Polaris®ミラーマウント、サイドホールドタイプ、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用


  • Designed for Long-Term Stability
  • Matched Actuator and Back Plate Threading Minimize Drift and Backlash
  • Minimal Temperature-Dependent Hysteresis
  • Sapphire Adjuster Seats Prevent Wear Over Time

POLARIS-K1S4

2 Adjusters
with Side Holes

POLARIS-K1E

3 Removable
Knob Adjusters

POLARIS-K1VS2

2 Adjusters
Vertical Drives

POLARIS-K1E3

3 Adjusters
Low-Profile

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Please Wait

特長

  • 熱膨張係数(CTE)の小さい熱処理済みステンレススチールより機械加工
  • 高い耐久性と滑らかな動きを実現するために、硬化処理ステンレススチール製ボールとの接点にはサファイアシートを使用
  • 整合されたアクチュエータと背面プレートにより安定性と滑らかなキネマティック調整を実現
  • 様々な試験により、12.5 °C幅の温度サイクル後の角度変化として2 μrad未満を保証(詳細は「試験データ」タブ参照)
  • 真空および高出力レーザ共振器の用途に適した、不動態化処理済みのステンレススチール製
  • モノリシックフレクシャーアームによる光学素子保持方式(特許取得済み:US Patent 10,101,559)
  • カスタム仕様のマウントについては当社までお問い合わせください。

Polaris®低ドリフトミラーマウントは、アライメントの長期安定性が厳しく要求される用途に適しています。

光学素子の保持
Ø25.4 mm(Ø1インチ)ミラーマウントとして、下記のように光学素子を固定するのにモノリシックフレクシャーアーム(特許取得済み)を用いた製品をご用意しております。こちらの製品は光学歪みを最小限に抑えながら、高い保持力と優れたビームポインティングの安定性が得られます。詳細は「試験データ」タブをご参照ください。

POLARIS-K1E2 Test Data
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各Polarisマウントは様々な温度試験を経て、その高い安定性が実証されています。試験結果は「試験データ」タブをご覧ください。

Polarisの光学素子取付け穴は、温度変化や移動時の衝撃・振動など、様々な環境変化に対して最良のビームポインティング安定性が得られるように精密加工されています。しかし、Ø25.4 mm(Ø1インチ)マウントにØ25 mm光学素子や外径公差が0より大きい光学素子を取付けた場合には、その性能は低下してしまいます。Ø25 mm光学素子に対応するマウントをお探しの場合には、当社のØ25 mm光学素子用Polarisマウントのページをご覧ください。

設計
熱処理済みのステンレススチールから機械加工されたPolarisマウントには、ボール接触やサファイアシートを用いた、精密に整合されたアジャスタが使用されています。そのため、滑らかなキネマティック調整が可能です。「試験データ」タブでご覧いただけるように、これらのマウントは様々な試験により、その高い性能が実証されています。Polarisは、ビームに生じるミスアライメントの一般的な要因にすべて対応するように設計されています。詳しくは「設計の特長」タブをご覧ください。

ポストの取り付け
Polarisミラーマウントには、ポスト取付け用のM4ザグリ穴があります。マウントによっては取付け用ザグリ穴の周りにØ2 mmの位置決めピン用の穴があり、その場合にはPolarisミラーマウント用ポストを使用することでより精密なアライメントが可能です。推奨する取り付け方法等については「使用方法」タブをご覧ください。

クリーンルームおよび真空への対応
すべてのPolarisマウントは、クリーンルームおよび真空に対応しています。詳細は「仕様」タブおよび「設計の特長」タブをご覧ください。

モノリシックフレクシャーアーム付きPolarisミラーマウント

Item # Suffixa-K1E-K1E3-K1S5-K1E2-K1S4-K1VS2-K1VS2L
Optic SizebØ1"
Optic Thickness (Min)0.14" (3.5 mm)
Number of AdjustersThreeThreeThreeTwoTwoTwoTwo
Adjuster DriveRemovable Knobs5/64" Hex,
Low Profile
5/64" Hex,
Ø0.07" Side
Adjustment Holes
5/64" Hex,
Low Profile
5/64" Hex,
Ø0.07" Side
Adjustment Holes
5/64" Hex,
Vertical Drive,
Right Handed
5/64" Hex,
Vertical Drive,
Left Handed
Adjuster Pitch100 TPI
Actuator MatchingMatched Actuator/Body Pairs
Measured Point-to-Point Mechanical Resolution
per Adjuster (Bidirectional Repeatability)
5 µrad (Typical); 2 µrad (Achievable)
Adjustment per Revolutionc~7.7 mrad/rev
Front Plate Translation (Max)6 mmN/A
Mechanical Angular Range (Nominal)±4°
Front Plate Separation at Pivot Adjuster3.175 mm (Nominal)
Beam Deviationd After Thermal Cycling< 1 μrad
Recommended Optic Mounting Torquee5 - 7 oz-in for 6 mm Thick UVFS Optics
MountingTwo #8 (M4) Counterbores at 90°One #8 (M4) Counterbore
Alignment Pin HolesNoneTwo at Each CounterborefNoneTwo at Each
Counterboref
Vacuum Compatibilityg10-9 Torr at 25 °C with Proper Bake Out
10-5 Torr at 25 °C without Bake Out
Grease Vapor Pressure: 10-13 Torr at 20 °C; 10-5 Torr at 200 °C
Epoxy Meets Low Outgassing Standards NASA ASTM E595, Telcordia GR-1221
Operating Temperature Range-30 to 200 °C
  • 全ての型番の冒頭には、POLARISが付きます。型番末尾(Item # Suffix)をクリックすると、各マウントの説明にジャンプします。
  • 最良の性能を得るには、直径公差が+0/-0.1 mmの光学素子をご使用ください。
  • 前面プレートが背面プレートに対して平行である場合
  • 高さ50.8 mmのビームに対して、クランプフォークPOLARIS-CA1で固定されたステンレススチール製Ø1インチポスト上に取付けられPolarisマウントを用いた場合、12.5 °Cの温度サイクル試験後のビーム位置は、初期位置の1 µrad以内に復帰します。詳細は「試験データ」タブをご参照ください。
  • 光学素子の適切な取付けトルクは、直径の違いや公差の積み上げによって±0.007N・mの範囲で変わる可能性があります。
  • ここでは標準的なDIN 7-m6位置決めピンのご使用をお勧めしています。推奨する位置決めピン用穴とネジ付き取付け穴の位置の公差は±0.076 mmです。
  • 真空対応のPolarisマウントは、クリーンな(汚染されていない)環境下で組み立てられ、Carpenter AAA不動態化処理法による化学洗浄を行って表面から硫黄、鉄、汚染物質などを除去し、さらに2重の真空バッグに納められています。Polarisに付属しているM4のキャップスクリュは、10-5Torr以下の真空には対応していません。全ての物品は、高真空システムに入れる前にベーキングオーブンでプリベークし、水分や表面の揮発物を取り除く必要があります。詳細は当社までお問い合わせください。

Polaris®ミラーマウント試験データ

Polaris低ドリフトキネマティックミラーマウントのすべての製品は、高い水準の性能を保証するために広範囲の試験を実施しております。熱衝撃試験ではマウントの優れた安定性を確認し、過渡的な温度変化後に確実に初期位置に戻ることを実証しています。干渉計を用いた波面歪みの試験では、Polarisマウントが光学表面を大きく歪ませずに光学素子を保持できることを実証しています。


振動試験

目的:この試験は、Polarisミラーマウントが激しい物理的振動を受けた時にどの程度正確に作動するかを測定します。

手順:同じ種類のミラーマウント(POLARIS-K1S4)のペアをPolaris用Ø1インチ(Ø25.4 mm)ポストに取り付け、クランプアームPOLARIS-CA1を用いてステンレススチール製のブレッドボードに固定します。レーザービームはミラーで反射され、同じブレッドボード上にある2つの位置センシングディテクタ(PSD)に向けて照射されます。プラットフォーム全体が振動(周波数と振幅が可変)し、ディテクタ上のビームの変位が記録されます。振動方向が一方のマウントの表面に対して平行に、もう一方のマウントの表面に対して垂直になるように、2つの光路は直角に設定します。右の動画では、Ø19 mm(Ø3/4インチ)用Polaris POLARIS-K19S4の振動試験の様子がご覧いただけます。

結果: 100 Hzの振動周波数、6 Gの加速度においても、POLARIS-K1S4は機械的な安定性を保持していました。マウントの角度位置は、平行および垂直両方向の振動に対して約10 µrad以内で安定していました。

結論:当社のØ25.4 mm用PolarisミラーマウントPOLARIS-K1S4は、厳しい操作条件下でも優れたパフォーマンスを保ちます。したがって、これらのマウントは振動雑音が発生するような場面でも非常に高い安定性を必要とするシステムにご使用いただけます。


熱衝撃後の位置の再現性

目的: この試験は、熱衝撃の影響を受けた後のマウントがヒステリシスなく、ミラーをどの程度確実に初期位置に戻すかを測定するものです。測定結果により光学システムのアライメントが熱衝撃の影響を受けないことを示します。

手順:まずPolarisミラーマウントをØ1インチ(Ø25.4 mm)ポストに取り付け、その後温度制御された環境下でステンレススチール製の光学テーブルに固定しました。ミラーは接着剤ではなくフレクシャ機構を使用して固定されています。その他の取付けの際の注意事項については「使用情報」タブをご参照ください。そして独立に温度制御された半導体レーザからのビームを、ミラーで反射させ、位置センシングディテクタ(PSD)に向けて照射します。ミラーマウントの温度を37 °C以上まで上昇させ、マウント全体が一定温度になるまで、その温度を維持しました。その後、ミラーマウントの温度を試験開始時の温度に戻しました。試験結果は下記の通りです。

結果: 下のグラフが示しているように、Polarisマウントが初期の温度に戻ると、マウントに取り付けられているミラーの角度(ピッチとヨー)は、初期位置の1 µrad以内に戻ります。この結果は、他社製のマウントの最も良い試験結果の数値と比較してもかなり優れていました。Polarisマウントの性能は、さらに温度変化サイクルを繰り返し実施してテストされました。各サイクルの後に、ミラーの位置は確実に初期位置の1 µrad以内に戻っています。

比較のための参考値: Ø25.4 mm用PolarisマウントPOLARIS-K1Eの100TPIアジャスタをわずか0.05°(1回転の1/7200)回転させると、マウントの角度が1 μrad変わります。高度な技術を有する作業者が行える微調整は、0.3°(1回転の1/1200)ほどで、これは6 μradに相当します。

