Nikon製Eclipse Ti2顕微鏡用アダプター
- Adapters for Epi-Illumination, Lamphouse, Camera, Trinocular, Eyepiece, and Condenser Ports, as well as Nosepieces
- Modify Nikon Eclipse Ti2 Microscopes Using Thorlabs' Optomechanical Components
SM1N2
Camera Port Adapter
SM2N5
Epi-Illumination Module Adapter
SM2N2
Eyepiece Adapter
LCPN1
Condenser Port Adapter
Application Idea
Scientific Camera Mounted to Nikon Eclipse Ti2 Microscope Using SM1N2 Camera Port Adapter, SM1 Lens Tube, and 30 mm Cage System Components
SM1N5
Nosepiece Adapter
Please Wait
Adapters for Industry Standard Microscopes |
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Cerna DIY Series |
Leica DMI |
Nikon Eclipse Ti (Inverted) |
Nikon Eclipse Ti2 (Inverted) |
Upright Nikon Eclipse |
Olympus BX and IX |
Zeiss Axioskop and Examiner |
概要
- 当社のケージシステムやレンズチューブなどのコンストラクションシステムをNikon製Eclipse Ti2顕微鏡に接続するためのアダプタ
- SM1レンズチューブ、SM30レンズチューブ、SM2レンズチューブ、30 mmおよび60 mm ケージシステムの取付けが可能
- カスタム仕様のアダプタ(ほかの顕微鏡用も含む)については、当社までお問い合わせください。
下記のアダプタを使用すると、当社の標準的なオプトメカニクス部品をNikon製Eclipse Ti2顕微鏡に取付けることができます。
照明用アダプタ
落射照明用光路にSMネジ付き部品やケージシステムを取り付けるためのアダプタを2種類ご用意しております。D9Nアリ溝付きアダプタのSM1N4、SM2N4、またはSM2N5を用いると、LED光源などのコリメート光源を落射照明モジュールに取付けることができます。アダプタSM1A30およびSM2N1は、落射照明モジュールを取外したあとの落射照明用ポートに取付けて使用するアダプタです。
アダプタSM2N3を用いると、コリメート光源を顕微鏡のランプハウスポートに取り付けることができます。
カメラポート用アダプタ
Nikon製Eclipse Ti2には、側面にメインのカメラポートがあり、また三眼鏡筒の近くにもう1つのカメラポートがあります。アダプタSM1N2およびSM1N3は、SM1ネジやSM2ネジを有するコンポーネント、または30 mmケージシステムを、顕微鏡のカメラポートに取付けられるように設計されています。これらのアダプタは、お客様が構築されたアセンブリを光路に加える場合や、当社のサイエンティフィックカメラを使用する場合に便利です。
レボルバ用アダプタ
アダプタSM1N5は、Nikon製Eclipse Ti2顕微鏡に一般に使用されている様々なレボルバ(対物レンズターレットとも呼ばれます)に対して、当社のSM1ネジ付きコンポーネントを取付けられるように設計されています。また30 mmや60 mmのケージシステムにも対応します。
三眼鏡筒ポート用アダプタ
アダプタLCPN2、LCPN4、WFA4111、またはSM2A59を用いると、カスタム仕様のワイドフィールド観察用や画像取得用のセットアップを三眼鏡筒用ポートに接続することができます。また、アダプタLCPN3を用いて、D5Yアリ溝の付いたOlympus製三眼鏡筒を接続することもできます。D5Yアリ溝の詳細は、「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。
接眼レンズ用アダプタ
アダプタSM2N2を用いると、三眼鏡筒の接眼レンズに代わって、カスタム仕様の画像取得用または観察用のセットアップを顕微鏡に取り付けられます。
コンデンサ用アダプタ
アダプタLCPN1およびLCPN5をコンデンサーホルダに取り付けると、カスタム仕様の照明調整モジュールを取付けることができます。
注: 当社では、こちらのページに明記されていない、業界標準の顕微鏡との適合性は保証しておりませんのでご注意ください。
Thorlabs Dovetail Referencea | |||
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Type | Shape | Outer Dimension | Angle |
