング用ミラータワーが含まれています。フィラメント加熱モードでの作動用に、各加工機ワークステーションには高純度PTFEガス管と取付継手CGA-580が付いたガスレギュレータが付いています。DIN 477 No.6コネクタも付属します。交換用のフィラメントは別売りです。下記をご参照ください。

ワークステーションの作動にはファイバーホルダ用上部ならびに底部インサートが別途必要です。こちらも下記に掲載しております。カプラやコンバイナ作製用の並列用ファイバーホルダ底部インサートも下記にオプションでご用意しています。また、エンドキャップ加工をお考えの場合、ファイバ加工機ワークステーションに使用されているファイバーホールドブロック対応のエンドキャップ用ホルダもお買い求めいただけます。

製品のインストールや使用方法のトレーニングについては、当社までお問合せください。

:本製品は、お客様が電波法に則り「高周波利用設備の通信設備以外の設備」として、総務省管轄の各総合通信局へ「許可申請」を提出する必要があります。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
GPX4000LZ Support Documentation
GPX4000LZCO2レーザ光ファイバ加工機ワークステーション
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Lead Time
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ファイバーホルダ上部インサート(システムに2個必要)

Item #Side 1 Accepted
Diameter (Min/Max)
Side 2 Accepted
Diameter (Min/Max)
VHB00a57 µm / 759 µmbN/A
VHB05a410 µm / 1008 µm560 µm / 1269 µm
VHA0057 µm / 759 µmb275 µm / 970 µm
VHA05410 µm / 1008 µm560 µm / 1269 µm
VHA10812 µm / 1515 µm1036 µm / 1770 µm
VHA151288 µm / 2022 µm1534 µm / 2268 µm
VHA201772 µm / 2505 µm2032 µm / 2944 µm
VHA252278 µm / 3029 µmN/A
VHA302609 µm / 3198 µmN/A
  • 上部インサートにはファイバ端面のLED照明用の窪みがついています。
  • VHA00とVHB00の片面(Side 1)は外径が非常に小さいファイバ向けにクランプ力が加えられるよう平面(溝なし)となっています。

ファイバーホルダーインサートは上部インサートが1個と底部または移動用インサートが1個の構成で、融着接続またはテーパ加工中のファイバを固定するために光ファイバ加工機のファイバーホールドブロック内に配置されます。インサートはファイバのクラッド、バッファ、被覆部分を固定し、最大Ø3.198 mmまでのファイバに対応します。上部と底部インサートの組み合わせの詳細については「ファイバーホルダーインサート」のタブをご覧ください。

GPX4000LZに対応する上部インサートには2種類ございます。 VHAの標準型上部インサートは片面溝付きと両面溝付きがあります。こちらのインサートは自動ファイバ加工機LDC401シリーズファイバークリーバ被覆除去ならびにクリーニングステーションFPS301融着接続システムLFS4100にご使用いただけます。上部インサートVHB00ならびにVHB05には自動光ファイバ加工機ワークステーションからのLED照明用の窪みが付いており、端面のイメージングや、偏波保持ファイバと微細構造の特殊ファイバーコアのアライメントに必要です。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
VHA00 Support Documentation
VHA00ファイバーホルダ上部インサート、両面溝付き、Ø57 µm~Ø970 µm
¥25,877
3-5 weeks
VHA05 Support Documentation
VHA05ファイバーホルダ上部インサート、両面溝付き、Ø410 µm~Ø1269 µm
¥25,877
3-5 weeks
VHA10 Support Documentation
VHA10ファイバーホルダ上部インサート、両面溝付き、Ø812 µm~Ø1770 µm
¥25,877
3-5 weeks
VHA15 Support Documentation
VHA15ファイバーホルダ上部インサート、両面溝付き、Ø1288 µm~Ø2268 µm
¥25,877
3-5 weeks
VHA20 Support Documentation
VHA20ファイバーホルダ上部インサート、両面溝付き、Ø1772 µm~Ø2944 µm
¥25,877
3-5 weeks
VHA25 Support Documentation
VHA25ファイバーホルダ上部インサート、Ø2278 µm~Ø3029 µm
¥25,877
3-5 weeks
VHA30 Support Documentation
VHA30ファイバーホルダ上部インサート、Ø2609 µm~Ø3198 µm
¥25,877
3-5 weeks
VHB00 Support Documentation
VHB00ファイバーホルダ上部インサート、LED照明対応、Ø57 µm~Ø759 µm
¥27,504
3-5 weeks
VHB05 Support Documentation
VHB05ファイバーホルダ上部インサート、両面溝付き、LED照明対応、Ø410 µm~Ø1269 µm
¥27,504
3-5 weeks
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ファイバーホルダ底部インサート(ファイバ1本の加工につき2個必要)