結論:Polarisミラーマウントは、温度変化サイクルの後でも確実にミラーを元の位置に戻す高性能かつ高安定型のマウントです。以上のことから、Polarisマウントは長期にわたるアライメントの安定性を必要とする用途に適したミラーマウントと言えます。

モノリシックフレクシャーアーム保持タイプマウントPOLARIS-K1S5、3アジャスタ型、サイドホール付き
POLARIS-K1 Thermal Data
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Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用サイドホール付き3アジャスタ型Polarisミラーマウントの熱衝撃後の位置再現性
Polaris-K05S2 Thermal Shock Tests
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上のグラフは、POLARIS-K1S5に対して連続して10回行った熱衝撃試験における、各試験後の最終的な角度位置を示しています。図中の温度変化は試験の開始時と終了時の温度差であり、室温やマウントの温度変化などの要因も含んでいます。
モノリシックフレクシャーアーム保持タイプマウントPOLARIS-K1E2、2アジャスタ型
POLARIS-K1E2 Thermal Data
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Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用2アジャスタ型モノリシックフレクシャーアーム保持方式Polarisミラーマウントの熱衝撃後の位置再現性
モノリシックフレクシャーアーム保持タイプマウントPOLARIS-K1S4、2アジャスタ型、サイドホール付き
POLARIS-K1S4 Thermal Data
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Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用サイドホール付き2アジャスタ型Polarisミラーマウントの熱衝撃後の位置再現性
Polaris-K1S4 Thermal Shock Tests
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上のグラフは、POLARIS-K1S4に対して連続して10回行った熱衝撃試験における、各試験後の最終的な角度位置を示しています。図中の温度変化は試験の開始時と終了時の温度差であり、室温やマウントの温度変化などの要因も含んでいます。
モノリシックフレクシャーアーム保持タイプマウントPOLARIS-K1VS2およびPOLARIS-K1VS2L、上部2アジャスタ型
POLARIS-K1VS2 Thermal Data
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Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用2アジャスタ型PolarisミラーマウントPOLARIS-K1VS2の熱衝撃後の位置再現性。POLARIS-K1VS2Lでも同様の結果が得られます。
Polaris-K1VS2 Thermal Shock Tests
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上のグラフは、POLARIS-K1VS2に対して連続して10回行った熱衝撃試験における、各試験後の最終的な角度位置を示しています。図中の温度変化は試験の開始時と終了時の温度差であり、室温やマウントの温度変化などの要因も含んでいます。POLARIS-K1VS2Lでも同様の結果が得られます。

Zygo製位相シフト干渉計を用いた光学歪み試験

取付け時の応力は光学表面の歪みにつながります。光学素子の歪みは反射した波面に作用するため、この歪みの影響を最小限に留めることが重要です。下記掲載のØ25.4 mm(Ø1インチ)用Polarisマウントの多くにはモノリシック構造のフレクシャーアームが付いているため、光学素子の歪みを最小限に抑えながら最大限の安定性を提供します。

フレクシャーアームがミラーに与える光学歪みの量は、Zygo製位相シフト干渉計を用いて異なるトルク値ごとの波面歪みを測定することで得られます(右下表内のリンク参照)。 下の試験結果から、Ø25.4 mm(Ø1インチ)用Polarisマウントには0.035~0.049 N・mのトルクをお勧めいたします。この場合の光学波面歪みは≤0.1λとなります。

光学素子を取り付ける際の最適なトルク値は±0.007 N・mの範囲で変わりますが、これは光学素子の直径や公差の累積によるものです。

手順:
広帯域誘電体ミラーをPolarisマウントに取り付け、フレクシャーアームの締め付けには止めネジ(セットスクリュ)を使用しました。測定された光学歪みは、Zygo製干渉計を用いて記録しました。それぞれの測定が終了した後、光学素子の保持力を確認するために光学素子をマウントから押し出すのに必要な力を測定しました。ここで示されている波面歪みの値は、光学素子全体のPV(peak-to-valley)値で、最悪の歪み値を表しています。光学素子中心部の波面歪みはエッジ部分に比べて大幅に少なくなります。

結果:
下の表からわかるように、波面歪みのPV値はØ25.4 mm(Ø1インチ)用マウントPOLARIS-K1S4の止めネジに0.035~0.049 N・mのトルクを印加した場合、≤0.1λとなります。

Wavefront Distortion for a Ø1" Mirror in a POLARIS-K1S4 Mount
Torque (oz-in)aWavefront Distortion (Peak to Valley)b
(Click for Example Zygo Screenshot)
Push-Out Force (lbf)c
4.50.072λ to 0.093λ> 12
50.047λ to 0.090λ
5.50.057λ to 0.097λ
60.085λ to 0.100λ
6.50.057λ to 0.073λ
70.059λ to 0.067λ
7.50.083λ to 0.092λ
80.128λ to 0.145λ
8.50.102λ to 0.117λ
90.141λ to 0.162λ
100.188λ to 0.224λ
  • 光学素子を取付ける際の推奨トルク範囲は緑で色づけされています。
  • 波面歪みはλ = 633 nmにおいて測定されました。Zygo製干渉計開口部の外径は測定のために80%の値に設定しました。これらの値は、複数の独立した試験における最小および最大値を示しています。
  • 押し出し力とは、あるトルク値で取り付けた光学素子を動かすのに必要な力を示します。

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POLARIS-K1S4の止めネジに0.049 N・mのトルクを印加した時の波面歪み(これ以外のトルク値については右の表をご覧ください)。

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POLARIS-K1S4の設計の詳細

光学系のミスアライメントには、一般にいくつかの共通要因があります。それには、ミラー位置の温度によるヒステリシス、クロストーク、ドリフト、バックラッシュなどが上げられます。Polarisミラーマウントは、特にこれらのミスアライメント要因を最小化するように設計されており、その結果として極めて高い安定性が実現されました。極めて高い安定性が求められる実験に適したキネマティックミラーマウント用の部品を選定するにあたっては、広範な研究、先進の設計ツールを用いた様々な設計検討、および何か月にも渡る厳格な試験を実施しました。

熱ヒステリシス
多くの実験室の室内温度は、空調、室内の人数、設備の動作状況などの影響により一定ではありません。そのため、アライメントに敏感な光学セットアップで使用されるマウントには、温度によるアライメントへの影響を最小化する設計が求められます。温度の影響は、ステンレススチールのような熱膨張係数(CTE)の小さい材料を選ぶことによって抑制できます。しかしCTEの小さい材料で作られたマウントであっても、元の温度に戻った時に、ミラーは一般に元の位置には戻りません。Polarisミラーマウントの重要部品は全て組立前に熱処理され、温度ヒステリシスの原因になる可能性のある内部応力が除去されます。それにより、ミラーマウントの温度を元の温度に戻すと、光学系のアライメントも元に戻ります。

Polarisのもう1つの重要な設計要素は、ミラーのマウントへの固定方法です。こちらのPolarisマウントは、接着剤を使用せずに優れた性能を実現しています。このページでご紹介しているマウントでは、光学素子を固定するのに、止めネジを使ってモノリシックフレクシャーアームを光学素子のエッジ部分に押し付ける方式を採用しています。止めネジで直接光学素子を固定した場合は、止めネジが温度変化に伴って動く傾向があります。これに対して、ステンレススチール製のフレクシャーアームは、周囲温度にかかわらずミラーの位置をしっかりと固定できる保持力を有します。

クロストーク
クロストークは、マウントの前面プレートと背面プレートの寸法公差を注意深く調整し、ピッチとヨーのアクチュエータの動きを直交させることで最小化しています。さらに、3つの接触点には全てサファイアシートが使用されています。標準的な金属-金属の接触点は、時間の経過とともに摩耗します。Polarisマウントでは研磨されたサファイアシートが使用されているため、アクチュエータの硬化処理されたステンレススチール製先端との接触面は、時間が経過してもその良好な状態が保持されます。

ドリフトおよびバックラッシュ
ミラーマウントの位置ドリフトとバックラッシュを最小化するには、アジャスタ内のあそびと潤滑剤の量を制限する必要があります。アクチュエータを調整(操作)すると、余分な潤滑剤は絞り出されて他の部位に蓄積します。この非平衡状態にある潤滑剤はゆっくりと平衡状態に戻っていきます。それにより、マウントの前面プレートが移動する場合があります。Polarisミラーマウントでは、工業規格よりも厳しい基準で本体やブッシュと整合するアジャスタを使用しているので、アジャスタの潤滑剤はほんのわずかしか必要ありません。そのため、調整後もPolarisマウントのアライメントは極めて高い安定性を示します(詳しくは「試験データ」タブをご参照ください)。また、アジャスタは滑らかに動かすことができるので、繰り返し細かい調整を行なうことができます。

クリーンルームおよび真空への対応
こちらのページでご紹介しているPolarisマウントは、すべてクリーンルームや真空での使用が可能です。マウントは、Carpenter AAA不動態化処理による化学洗浄を行い、表面から硫黄、鉄、汚染物質などを除去しています。不動態化処理の後は、クリーンな(汚染されていない)環境下で組み立て、2重の真空バッグに入れてクリーンルームに搬入するまでの間に汚染されないようにしています。

Double Vacuum Bagging for Polaris Mounts
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すべての真空対応のPolarisマウントは、2重の真空バッグに封入して発送しています。

サファイアシートは、NASAで認証されたアウトガスの少ない手法を用いて、所定の位置に接着されています。また、アジャスタには、DuPont社製LVP高真空対応グリースKrytox(超高真空対応のアウトガスの少ないPTFEグリース)を使用しています。このような技術により、高真空への対応とアウトガスの低減を実現しています。10-5 Torrより高い真空度で使用するときは、アウトガスによる汚染を最小限に止めるために、マウントの設置前に適切なベークアウト処理を施すことを強くお勧めします。なお、Polarisに付属しているM4キャップスクリュは、10-5 Torr以上の真空度には対応していませんのでご注意ください。

クリーンルーム対応の梱包
真空対応のPolarisマウントは、クリーンな(汚染されていない)環境下で組み立てられた後、右の写真のように2重の真空バッグに封入されます。真空気密により袋が密着するためマウントが安定し、輸送時の衝撃等による前面プレートの移動も制限されます。また、密着することで袋とマウントの摩擦も最小限に抑えられるため、袋の材料が削られてクリーンなマウントを汚染することも防げます。

真空封止の工程では、水分が含まれた空気がパッケージから排出されます。そのため、乾燥剤を使用することなく、不要な表面反応を防止できます。真空バッグは、輸送および保管中の空気や埃による汚染からマウントを保護し、さらに2重であることでクリーンルームへの入室手順をシンプルで有効性の高いものにすることができます。クリーンルームの外で外側の袋を外し、汚染されていない内側の袋に入ったマウントをクリーンなコンテナに入れてクリーンルーム内に搬入できます。この間、真空バッグの利点は保持されています。クリーンルーム内では、マウントを内側の袋から取り出して、すぐにご使用いただくことができます。