95 mm | Linear | 95 mm | 45° |
D1N | Circular | Ø2.018" | 60° |
D2Nb | Circular | Ø1.50" | 90° |
D2NBb | Circular | Ø1.50" | 90° |
D3N | Circular | Ø45 mm | 70° |
D5N | Circular | Ø1.58" | 90° |
D6N | Circular | Ø1.90" | 90° |
D7N | Circular | Ø2.05" | 90° |
D8N | Circular | Ø40 mm | 90° |
D9N | Circular | Ø50 mm | 90° |
D10N | Circular | Ø52 mm | 90° |
D1T | Circular | Ø1.50" | 60° |
D3T | Circular | Ø1.65" | 90° |
D4T | Circular | Ø1.20" | 90° |
D1Y | Circular | Ø107 mm | 60° |
D2Y | Circular | Ø2.32" | 50° |
D3Y | Circular | Ø1.75" | 90° |
D4Y | Circular | Ø56 mm | 60° |
D5Y | Circular | Ø46 mm | 60° |
D6Y | Circular | Ø41.9 mm | 45° |
D1Z | Circular | Ø54 mm | 60° |
D2Z | Circular | Ø57 mm | 60° |
D3Z | Circular | Ø54 mm | 45° |
顕微鏡のアリ溝(ダブテール)とは
顕微鏡のアリ溝(ダブテール)は、顕微鏡コンポーネントの結合や、光学ポートのアライメントに使用されます。結合するには、コンポーネントのアリ溝をもう一方のアリ溝に差し込み、メス型アリ溝のロック用止めネジを1つ以上締め付けます。アリ溝には、直線形状と円形状の2種類があります。直線形状のアリ溝は、取り付ける部品を固定する前にスライドさせることが可能です。不要な自由度を制限しながら柔軟に位置決めができます。円形状のアリ溝は、異なるコンポーネントの光学ポートの位置を合わせ、光軸確保に必要なお客様の作業を最小化します。
当社では、自社の部品や他社の部品と、アリ溝を用いて結合できるコンポーネントを多く製造しています。対応するアリ溝を簡単に確認いただけるように、当社の部品に付いているアリ溝の種類に呼称(Dxxなど)を付けさせていただいています。この呼称は当社独自のもので、他の顕微鏡メーカに共通する呼称ではありませんのでご注意ください。当社のアリ溝の種類一覧と、その主な寸法は右表をご参照ください。
当社のCerna®顕微鏡では、対応するコンポーネントのみが結合できるよう、顕微鏡のそれぞれの部分で異なる種類のアリ溝が使用されています。例えば落射照明モジュール WFA2002のアリ溝はD1Nオス型で、顕微鏡ボディの落射照明用アームのD1Nメス型アリ溝と結合します。XY顕微鏡ステージCSS2001のアリ溝はD1Yメス型で、取付けアームCSA1051 のD1Yオス型アリ溝と結合します。
それぞれのコンポーネントのアリ溝の種類については下記の赤いアイコン()をクリックし、図をご覧ください。メス型アリ溝付きのアダプタの図では、ロック用止めネジに必要な六角レンチのサイズも記載されています。なお、機械的に結合しても必ずしも光学的に適合しているとは限りません。光学的適合性については当社のウェブサイトでご確認ください。
ご自身でアリ溝を機械加工したい場合には、右表にある各アリ溝の外径や角度(下の図で定義)をご参照ください。ただし、アリ溝の高さはご自身でお決めください。また、円形状のアリ溝では、内径および内孔径もご自身でお決めいただく必要があります。これらの値は同じ種類のアリ溝でも異なります。互いに適合するように設計された部品を使用すれば、確実に結合させることができます。
摩耗を低減し、かつ接続を容易にするために、多くのアリ溝では面取りや、窪み(リセス)などの機械加工が施されています。下の図はそのいくつかの例です。
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円形状のオス型アリ溝の加工方法の2例です。
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円形状のメス型アリ溝の加工方法の2例です。
Posted Comments: | |
user
