広帯域偏光ビームスプリッターキューブ、16 mmケージキューブ付き
- Transmitted Beam Extinction Ratio: >1000:1
- Reflects S Polarization by 90°
- SM05 Lens Tube and 16 mm Cage System Compatible
- AR Coated on All Four Optical Faces
CCM5-PBS201
420 - 680 nm
CCM5-PBS203
900 - 1300 nm
Application Idea
CCM5-PBS203 Beamsplitter Cube
Connected in a 16 mm Cage System
with a CM05-E03 Turning Mirror
Cube via Four SRSCA Adapters
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ビームスプリッターキューブの略図
(コーティングと接着層は原寸大ではありません)
特長
- 16 mmケージシステムならびにSM05レンズチューブに対応
- ご提供可能な波長範囲
- 420~680 nm
- 620~1000 nm
- 700~1300 nm
- 900~1300 nm
- 1200~1600 nm
- 消光比
- TP:TS > 1000:1
- RS:RP 約100:1
こちらの16 mmケージシステム対応偏光ビームスプリッターキューブは、キューブを構成する2つのプリズム間の対面に誘電体コーティングが施されています。 このコーティングはS偏光を反射してP偏光を透過します。 当社では偏光無依存型ビームスプリッターキューブならびにキューブマウント付き90°偏向プリズムミラーもご用意しております。
偏光消光比を最大にするには、TP:TS> 1000:1の消光比を持つ透過ビームをお使いください。 反射ビームの消光比はビームスプリッタにより約20:1~100:1です。 このキューブのすべての面には反射による損失を最少に抑える広帯域反射防止コーティングが施されています。 キューブを形成する2つのプリズムのうちの一方の斜辺に、誘電体ビームスプリッターコーティングを施し、 その後、2つのプリズムを接着剤を用いて貼り合わせています(右図参照)。 50:50の分岐比は、どの面から入射しても実現することができます。ケージキューブの上面には光の伝搬方向の1つが刻印されています。
底部のM4タップ穴はポスト取り付け用です。筐体にはSM05ネジ付きポート(入射・出射)が4つあり、当社のSM05レンズチューブが取り付けられます。各ポート周りの4つのタップ穴は16 mmケージシステムに対応します。マウント付きのビームスプリッタは、ケージロッドならびにアダプタSRSCAを用いて他のケージキューブに取り付けられます。
当社のビームスプリッタの製品ラインナップにつきましては「BSセレクションガイド」タブをご覧ください。 高い損傷閾値が求められる用途には25.4 mm(1インチ)のハイパワー偏光ビームスプリッターキューブをご用意しております。 これは30 mmケージキューブに取り付けられていますが、ケージシステム用アダプタを用いて16 mmケージシステムに組み込むことも可能です。
尚、各ビームスプリッターキューブはケージキューブマウントに接着剤で取り付けられており、取り外すことができませんのでご注意ください。
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CCM5-PBSシリーズキューブの参考図。ミリ規格の製品にはM4 x 0.7タップ穴が付いています。
Item # Suffix | PBS201(/M) | PBS202(/M) | PBS205(/M) | PBS203(/M) | PBS204(/M) |
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AR Coating Range | 420 - 680 nm | 620 - 1000 nm | 700 - 1300 nm | 900 - 1300 nm | 1200 - 1600 nm |
AR Coating (0° Incident Angle) | Ravg < 0.5% | Ravg < 0.5% | Ravg < 1.0% | Ravg < 0.5% | Ravg < 0.5% |
Ports | 4 Ports with SM05 (0.535"-40) Threading | ||||
Beamsplitter Material | N-SF1 | ||||
Extinction Ratioa | TP:TS > 1000:1 | ||||
Transmission Efficiencyb | TP > 90% | ||||
Reflection Efficiencyb | RS, avg > 95% | ||||
Transmitted Beam Deviationc | 0° ± 5 arcmin | ||||
Reflected Beam Deviationd | 90° ± 20 arcmin | ||||
Clear Aperture | Ø12.50 mm | ||||
Transmitted Wavefront Error | < λ/4 at 633 nm over Ø12.50 mm | ||||
Surface Quality | 40-20 Scratch-Dig |
グラフの青色の網掛け領域は仕様に記載されている性能を保証するビームスプリッタの透過帯を示しています。 領域以外の性能についてはロット毎に異なり、保証はされません。
ビームスプリッタのセレクションガイド
当社ではビームを強度比や偏光に基づいて分岐する、様々なタイプのビームスプリッタを豊富に取り揃えています。プレート型やキューブ型のビームスプリッタのほか、形状の異なるペリクルや複屈折性結晶を用いた製品もございます。それぞれの概要や特徴・用途の比較についてはこちらの概要タブをご覧ください。ビームスプリッタの多くはマウント付きまたはマウント無しでご提供しています。以下では、当社のビームスプリッタの全製品を一覧できます。各種類のMore [+]をクリックすると、ビームスプリッタの種類、波長域、分岐比/消光比、透過率、サイズなどの詳細をご覧いただけます。
プレート型ビームスプリッタ
偏光無依存ビームスプリッタ、プレート型 |
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偏光ビームスプリッタ、プレート型 |
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キューブ型ビームスプリッタ