Back of Polaris Mount Shown on Breadboard
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#8-32 - 1/4"-20ネジアダプタAE8E25Eを用いてブレッドボードに直接取り付けられたPOLARIS-K1E
Polaris 1/2
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POLARIS-K05Polarisミラーマウント用Ø1インチポストノンブリッジクランプアームを用いて、光学テーブルなどの面に取り付けることができます。長さ1.5インチのポストを使用した場合、光軸の高さはテーブルの表面から2インチになります
Optic Distortion as a Result of Torque
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グラフの青い網掛け部分(5~7 oz-in(0.035~0.049 N・m))は、厚さ6 mmの光学素子をモノリシックフレクシャーアーム付きØ25.4 mm(Ø1インチ)用Polarisマウントに取付ける際の推奨トルクを表しています。この範囲を超えてモノリシックフレクシャーアームに過度なトルクを加えると、取り付けた光学素子表面の歪みが著しく増加する恐れがあります。

Polaris®キネマティックミラーマウントは、温度変化や振動のある環境下においても、長期の使用に耐えられるように設計されています。以下では、性能を最大限に引き出すための使用上のヒントを示します。

整合材料の使用
Polarisマウントの前面および背面プレートの材料には、熱膨張係数が比較的小さなステンレススチールが用いられています。取付け時にはPolarisミラーマウント用Ø25 mmポストノンブリッジクランプアームなど、Polarisマウントと同じ材料から製造されたコンポーネントのご使用をお勧めします。

太いポストの使用
Ø25 mmポストノンブリッジクランプアームを使用すると、Polarisマウントの性能を最大限に利用することができます。これらのポストはステンレススチール製であり、またマウントに対して2本の線で接触するため、周囲温度が変化してもマウント底面を安定させ、アライメントに係る問題の発生を最小限に抑えられます。

光学素子の取り付け
光学素子は取付け穴の中で動くことがあるので、Polarisマウントをセットアップから外した状態で光学素子を的確に取付け、ミスアライメントの影響を最小限に抑えるようにしてください。Polarisマウントに光学素子を取付ける際はトルクドライバの使用をお勧めします。モノリシックフレクシャーアームに0.035~0.049 N・m(5-7 oz-in)の範囲を超える過度なトルクを加えると、取り付けた光学素子表面の歪みが著しく増加する恐れがあります(右のグラフ参照)。

前面プレートの位置
Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用のPolarisマウントは、最大 8°の調整ができるよう設計されています。ただし、最良の性能を得るためには、前面プレートを可能な限り背面プレートに対して平行に保つことをお勧めします。これにより高い安定性が得られます。

テーブルの表面にできるだけ近付けて設置
振動や温度変化の影響を最小限に抑えるために、光学系の高さはできるだけ低くしてください。短いポストを使用すると温度変化によるY軸方向の動きが小さくなり、また振動による動きも小さく抑えられます。例えば、Polarisマウントをブレッドボードなどのフラットな表面にM6 x 1.0 - M4 x 0.7のネジアダプタ(型番AE4M6M)を用いて直接取り付けることもできます。POLARIS-K1Eを直接取付けるときは、右図のように下側の2個のノブを取り外さなければなりません。こうすることで、ポストによる不安定さを取り除くことができます。

接触部の研磨とクリーニング
マウントとポストの接触部、およびポストとテーブルの接触部は汚染させず、傷や欠陥が生じないように注意してください。テーブル面を研磨石でクリーニングし、ポストの上下とマウントの底を研磨パッドLF1Pでクリーニングするのが、最も効果がある方法としてお勧めしています。

Polaris用調整ツールの使用
調整ツールSA1の先端は、Ø25.4 mm(Ø1インチ)用マウントPOLARIS-K1S4およびPOLARIS-K1S5のØ1.7 mmのサイドホールアジャスタに精密にフィットするように設計されています。ハンドルには2.0 mm六角レンチが付いており、これは下記のすべてのPolarisマウントのアジャスターネジにお使いいただけます。また、1/4"-100アジャスターネジの手動調整にお使いいただける、ステンレススチール製ノブPOLARIS-N5もご用意しています。ただし、これらのノブを上部調整機構(アジャスタ)に使用すると、機械的な角度調整範囲が狭くなる可能性があります。Ø25.4 mm(Ø1インチ)用Polarisマウントを衝撃や振動にさらされる環境でご使用になる場合のために(低頭アジャスタ付きの製品を除く)、1/4"-100ロックナットPOLARIS-LN1をご用意しております。頻繁に調整が必要な場合には、ロックナットPOLARIS-LN1を0.03〜0.06 N・m(4~8 oz-in)のトルクで、手で締め付けることができます。長期的な安定性が求められる場合には、トルクレンチTW13を使用してロックナットを0.23 N・m(32 oz-in )のトルクで締め付けることができます。固定用カラーPOLARIS-LNS1はロックナットPOLARIS-LN1と同様の機能を有し、さらにスパナレンチPOLARIS-T2にも対応しているため、上部調整機構(アジャスタ)付きのØ25.4 mm(Ø1インチ)用Polarisマウントにご使用いただけます。

推奨しない使用方法
背面プレートからアジャスタを取り外すと、ネジ部分に汚れが付着する場合がありますのでお勧めしません。汚れが付着すると、精密調整機能が大きく損なわれる場合があります。また前面プレートを引き離すような操作は避けてください。バネが作動範囲以上に伸びてしまったり、サファイアシートにひびが生じたりすることがあります。光学素子を所定の位置に保持する板バネを固定するネジは、締め付け過ぎないようにご注意ください。光学素子の位置を固定するにはわずかな力で十分です。


