ファイバーホールドブロック
- Secure Single or Multiple Fibers Using Inserts
- Compatible Inserts for Securing Fibers up to Ø3 mm
- Vacuum-Ready for Small Diameter Fiber Retention
FHB2
Fiber Holding Block
(Inserts and Pump
Sold Separately)
VHA05
Top Insert,
Ø410 µm - Ø1269 µm
VHD750
Bottom Insert,
Ø516 µm - Ø1047 µm
VHF160
Transfer Bottom Insert,
Ø112 µm - Ø208 µm
VHT1
Clamp for
Transfer Inserts
VHG500L
Graphite V-Groove,
Ø450 µm - Ø500 µm
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ファイバーホルダにインサート、ファイバおよび真空ポンプを取り付けた様子
Quick Links |
---|
Fiber Holding Block |
Top Inserts |
Single-Fiber Bottom Inserts |
Fiber Transfer Clamp & Graphite V-Grooves |
Multi-Fiber Bottom Inserts |
特長
- ポストまたはブレッドボードに取り付け可能なファイバーホルダ
- 別売りのV溝付きインサートが必要(下記掲載)
- Vytran®スプライサおよびファイバ加工機に対応する移動用インサート
- 小径のファイバを保持するための真空ポート(ポンプは付属しません)
ファイバーホールドブロックFHB2/Mを使用して、ファイバ素線を加工または結合する際に固定できます。背面には真空ポートがあり、取付け・取外し中に小径のファイバを保持できるようになっています。幅広い種類の上部および底部インサート(それぞれホールドブロックが1つずつ必要です)も下記に掲載しております。磁石によるクランプ力が強いので、ブロック前面にはレバーが付いています。ベース部分にあるM4 x 0.7タップ穴とM6 x 1.0ザグリ穴により、ブレッドボードまたはポストに直接取り付けが可能です。
ファイバをしっかり保持するために、所望の波長に合った上部および底部インサート一式をファイバーホールドブロック内に取り付ける必要があります。これらは、下記にて別売りとなっており、先端がナイロン製の#4-40止めネジを使用して位置を固定できます(付属の1.3 mm六角レンチ使用)。
ファイバーホルダーインサートのセレクションガイド(上部インサートおよび標準型または移動用底部インサート)
はじめに
ファイバーホルダーインサートは、様々なサイズのファイバをファイバーホールドブロック内で保持できるよう設計されています。ファイバーホールドブロックには付属しないため、別途ご購入いただく必要があります。標準型および移動用底部インサートにはファイバを保持するV溝が付いています。上部インサートには平坦な窪みが付いており、底部インサートのV溝と合わせてファイバを固定します。上部および底部インサートは別売りです。溶融型カプラやコンバイナを作製する際に使用する並列用インサートにご使用いただける上部インサートは、並列用インサートの表内にリストアップされています。
下の表では上部インサートと底部インサートの組み合わせにより対応するファイバ外径の最大値と最小値が記載されています。また、推奨する上部と底部インサートを組み合わせた場合のファイバのオフセット値も記載されています。なお、使用するファイバの被覆により、この表における外径(diameter)は、ファイバのクラッド径、被覆径、バッファ径のいずれかに該当します。ファイバの片端が切断廃棄される場合、廃棄側は、被覆やバッファでクランプされることが望まれるような(非円形ファイバなどの)特殊な場合を除き、クラッドでクランプすることをお勧めします。切断廃棄されないファイバ部分はガラスの損傷を防ぐため、常に被覆またはバッファが付いた部分でクランプする必要があります。
V溝には様々なサイズのファイバを対応することができます。
Legend | ||
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Best Fit | ||
Second Best Fit: Try these options if the best fit does not incorporate your fiber sizes. | ||
Third Best Fit: Try these options if the other two categories do not incorporate your fiber sizes. |
ファイバーホルダーインサートセレクションチャート
- まずご使用になるファイバのサイズに1番合う底部インサートを選んでください。