 (posted 2024-07-23 08:47:18.6) I'm currently using a Nikon Ti2. I'm reaching out to get some recommendations on how to use the SM1A30 or SM2N1. We don't have a Nikon epi-illumination module. So the rear epi-port of the microscope is empty. The reason is partly because Nikon only offers the complete solution including epi-illumination port, fiber coupler, fiber-based 4 color LEDs, drivers. We have several lasers, and would also like to purchase some LEDs with different wavelengths. The idea is to build a simple module to couple in the external light to achieve epi-illumination. Would be nice to build such a coupler using Thorlabs parts. Thanks a lot. jpolaris
 (posted 2024-07-23 08:03:06.0) Thank you for contacting Thorlabs. SM1A30 and SM2N1 are both directly compatible with the epi-illumination port on Nikon Eclipse Ti or Ti2 microscopes. SM1A30 is SM1 threaded, allowing it to be used with our line of SM1 lens tubes. SM2N1 is SM2 threaded, allowing it to be used with our line of SM2 lens tubes. Additionally, these two adapters have #4-40 taped holes allowing them to integrate with our line of cage system products. I have reached out to you directly to discuss your specific requirements for constructing a module for epi-illumination with our parts. user
 (posted 2023-12-05 11:43:55.867) What is the mounting tolerances with the adaptors? How can you gaurentee that the entire sensor is in roughly the same depth of focus( within the same depth of focus). Do you have recomended tubelenses for the nikon eclipse ti2 based on the back focal length of the camera port? cdolbashian
 (posted 2023-12-11 10:50:16.0) Thank you for reaching out to us with this inquiry, though I am not exactly sure what you are inquiring after. These port adapters simply allow the use of thorlabs imaging elements with your Nikon scope. You would need to determine if the scope has an internal tube lens generating an image at the camera port or if you need to include one externally. Once you have this information, you simply need to find the correct spacing, and select components to satisfy this spacing. I have contacted you directly with some recommendations regarding the execution of this method/approach. |
- コリメート光源をNikon製Eclipse Ti2顕微鏡の落射照明モジュールに取付けるためのアダプタ
- SM1ネジ、SM2ネジ、30 mmケージシステム に対応
これらのアダプタを用いると、当社の Solis® LEDなどのコリメート光源をNikon製Eclipse Ti2顕微鏡の落射照明モジュールに取り付けることができます。各アダプタはモジュールポートに接続するためのD9Nアリ溝を有し、また回転を防止するための溝も4つあります。当社のSMネジおよびケージシステムの規格に対するアダプタの適合性については下の表をご覧ください。