Posted Comments:
A user  (posted 2024-06-10 16:09:17.37)
Does the MPIA10 also fit these polaris mounts?
jdelia  (posted 2024-06-14 12:00:39.0)
Thank you for contacting Thorlabs. The MPIA10 unfortunately will not miss the POLARIS-K1E2 since the MPIA10 has 3/16"-100 mounting threads and the adjusters on this mount are 1/4"-100 threaded. I have reached out to you directly to discuss your application.
Henry Throssell  (posted 2024-05-06 16:51:12.933)
Hello, Is there anyway to get the vibration analysis data for the the polaris mirror mount? Thanks, Henry
cdolbashian  (posted 2024-07-10 02:43:03.0)
Thank you for reaching out with this inquiry. At the moment we do not have vibration analysis for our these mounts, though this is certainly something we would consider adding in the future as additional data within the web presentation.
user  (posted 2023-12-05 12:02:34.233)
Most of the polaris mounts have holes for alignment pins next to the mounting bolt which is a very nice feature when coupled with custom mounts or Polaris posts. A few of the mounts don't for a reason I dont understand. Example. Polaris-K1E/3 seems just as compatible with these alignment pins (see K1S4 for example) but yet doesnt have this nice feature.
cdolbashian  (posted 2023-12-15 09:53:18.0)
Thank you for this feedback. I agree that this would be an excellent standardization for this component, and have suggested it internally for a future revision.
C GB  (posted 2023-08-30 19:20:25.417)
saw vertical drive K1VS2 at photonics west 2023 and purchased for free space laser application. extremely disappointed with the product. vertical drive hardware blocks laser for mirrors in succession at 45deg.
ksosnowski  (posted 2023-09-14 10:52:35.0)
Thanks for reaching out to Thorlabs and sorry to hear of your issues with this mount. The vertical drives on the K1VS2 version do provide a limited aperture if using the mount as a pass-through especially as the angle of incidence increases. POLARIS-K1S4 may work better in this scenario as at 45 degrees the passthrough aperture is closer to 10mm on that model. We do provide SolidWorks files for each part and one can model the beam as a cylinder passing through the mount here to check for any potential vignetting across various angles. I have reached out directly to discuss your application further.
Steve K  (posted 2022-07-13 16:23:23.823)
I saw that you are "Last Call" discontinuing my favorite Polaris K1 and replacing it with the K1E version. It is the same price as the K1 but it seems from the temperature graphs that the K1E deflects more than the original by quite a bit. It's hard to compare exactly because the temperature range is different but this new mount is just not as stable (for the same price). Why not just keep the original?
jdelia  (posted 2022-07-29 04:14:45.0)
Thank you for contacting Thorlabs. The new line of Polaris mount have been introduced to provide several improved features such as stronger optic holding, improved wavefront flatness and birefringence, a chemically and mechanically cleaner product, improved adjuster life, and improved beam pointing stability. Additionally the bushings have been replaced with 1/4"-100 threaded holes
Duc-Anh TRINH  (posted 2021-11-10 12:54:31.227)
I have lost the "M4 x 0.7 SS* Cap Screw, Thread Length: 14 mm" for these mirror mounts. I cannot find this M4 x 14 mm screw on Thorlabs's website. Then where can I buy this M4 x 14mm screw? Thank you very much.
YLohia  (posted 2021-11-12 04:12:25.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. While we do not sell the 14 mm length of this screw on the website, we do sell a 12 mm length (part number SH4MS12) which should suffice for most applications. If you would prefer to stick with the 14 mm length, special and component items can be quoted by your local Thorlabs Tech Support team (in your case, techsupport.fr@thorlabs.com).
user  (posted 2021-07-21 08:54:15.01)
Hi, I have been requesting Polaris XY mount since last few years. Also requested in every trade show. I don't know why Thorlabs is not prioritizing to expand Polaris product line besides "Mirror Mounts"? I loved Polaris-K1 since it launched back in 2009 and the stability and performance it provides it's outstanding. Please Please Please provide Polaris XY mount like CXY1.
tmorgus  (posted 2021-07-21 01:12:14.0)
Hello, this is Tyler the business unit leader for the mechanics group. We've been working on an XY mount on and off for a few years but haven't released a product because the various designs prototyped didn't meet the performance standards that we set for a Polaris product. However, we currently have a 5 axis mount (includes XY) in the final phases of testing that meets or exceeds our performance requirements. We expect to release this mount in the next 3 months and will work to build out a complete line of options in the next year.
user  (posted 2021-04-16 12:13:13.84)
What steel material is used for the Polaris mounts? I'm primarily interested in its coefficient of thermal expansion. Thank you!
tmorgus  (posted 2021-07-21 01:13:47.0)
Hello, this is Tyler the business unit leader of the mechanics group. A common choice for many of the front and back plates used in polaris mirror mounts is 303 stainless steel. However, if it is critical to your application it is best to contact our technical support group. With some applications we end up recommending materials other than 303SS as no single material can have the optimum properties for all applications.
user  (posted 2018-09-30 15:40:11.75)
Good day, we are in general happy with the Polaris mounts in our lab due to their long-term stability. Unfortunately, the relatively low thread pitch (100 TPI) makes delicate alignments with them fairly annoying in some of our applications. Is there a specific reason to not offer them with a finer pitch like several of your competitors do with their mirror mounts (up to 250 TPI or even better with differential micrometer screws), this strikes me as a bit odd for a top-of-range product like the Polaris mounts. Thank you.
llamb  (posted 2018-10-12 01:54:00.0)
Thank you for your feedback. We choose to tap threads in our Polaris mounts for the most repeatable standards from mount to mount, as well as better strength for the threaded adjusters and our own equipment. The amount of thread per inch (TPI) are limited because of these taps. Alternatively, we have been able to offer custom mounts with higher TPI by using a single-point threading method, which will decrease the strength of the threads and thus decrease the allowable spring force on the Polaris mounts. These single-point threaded mounts would also be more expensive to custom-make. I see you did not leave a contact email address, so please contact techsupport@thorlabs.com if you are interested in a custom solution.
lebouquj  (posted 2018-01-30 10:15:47.697)
Is it possible to mount the 1" OAP (MPD124-M01) in the POLARIS-K1S5 ? Thanks. Jean-Baptiste
tcampbell  (posted 2018-02-01 03:47:09.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. Yes, the 1" diameter housing of the OAP can be mounted in a 1" Polaris mount.
graham.stutter  (posted 2017-03-15 14:42:45.68)
Do you sell unanodised 1 inch adapters for 1/2 inch optics that are vacuum compatible for use with the polaris mounts?
tfrisch  (posted 2017-03-15 03:09:58.0)
Hello, thank you for contacting Thorlabs. I would hesitate to recommend an adapter for a Polaris system because the are designed for stability and adding an extra element would certainly perform worse, even if by a small amount. We may be able to offer a custom, but we do offer 1/2" mounts. I will reach out to you directly concerning this application.
j.travers  (posted 2016-07-20 12:02:12.193)
How is the 5 urad adjustment resolution measured? Is that with a long hex key, or with knobs? It seems extraordinary for 100 TPI screws.
j.fischer  (posted 2016-06-20 10:31:18.183)
Hi, are there any plans for a top-actuated 0.5" polaris mount? (I see that this is likely difficult to realize while maintaining the superior performance of the polaris series). Best regards, Joachim
tmorgus  (posted 2016-06-20 10:24:53.0)
Hello Joachim, We've thought about designing a top-actuated Polaris mount but haven't launched an active development project yet. One solution that we have offered to customers is our side hole adjuster screws. See the Polaris-K19S4 marketing presentation. This allows the traditional style kinematic mount to be adjusted from the top by using the holes drilled into the end of the actuator screw. I'll email you a photo and we can discuss the possibility of designing a new mount that meets your application needs. Sincerely, Tyler, Mechanics Business Unit Leader
Loren.VanBosch  (posted 2015-02-13 10:22:20.377)
SO I see this 50 mm mount at the tradeshow in the US now for many years but I never see it at your website or in Europe. Why don't you sell this to Europe.
cdaly  (posted 2015-02-24 04:14:03.0)
Response from Chris at Thorlabs: We have just recently released the 2"(50mm) series of Polaris kinematic mounts as standard catalog items. These are not restricted in any way to the US.
joachim.fischer  (posted 2014-01-30 11:14:41.39)
Response to Chris at Thorlabs: Hi Chris, sounds great. However, I didn't get an email or so, also found none in my SPAM folder... ? Best regards, Joe
jlow  (posted 2014-01-30 02:11:49.0)
Response from Jeremy at Thorlabs: Not sure what happened to the first e-mail. We will contact you again.
joachim.fischer  (posted 2013-12-17 15:36:20.093)
Dear Thorlabs team, I'm using the POLARIS-K1-2AH and I really like the stability of the mounts. We use them at low beam heights, like 5cm above the optical table. However, so far we use a home-made metal base as I could not find a low-footprint high stability base for the polaris in your shop. I would like to use the 1" Pedestal Pillar Posts, however, the clamp CF125 is very bulky, and the footprint of the mirror-post-clamp-combination gets very large in this way. Screwing the post directly onto the table using a setscrew is also not always possible, as in many occasions you want the incoming and the reflected beams be located directly above a row of holes. And for that, the M4 screw that mounts the polaris must be just in the middle of 4 table-holes, not above a single table-hole... Is there any low-footprint high stability mounting I didn't find? Otherwise, it might be a good idea to have something like PB1 or PB2 in a smaller version (with about 4.5cm diameter), so that 4 directly adjacent table-holes can be used. Another interesting base would have a square surface, with about 3.5cm edge length, four M6 counterbores in the corners and in the middle a possibility to mount a RS1 post. This would mean, that the base must be moutned to the table first and the RS1 can only be attached after mounting the base to the table, but would result in a very small footprint mounting possibility of the polaris mounts. Best regards, Joe
cdaly  (posted 2014-01-20 12:29:57.0)
Response from Chris at Thorlabs: Thank you for your feedback. We do currently have a prototype in the works as a mounting solution for the Polaris line coupled with a 1" diameter post. We should be able provide this as a custom to you prior to release. I will contact you directly to discuss the parts and provide a quote.
user  (posted 2013-11-22 13:23:24.663)
What torque is required to rotate the adjusters?
jlow  (posted 2013-12-02 08:41:36.0)
Response from Jeremy at Thorlabs: The breakaway torque and the drive torque are approximately 2 oz-in.
xiaoken2000  (posted 2013-11-07 13:47:38.903)
hi, i'm having a problem removing the lower two knobs from the K1 mount, can you give me the exact instructions? thank you :)
cdaly  (posted 2013-11-07 01:44:36.0)
Response from Chris at Thorlabs: The knob and lead screw are just threaded together. You'll need to insert a 5/64" hex key or a ball driver through the knob into the screw. Then keep this stationary as you turn the knob counterclockwise.
kucirek  (posted 2013-08-15 16:21:14.03)
Is there a metric version of the POLARIS-K05 just like KS05/M ?
sharrell  (posted 2013-08-15 10:39:00.0)
Response from Sean at Thorlabs: Thank you for using our feedback tool. Our KS05/M and KM05/M mounts use a M4 tap for post mounting, thus necessitating separate metric and imperial verisons. Conversely, the POLARIS-K05 uses a counterbored hole for post mounting, making the mount post-mountable with either an 8-32 or M4 cap screw. Due to the design of the counterbore on the POLARIS-K05, both an 8-32 and M4 low-profile cap screw are included with each mount. Based on your feedback, I'll make sure that this point is clarified in the web presentation.
hadmack  (posted 2013-07-10 13:42:41.617)
What is the mass of the POLARIS-K1-H and the POLARIS-K1?
sharrell  (posted 2013-07-10 17:11:00.0)
Response from Sean at Thorlabs: The weight (mass) of the POLARIS-K1 is 0.46 lbs (0.209 kg), while the POLARIS-K1-H is 0.39 lbs (0.177 kg). The weights for all our products can be found by clicking on the blue Item # link in the price tables.
G.Bellermin  (posted 2013-02-27 03:40:52.807)
Can you explain why the thermal test graphs have changed from what was originally posted.. I assumed the old data was real but the new graphs show such different curves It makes me question the validity...Gary
sharrell  (posted 2013-02-27 16:58:00.0)

Response from Sean at Thorlabs: Thank you for your feedback regarding the new test results for our Polaris mounts. We appreciate that you took the time to look at our plots so carefully. Since the Polaris mounts were first introduced, we have been continually improving our manufacturing techniques to produce an even better mirror mount. Throughout this time, the mounts have consistently been within the stated specifications. Manufacturing improvements include a better heat treatment for deeper stress relieving and a better finishing process which also reduces material stress.

In the process of developing the newest Polaris mounts, we also made several improvements to our internal test procedure and our mounting recommendations. We have added better thermal and environmental isolation to our test apparatus so that the results presented are purely due to temperature cycling. We have also performed extensive testing to determine the proper torque to apply to all of the mounting screws, and these test results were performed using these values. Torque values are listed on the spec sheet that is shipped with every Polaris mount, and we have introduced a torque driver (Item # TD24 and TD75) so that users may properly torque mounts as well. Because of these changes, we felt it was necessary to update the plots presented on our webpage.

We unfortunately do not have your complete email address, but we would be happy to provide more details about any of these points via email at techsupport@thorlabs.com.