例: Ø800 µmファイバの場合、少しだけ(50 µm)小さいインサートVHF750が1番適しています。 - 下の表で選んだ底部インサートの右側の セルに記載されている最小・最大径の範囲内で上部インサートを選びます。
例:1.のØ800 µmファイバの場合、緑色のついた上部インサートVHA05のセルが最適であることを示しています。緑色のセルに記載されている数字により、このインサートの組み合わせに適しているのは直径728~963 µmのファイバとなります。Ø800 µmファイバはこの範囲内にありますので、使用に適した組み合わせということになります。ほかにもいくつかの組み合わせが考えられますが、緑色のセルが1番適した選択であることを示しています。 - 各セルの2行目の数字は上部と底部インサートの組み合わせにより予測されるオフセットの範囲です。
例:底部インサートとしてVHF750、上部インサートとしてVHA05の750 µm溝を選択した場合、最小の径としてØ728 µmのファイバが使用可能です。このファイバを使用した場合、ファイバの中心は底部インサートの表面から23 µm下に位置することになります。また、最大のØ963 µmのファイバを固定する場合、ファイバの中心は底部インサートの表面から213 µm上に位置することになります。Ø800 µmファイバについてもオフセットを計算することは可能ですが、60°のV溝におけるオフセットは設計値との外径の差と等しくなっております。つまり、このファイバは底部インサートの設計ファイバ径より50 µm大きいため(800 - 750 = 50)、ファイバの中心は底部インサートの表面から50 µm上に位置することになります。 - Ø1000 µm未満のファイバ用に設計されたホールドブロックには真空穴が付いており、真空吸着を利用することで溝内で小径ファイバを固定できます。Ø1000 µm以上のファイバ用の底部インサートにはこの穴はありません。 ファイバーホールドブロックにはこの穴を経由して小さな保持力を与えるための真空ポンプが付いており、小径ファイバでも所定の位置に収まります。真空穴付きのインサートは下の表で「d」の脚注が付いています。
Top Insert Item # | VHA00a | VHA05b | VHA10b | VHA15b | VHA20b | VHA25 | VHA30 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Accepted Diameter (Nominal) | ≤320 µm | 400 µm | 500 µm | 750 µm | 1000 µm | 1250 µm | 1500 µm | 1750 µm | 2000 µm | 2250 µm | 2500 µm | 3000 µm | |
Bottom Insert Item # | Accepted Diameter (Nominal) | Min / Max Accepted Fiber Diameter (µm) Min / Max Fiber Offset (µm) | |||||||||||
VHD080c | 80 µm | 57 / 100 -23 / 21 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
VHD125c | 125 µm | 88 / 161 -37 / 36 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
VHD160c or VHF160c,d | 160 µm | 112 / 208 -49 / 48 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
VHF250c or VHF250c,d | 250 µm | 177 / 320 -73 / 69 | 275 / 323 23 / 74 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
VHD400c or VHF400c,d | 400 µm | 279 / 519 -122 / 119 | 377 / 517 -23 / 117 | 410 / 519 -9 / 119 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
VHD500c or VHF500c,d | 500 µm | 346 / 592 -153 / 93 | 447 / 647 -53 / 147 | 476 / 711 -24 / 211 | 560 / 795 61 / 296 | - | - | - | - | - | - | - | - |
VHD750c or VHF750c,d | 750 µm | 516 / 759 -234 / 9 | 617 / 970 -132 / 221 | 643 / 878 -107 / 128 | 728 / 963 -23 / 213 | 812 / 1047 62 / 297 | - | - | - | - | - | - | - |
VHE10b | 1000 µm | - | - | 773 / 1008 -172 / 63 | 858 / 1093 -88 / 147 | 943 / 1178 -3 / 232 | 1036 / 1271 90 / 325 | - | - | - | - | - | - |