Item #TypeSide 1 Accepted
Diameter (Min/Max)
Side 2 Accepted
Diameter (Min/Max)
Vacuum
Holes
VHF160Transfer112 µm / 208 µmN/AYes
VHF250177 µm / 320 µm
VHF400279 µm / 519 µm
VHF500346 µm / 795 µm
VHF750516 µm / 1047 µm
VHE10Standard773 µm / 1271 µm1034 µm / 1523 µmNo
VHE151280 µm / 1769 µm1534 µm / 2007 µm
VHE201787 µm / 2267 µm2033 µm / 2513 µm
VHE252270 µm / 2844 µmN/A
VHE302692 µm / 3198 µmN/A
  • ファイバーホールドブロック用V溝付き底部インサート
  • 112 µm~3.198 mmのクラッド/被覆径に対応(インサートの選び方は「ファイバーホルダーインサート」のタブ参照)
  • Vytranシリーズのシステム間でファイバを移動させる移動用インサート
  • 小径(<Ø1047 µm)ファイバのアライメント用真空穴付きV溝インサート

ファイバーホルダーインサートは上部インサートが1個と底部インサートが1個の構成で、融着接続またはテーパ加工中のファイバを固定するために、光ファイバ加工機のファイバーホールドブロック内に設置されます。 底部インサートは光ファイバ加工機または対応するシステムのファイバーホールドブロック内に磁石で保持されます。 底部インサートのV溝は、ファイバがファイバーホルダ内の中心に位置するよう加工されており、様々なV溝のサイズでご用意しております(上部と底部または標準と移動インサートの組み合わせの詳細については「ファイバーホルダーインサート」のタブをご覧ください)。移動用インサートの底部には真空穴があり、それにより小径ファイバがV溝内にアライメントされるようになっています。

光ファイバ加工機に対応する底部インサートは、移動用底部インサート、標準型底部インサート、並列用底部インサート(下記掲載)の3種類です。移動用底部インサート(VHFから始まる型番)は、1本のファイバをアライメント損失を最小に抑えながらLDC401シリーズのファイバークリーバ被覆除去&クリーニングステーションFPS301、CO2融着接続システムGPX4000LZ間を移動させることが可能です。例えば、ファイバを移動用インサートに入れ、クリーバLDC401でクリーブし、インサートごと融着接続システムLFS4100に設置し、加工することが可能です。このようなプロセスが機能するのは、移動用インサートが各Vytranシステム内に精密に配置可能で、移動用クランプVHT1(下記参照)が、移動中のファイバの軸移動を防ぐからです。移動用インサートには真空穴が付いており、弱い吸引力によりファイバの位置が保たれます。すべての移動用インサートには移動用クランプVHT1(下記参照)が必要です。移動用インサートに外径が550 µmより小さいファイバを使用する場合には、V溝付きグラファイト(下記参照)も必要となります。

ファイバーホルダ用標準型底部インサート(VHEから始まる型番)は大径ファイバにご使用いただけます。こちらのインサートは片面溝付き、または両面溝付きの種類があります。標準型の底部インサートはLDC401シリーズのファイバークリーバ被覆除去ならびにクリーニングステーションFPS301自動ファイバ加工機融着接続機LFS4100でご使用いただけます。移動用インサートとは異なり、標準型インサートでシステム間を移動させるとファイバのアライメントは保たれません。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
VHF160 Support Documentation
VHF160ファイバーホルダ底部インサート、移動用、Ø112 µm~Ø208 µm
¥48,173
3-5 weeks
VHF250 Support Documentation
VHF250ファイバーホルダ底部インサート、移動用、Ø177 µm~Ø320 µm
¥48,173
Today
VHF400 Support Documentation
VHF400ファイバーホルダ底部インサート、移動用、Ø279 µm~Ø519 µm
¥48,173
3-5 weeks
VHF500 Support Documentation
VHF500ファイバーホルダ底部インサート、移動用、Ø346 µm~Ø795 µm
¥48,173
3-5 weeks
VHF750 Support Documentation
VHF750ファイバーホルダ底部インサート、移動用、Ø516 µm~Ø1047 µm
¥48,173
3-5 weeks
VHE10 Support Documentation
VHE10ファイバーホルダ底部インサート、両面溝付き、Ø773 µm~Ø1523 µm
¥32,387
3-5 weeks
VHE15 Support Documentation
VHE15ファイバーホルダ底部インサート、両面溝付き、Ø1280 µm~Ø2007 µm
¥32,387
3-5 weeks
VHE20 Support Documentation
VHE20ファイバーホルダ底部インサート、両面溝付き、Ø1787 µm~Ø2513 µm
¥32,387
3-5 weeks
VHE25 Support Documentation
VHE25ファイバーホルダ底部インサート、Ø2270 µm~Ø2844 µm
¥32,387
3-5 weeks
VHE30 Support Documentation
VHE30ファイバーホルダ底部インサート、Ø2692 µm~Ø3198 µm
¥32,387
3-5 weeks
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ファイバ移動用クランプとV溝付きグラファイト(VHFシリーズ移動用底部インサートに必要)