noah  (posted 2013-01-15 08:54:32.287)
Hi, I'd love to use Polaris mounts but require the fine angular control that only a differential screw has been able to provide. Can you make this with differential screws ? Is there a reason that differential screws are fundamentally incompatible with the goal of the Polaris ?
tcohen  (posted 2012-09-23 22:07:00.0)
Response from Tim at Thorlabs to Ivan: The Polaris mounts do not have separate lockscrews for fixing the adjustment screws. The high TPI matched actuator/bushing results in an ultra-stable, minimal alignment drift mount that has better performance than can be done with separate screws. I would encourage you to visit our “Test Data” tab to see this. If your question is whether the actuator can be removed, yes. However, with this fine pitch using the matched actuator is recommended. We will contact you to answer any questions you may have and to discuss any features that you are looking for.
diacom-ltd  (posted 2012-09-17 22:54:14.0)
Please tell me whether the adjustment screws are fixed at Polaris. Best regards, Ivan
tcohen  (posted 2012-07-19 09:27:00.0)
Response from Tim at Thorlabs to Ryan: This will depend on how you place the load. I’d like to discuss this with you further. We may be able to offer stiffer springs for a beefier front plate and I will contact you to assist you directly.
rpsmith  (posted 2012-07-10 19:15:26.0)
Hello, I'm wondering if you have any experience with attaching more weight to the front surface of the polaris mount. The front plate of the polaris weighs 68 grams. I intend to attach an additional 250 grams onto the front of this plate. Will this be a problem with the stability? Would you suggest that I heat treat the mass that I will be attaching (200 C for 2 hours)? I was also thinking that maybe stiffer springs (that attach the front plate to the part holding the adjustment knobs) would be helpful. Do you offer more stiff springs for these mirror mounts? Sincerely, Ryan
tcohen  (posted 2012-05-04 14:48:00.0)
Response from Tim at Thorlabs: Thank you for your feedback! The POLARIS-K1-H utilizes a shortened actuator that will limit the angular adjustment range when using our traditional removable adjustment knobs. We are able to offer an item that has a 5/64 hex key fixed to a removable knob that will not limit the angular range. I will contact you with more information.
parkse  (posted 2012-05-03 11:05:03.0)
I need removable adjustment knob for POLARIS-K1-H.
tcohen  (posted 2012-04-12 16:28:00.0)
Response from Tim at Thorlabs: Thank you for your feedback! We are currently developing a new product family that addresses this concern by creating a design with better performance than a nylon tipped set screw. We would love to provide our data and discuss this with you to ensure that our new design meets or exceeds your expectations. We will contact you directly as well as update our presentation with this information soon.
aatarasov  (posted 2012-04-12 14:20:19.0)
We have bought more than 20 mounts and use them in our laser laboratory. In general, we are satisfied with alignment accuracy and position stability of this mount and are intended to use them in our lasers. But we meet one serious disadvantage of mirror retainer design: high mecanical pressure at the contact point between spring and mirror substrate induce birefringence in the substrate. Birefringence is maximum near contact point and remains considerable even at the mirror center. Contact point position is ~under 45 deg to vertical and horyzontal axis. In this case axis of birefringence alo is directed at +/- 45 deg to vertical axis. Working with lasers, we usially set vertical or horyzontal linear polarisation. So, mirror substrate with induced birefringence acts as a waveplate for transmitting light. In my case, I used this mount for Ti: Sapphire laser pump mirror (HT for 532nm and HR for Ti: Sapphire wavelengths) and was shocked when linear polarisation of pump light was turned into almost circular polarisation. The same problem you will obtain, if use mount for output mirror or beamsplitter. To my mind, the best solution to retain mirror is New Focus solution (3-point flexible O-ring spring at mirror face).
tcohen  (posted 2012-03-28 11:19:00.0)
Response from Tim at Thorlabs: We should be able to offer a vacuum compatible version of the POLARIS-K05. I have contacted you with some details and to get more information.
ale.cere  (posted 2012-03-28 08:24:48.0)
Is there a vacuum compatible version for the POLARIS-K05?
bdada  (posted 2012-02-08 19:52:00.0)
Response from Buki at Thorlabs to bmills: This is an update on an earlier post about the threaded Polaris mounts. We featured the threaded Polaris mount at Photonics West 2012 and will be releasing it soon. Please contact TechSupport@thorlabs.com if you have any questions.
bdada  (posted 2012-02-08 19:49:00.0)
Response from Buki at Thorlabs to flickingerd: To add an update to my previous post, our design engineers are working out some ideas for versions of the Polaris-K05 that would include integrated or removable knobs. We will contact you with more information and would love to send you a prototype. We will also review your comment about the mislabeled picture. Thank you again for your feedback.
bdada  (posted 2012-02-08 00:58:00.0)
Response from Buki at Thorlabs: Thank you for your feedback regarding the Polaris-K05. We are discussing this with our production team and will post an update shortly.
flickingerd  (posted 2012-02-07 13:24:35.0)
I would buy some Polaris-K05, but the lack of knobs is a deal-breaker for some applications for me. I'd highly recommend at least selling little removable knobs. They could have a diameter not much larger than the screw and still be useful. The knob would just have a little hex-profile bit that comes out that you could insert into the screws. FYI: one of the supposed pictures of the POLARIS-K1 below is actually a mislabeled picture of the POLARIS-K05.
bdada  (posted 2011-10-03 15:42:00.0)
Response from Buki at Thorlabs: Thank you for your feedback. We provide Temperature Cycling Test data on our website for the Polaris mount. Please contact TechSupport@thorlabs.com to discuss your set up so we can determine the cause of the drift you are experiencing.
user  (posted 2011-09-29 14:07:44.0)
Response from Tyler at Thorlabs: Thorlabs managed to keep or lower prices on over 80% of our products in the recently released V21 catalog. For the remaining products, it was difficult, but necessary to raise the price. The increase in price of the POLARIS-K1 was the first price change for this product since it was introduced in the 2009 Volume 20 Thorlabs catalog. Because of our commitment to keeping product prices fixed between printings of our catalog, Thorlabs continued to honor the V20 price even though manufacturing and material costs for the POLARIS-K1 rose substantially in 2009 and 2010. Thorlabs is committed to being a valuable member of the photonics community and will continue to strive to provide the best possible value for the products and services that it provides.
user  (posted 2011-09-23 19:10:55.0)
Hey Javier, there must be a mistake with the prices on these mounts. They were just $99 and now they are something like $130. Please correct the price back to $99 where it was.
user  (posted 2011-09-21 20:17:34.0)
I have a few of these K1 mounts and they look very cool but after I align them, they drift more than 5ur and Im in a temperture controled lab. Its not terribe but its also not 5ur. Im gettng something like 10 to 20 ur of drift. I mounted it on a pedesal post too. Ater a few days they dont drift as much but it still is moving more than 5ur. How could you possibly get 5ur in a temperture varent environment.
jjurado  (posted 2011-08-18 11:22:00.0)
Response from Javier at Thorlabs to roger.vanzee: As previously mentioned in our response to akobuije below, the POLARIS mounts are not vacuum compatible, but we can offer vacuum compatible versions. I will contact you directly to get the quotation process started.
roger.vanzee  (posted 2011-08-17 18:15:40.0)
Are the Polaris mounts vacuum compatible? - Roger
jjurado  (posted 2011-08-01 13:53:00.0)
Response from Javier at Thorlabs to bmills: Thank you very much for contacting us. We are currently developing the design of a threaded version of the POLARIS-K1 mirror mount. I will contact you directly to keep you up to date on the status.
bmills  (posted 2011-07-27 22:00:28.0)
When will a version of the Polaris mount be available with a 1 inch threaded face (like a KM100T)?
cbrideau  (posted 2011-05-12 12:52:52.0)
The 1/2" mount looks very streamlined. It reminds me of the typical design of most cars, with a highly aerodynamic look. Nice work!
jjurado  (posted 2011-05-02 13:54:00.0)
Response from Javier at Thorlabs to bloombj: Thank you very much for your feedback. We currently do not have 2" and cage compatible versions of the Polaris mirror in the development phase. However, I will share your comments with our mechanics engineers and let you know if we decide to undertake these projects.
bloombj  (posted 2011-05-02 09:26:44.0)
Also, cage mount compatible versions would be nice as well.
bloombj  (posted 2011-05-02 09:25:30.0)
Will a 2" diameter version be available soon? We really like the 1" versions.
user  (posted 2010-08-30 09:06:24.0)
A reply from Jens at Thorlabs: yes, the KGM60 is compatible with the Polaris-K1 mount. The back side of the KGM mount has a diameter of 1" and will fit into the Polaris mount where it is held in place using the standard Polaris clamping mechanism.
sshosseini  (posted 2010-08-29 13:01:15.0)
Can i use KGM60 installed on POLARIS-K1? How?
Adam  (posted 2010-05-04 00:36:39.0)
A response from Adam at Thorlabs to h2004k: Currently, the Polaris mounts do not have locking mechanisms. The reason there is no locking mechanism is because during the lock engagement the alignment would shift significantly. Please note that the POALRIS mount can be comfortably adjusted to within 5 urad, and it was found to hold its alignment (within 5urad band) throughout multiple days of vigorous thermal cycling. Theoretically, the mount should be quite stable over the time frame of a few months, but do not have the test data to confirm this.
h2004k  (posted 2010-05-03 22:29:48.0)
I am wondering if lockable screws are available? In my experiment of testing several mirror mounts from several manufactures, my conclusion is that the lock function is needed if long term (longer than few months) stability is expected.
apalmentieri  (posted 2010-02-08 15:27:23.0)
A response from Adam at Thorlabs to akobuije: The current design of the POLARIS-K1 does not contain vacuum compatible grease so it is not considered vacuum compatible. We can provide this item as a special and I will email you directly to see if you are interested in this option.
akobuije  (posted 2010-02-07 21:44:58.0)
Is POLARIS-K1 vacuum compatible?
下記の中にご用途に適したミラーマウントが無い場合には、当社までお問い合わせください。

当社では、側面固定型SMネジ付き低歪みピエゾアジャスタ付き上部アジャスタ付き接着固定式などのキネマティック光学マウントのほかに、固定式モノリシックミラーマウント固定式光学マウントXY移動マウント5軸キネマティックマウントキネマティックプラットフォームマウントなど、様々なPolarisマウントをご用意しております。下の表では、当社のすべてのPolarisマウントのラインナップを、マウントのタイプ、光学素子取付け穴のサイズ、光学素子の保持方法、アジャスタの種類(固定式マウントの場合は用途)などで分類して表記しています。また、右下の表に示すように、Polarisマウント用に設計されたアクセサリもご用意しています。下の表では、簡潔に表記するために冒頭の「POLARIS」を省略し、型番末尾のみを掲載しています。下の写真をクリックすると拡大できます。

Polaris Mount Optic Retention Methods
Side LockSM ThreadedLow DistortionGlue-In
Polaris Mount Adjuster Types
Side HoleHexAdjuster KnobsAdjuster
Lock Nuts
Piezo AdjustersVertical-Drive Adjusters
Polaris Kinematic Mounts for Round Optics
Optic Retention MethodSide LockSM ThreadedLow DistortionGlue-In
Ø1/2" Optics
2 Side Hole Adjusters----K05C4
-K05G4
2 Hex Adjusters-K05S1-K05T1-K05F1-
2 Adjusters with Lock Nuts-K05S2-K05T2-K05F2-
2 Piezoelectric Adjusters-K05P2---
2 Vertical Adjusters-K05VS2
-K05VS2L
---
3 Hex Adjusters-K05---
3 Adjusters with Lock Nuts--K05T6-K05F6-
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
--K05XY--
Ø19 mm (3/4") Optics
2 Side Hole Adjusters-K19S4--K19F4/M-K19G4
Ø25 mm Optics
2 Side Hole Adjusters-K25S4/M--K25F4/M-
Ø1" Optics
2 Side Hole Adjusters-K1S4---K1C4
-K1G4
2 Hex Adjusters-K1E2
-K1-2AH
-K1T2-K1F2-
2 Adjuster Knobs--K1T1-K1F1-
2 Piezoelectric Adjusters-K1S2P---
2 Vertical Adjusters-K1VS2
-K1VS2L
---
3 Side Hole Adjuster-K1S5---
3 Hex Adjusters-K1E3
-K1-H
-K1T3--
3 Adjuster Knobs-K1E
-K1
-K1T-K1F-
3 Piezoelectric Adjusters-K1S3P---
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
--K1XY--
Optic Retention MethodSide LockSM ThreadedLow DistortionGlue-In
Ø1.5" Optics
2 Side Hole Adjusters-K15S4--K15F4-
2 Vertical Adjusters-K15VS2
-K15VS2L
---
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
--K15XY--
Ø50 mm Optics
2 Side Hole Adjusters-K50S4/M--K50F4/M-
Ø2" Optics
2 Hex Adjusters-K2S2-K2T2-K2F2-
2 Adjuster Knobs-K2S1-K2T1-K2F1-
2 Piezoelectric Adjusters-K2S2P---
2 Vertical Adjusters-K2VS2
-K2VS2L
---
3 Hex Adjusters-K2S3-K2T3-K2F3-
3 Adjuster Knobs-K2-K2T-K2F-
Ø3" Optics
2 Side Hole Adjusters-K3S4---
3 Side Hole Adjusters-K3S5---
Ø4" Optics
2 Side Hole Adjusters---K4F4-
Ø6" Optics
2 Side Hole Adjusters---K6F4-
Polaris XY Translation Mounts for Round Optics
Optic Retention MethodSM ThreadedRepresentative Photos
Ø1/2" Optics