注: 当社では、こちらのページに明記されていない、業界標準の顕微鏡との適合性は保証しておりませんのでご注意ください。
- 落射照明モジュールを取り外したNikon製Eclipse TiまたはTi2顕微鏡に、カスタム仕様の光学システムを取付けるためのアダプタ
- SM1ネジ、SM2ネジ、30 mmケージシステム、または60 mmケージシステムに対応
こちらのアダプタは、落射照明モジュールを取り外したNikon製Eclipse TiまたはTi2顕微鏡の落射照明用ポートに、当社のコンポーネントをベースにして組立てられたカスタム仕様のシステムを直接接続できるように設計されています。誘導放出抑制顕微鏡法(STED)、確率的光学再構築顕微鏡法(STORM)、光活性化局在性顕微鏡法(PALM)といった超解像光学顕微鏡技術をはじめ、ラマン分光法、光ピンセット、蛍光イメージングなど、さまざまな用途でご利用いただけます。
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露出した落射照明用ポートに取付けられたアダプタSM2N1
SM1A30には、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブ用のSM1内ネジのほかに、#4-40タップ穴が30 mm間隔および60 mm間隔で開いています。SM2N1には、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブ用のSM2内ネジのほかに、#4-40タップ穴が60 mm間隔で開いています。これらの#4-40タップ穴にケージロッドを取り付けて、30 mmや60 mmのケージシステムを取り付けることができます。
アダプタには107 mm x 56 mmの4隅の位置に貫通穴があり、それらを用いて露出した落射照明ポートに取り付けます。アダプタの固定には、付属の4つのM5 x 0.8キャップスクリュを使用します(4 mmのボールドライバまたは六角レンチを使用)。また、各アダプタには、不使用時にポートを保護するためのSM1ネジ付きカバー(型番SM1CP2)またはSM2ネジ付きカバー(型番SM2CP2)が付属します。
注: 当社では、こちらのページに明記されていない、業界標準の顕微鏡との適合性は保証しておりませんのでご注意ください。
- コリメート光源をNikon製のEclipse正立顕微鏡、Eclipse TiまたはTi2顕微鏡のランプハウスポートに取付けるためのアダプタ
- SM2レンズチューブの取付けが可能
アダプタSM2N3を使用すると、アダプタSM2T2を装着したSolis® LEDのようなコリメート光源を、Nikon製のEclipse正立顕微鏡や、Eclipse TiまたはTi2顕微鏡に取り付けて、透過照明用として利用することができます。このアダプタは、D6Nメス型アリ溝で顕微鏡のランプハウスポートに接続し、付属の止めネジ(セットスクリュ)で固定します(2 mm六角レンチ使用)。詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。
このアダプタには、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブに対応するSM2内ネジが付いています。また、光学素子をアダプタ内側の突き当てに固定するための固定リングSM2RRが1個付属しています。
注:当社では、こちらのページに明記されていない、業界標準の顕微鏡との適合性は保証しておりませんのでご注意ください。
Click to EnlargeアダプタSM1N2、SM1レンズチューブおよび30 mmケージシステムコンポーネントを使用して、Nikon製Eclipse Ti2顕微鏡に取付けられたサイエンティフィックカメラ
- カスタム仕様の光学系やディテクタをNikon製Eclipse Ti2顕微鏡のカメラポートに取付けるためのアダプタ
- SM1ネジ、SM2ネジ、または30 mmケージシステム に対応
こちらのアダプタを使用すると、当社のコンポーネントを用いて組立てられたカスタム仕様の光学系やディテクタを、Nikon製Eclipse Ti2顕微鏡のカメラポートに接続することができます。アダプタSM1N2は、D10Nオス型アリ溝でメインのカメラポートに固定します。アダプタSM1N3は、D8Nオス型アリ溝で三眼鏡筒近傍のもう一つのカメラポートに固定します。どちらのアダプタにも、Ø25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブ用のSM1内ネジ、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブ用のSM2外ネジ、およびケージシステム用ロッドを取付けるための30 mm間隔で配置された#4-40タップ穴があります。