Item #Accepted Diameter
(Min/Max)
LengthHeating
Mode
VHG12580 µm / 125 µm0.313"Filament
VHG125L80 µm / 125 µm0.594"Filament
VHG200150 µm / 200 µm0.313"Filament
VHG250200 µm / 250 µm0.313"Filament
VHG250L200 µm / 250 µm0.594"Filament
VHG250XLa200 µm / 300 µm1.094"CO2 Laser
VHG300250 µm / 300 µm0.313"Filament
VHG350300 µm / 350 µm0.313"Filament
VHG400350 µm / 400 µm0.313"Filament
VHG400XLa300 µm / 400 µm1.094"CO2 Laser
VHG450400 µm / 450 µm0.313"Filament
VHG500450 µm / 500 µm0.313"Filament
VHG500L450 µm / 500 µm0.594"Filament
VHG500XLa400 µm / 500 µm1.094"CO2 Laser
VHG550500 µm / 550 µm0.313"Filament
  • これらのインサートは長い距離にわたってファイバを支えられるよう、他の製品よりも長くなっています。
  • ファイバをVytranシステム間で移動させる際、ファイバーホルダ底部インサート(移動用)に対応する移動用クランプおよびV溝付きグラファイト
  • 移動用底部インサートには、この移動用クランプVHT1が1つ必要
  • Ø80 µm~Ø550 µmの小径ファイバを融着接続時に支えるV溝付きグラファイト
  • 移動用クランプはLDC401シリーズファイバークリーバならびに被覆除去&クリーニングステーションFPS301にも対応

こちらの移動用クランプとV溝付きグラファイトは、上記のVHFシリーズ用底部インサート(移動用)と一緒に使用されるためのもので、例えばVytranシステム間でファイバークリーバLDC401を使用してクリーブし、その後、(クリーバとは別の)光ファイバ加工機で融着接続する際に、ファイバが入っている移動用インサートごと移動することができます。

クランプVHT1は、移動用インサートを磁性の蓋で固定してファイバの軸方向の移動を防止し、ファイバを触ることなくインサートを保持しながら移動します。V溝付きグラファイトは、融着接続時、外径が550 µm以下のファイバの保持をサポートします(詳細は右の表をご覧ください)。長さ27.8 mmのV溝は、GPX4000LZのCO2レーザ加熱モードにのみ対応し、長さ8.0 mmおよび15.1 mmのV溝はフィラメント加熱モードに対応します。長さ15.1 mmのV溝付きグラファイトは、ファイバ長に沿ったファイバ保持を強化したり、加熱モード時で加工中にファイバが邪魔になるのを防ぐためにご用意しています。V溝付きグラファイトは、2個の止めネジ(セットスクリュ)で移動用インサート内に固定できます。移動用インサートの組立て方法については、「ファイバーホルダーインサート」タブをご覧ください。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
VHT1 Support Documentation
VHT1移動用クランプ、移動用インサート用磁性蓋付き
¥37,433
3-5 weeks
VHG125 Support Documentation
VHG125V溝付きグラファイト、Ø80 µm~Ø125 µm、長さ8.0 mm
¥21,646
Lead Time
VHG125L Support Documentation
VHG125L延長用V溝付きグラファイト、Ø80 µm~Ø125 µm、長さ15.1 mm
¥23,274
3-5 weeks
VHG200 Support Documentation
VHG200V溝付きグラファイト、Ø150 µm~Ø200 µm、長さ8.0 mm
¥21,646
3-5 weeks
VHG250 Support Documentation
VHG250V溝付きグラファイト、Ø200 µm~Ø250 µm、長さ8.0 mm
¥21,646
3-5 weeks
VHG250L Support Documentation
VHG250LCustomer Inspired! 延長用V溝付きグラファイト、Ø200 µm~Ø250 µm、長さ15.1 mm
¥23,274
3-5 weeks
VHG250XL Support Documentation
VHG250XLV溝付きグラファイト、Ø200 µm~Ø300 µm、長さ27.8 mm
¥25,527
3-5 weeks
VHG300 Support Documentation
VHG300V溝付きグラファイト、Ø250 µm~Ø300 µm、長さ8.0 mm
¥21,646
3-5 weeks
VHG350 Support Documentation
VHG350V溝付きグラファイト、Ø300 µm~Ø350 µm、長さ8.0 mm
¥21,646
3-5 weeks
VHG400 Support Documentation
VHG400V溝付きグラファイト、Ø350 µm~Ø400 µm、長さ8.0 mm
¥21,646
3-5 weeks
VHG400XL Support Documentation
VHG400XLV溝付きグラファイト、Ø300 µm~Ø400 µm、長さ27.8 mm
¥25,527
Lead Time
VHG450 Support Documentation
VHG450V溝付きグラファイト、Ø400 µm~Ø450 µm、長さ8.0 mm
¥21,646
3-5 weeks
VHG500 Support Documentation
VHG500V溝付きグラファイト、Ø450 µm~Ø500 µm、長さ8.0 mm
¥21,646
3-5 weeks
VHG500L Support Documentation
VHG500LCustomer Inspired! 延長用V溝付きグラファイト、Ø450 µm~Ø500 µm、長さ15.1 mm
¥23,274
3-5 weeks
VHG500XL Support Documentation
VHG500XLV溝付きグラファイト、Ø400 µm~Ø500 µm、長さ27.8 mm
¥25,527
Lead Time
VHG550 Support Documentation
VHG550V溝付きグラファイト、Ø500 µm~Ø550 µm、長さ8.0 mm
¥21,646
3-5 weeks
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並列用ファイバーホルダ底部インサート(カプラ/コンバイナの作製に2つ必要)