2 Hex Adjusters (X/Y)-05CXY
-05XY
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
-K05XY
Ø1" Optics
2 Hex Adjusters (X/Y)-1XY
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z) &
2 Hex Adjusters (X/Y)
-K1XY
Ø1.5" Optics
2 Hex Adjusters (X/Y) &
3 Adjuster Knobs (Tip/Tilt/Z)zzz
-K15XY
Polaris Fixed Mounts for Round Optics
Optic Retention MethodSide LockLow
Distortion
Glue-InRepresentative
Photos
Ø1/2" Optics





Optimized for Mirrors--B05F-C05G
Optimized for Beamsplitters-B05S--B05G
Optimized for Lenses---L05G
Ø19 mm (Ø3/4") Optics
Optimized for Mirrors-19S50/M--
Ø1" Optics
Optimized for Mirrors--B1F-C1G
Optimized for Beamsplitters-B1S--B1G
Optimized for Lenses---L1G
Ø2" Optics
Optimized for Mirrors--B2F-C2G
Optimized for Beamsplitters-B2S--
Polaris Kinematic 1.8" x 1.8" Platform Mount
Optomech Retention MethodTapped Holes &
Counterbores
2 Adjuster Knobs-K1M4(/M)
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Polaris®キネマティックミラーマウント、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用、3アジャスタ、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ

Back of Polaris Mount Shown on Breadboard
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POLARIS-K1Eには3つの着脱式ノブ、POLARIS-K1E3には六角レンチで調整可能なアジャスタが3つ付いています。
  • 3アジャスタ付きで、ノブまたは六角レンチで調整
  • Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用
  • 本体と整合した100 TPIのアクチュエータ
  • 角度調整範囲:±4°(公称値)
  • 分解能:約7.7 mrad/rev
  • 温度サイクル試験後の変位量<1 µrad
  • 特許取得済みのモノリシックフレクシャーアームにより光学歪みを抑え、かつ光学素子の保持安定性を向上(US Patent 10,101,559、詳細は「試験データ」タブ参照)

Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用3アジャスタ型キネマティックミラーマウントPOLARIS-K1EおよびPOLARIS-K1E3は、あおり調整(チップ&チルト)とZ軸(光軸)方向の調整ができます。Polarisマウントはアジャスタと本体が整合するように設計されているため、他の製品に比べて耐久性や熱的性能の面で優れています。

モノリシックフレクシャーアームを1.3 mmの六角レンチで締め付けることで、光学素子をマウントに固定できます。この光学素子保持機構により、取り付けられた光学素子の波面歪みを最小限に抑えつつ、止めネジ(セットスクリュ)とフレクシャーバネを用いた当社のØ25.4 mm(Ø1インチ)用Polarisマウントよりも強い光学素子保持力が得られます(詳細は「試験データ」タブをご覧ください)。

POLARIS-K1Eのアジャスタには取外し可能なノブが付いています。このノブにより調整の感触が向上するため、より微細な調整が可能になります。またノブが付いていても、六角レンチによるアジャスタの調整は可能です。安定性を高めるために、このノブを取り外して別売りのロックナットPOLARIS-LN1またはロック用カラーPOLARIS-LNS1を取り付けることもできます。POLARIS-K1E3には短い2.0 mm六角アジャスタが付いています。狭いスペースで使用するのに適しており、つまみネジ型六角レンチHKTS-5/64(下記参照)または2.0 mm六角レンチで操作できます。これらのアジャスタは長さが短いため、ロックナットやロック用カラーはお使いいただけませんのでご注意ください。

ポストは、90°の位置に配置された2つのM4ザグリ穴に取り付けることができます。当社ではこのマウントをPolarisミラーマウント用Ø25 mmポストをはじめとするステンレススチール製ポストと組み合わせて使用することをお勧めしています。また光学素子の正確な取り付けと光学表面の歪み防止のために、トルクドライバのご使用もお勧めしています。その他の情報や使用方法に関する詳細は「使用情報」タブをご参照ください。

下記のように、ミラーマウントPOLARIS-K1E3と同様な特徴を有する2アジャスタ型ミラーマウントPOLARIS-K1E2もご用意しています。ただし、この製品では3つ目のアジャスタは硬化鋼製のボールに置き換えられています。この設計により安定性は向上しますが、Z軸方向の調整はできません。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-K1E Support Documentation
POLARIS-K1EØ25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polaris®ミラーマウント、アジャスタ3個付き、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ
¥23,183
3-5 Weeks
POLARIS-K1E3 Support Documentation
POLARIS-K1E3Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polaris®ミラーマウント、低頭六角アジャスタ3個付き、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ
¥22,009
Lead Time
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Polaris®キネマティックミラーマウント、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用、3アジャスタ、サイドホール付き、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ


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Ø25.4 mm(Ø1インチ)用PolarisマウントPOLARIS-K1S5の調整方法 
A: 2.0 mm六角レンチをアジャスタの先に挿して調整 
B: SA1をアジャスタサイドホールに挿して調整
C: 着脱式ノブPOLARIS-N5をアジャスタに取り付けて調整 
D: 六角ノブHKTS-5/64と側面の穴で調整 

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着脱式ノブPOLARIS-N5を着けた状態(着脱式ノブは付属しません)
  • 3つの六角アジャスタ、サイドホール付き(右の写真参照) 
  • Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用 
  • アクチュエータは100 TPIのピッチ 
  • 可変角度範囲:±4°
  • 分解能:約7.7 mrad/回転 
  • 温度サイクル試験後の変化量は1 µrad以下
    (詳細は「試験データ」タブ参照) 
  • 特許取得済みのモノリシックフレクシャーアームにより光学歪みを最小にし、かつ光学素子を保持する安定性を向上(US Patent 10,101,559、詳細は「試験データ」タブ参照) 

POLARIS-K1S5はPOLARIS-K1S4(下記参照)の3アジャスタ型です。3アジャスタ付きのØ25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polarisキネマティックミラーマウントは、簡単で高分解能な調整と長期間のアライメント安定性が両立できるように設計されています。 マウントにはモノリシック構造のフレクシャーアームが付いており、付属のネジおよび1.3 mm六角レンチを使用して操作できます。マウントにモノリシック構造のフレクシャーアームを採用したことにより、取り付けた光学素子の波面歪みを抑えつつ、止めネジ(セットスクリュ)とフレクシャーバネを用いた標準的なØ25.4 mm(Ø1インチ)用Polarisマウントよりも強力な光学素子の保持力が得られています(「試験データ」タブをご覧ください)。アジャスタが3つあることで、あおり調整(チップ&チルト)に加えて、Z軸(光軸)調整が可能です。Ø25.4 mm(Ø1インチ)マウントのPOLARIS-K1E、POLARIS-K1E3と比較すると、POLARIS-K1S5はモノリシックフロントプレートと高剛性バネの採用により安定性の強化と光学歪みの低減が実現され、厳しい環境下で信頼性の高い動作が要求される組み込み用途(OEM用途)に適した製品となっています。

100 TPIアジャスタにはØ1.8 mmの貫通穴が3つあり、当社の精密サイドホール調整ツールSA1(下記参照)または1.5 mmボールドライバや六角レンチを使用して側面からの作動が可能です。アジャスタには2 mm六角穴があり、SA1の端についている六角レンチ、つまみネジ型六角レンチHKTS-5/64(下記参照)、その他一般的な2 mm六角レンチが使用可能です。あるいは、脱着可能で薄型の調整ノブPOLARIS-N5(下記参照)をアジャスタにねじ込むと、微細な調整が可能になります。なお、着脱式ノブPOLARIS-N5を取り付けるとアジャスタ側面の穴は塞がれますのでご注意ください。マウントのアジャスタは、止めナットPOLARIS-LN1またはロック用カラーPOLARIS-LNS1(いずれも別売り。下記参照)で固定可能です。 

ポストは2つのM4用ザグリ穴から取り付けます。カスタム仕様の場合には、取付け面の両側に2つずつあるØ2 mmのアライメント用ピンホールを利用して、精密な位置と取付け角度の設定が可能です。標準的なDIN 7-m6位置決めピンのご使用をお勧めしています(詳細は赤い資料アイコンをクリックしてご覧ください)。こちらのマウントには、Polarisミラーマウント用Ø25 mmポストをはじめとするØ2 mmのアライメント用ピンホールが付いたステンレススチール製ポストの使用をお勧めいたします。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-K1S5 Support Documentation
POLARIS-K1S5Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polaris®ミラーマウント、アジャスタ3個、サイドホール付き、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ
¥30,844
Today
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Polaris®キネマティックミラーマウント、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用、2アジャスタ、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ

  • 六角レンチで調整可能な2アジャスタ
  • Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用
  • 本体と整合した100 TPIのアクチュエータ
  • 角度調整範囲:±4°(公称値)
  • 分解能:約7.7 mrad/rev
  • 温度サイクル試験後の変位量<1 µrad(詳細は「試験データ」タブ参照)
  • 特許取得済みのモノリシックフレクシャーアーム方式により光学歪みを抑え、かつ光学素子の保持安定性を向上(US Patent 10,101,559、「試験データ」タブ参照)

この2つのアジャスタが付いたØ25.4 mm(Ø1インチ)用PolarisミラーマウントPOLARIS-K1E2は、上記の六角レンチで調整できる標準的な3アジャスタ付きのPOLARIS-K1E3と似ていますが、3つ目のアジャスタは硬質鋼製のボールに置き換えられています。これにより移動の自由度が制限されるため、マウントの安定性が向上します。Polarisマウントはアジャスタと本体が整合するように設計されているため、他の製品に比べて耐久性や熱的性能の面で優れています。

モノリシック構造のフレクシャーアームを1.3 mmの六角レンチで締め付けることで、光学素子をマウントに固定できます。この光学素子保持機構により、取り付けられた光学素子の波面歪みを最小限に抑えつつ、止めネジ(セットスクリュ)とフレクシャーバネを用いた当社のØ25.4 mm(Ø1インチ)用Polarisマウントよりも強い光学素子保持力が得られます(詳細は「試験データ」タブをご覧ください)。