当社のサイエンティフィックCMOSカメラは、業界標準のCマウントアダプタ付き、またはSM1内ネジ付きのどちらかをお選びいただけます。業界標準のCマウントカメラは、Cマウント外ネジ&SM1外ネジの変換アダプタSM1A39 (別売りです)を使用することで、アダプタのSM1内ネジに直接取り付けることができます。SM1内ネジ付きカメラは、SM1レンズチューブスペーサまたはSM1レンズチューブカプラを用いてアダプタのSM1内ネジに接続することで、簡単に顕微鏡システムに組み込むことができます。あるいは、SM1外ネジ&SM2内ネジの変換アダプタSM1A2を使用して、カメラのSM1内ネジをアダプタのSM2外ネジに取り付けることもできます。
注: 当社では、こちらのページに明記されていない、業界標準の顕微鏡との適合性は保証しておりませんのでご注意ください。
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Nikon製レボルバに取り付けられたアダプタSM1N5
- SM1外ネジ付きコンポーネントとNikon製Eclipse Ti2顕微鏡用レボルバとの結合を可能にするアダプタ
- 30 mmおよび60 mmケージシステムに対応
- 60 mmケージシステムに対応するCerna顕微鏡用システムへの、Nikon製Eclipse Ti2顕微鏡用レボルバの取付けをサポート
SM1ネジ付きアダプタSM1N5は、Nikon製Eclipse Ti2顕微鏡に一般に使用されているNikon製のレボルバ(対物レンズターレットとも呼ばれます)に対して、当社のSM1外ネジ付き部品を取付けられるように設計されています。アダプタの中央にはSM1ネジの付いた穴が1個あり、またNikon製レボルバに付いているM5脱落防止ネジに対応する貫通ネジ穴(M5 x 0.8)が2つあります。このアダプタを使用することで、当社のオプトメカニクスで構築された照明モジュールなどのシステムを、Nikon製レボルバに直接取り付けることができます。30 mm間隔で配置された4つの#4-40タップ穴、および側面にロック用止めネジ(2 mm六角穴付き)の付いた4つの貫通穴は、それぞれ30 mmおよび60 mmケージシステムとの結合に使用可能です。貫通穴にケージロッドを取付ければ、アダプタSM1N5を60 mmケージシステムに対応するCerna顕微鏡用レボルバ(単対物ホルダを含む)や取付けアームに取付けることができ、それによりNikon製Ti2顕微鏡用レボルバをCerna顕微鏡用システムで使用できるようになります。
Nikon製レボルバの入力ポートにアクセスするときは、レボルバのM5脱落防止ネジを緩めてNikon製Eclipse Ti2顕微鏡から取り外します。アダプタSM1N51取り付けるときは、まずM5脱落防止ネジの位置をアダプタの取付け用ネジ穴(M5 x 0.8)に合わせます。その際、アダプタの段差のある面をレボルバ側に向けてください。そうすることで、右の写真のようにアダプタのフラットな面上の#4-40タップ穴を使用できるようになります。脱落防止ネジとアダプタの取付け穴の位置が合ったら、脱落防止ネジを締めてレボルバを取付けます。
注: 当社では、こちらのページに明記されていない業界標準の顕微鏡との適合性は保証しておりませんのでご注意ください。
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アダプタLCPN3のD5Yアリ溝
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三眼鏡筒ポートに取り付けられたアダプタLCPN2
- Nikon製のEclipse (Ti, Ti2または正立)顕微鏡、またはCerna®顕微鏡の三眼鏡筒ポートに取付けて、カスタム仕様のワイドフィールド顕微鏡の構築をサポート
- SM30ネジ、SM2ネジ、30 mmケージシステム、または60 mmケージシステムに対応
当社の三眼鏡筒ポート用アダプタを、Nikon製Eclipse正立顕微鏡、Nikon製Eclipse TiまたはTi2顕微鏡、あるいはCerna顕微鏡の三眼鏡筒ポートに取り付けると、カスタム仕様のワイドフィールド観察用セットアップ(型番LCPN2、LCPN4、WFA4111、SM2A59を使用した場合)やOlympus製三眼鏡筒(型番LCPN3を使用した場合)を接続することができます。各アダプタはD1Nオス型アリ溝を用いて顕微鏡の三眼鏡筒ポートに取り付けます。アダプタを取り付けるには、まず顕微鏡の三眼鏡筒を取り外す必要があります(右の写真参照)。
アダプタ LCPN2とLCPN3にはØ30 mmレンズチューブに対応するSM30内ネジが付いており、またアダプタ内に光学素子を固定するための固定リングSM30RRが2個付属しています。4つの貫通穴の各側面にはそれぞれ2本の固定用止めネジ(2 mm六角レンチで固定)が付いており、それらを用いて60 mmケージシステム用のØ6 mmケージロッドを取り付けることができます。アダプタLCPN2は、カスタム仕様のワイドフィールド観察用セットアップの取付け用として設計されています。アリ溝の反対側の面には#4-40タップ穴が30 mm間隔で配置されており、30 mmケージシステムが取り付けられます。 アダプタLCPN3にはD5Yメス型アリ溝が付いており、それを用いてD5Yオス型アリ溝の付いたOlympus製三眼鏡筒をNikon製Eclipse顕微鏡に取り付けることができます。