Multi-Fiber Bottom Inserts
Item #Type
(Click for Drawing)
Accepted DiametersRecommended
Top Inserta
VHD125SSide-by-Side125 µm / 125 µmVHA00
VHD250SSide-by-Side250 µm / 250 µm
VHD320SSide-by-Side320 µm / 320 µm
VHD250VDouble-V-Slot250 µm / 250 µm
VHD320VDouble-V-Slot320 µm / 320 µm
VHD165CDouble-V-Slot w/ Pins165 µm / 165 µm
VHD250CDouble-V-Slot w/ Pins250 µm / 250 µm
VHD320CDouble-V-Slot w/ Pins320 µm / 320 µm
VHD550CDouble-V Slot w/ Pins550 µm / 550 µm
VHS250250Triple-V-Slot250 µm / 250 µm / 250 µm
VHS250400Triple-V-Slot250 µm / 400 µm / 250 µm
VHS250500Triple-V-Slot250 µm / 500 µm / 250 µm
VHS300350Triple-V-Slot300 µm / 350 µm / 300 µm
VHS320400Triple-V-Slot300 µm / 400 µm / 300 µm
VHS320550Triple-V-Slot320 µm / 550 µm / 320 µmVHA05
  • LED照明対応のインサートVHB00やVHB05も使用可能ですが、カプラやコンバイナの作製の際にはLED照明は使用しません

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2つのVスロット付きのピンを有するインサートでは、調整ピンを使用することにより、加工時の2本のファイバを非常に近接して保持することができます。上はインサートVHD320Cです。
  • 底部インサートの溝に複数のファイバを固定
  • 溶融型光カプラまたはコンバイナの作製に使用
  • ファイバをV溝またはスロットにアライメントするための真空穴
  • 複数のインサートタイプをご用意(種類については右の表をご参照ください)

並列用インサート(VHDまたはVHSから始まる型番)は、WDMカプラ溶融型光ファイバーカプラ、パワーコンバイナなど2本または3本のファイバを同時にテーパ加工し溶融する必要のある用途向けに設計されています。

並列用インサートにはU溝があり、2本のファイバを平行に保持します。2つのVスロット付きインサートには、同じ側に2つの平行するV溝があり、ファイバをそれぞれの溝に1本ずつ保持します。2つのVスロット付きのピンを有するインサートにはオフセット調整用のピンがあり、加工時に2本のファイバを密接させることができます(左写真参照)。3つのVスロット付きインサートには中央にV溝が1本、その両側にV溝が合わせて2本付いており、信号用ファイバ1本と小さい励起ファイバ2本が溶融できるようになっています。