低頭の2.0mm六角アジャスタは狭いスペースで使用するのに適しており、つまみネジ型六角レンチHKTS-5/64(下記掲載)または2.0 mm六角レンチで操作できます。これらのアジャスタは薄型であるため、ロックナットやロック用カラーにはお使いいただけませんのでご注意ください。

ポストは、90°の位置に配置された2つのM4ザグリ穴に取り付けることができます。当社ではこのマウントをPolarisミラーマウント用Ø25 mmポストをはじめとするステンレススチール製ポストと組み合わせて使用することをお勧めしています。また光学素子の正確な取り付けと光学表面の歪み防止のために、トルクドライバのご使用もお勧めしています。その他の情報や使用方法に関する詳細は「使用情報」タブをご参照ください。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-K1E2 Support Documentation
POLARIS-K1E2Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polaris®ミラーマウント、低頭六角アジャスタ2個付き、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ
¥21,276
Today
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Polaris®キネマティックミラーマウント、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用、2アジャスタ、サイドホール付き、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ

Polaris Mount Adjustment
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マウントPOLARIS-K1S4の調整方法:
A:2.0 mm六角レンチをアジャスタの先に挿して調整
B:SA1をアジャスタサイドホールに挿して調整
C:着脱式ノブPOLARIS-N5をアジャスタに取り付けて調整
D:1.5 mmボールドライバを使用して六角ノブHKTS-5/64とサイドホールで精密調整

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着脱式ノブPOLARIS-N5を着けた状態(着脱式ノブは付属しません)
  • 2つの六角アジャスタ、サイドホール付き(右の写真参照)
  • Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用
  • アクチュエータは100 TPIのピッチ
  • 可変角度範囲 : ±4°
  • 分解能:約7.7 mrad/回転
  • 温度サイクル試験後の変化量は1 µrad以下
    (詳細は「試験データ」タブ参照)
  • 特許取得済みのモノリシックフレクシャーアームにより光学歪みを最小にし、かつ光学素子を保持する安定性を向上(US Patent 10,101,559、詳細は「試験データ」タブ参照)

2アジャスタ付きのØ25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polarisキネマティックミラーマウントは、簡単で高分解能な調整と長期間のアライメント安定性が両立できるように設計されています。 マウントにはモノリシック構造のフレクシャーアームが付いており、付属のネジおよび1.3 mm六角レンチを使用して操作できます。マウントにモノリシック構造のフレクシャーアームを採用したことにより、取り付けた光学素子の波面歪みを抑えつつ、止めネジ(セットスクリュ)とフレクシャーバネを用いた標準的なØ25.4 mm(Ø1インチ)用Polarisマウントよりも強力な光学素子の保持力が得られています(「試験データ」タブをご覧ください)。

2アジャスタ設計により自由度が制限されるため、取付け状態の安定性は向上します。Ø25.4 mm(Ø1インチ)マウントPOLARIS-K1E2と比較し、POLARIS-K1S4に使用されているモノリシックフロントプレートと高剛性バネは、安定性の強化と光学歪みの低減が実現され、厳しい環境下で信頼性の高い動作が要求される組み込み用途(OEM用途)に適した製品となっています。

100 TPIアジャスタにはØ1.8 mmの貫通穴が3つあり、当社の精密サイドホール調整ツールSA1(下記参照)または1.5 mmボールドライバや六角レンチを使用して側面からの作動が可能です。アジャスタには2 mm六角穴があり、SA1の端についている六角レンチ、つまみネジ型六角レンチHKTS-5/64(下記参照)、その他一般的な2 mm六角レンチが使用可能です。あるいは、脱着可能で薄型の調整ノブPOLARIS-N5(下記参照)をアジャスタにねじ込むと、微細な調整が可能になります。なお、着脱式ノブPOLARIS-N5を取り付けるとアジャスタ側面の穴は塞がれますのでご注意ください。マウントのアジャスタは、止めナットPOLARIS-LN1やロック用カラーPOLARIS-LNS1(いずれも別売り。下記参照)で固定可能です。

ポストには2つのM4用ザグリ穴により取り付けます。カスタム仕様で取り付ける場合には、取付け面の両側に2つずつあるØ2 mmのアライメント用ピンホールを利用して、精密な位置と取付け角度の設定が可能です。標準的なDIN 7-m6位置決めピンのご使用をお勧めしています(詳細については下の赤い資料アイコンからご覧ください)。こちらのマウントには、Polarisミラーマウント用Ø25 mmポストをはじめとするØ2 mmのアライメント用ピンホールが付いたステンレススチール製ポストの使用をお勧めいたします。

2016年9月21日以前にご購入のマウントPOLARIS-K1S4には下記の取外し可能ノブPOLARIS-N5はご使用になれません。
対応するノブのご注文は当社までご連絡ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-K1S4 Support Documentation
POLARIS-K1S4Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polaris®ミラーマウント、アジャスタ2個、サイドホール付き、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ
¥25,396
Today
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Polaris®キネマティックミラーマウント、Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用、上部2アジャスタ、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ


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マウントPOLARIS-K1VS2の調整方法:
A:POLARIS-T2でカラーPOLARIS-LNS1を調整
B:2.0 mm六角レンチを使って調整
C:取り外し可能ノブPOLARIS-N5をアジャスタに取り付けて調整*
D:六角ノブHKTS-5/64をアジャスタに取り付けて調整
POLARIS-K1VS2Lも同様です。

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着脱式ノブPOLARIS-N5*を取り付けたPOLARIS-K1VS2(着脱式ノブは付属しません)
  • Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用
  • 角度範囲:±4°
  • 分解能:約7.7 mrad/rev
  • アクチュエータは100 TPIのピッチ
  • 温度サイクル試験後の変化量は1 µrad以下
    (詳細は「試験データ」タブをご参照ください)
  • 特許取得済みのモノリシックフレクシャーアーム設計により光学歪みを抑え、かつ光学素子を保持する安定性を向上(US Patent 10,101,559、詳細は「試験データ」タブをご参照ください)
  • 特許取得済み上部アジャスタ(US Patent 11,320,621)
  • 右手系と左手系をご用意

この2アジャスタ付きØ25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polarisキネマティックミラーマウントは、上部に配置された調整機構によって長期間の安定性と高分解能な調整を両立させています。この設計では、マウント背面に十分なスペースが無いために、アジャスタに水平方向からアクセスできない場合でも、マウントを調整することができます。2アジャスタ設計により自由度は制限されますが、取付けの安定性は向上します。上記の2アジャスタ型マウントPOLARIS-K1E2と比較すると、これらの上部アジャスタ型マウントにはより剛性の高いバネが採用されているため安定性が向上し、厳しい環境下で信頼性の高い動作が要求される製品組み込み用途(OEM用途)にも適しています。右手系と左手系のマウントをご用意しております。

光学素子はモノリシック構造のフレクシャーアームで固定しますが、その操作には付属のネジおよび1.3 mm(0.05インチ)六角レンチを使用します。モノリシックフレクシャーアームを採用したことで、光学素子を強く保持できる一方で、取り付けられた光学素子の波面歪みを最小限に止めることができます(詳細は「試験データ」タブ参照)。

上部調整機能付きPolarisミラーマウントの概要

100 TPIのアジャスタには2 mm六角穴があり、つまみネジ型六角レンチHKTS-5/64SA1の端についている六角レンチ、その他一般的な2 mm六角レンチ等が使用可能です。あるいは、脱着可能で薄型の調整ノブPOLARIS-N5をアジャスタにねじ込むと、微細な調整が可能になります。ただし、角度範囲は減少する場合があります。

このマウントのアジャスタはロック用カラーPOLARIS-LNS1を用いてロックできます。ロック用カラーはマウントに2つ(各アジャスタに1つ)付属します。交換用のカラーは別途ご購入いただけます(下記参照)。付属のロック用カラーはスパナレンチPOLARIS-T2をご使用いただくと簡単に緩めたり締め付けたりできます。

ポスト取り付けは2つのM4ザグリ穴により行います。カスタム構成にされる場合には、各ザグリ穴の両側にあるØ2 mmのアライメント用ピンホールを利用して、精密な位置と取り付け角度設定ができます。標準的なDIN 7-m6位置決めピンのご使用をお勧めしています(詳細は赤い資料アイコンをクリックしてご覧ください)。こちらのマウントには、Polarisミラーマウント用Ø25 mmポストをはじめとするØ2 mmのアライメント用ピンホールが付いたステンレススチール製ポストの使用をお勧めいたします。

*脱着式ノブPOLARIS-N5は、アジャスターネジに直接取り付けることができます。ただし、POLARIS-K1VS2とPOLARIS-K1VS2Lにこれらを使用すると、角度範囲が減少する場合があります。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-K1VS2 Support Documentation
POLARIS-K1VS2Ø25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polaris®ミラーマウント、上部に2つの六角アジャスタ付き、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ、右手系
¥52,638
Today
POLARIS-K1VS2L Support Documentation
POLARIS-K1VS2LØ25.4 mm(Ø1インチ)光学素子用Polaris®ミラーマウント、上部に2つの六角アジャスタ付き、モノリシックフレクシャーアーム保持タイプ、左手系
¥52,638
Today
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1/4”-100アジャスタ用着脱式ノブ


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光学素子を取り付けたマウントPOLARIS-K1C4と着脱式ノブPOLARIS-N5(マウントとは別売り)
  • 1/4"-100アジャスタの調整を容易に
  • アジャスターネジに直接取付け
  • マウントとは別売り

1/4"-100アジャスタ用Polaris®着脱式ノブを使用すると、Polarisキネマティックミラーマウントを手動で調整することが可能です。このノブは右表に記載している、一部のPolarisマウントにお使いいただけます。尚、こちらのマウントにノブをご使用の際は、アジャスターネジの側面にある貫通穴を塞ぐことになりますのでご注意ください。アジャスターネジの2 mm六角ソケットは、ノブを取り付けても使用可能です。

ノブは化学的に洗浄され、熱処理済みSUS303ステンレススチール製で、適切なベークアウトにより、25 °Cで10-9Torr(ベークアウトが行われなかった場合10-5Torr)までの真空度に対応します。

2016年9月21日以前にご購入のマウントPOLARIS-K1C4およびPOLARIS-K1S4にはこちらの着脱式ノブPOLARIS-N5はご使用になれません。対応するノブのご注文は当社までご連絡ください。
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-N5 Support Documentation
POLARIS-N5Polaris®取外し可能ノブ、1/4”-100アジャスタ用、1個
¥1,359
Today
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1/4″-100大型アジャスターノブ