1250 µm | - | - | - | 1034 / 1269 -176 / 59 | 1119 / 1354 -91 / 144 | 1212 / 1447 2 / 237 | 1288 / 1523 78 / 313 | - | - | - | - | - | |
VHE15b | 1500 µm | - | - | - | - | 1280 / 1515 -172 / 63 | 1373 / 1608 -79 / 156 | 1449 / 1684 -2 / 233 | 1534 / 1769 82 / 314 | - | - | - | - |
1750 µm | - | - | - | - | - | 1534 / 1770 -159 / 76 | 1611 / 1846 -83 / 152 | 1695 / 1930 2 / 237 | 1772 / 2007 78 / 313 | - | - | - | |
VHE20b | 2000 µm | - | - | - | - | - | - | 1787 / 2022 -171 / 64 | 1871 / 2106 -86 / 149 | 1947 / 2183 -10 / 225 | 2032 / 2267 74 / 309 | - | - |
2250 µm | - | - | - | - | - | - | - | 2033 / 2268 -167 / 68 | 2109 / 2344 -91 / 144 | 2193 / 2429 -6 / 229 | 2278 / 2513 78 / 313 | - | |
VHE25 | 2500 µm | - | - | - | - | - | - | - | - | 2270 / 2505 -172 / 64 | 2355 / 2590 -87 / 148 | 2439 / 2675 -2 / 233 | 2609 / 2844 167 / 402 |
VHE30 | 3000 µm | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 2692 / 2944 -256 / -4 | 2777 / 3029 -171 / 81 | 2946 / 3198 -2 / 250 |
ファイバーホルダーインサートの組立てと取付け
ファイバ径(公称値)に適したファイバーインサートを選択後、ファイバーインサートをファイバーホールドブロックに取り付ける必要があります(左下の動画参照)。ファイバーホールドブロックFHB2を使用する場合、真空穴にアライメントできるよう底部インサートファイバ素線がぴったりとくっ付いていなければなりません。標準的なファイバーインサートは、同じサイズのファイバを加工する場合に、ブロック内に取り付けたまま使用しますが、移動用インサートは、ファイバを加工時に1つのブロックからほかのブロックまたはVytran機器に移動する際に使用します。移動用インサートは、ファイバーホルダ底部インサート、ファイバ移動用クランプとグラファイトV溝で構成されており、右下の動画のように組み立てる必要があります。動画ではVytranファイバ加工機を使用していますが、手順はファイバーホールドブロックFHB2と同様です。
Posted Comments: | |
Lawrence Hughes
 (posted 2023-12-01 12:29:14.557) I am using a FHB2 for fiber process development and would like to install an LED into the insert (as is done on the splicer).
Is it possible to purchase the led with silicone pad for use with inserts not used in splicers?
Can you quote 5 pieces if they are available?
THanks, cdolbashian
 (posted 2023-12-15 09:19:44.0) Thank you for reaching out to us with this feedback. I have reached out to you in order to clarify your inquiry and determine feasibility on our end. |
部品
付属品
- ファイバーホールドブロック
- 1.3 mm(0.05インチ)六角レンチ
別途ご購入が必要なコンポーネント
- ファイバーホルダ上部インサート(1個必要)
- ファイバーホルダ底部インサート(1個必要)
オプションのアクセサリ(当社では取扱っておりません)
- 真空ポンプ
- 一般的なVytranファイバーインサート用のスロット(下記にて別売り)
- 真空吸着対応インサート使用時に小径のファイバを保持可能な真空ポート(下記にて別売り)
- 蓋には磁石による強力なクランプ力に対応したレバー付き
- 取付部