底部インサートは光ファイバ加工機または対応するシステムのファイバーホールドブロック内に磁石で保持されます。 インサートのV溝は、ファイバがファイバーホルダ内の中心に位置するよう加工されています。 移動用インサートの底部には真空穴があり、それにより小径ファイバがV溝内にアライメントされるようになっています。それぞれの並列用ファイバーインサートに推奨する上部インサートは右の表でご覧いただけます。これらのインサートをシステム間で移動した場合は、ファイバのアライメントは保持されません。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
VHD125S Support Documentation
VHD125Sファイバーホルダ底部インサート、並列用、Ø125 µm / Ø125 µm
¥62,331
Lead Time
VHD250S Support Documentation
VHD250Sファイバーホルダ底部インサート、並列用、Ø250 µm / Ø250 µm
¥62,331
3-5 weeks
VHD320S Support Documentation
VHD320Sファイバーホルダ底部インサート、並列用、Ø320 µm / Ø320 µm
¥62,331
3-5 weeks
VHD250V Support Documentation
VHD250Vファイバーホルダ底部インサート、Vスロット2つ、Ø250 µm / Ø250 µm
¥65,098
3-5 weeks
VHD320V Support Documentation
VHD320Vファイバーホルダ底部インサート、Vスロット2つ、Ø320 µm / Ø320 µm
¥65,098
3-5 weeks
VHD165C Support Documentation
VHD165Cファイバーホルダ底部インサート、2つのVスロット付き調整用ピン、Ø165 µm / Ø165 µm
¥73,235
3-5 weeks
VHD250C Support Documentation
VHD250Cファイバーホルダ底部インサート、2つのVスロット付き調整用ピン、Ø250 µm / Ø250 µm
¥73,235
3-5 weeks
VHD320C Support Documentation
VHD320Cファイバーホルダ底部インサート、2つのVスロット付き調整用ピン、 Ø320 µm / Ø320 µm
¥73,235
3-5 weeks
VHD550C Support Documentation
VHD550Cファイバーホルダ底部インサート、2つのVスロット付き調整用ピン、Ø550 µm / Ø550 µm
¥73,235
3-5 weeks
VHS250250 Support Documentation
VHS250250ファイバーホルダ底部インサート、Vスロット3つ、Ø250 µm / Ø250 µm / Ø250 µm
¥69,169
3-5 weeks
VHS250400 Support Documentation
VHS250400ファイバーホルダ底部インサート、Vスロット3つ、Ø250 µm / Ø400 µm / Ø250 µm
¥69,169
3-5 weeks
VHS250500 Support Documentation
VHS250500ファイバーホルダ底部インサート、Vスロット3つ、Ø250 µm / Ø500 µm / Ø250 µm
¥67,811
3-5 weeks
VHS300350 Support Documentation
VHS300350ファイバーホルダ底部インサート、Vスロット3つ、Ø300 µm / Ø350 µm / Ø300 µm
¥69,169
Lead Time
VHS320400 Support Documentation
VHS320400ファイバーホルダ底部インサート、Vスロット3つ、Ø320 µm / Ø400 µm / Ø320 µm
¥69,169
Lead Time
VHS320550 Support Documentation
VHS320550ファイバーホルダ底部インサート、Vスロット3つ、Ø320 µm / Ø550 µm / Ø320 µm
¥69,169
3-5 weeks
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45°ミラーインサート、ファイバの検査やアライメント用(オプション)

End Cap Holder
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上の用途例では、インサートGPXM45をエンドキャップ用CO2レーザ融着接続ワークステーション GLZ4001ECで使用し、エンドキャップ付きファイバの端面を検査しています。

45°ミラー付きインサートGPXM45を取り付けることで、ファイバ端面検査やファイバ部品のアライメントが容易になります。対応する上記のVytranシステムのファイバーホールドブロックが、ファイバーホルダ底部インサートと同様の方法でミラーインサートを固定します。GPXシリーズのファイバ加工機と融着接続機LFS4100ではこれよりも小さい端面用ミラーが付いていますが、こちらのミラーインサートの10 mm x 10 mmミラーを取り付けることで検査がよりし易くなります。 また、こちらのミラーはVytranシステム以外でも光学ベンチや顕微鏡の検査ツールとしてもお使いいただきます。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
GPXM45 Support Documentation
GPXM4545°ミラー付きインサート
¥36,848
3-5 weeks
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エンドキャップ用ホルダ(オプション)

Item #TypeAccepted
Length
Accepted DiameterEnd Cap
Item #
Min.Typ.Max
ECH1VaVacuum2.5 mm - 5.0 mm0.95 mm1.0 mm1.05 mmFEC1
ECH15Va1.45 mm1.5 mm1.55 mmFEC15
ECH2Va1.95 mm2.0 mm2.05 mmFEC2
ECH4CFlexure Clamp2.5 mm - 10 mm3.8 mm4.0 mm4.08 mm-
ECH5C4.8 mm5.0 mm5.08 mmFEC5
ECH8C7.8 mm8.0 mm8.08 mmFEC8S
ECH8LMagnetic Lid2.5 mm - 10 mm7.6 mm8.0 mm9.50 mm-
  • このホルダをファイバーホールドブロック内に固定するためには、上部インサートVHA20と底部インサートVHE20の両方が必要です。
End Cap Holder
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ECH8Cのフロントクランプ内に固定されたØ1 mmのリードイン付きØ8 mmエンドキャップ
  • Ø0.95 mm~Ø9.50 mmのエンドキャップを融着接続時に保持
  • 真空吸引式、フレクシャークランプ式、磁性蓋式をご用意
  • 光ファイバ加工機ワークステーションのファイバーホールドブロックに対応

こちらのホルダは、融着プロセス時にエンドキャップを光ファイバ加工機ワークステーション内に設置し固定します。外径Ø0.95 mm~Ø9.50のエンドキャップに対応したホルダをご用意しております。

真空吸引式ホルダ
エンドキャップホルダECH1V、ECH15V、ECH2Vは、吸引力を利用して小型のエンドキャップ(それぞれØ1.0 mm、Ø1.5 mm、Ø2.0 mm)をスチール製のチューブホルダ内に保持します。ワークステーション背面の「VACUUM」と表示された真空ラインに接続されたコネクタから伸縮性のあるチューブを介して吸引が行われます。エンドキャップはピンセットを使用してホルダ内に設置します。エンドキャップを保持するスチール製のチューブには内部に段が付いており、エンドキャップがチューブ内に引き込まれないようになっています。真空タイプのホルダは、2つのファイバーホールドブロックインサート(VHA20およびVHE20、どちらも別売り)の間に設置します。