アダプタLCPN4もカスタム仕様のワイドフィールド観察用セットアップの取付け用として設計されています。これにはSM2内ネジが付いているため、SM2レンズチューブを取り付けられます。また光学素子の固定用に固定リングSM2RRが1個付属しています。各アダプタには4つの貫通穴があり、その各側面にはそれぞれ2本の固定用止めネジ(2 mm六角レンチで固定)が付いています。それらを用いて60 mmケージシステム用のØ6 mmケージロッドを取り付けることができます。
アダプタWFA4111およびSM2A59は、カスタム仕様のワイドフィールド観察用セットアップの取付け用として設計されています。 WFA4111にはM38 x 0.5内ネジが付いており、固定リングSM38RRを用いてアダプタ内に光学素子を固定できます。この内ネジには当社製チューブレンズのTTL200やITL200を直接取り付けることができ、アダプタ上部のSM2外ネジにはSM2レンズチューブを取り付けることができます。SM2A59にはSM2内ネジが付いており、当社のSM2ネジの付いたワイドフィールド観察および撮像用の無限遠補正チューブレンズを直接取り付けられます。 また、このSM2内ネジには、カスタム仕様の画像検出モジュールを構築するために、SM2レンズチューブシステムを接続することもできます。
アリ溝の名称や型番は当社独自の称呼です。詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。
注:当社では、こちらのページに明記されていない業界標準の顕微鏡との適合性は保証しておりませんのでご注意ください。
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三眼鏡筒に取り付けられた2つのSM2N2アダプタ
- 三眼鏡筒接眼レンズの交換用、DIYによる組立て
- SM1ネジ、SM2ネジ、30 mmケージシステムに対応
接眼レンズポートアダプタSM2N2を使用すると、カスタム仕様の光検出システムを、Nikon製Eclipse正立顕微鏡、Nikon製Eclipse TiまたはTi2顕微鏡、あるいはCerna顕微鏡の三眼鏡筒接眼レンズポートに取り付けることができます。このアダプタは、接眼レンズのレンズ部分と交換して使用します(右写真参照)。こちらのアダプタは、5個のアライメント用スロットにより接眼レンズ内で固定され、回転しません。本製品はドロップイン式のため、三眼鏡筒に設置する際は、取り付けた光学系が40 gの接眼レンズアダプタとの重量バランスを失わないようにご注意ください。
このアダプタにはØ25 mm~Ø25.4 mm(Ø1インチ)レンズチューブに対応するSM1内ネジが付いており、アダプタ内に光学素子を固定するための固定リングSM1RRが2個付属しています。また、Ø50 mm~Ø50.8 mm(Ø2インチ)レンズチューブに対応するSM2外ネジも付いています。前面には製品型番が刻印され、30 mmケージシステムに対応する#4-40タップ穴があります。
注: 当社では、こちらのページに明記されていない、業界標準の顕微鏡との適合性は保証しておりませんのでご注意ください。
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コンデンサーホルダに取付けられたLCPN1
- Nikon製のEclipse Ti, Ti2または正立顕微鏡、またはCerna顕微鏡のコンデンサーポートに取付けて、当社のレンズチューブやケージシステムの多様な機能を付加
- SM30レンズチューブ、30 mmケージシステム、および60 mmケージシステムに対応
D3Nオス型アリ溝の付いた当社のコンデンサーポート用アダプタを使用すると、カスタム構成のコンデンサを、Nikon製Eclipse正立顕微鏡、Nikon製Eclipse TiまたはTi2顕微鏡、あるいはCerna顕微鏡のコンデンサーホルダに取り付けることができます。詳細は「顕微鏡のアリ溝」タブをご覧ください。
アダプタLCPN1にはØ30 mmレンズチューブに対応するSM30内ネジが付いており、アダプタ内に光学素子を固定するための固定リングSM30RRが2個付属しています。アダプタLCPN5にはSM2レンズチューブに対応するSM2ネジが付いており、固定リングSM2RRも1個付属しています。 どちらのアダプタにも4つの貫通穴があり、それらの各側面にはそれぞれ2本の固定用止めネジ(2 mm六角レンチで固定)が付いています。それらの貫通穴にØ6 mmケージロッドを取り付ければ、60 mmケージシステムに接続できます。また、アダプタLCPN1には、アリ溝の反対側の面に#4-40タップ穴が30 mm間隔で配置されており、それらを用いて30 mmケージシステムを取り付けることもできます。
注:当社では、こちらのページに明記されていない業界標準の顕微鏡との適合性は、保証しておりませんのでご注意ください。