ファイバーホールドブロックFHB2/Mでは、ファイバを加工または結合する際に上部および底部インサート(下記にて別売り)を使用して固定します。真空ポンプ(当社では取扱っておりません)は、真空吸着対応の底部インサート使用時に小径のファイバをしっかりと保持するのに役立ちます。ファイバーホールドブロックはØ12 mm~Ø12.7 mm(1/2インチ)またはØ25.0 mmポストに取り付け可能です。また、底面のタップ穴やザグリ穴を使用してブレッドボードなどのオプトメカニクスに直接取り付けることもできます。ファイバーブロックのベース部分は取り外し可能で、取り付けや真空チューブの位置調整を柔軟に行えるよう180°回転します。
ファイバーホールドブロックFHB2/Mを使用する際は、まず適当な位置に取り付けてから下記の手順にしたがってインサートを取り付けます。真空ポンプを使用する場合は、外径4 mmのチューブをファイバーホールドブロックに取り付けて、真空用固定具から突き出ているオレンジ色のスリーブを軽く引っ張ってチューブを固定し、チューブをポンプに接続してから、ポンプの電源を入れます。そして、ファイバを挿入し、ブロックの蓋を閉じたらレバーを上げてクランプの磁石を合わせます。真空ポンプは、-27 kPa以下(-203 mmHg、-270 mbar、-8 "Hg)、フローレート5 L/min以上の製品をお勧めいたします。
インサートの取り付け
V溝付き底部インサートをファイバーブロックのベース部分に取り付けるには、まず目的のV溝が上を向くようにインサートの向きを合わせます。インサートをベース部分に置き、しっかりと装着されたことを確認します。そして、ファイバ素線が突き出る方のブロックの側面とインサートの端が同一平面になるようにします。インサートを固定するには、付属の1.3 mm(0.05インチ)六角レンチを使用して先端がナイロン製の#4-40止めネジ2つをゆっくりと締め付けます。底部インサートを取り外す際は、この2つの止めネジを緩めます(反時計回りに1回転で十分です)。インサートが左右に自由にスライドするようになったら、インサートの一端を外側にずらして、六角レンチで持ち上げて簡単に取り外すことができます。上部インサートは、ファイバーブロック上部前面にある2つの止めネジを使用して、同様に取り付けおよび取り外し可能です。
Top Inserts | ||
---|---|---|
Item # | Side 1 Accepted Diameter (Min/Max) | Side 2 Accepted Diameter (Min/Max) |
VHA00 | 57 µm / 759 µma | 275 µm / 970 µm |
VHA05 | 410 µm / 1008 µm | 560 µm / 1269 µm |
VHA10 | 812 µm / 1515 µm | 1036 µm / 1770 µm |
VHA15 | 1288 µm / 2022 µm | 1534 µm / 2268 µm |
VHA20 | 1772 µm / 2505 µm | 2032 µm / 2944 µm |
VHA25 | 2278 µm / 3029 µm | N/A |
VHA30 | 2609 µm / 3198 µm | N/A |
- ファイバーホールドブロック用上部インサート
- 57 µm~3.198 mmのファイバ外径(クラッド/被覆)に対応(インサートの選び方は「ファイバーホルダーインサート」のタブをご覧ください)
- 片面溝付き、両面溝付きのインサートをご用意(詳細は右の表をご覧ください)
こちらの上部インサートはファイバーホールドブロックFHB2/M内に設置し、底部インサートと使用してファイバを固定します。インサートはファイバのクラッド、バッファ、被覆部分を固定し、最大Ø3.198 mmまでのファイバに対応します。「ファイバーホルダーインサート」タブでは、様々な径のファイバを保持するための上部および底部インサートの適切な組合せについて記載しています。ご購入や取り付けの際にご参照ください。
VHAの標準型上部インサートは片面溝付きと両面溝付きがあります。こちらのインサートは自動ファイバ加工機、LDC401シリーズファイバークリーバ、被覆除去ならびにクリーニングステーションFPS301、融着接続システムLFS4100にもご使用いただけます。
Single-Fiber Bottom Insertsa | ||||
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Item # | Transfer Insert | Side 1 Min/Max Accepted Diameter | Side 2 Min/Max Accepted Diameter | Vacuum Holes |
VHD080 | No | 57 µm / 100 µm | N/A | Yes |
VHD125 | No | 88 µm / 161 µm | ||
VHD160 | No | 112 µm / 208 µm | ||
VHF160 | Yesb | |||
VHD250 | No | 177 µm / 323 µm | ||
VHF250 | Yesb | |||