フレクシャークランプ式ホルダ
エンドキャップホルダECH4C、ECH5C、ECH8Cは、フレクシャークランプを利用するため、駆動時に真空を必要としません。また、そのため、エンドキャップを加熱部に近接して設置することができます。これらのホルダは2クランプシステムを使用しており、ホルダのフレクシャークランプの位置を調整して長さ2.5 mm~10 mmまでのエンドキャップを取り付けられるようになっています。最良の性能を得るには、0.05インチ(1.3 mm)の六角ビットを取り付けたトルクドライバを用いて0.04 N·mのトルクでネジを締め付けます。 こちらのホルダはファイバーホールドブロックに直接取り付けることができ、ファイバーホールドブロック内の底部インサートの代わりに使用します。

磁性蓋式ホルダ
エンドキャップホルダECH8Lには、Ø9.50 mmまでのエンドキャップを固定するためのヒンジ付きの磁性蓋および先端がナイロン製の止めネジ(セットスクリュ)が付いています。使用するには、エンドキャップをV溝に設置し、0.05インチ(1.3 mm)六角レンチまたはボールドライバ(どちらも別売り)で止めネジをゆっくりと締め付けます。止めネジを締めすぎると蓋が外れてエンドキャップの保持力が低下します。こちらのホルダはファイバーホールドブロックに直接取り付けることができ、ファイバーホールドブロック内の底部インサートの代わりに使用します。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
ECH1V Support Documentation
ECH1VØ1.0 mmエンドキャップ用ホルダ、真空吸引式
¥39,855
Lead Time
ECH15V Support Documentation
ECH15VØ1.5 mmエンドキャップ用ホルダ、真空吸引式
¥39,855
Lead Time
ECH2V Support Documentation
ECH2VØ2.0 mmエンドキャップ用ホルダ、真空吸引式
¥39,889
3-5 weeks
ECH4C Support Documentation
ECH4CØ4.0 mmエンドキャップ用ホルダ、フレクシャークランプ式
¥47,866
3-5 weeks
ECH5C Support Documentation
ECH5CØ5.0 mmエンドキャップ用ホルダ、フレクシャークランプ式
¥47,866
3-5 weeks
ECH8C Support Documentation
ECH8CØ8.0 mmエンドキャップ用ホルダ、フレクシャークランプ式
¥47,866
3-5 weeks
ECH8L Support Documentation
ECH8LØ8.0 mmエンドキャップ用ホルダ、磁性蓋式
¥47,866
3-5 weeks
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液体冷却システム(オプション)

Liquid Cooling System Specifications
Cooling Capacity590 Wa
Coolant Pump Flow Rate10 Speed Levels up to 4 L/min
Reservoir Capacity157 mL (5.3 fl-oz)
RadiatorAluminum; 2 x 120 mm Fans
Power Consumption20 W (Max)
Power Supply12 VDC (via Molex Connector)
100 VAC with Power Adapter 
Weight8.00 lbs (3.63 kg)
  • 周囲温度25 °C、冷却液の流速4 L/minの時
  • 光ファイバ加工機GPX4000LZのフィラメント加熱モード用オプション冷却システム
  • 長時間加熱操作時(テーパ加工など)の加熱部の過熱を防止
  • 700 mLの高性能冷却液付属

液体冷却システムGPXLZWCSは、当社の光ファイバ加工機GPX4000LZの追加機器として、フィラメント加熱モードを使用した長時間の加熱操作時に加熱部を冷却します。ファイバのテーパ加工、モードアダプタ、ファイバの終端処理などの長時間使用時にはこの使用をお勧めします。光ファイバ加工機GPX4000LZと同時にGPXLZWCSをご注文いただく場合、予め工場で組み込んだ形で出荷させていただくことも可能です。

GPXLZWCSには157 mLのタンクがあり、高性能の冷却液(700 mLのボトル入りの冷却液が付属)が周囲温度25 °C時、4 L/minの流速、590 Wの冷却能力で循環します。MSDS製品安全シートはこちらからダウンロードいただけます。GPX4000LZに取り付けるためのチューブや継ぎ手は付属しています。冷却システムの電源は12 VDCのMolexコネクタ(付属のPCスロットアダプタを介して)、または付属の100 VAC電源アダプタから外部供給します。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
GPXLZWCS Support Documentation
GPXLZWCS液体冷却システム、Vytran CO2レーザ光ファイバ加工機用
¥319,109
Lead Time
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フィラメントアセンブリ(追加用)