Large Polaris Knob
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ミラーマウントPOLARIS-K1Eに取り付けられたノブF25USK2
  • 角分解能を高めるØ23.5 mm(0.925インチ)ノブ
  • 六角ソケットに対応する貫通穴

取外し可能なアジャスターノブはØ25.4 mm(Ø1インチ)、Ø38.1 mm(Ø1.5インチ)およびØ50.8 mm(Ø2インチ)のPolarisキネマティックマウントPolarisキネマティックプラットフォームマウントを含めた当社の1/4"-100アジャスタにご使用いただけます。Ø23.5 mm(Ø0.925インチ)と大型なので、標準のPolarisノブに比べて高い角分解能をご提供します。

なお、ノブF25USK2は、サイドホールタイプのアジャスタが付いたPolarisマウントには対応しません。ノブの穴はサイドホールアジャスタのネジに届くほどの深さはありません。

+1 数量 資料 型番 - インチ規格 定価(税抜) 出荷予定日
F25USK2 Support Documentation
F25USK21/4”-100 アジャスターノブ、取外し可能 、Ø0.925インチ(インチ規格)
¥1,369
3-5 Weeks
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2 mm(5/64インチ)六角レンチ型アジャスタ

POLARIS-K1 with HKTS-5/64 Adjuster
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アジャスタHKTS-5/64が挿入されたPOLARIS-K1E2
  • 2 mm(5/64インチ)の六角レンチを使用するアクチュエータの調整に便利
  • 赤色アルマイト加工の調整ノブで六角レンチのサイズが刻印
  • 六角チップは取り替え可能
  • 1パック4個入り

この2 mm(5/64インチ)六角レンチ型の調整用つまみネジを使用することで、2 mm六角レンチで調整するアクチュエータ(またはノブを取り外した標準タイプのアクチュエータ)が迅速に調整できます。 これは取り外し可能なノブであるため、調整の合間にネジの六角穴に取り付けたままにしておくことができて便利です(右の写真参照)。 #8-32止めネジ(2 mm六角)が取り替え可能の六角形のビットを固定します。この取り替え可能なビットは、一方の先端がつぶれてしまっても、逆向きで再利用できます。 交換用の六角レンチ型ビットが必要な場合には、当社にお問い合わせください。

つまみネジ型六角レンチには、0.050~3/16インチと2 mm~5 mmのサイズの製品があります。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
HKTS-5/64 Support Documentation
HKTS-5/64Customer Inspired! 2 mm(5/64インチ)つまみネジ型六角レンチ、4個入り
¥3,894
Today
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サイドホール調整ツールPolaris®マウント用


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SA1を用いたPOLARIS-K1S4のサイドホールと六角レンチによる調整
  • Polarisアジャスタのサイドホールに精密にフィットするØ1.7 mmの先端 
  • ハンドル部分に2.0 mm六角レンチ
  • 化学洗浄済みで、磁性のあるステンレススチール製 

サイドホール調整ツールには、Polarisマウントのサイドホールアジャスタに精密にフィットするように設計されたØ1.7 mmの先端があります。ハンドルには2.0 mm六角レンチがついており、SA1を小さなつまみのように使用することができます。また中央のナットには6.0 mmレンチが取付け可能なため、長めのレバーアームを構成することもできます。精密な先端は調整時のバックラッシュが小さく、また深さストッパにより調整中のツールをサイドホール内にしっかり固定しておくことができます。Ø25 mmよりも大きいミラーマウントに対しては、ツールの長さが41.2 mmであるため、マウント背面にあるほかのアジャスタと干渉せずにアクチュエータを360°調整できます。 

SA1は化学洗浄と硬化処理を施されたステンレススチール製で、耐久性があるうえにクリーンな環境にも対応します。磁性があるため、スペースのない、あるいは振動に敏感なセットアップでは磁石を使用してツールを回収することができます。

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
SA1 Support Documentation
SA1Customer Inspired! サイドホール調整ツール、Polarisマウント用、先端Ø1.7 mm、2.0 mm六角レンチ機能付き
¥4,954
3-5 Weeks
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1/4”-100アジャスタ用止めナット、Polaris®マウント用

クロススレッド(斜めにねじ込む状態)しないように止めナットを取り付けるには、まずアジャスタの先に止めナットをそっと置いてください。止めナットを少々緩める方向に回し、止めナットのネジ部分とアジャスタのネジ部分が整合してからアジャスタに締め込むようにしてください。 動画では止めナットPOLARIS-LN1を低歪みマウントPOLARIS-K1F1に取り付ける方法をご紹介しています。

  • アジャスタの長期安定性を保つ止めナット
  • Polarisマウントに対応(一部使用できない製品あり)
  • 厚さ1.9 mm
  • 13 mm六角ナットは薄型レンチまたはコーンレンチで締めることができます。

この止めナットはピエゾ駆動のマウントや低頭アジャスタ付きのマウント(型番POLARIS-K1E3、POLARIS-K1E2)、そして垂直方向に調整可能なマウント(型番POLARIS-K1VS2、POLARIS-K1VS2L)を除く、1/4"-100アジャスタが付いたPolarisマウントに対応します。アジャスタの長期安定性、または衝撃や振動にさらされる用途向けに設計されており、Polaris同様、あらかじめ高真空対応のアウトガスの少ないPTFEグリースが塗布されており、またアジャスタとの適合性が試験されています。

アジャスタをたびたび調整しなければならない場合には、止めナットはおよそ0.03~0.06 N·mのトルクで手で軽く締め付けるだけで十分です。長期安定性を必要とする場合には、締め付けトルクとして0.23 N·mを推奨していますが、このトルクは当社のプリセット型トルクレンチTW13(下記参照)をご使用いただくと得ることができます。POLARIS-LN1を締め付けるには13 mmのレンチが必要です。止めナットを取り付ける時にクロススレッド(斜めにねじ込む状態)しないように、まず止めナットをアジャスタ部分に置き、次に止めナットがアジャスタのネジに整合するまで緩める方向に回し、その後でアジャスタに締め込むようにしてください。

+1 数量 資料 型番 - インチ規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-LN1 Support Documentation
POLARIS-LN11/4”-100止めナット、13 mm六角、ステンレススチール製(インチ規格)
¥1,277
3-5 Weeks
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1/4”-100アジャスタ用ロックカラー、Polaris®マウント用

  • アジャスタの長期安定性を保持
  • Polarisマウントに対応(一部使用できない製品あり)
  • Ø8.4 mm x 厚さ1.9 mmの薄型
  • スパナレンチPOLARIS-T2を使用して回転軸に沿った締め付けが可能

こちらのロック用カラーは、ピエゾ駆動のマウントや低頭アジャスタ付きのマウント(型番POLARIS-K1E3、POLARIS-K1E2)を除く、1/4"-100アジャスタが付いたPolarisマウントに対応します。アジャスタの長期安定性、または衝撃や振動にさらされる用途向けに設計されているこちらのロック用カラーには、Polarisマウントと同様、あらかじめ高真空対応のアウトガスの少ないPTFEグリースが塗布されており、またアジャスタとの適合性が試験されています。

スパナレンチPOLARIS-T2は、ロック用カラーPOLARIS-LNS1の固定用に特化して設計されています。ダブルスパナヘッドにより完全にかみ合い、またロック用カラーの調整はアジャスタと同一線上で行える設計です。スパナレンチの中心の貫通穴から2 mmボール(六角)ドライバが通るので、ロック用カラーを調整中にアジャスタを位置固定することができます。

アジャスタをたびたび調整しなければならない場合、ロック用カラーはおよそ0.03~0.06 N·mのトルクで軽く締め付けるだけで十分です。長期安定性を必要とする場合には、締め付けトルクとして0.23 N·mを推奨していますが、このトルクは当社のプリセット型トルクレンチTW13(下記参照)とスパナレンチPOLARIS-T2を合わせてご使用いただくと得ることができます。ロック用カラー締付け時のクロススレッド(斜めにねじ込む状態)を防ぐには、カラーをアジャスタの反対側に置き、カラーがアジャスタのネジにはまるまで緩める方向に回し、その後、アジャスタにねじ込んでください。

+1 数量 資料 型番 - インチ規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-LNS1 Support Documentation
POLARIS-LNS11/4"-100ロック用カラー、ステンレススチール製(インチ規格)
¥1,504
3-5 Weeks
+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
POLARIS-T2 Support Documentation
POLARIS-T2スパナレンチ、ロック用カラーPOLARIS-LNS1用
¥7,520
3-5 Weeks
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トルクレンチ、Polaris®止めナット用

Coaxial Connector Wrench
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トルクレンチTW13を使用して、ミラーマウントPOLARIS-K2S2の止めナットPOLARIS-LN1を固定
Coaxial Connector Wrench
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トルクレンチTW13には型番とプリセットされたトルク値が刻印されています。
  • 止めナットPOLARIS-LN1、スパナレンチPOLARIS-T2、そして止めナットPOLARIS-LN4用トルクレンチ、13 mm
  • プリセットのトルク値0.23 N•m
  • 適切なトルクを確実に負荷できる設計
  • 長期的な固定が必要な用途に適しています。

こちらのトルクレンチには、Polaris®マウントの止めナットPOLARIS-LN1やスパナレンチPOLARIS-T2を使用するうえで0.23 N•mのトルク値がプリセットされています。 プリセットされたトルク値に達すると、右の写真のようにピボットジョイントが折れ曲がるように設計されています。レンチの六角ヘッドは力を抜くと元の位置に戻ります。この設計により、止めナットに設定値以上の力が加わるのを防止します。指標として刻印されている線は、定められたトルクをかけるためにレンチを回転させる角度を示しています。この線を越えてハンドルを回転させると、止めナットを締め付けすぎていることになります。レンチには、使用時に識別しやすいよう、プリセットのトルク値、トルクをかける方向、レンチサイズ、および型番が刻印されています。

これらのレンチは、クリーンルームや真空チャンバ内でも使用可能です。Carpenter AAA不動態化処理により、表面から硫黄、鉄、汚染物質などを除去する化学洗浄を行っております。不動態化処理の後は、クリーンな(汚染されていない)環境下で組み立て、2重の真空バッグに入れてクリーンルームに搬入するまでの間に汚染されないようにしています。各レンチは、レーザが使われるセットアップで作業するときに反射が最小限に抑えられるよう、ビードブラスト仕上げになっています。

なお、こちらのレンチはアジャスタを高頻度で調整するような用途には適していません(そのような用途で必要とされるトルク値は、通常0.03~0.06 N•mです)。 

+1 数量 資料 型番 - ユニバーサル規格 定価(税抜) 出荷予定日
TW13 Support Documentation
TW13Customer Inspired! プリセット型トルクレンチ、13 mm、Polaris止めナット用、0.23 N•m
¥17,703
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