VHD400 | No | 279 µm / 519 µm | ||
VHF400 | Yesb | |||
VHD500 | No | 346 µm / 795 µm | ||
VHF500 | Yesb | |||
VHD750 | No | 516 µm / 1047 µm | ||
VHF750 | Yesb | |||
VHE10 | No | 773 µm / 1271 µm | 1034 µm / 1523 µm | No |
VHE15 | No | 1280 µm / 1769 µm | 1534 µm / 2007 µm | |
VHE20 | No | 1787 µm / 2267 µm | 2033 µm / 2513 µm | |
VHE25 | No | 2270 µm / 2844 µm | N/A | |
VHE30 | No | 2692 µm / 3198 µm | N/A |
- 上部インサート(上記掲載)と使用して外径57 µm~3.198 mmのファイバをクランプ
- VHDおよびVHFシリーズのインサートには真空吸引用の穴があり、真空ポンプ使用時に小径のファイバを保持するのに役立ちます(右表参照)。
- VHFシリーズの移動用インサートと移動用クランプVHT1を使用して、コーティング外径Ø1.047 mm以下のファイバを、移動インサートに対応するVytranシステム間で移動可能
- お客様ご自身で交換可能
これらの底部インサートは片面または両面にV溝が付いており、様々な外径のファイバを保持できるようになっています(右の表参照)。底部インサートは単体でご購入可能で、ファイバーホールドブロックを使用する際に1個必要です。上部インサート(上記掲載)および底部インサートは様々な組み合わせで使用して(「ファイバーホルダーインサート」タブ参照)、外径57 µm~3.198 mmのファイバを保持できます。
3種類の底部インサートをご用意しております。外径Ø1.047 mm以下のファイバ用の標準の底部インサートには真空穴が付いており、真空吸着によりファイバを溝に個体できます。ファイバの外径によっては、移動用インサート(型番がVHFで始まる製品)もラインナップされています。移動用クランプVHT1(下記掲載)と組み合わせて使用すると、おおまかなアライメントは維持したままVytranステーション間で移動できます。VHEシリーズのファイバーホルダ底部インサートは、片面(VHE25、VHE30)または両面(VHE10、VHE15、VHE20)にV溝が付いていますが、真空穴は付いていません。VHFシリーズの移動用インサートおよびVHEシリーズの底部インサートはどちらも他のVytranステーションに取り付け可能ですが、VHEシリーズの底部インサートは移動用クランプVHT1には対応していません。
ファイバーホールドブロックFHB2/Mを単体でご使用になる場合は、VHDまたはVHEシリーズのインサートが適しています。ファイバをホールドブロックとVytranシステムの間で移動させる場合は、移動用インサートおよび移動用クランプVHT1(下記掲載)をご使用いただけます。対応するファイバのサイズについては右の表に記載しています。移動用インサートの組立て方法については、「ファイバーホルダーインサート」タブをご覧ください。
Graphite V-Grooves | ||
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Item # | Accepted Diametera (Min / Max) | Groove Length |
VHG125 | 80 µm / 125 µm | 0.313" |
VHG125L | 80 µm / 125 µm | 0.594" |
VHG200 | 150 µm / 200 µm | 0.313" |
VHG250 | 200 µm / 250 µm | 0.313" |
VHG250L | 200 µm / 250 µm | 0.594" |
VHG300 | 250 µm / 300 µm | 0.313" |
VHG350 | 300 µm / 350 µm | 0.313" |
VHG400 | 350 µm / 400 µm | 0.313" |
VHG450 | 400 µm / 450 µm | 0.313" |
VHG500 | 450 µm / 500 µm | 0.313" |
VHG500L | 450 µm / 500 µm | 0.594" |
VHG550 | 500 µm / 550 µm | 0.313" |
- ファイバをVytranシステム間で移動させる際、移動用底部インサートと共に使用されるクランプならびにV溝付きグラファイト
- VHFシリーズの移動用底部インサートには、この移動用クランプVHT1が1つ必要
- 移動用クランプは、GPXシリーズ ファイバ加工機、LDC401シリーズおよびLDC450B、ファイバー前処理ステーションFPS301、融着接続機LFS4100
- V溝付きグラファイトは外径Ø550 µm以下のファイバに対応
- V溝は外径80 µm~550 µmのファイバに対応