Item #Filament
Material
Cladding Diameter
(Min/Max)
Applicationa
FTAV2Graphite80 µm / 250 µmSplice
FTAV4125 µm / 600 µm
FTAV5250 µm / 1000 µm
FTAV6400 µm / 1300 µm
FTAT3250 µm / 1500 µmTaper
FTAT4400 µm / 1800 µm
FRAV1Iridium≤200 µmSplice
FRAV3≤400 µm
FRAV5250 µm / 1050 µm
FWAV1Tungsten≤200 µmSpliceb
  • この列には各フィラメントアセンブリに適した用途を示していますが、これに限定するものではありません。例えば、融着接続用フィラメントはテーパ加工にもご使用になれます。 
  • 当社の光ファイバ加工機に使用した場合、こちらのフィラメントはファイバ先端加工(レンズドファイバ)や、鋭いテーパ加工、長周期グレーティングにも適しています。 
  • CO2レーザ光ファイバ加工システムフィラメントアセンブリ(システムにはグラファイトフィラメントFTAV4が1個設置済み)
  • 融着接続やテーパ加工、またはファイバ先端加工(レンズドファイバ)の用途向けに最適化(詳細は右の表をご覧ください)
  • アセンブリにはフィラメント加熱素子ならびに防護用の枠が付属

フィラメントアセンブリは「Ω」文字状のグラファイト、イリジウムまたはタングステンの抵抗加熱素子が防護用の枠に覆われている構成となっております。こちらでご紹介しているフィラメントは自動光ファイバ加工機GPXシリーズに対応します。右の表で融着接続用フィラメントと記載のある製品については融着接続システムLFS4100に対応します。

融着接続やテーパ加工用フィラメント
グラファイトフィラメントは、他の材質のフィラメントよりもアウトガスが少なく、大径ファイバの融着接続やテーパ加工に必要な高い温度に達することが可能です。イリジウムフィラメントはグラファイトフィラメントより温度が低く、柔らかいガラスファイバの加工に適しています。タングステンフィラメントは速く高温になるため、長時間の融着接続が著しい拡散や破壊につながる可能性のある高濃度の添加物ファイバやストラクチャーファイバの融着接続に適しています。フィラメントの加熱時間は約40分ですが、アルゴンの質、融着接続・テーパ加工時間、光ファイバーガラスの品質等様々な要因によって変わる場合があります。

フィラメントは融着接続またはテーパ加工の用途向けに最適化されていますが、融着接続用フィラメントはテーパ加工にも使用できるため、ここでの記載内容は用途を限定するものではありません。融着接続用フィラメントはアセンブリ本体の上部に開口部がありますが、テーパ加工用フィラメントは汚染物質への露出を最小限にとどめるため、開口部はありません。

識別と保守点検
システムにはグラファイトフィラメントFTAV4が1個付属しています。フィラメントはアセンブリ本体に刻印されているバージョン番号(例えばV4、V6、T3など)によって識別できます。新しいフィラメントを使用するときにはバーンインが必要です。バーンイン工程中、フィラメントは動作温度と室温の間で数回温度変動を繰り返します。これによりフィラメントの熱特性が安定し、電流が流れたときにより安定した出力と加熱性能が得られます。この手順は1度だけ行う必要があり、その後フィラメントは通常のノーマライズのみを行います。フィラメントの保守点検方法と簡単な融着接続の手順については「チュートリアルビデオ」タブをご覧ください。性能が低下し始めた場合は、フィラメントの改修を承ります。詳細は当社までご相談ください。 

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
FRAV1 Support Documentation
FRAV1イリジウムフィラメントアセンブリ、クラッド径 ≤Ø200
¥93,089
3-5 weeks
FRAV3 Support Documentation
FRAV3イリジウムフィラメントアセンブリ、クラッド径 ≤Ø400
¥93,089
3-5 weeks
FRAV5 Support Documentation
FRAV5イリジウムフィラメントアセンブリ、クラッド径 Ø250 µm~Ø1050 µm
¥93,089
3-5 weeks
FTAT3 Support Documentation
FTAT3グラファイトフィラメントアセンブリ、クラッド径 Ø250 µm~Ø1500 µm
¥55,685
3-5 weeks
FTAT4 Support Documentation
FTAT4グラファイトフィラメントアセンブリ、クラッド径 Ø400 µm~Ø1800 µm
¥55,685
3-5 weeks
FTAV2 Support Documentation
FTAV2グラファイトフィラメントアセンブリ、クラッド径 Ø80 µm~Ø250 µm
¥55,685
3-5 weeks
FTAV4 Support Documentation
FTAV4グラファイトフィラメントアセンブリ、クラッド径 Ø125 µm~Ø600 µm
¥55,685
3-5 weeks
FTAV5 Support Documentation
FTAV5グラファイトフィラメントアセンブリ、クラッド径 Ø250 µm~Ø1000 µm
¥55,685
3-5 weeks
FTAV6 Support Documentation
FTAV6グラファイトフィラメントアセンブリ、クラッド径 Ø400 µm~Ø1300 µm
¥55,685
3-5 weeks
FWAV1 Support Documentation
FWAV1タングステンフィラメントアセンブリ、クラッド径 ≤Ø200
¥110,045
3-5 weeks
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ドロップリーフシェルフ(追加用) 