こちらの移動用クランプとV溝付きグラファイトは、上記のVHFシリーズ用底部インサートと一緒に使用されるためのもので、ファイバーブロックFHB2/MとVytranシステム間でファイバを移動させる際に再アライメントを最小限に抑えます。例えば、ファイバを移動用インサートに入れ、ファイバークリーバLDC401を使用してクリーブします。その後、(クリーバとは別の)光ファイバ加工機で融着接続する際に、ファイバが入っている移動用インサートごと移動することができます。
TクランプVHT1は、移動用インサートを磁性の蓋で固定してファイバの軸方向の移動を防止し、ファイバを触ることなくインサートを保持しながら移動します。V溝付きグラファイトは、融着接続時、外径が550 µm以下のファイバを保持します(詳細は右の表をご覧ください)。ファイバ長に沿ったファイバ保持を強化したり、加工中にファイバが邪魔になるのを防ぐため、長さ15.1 mmのV溝付きグラファイトもご用意しています(型番VHG125L、VHG250L、VHG500L)。V溝付きグラファイトは、2個の止めネジ(セットスクリュ)で移動用インサートに固定できます。移動用インサートの組立て方法については、「ファイバーホルダーインサート」タブをご覧ください。
Multi-Fiber Bottom Inserts | |||
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Item # | Type (Click for Drawing) | Accepted Diameters | Recommended Top Inserta |
VHD125S | Side-by-Side | 125 µm / 125 µm | VHA00 |
VHD250S | Side-by-Side | 250 µm / 250 µm | |
VHD320S | Side-by-Side | 320 µm / 320 µm | |
VHD250V | Double-V-Slot | 250 µm / 250 µm | |
VHD320V | Double-V-Slot | 320 µm / 320 µm | |
VHD165C | Double-V-Slot w/ Pins | 165 µm / 165 µm | |
VHD250C | Double-V-Slot w/ Pins | 250 µm / 250 µm | |
VHD320C | Double-V-Slot w/ Pins | 320 µm / 320 µm | |
VHD550C | Double-V Slot w/ Pins | 550 µm / 550 µm | |
VHS250250 | Triple-V-Slot | 250 µm / 250 µm / 250 µm | |
VHS250400 | Triple-V-Slot | 250 µm / 400 µm / 250 µm | |
VHS250500 | Triple-V-Slot | 250 µm / 500 µm / 250 µm | |
VHS300350 | Triple-V-Slot | 300 µm / 350 µm / 300 µm | |
VHS320400 | Triple-V-Slot | 300 µm / 400 µm / 300 µm | |
VHS320550 | Triple-V-Slot | 320 µm / 550 µm / 320 µm | VHA05 |
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2つのVスロット付きのピンを有するインサートでは、調整ピンを使用することにより、加工時の2本のファイバを非常に近接して保持することができます。上はインサートVHD320Cです。
- 底部インサートの溝に複数のファイバを固定
- 溶融型光カプラまたはコンバイナの作製に使用
- ファイバをV溝またはスロットにアライメントするための真空穴
- 様々なインサートタイプをご用意(種類については右の表をご参照ください)
並列用インサートは、WDMカプラ、溶融型光ファイバーカプラ、パワーコンバイナなど2本または3本のファイバを同時にテーパ加工して融着する必要のある用途向けに設計されています。
並列用インサートにはU溝があり、2本のファイバを平行に保持します。2つのVスロット付きインサートには、同じ側に2つの平行するV溝があり、ファイバをそれぞれの溝に1本ずつ保持します。2つのVスロット付きのピンを有するインサートにはオフセット調整用のピンがあり、加工時に2本のファイバを密接させることができます(左写真参照)。 3つのVスロット付きインサートには中央にV溝が1本、その両側にV溝が2本付いており、信号用ファイバ1本と励起ファイバ2本が融着できるようになっています。
インサートのV溝は、ファイバがファイバーホルダ内の中心に位置するよう加工されています。移動用インサートの底部には真空穴があり、それにより小径ファイバがV溝内にアライメントされるようになっています。それぞれの並列用ファイバーインサートに推奨する上部インサートは右の表でご覧いただけます。これらのインサートをシステム間で移動した場合は、ファイバのアライメントは保持されません。
これらのインサートは、当社の自動ファイバ加工機にも対応します。