  • レーザ光ファイバ加工システムGPX4000LZ用追加または交換用シェルフ
  • 最大耐荷重: 45 kg
  • 取付用部品(Tナット、ボルト、3/16六角レンチ)が付属

ドロップリーフシェルフGLZDは、当社の光ファイバ加工システムGPX4000LZならびにGLZ4001ECに取り付け可能です。シェルフには取付用部品が付属し、システムの両側面に取り付けられます。シェルフを展開すると、支柱は自動的に固定されます。なお、GPX4000LZのシステムにはシェルフGLZDが1個付属しています。各システムの筐体には両側面に1個ずつ、合計2個のシェルフが取り付け可能です。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
GLZD Support Documentation
GLZDドロップリーフシェルフ、ワークステーションGPX4000LZまたはGLZ4001EC用
¥78,959
3-5 weeks
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超音波洗浄機(オプション)


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超音波洗浄機USC2およびVytran移動用底部インサート用ネストUSC2NVT

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洗浄強度と洗浄時間は洗浄機背面のコントローラで制御できます。
USC2 Ultrasonic Cleaner Specifications
Supported Fiber Diametera125 - 600 µm
Tank Capacity100 mL
Tank DimensionsØ1.7" x 2.8" Deep
(Ø43 mm x 71 mm Deep)
Cleaning Duration
(Max Setting)
> 1 Minute
Peak Output Frequency75.2 - 76.4 kHz
Transducer Power (Max)6 W
Operating Power36 W
Operating Current1.5 A
Input Voltageb100 - 240 VAC @ 47 - 63 Hz
Overall Dimensionsa
6.95" x 4.78" x 4.13"
(176.5 mm x 121.5 mm x 104.8 mm)
Mass1.28 kg (2.82 lbs)
  • 付属のファイバ素線用ネストの場合
  • 電源ケーブル(日本国内用)が付属

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型番数量Description
USC21超音波ファイバ洗浄機、ファイバ素線用ネスト付き
USC2NVT1超音波洗浄機用ネスト、Vytran底部インサート用
USC2Y15115 mmスペーサ、Vytranネスト用
VHF7501ファイバーホルダ底部インサート、移動用、Ø516 µm~Ø1047 µm
VHT11移動用クランプ、移動用インサート用磁性蓋付き
Vytran移動用底部インサートをサポートするネストUSC2NVT
  • 浸漬深さ、洗浄時間、パワーレベルを容易に調整可能
  • 磁性クランプ付きのファイバ素線用ネストが付属
  • Vytran移動用底部インサートに対応するネスト(型番USC2NVT)も別売りでご用意
  • 使用可能な溶剤:アセトンまたはイソプロパノール(イソプロピルアルコール)
  • 液体の廃棄が容易な注ぎ口:溶剤の蒸発を低減するスロット付きシールド

当社のVytran® USC2は、ファイバ素線を大量処理できるよう設計されています。洗浄強度および洗浄時間の調整ノブを使用して、繰り返し可能な洗浄パラメータを簡単に設定できます。液浸治具により浸漬深さが調整でき、治具はファイバーホルダーネスト(別売り)と交換可能です。洗浄サイクルがアクティブの時は赤色のLEDが点灯します。100 mLの溶剤タンクにはアセトンまたはイソプロピルアルコールのみご使用いただけます。

液浸治具を傾けるとファイバが液体に沈み、超音波洗浄プロセスが開始します。設定された洗浄時間を過ぎると超音波攪拌が停止します。溶剤タンク上のファイバーホルダの高さは、液浸治具の側面にあるローレット付きアジャスタで12.7 mmの範囲にわたって変更可能です(上写真参照)。

ローレット付きアジャスタを逆方向に回してファイバ素線用ネストを取り外し、別のファイバーホルダーネストと交換することもできます。各洗浄機は、液浸治具内にファイバ素線用ネストが取り付けられた状態で出荷されます。ネストUSC2NVT(別売り)はVytran移動用底部インサートに対応します。インサートと溶剤タンクの距離を広げるためのスペーサや非磁性の底部インサート用クランプなど、幅広い用途にお使いいただけるVytranファイバーネスト用アクセサリもございます。また、Fujikura®およびFitel®ファイバーホルダ用のネストもご用意しています(どちらも別売り) 詳細は製品の紹介ページをご覧ください。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
USC2 Support Documentation
USC2超音波ファイバ洗浄機、ファイバ素線用ネスト付き
¥318,311
Lead Time
USC2NVT Support Documentation
USC2NVT超音波洗浄機用ネスト、Vytran底部インサート用
¥31,113
3-5 weeks