偏光無依存ビームスプリッタ、キューブ型 |
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偏光キューブおよび多面体ビームスプリッタ |
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ペリクルビームスプリッタ
偏光無依存ビームスプリッタ、ペリクル型 |
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結晶ビームスプリッタ
偏光ビームスプリッタ、結晶型 |
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その他
その他のビームスプリッタ |
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Coating Range | Damage Threshold | |
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420 - 680 nm | CWa | 350 W/cm at 532 nm, Ø1.000 mm |
Pulse | 2 J/cm2 at 532 nm, 10 ns, 10 Hz, Ø0.803 mm | |
620 - 1000 nm | CWa | 50 W/cm at 810 nm, Ø0.019 mm |
Pulse | 2 J/cm2 at 810 nm, 10 ns, 10 Hz, Ø0.166 mm | |
900 - 1300 nm | CWa,b | 1000 W/cm at 1070 nm, Ø0.971 mm |
Pulse | 2 J/cm2 at 1064 nm, 10 ns, 10 Hz, Ø0.484 mm | |
1200 - 1600 nm | CWa,b | 1000 W/cm at 1540 nm, Ø1.030 mm |
Pulse | 5 J/cm2 at 1542 nm, 10 ns, 10 Hz, Ø0.181 mm |
当社の偏光ビームスプリッタの損傷閾値データ
右の仕様は当社の偏光ビームスプリッタの測定値です。
レーザによる損傷閾値について
このチュートリアルでは、レーザ損傷閾値がどのように測定され、使用する用途に適切な光学素子の決定にその値をどのようにご利用いただけるかを総括しています。お客様のアプリケーションにおいて、光学素子を選択する際、光学素子のレーザによる損傷閾値(Laser Induced Damage Threshold :LIDT)を知ることが重要です。光学素子のLIDTはお客様が使用するレーザの種類に大きく依存します。連続(CW)レーザは、通常、吸収(コーティングまたは基板における)によって発生する熱によって損傷を引き起こします。一方、パルスレーザは熱的損傷が起こる前に、光学素子の格子構造から電子が引き剥がされることによって損傷を受けます。ここで示すガイドラインは、室温で新品の光学素子を前提としています(つまり、スクラッチ&ディグ仕様内、表面の汚染がないなど)。光学素子の表面に塵などの粒子が付くと、低い閾値で損傷を受ける可能性があります。そのため、光学素子の表面をきれいで埃のない状態に保つことをお勧めします。光学素子のクリーニングについては「光学素子クリーニングチュートリアル」をご参照ください。
テスト方法
当社のLIDTテストは、ISO/DIS 11254およびISO 21254に準拠しています。
初めに、低パワー/エネルギのビームを光学素子に入射します。その光学素子の10ヶ所に1回ずつ、設定した時間(CW)またはパルス数(決められたprf)、レーザを照射します。レーザを照射した後、倍率約100倍の顕微鏡を用いた検査で確認し、すべての確認できる損傷を調べます。特定のパワー/エネルギで損傷のあった場所の数を記録します。次に、そのパワー/エネルギを増やすか減らすかして、光学素子にさらに10ヶ所レーザを照射します。このプロセスを損傷が観測されるまで繰返します。損傷閾値は、光学素子が損傷に耐える、損傷が起こらない最大のパワー/エネルギになります。1つのミラーBB1-E02の試験結果は以下のようなヒストグラムになります。
上の写真はアルミニウムをコーティングしたミラーでLIDTテストを終えたものです。このテストは、損傷を受ける前のレーザのエネルギは0.43 J/cm2 (1064 nm、10 ns pulse、 10 Hz、Ø1.000 mm)でした。
Example Test Data | |||
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Fluence | # of Tested Locations | Locations with Damage | Locations Without Damage |
1.50 J/cm2 | 10 | 0 | 10 |
1.75 J/cm2 | 10 | 0 | 10 |
2.00 J/cm2 | 10 | 0 | 10 |
2.25 J/cm2 | 10 | 1 | 9 |
3.00 J/cm2 | 10 | 1 | 9 |
5.00 J/cm2 | 10 | 9 | 1 |
試験結果によれば、ミラーの損傷閾値は 2.00 J/cm2 (532 nm、10 ns pulse、10 Hz、 Ø0.803 mm)でした。尚、汚れや汚染によって光学素子の損傷閾値は大幅に低減されるため、こちらの試験はクリーンな光学素子で行っています。また、特定のロットのコーティングに対してのみ試験を行った結果ではありますが、当社の損傷閾値の仕様は様々な因子を考慮して、実測した値よりも低めに設定されており、全てのコーティングロットに対して適用されています。
CWレーザと長パルスレーザ
光学素子がCWレーザによって損傷を受けるのは、通常バルク材料がレーザのエネルギを吸収することによって引き起こされる溶解、あるいはAR(反射防止)コーティングのダメージによるものです[1]。1 µsを超える長いパルスレーザについてLIDTを論じる時は、CWレーザと同様に扱うことができます。
パルス長が1 nsと1 µs の間のときは、損傷は吸収、もしくは絶縁破壊のどちらかで発生していると考えることができます(CWとパルスのLIDT両方を調べなければなりません)。吸収は光学素子の固有特性によるものか、表面の不均一性によるものかのどちらかによって起こります。従って、LIDTは製造元の仕様以上の表面の質を有する光学素子にのみ有効です。多くの光学素子は、ハイパワーCWレーザで扱うことができる一方、アクロマティック複レンズのような接合レンズやNDフィルタのような高吸収光学素子は低いCWレーザ損傷閾値になる傾向にあります。このような低い損傷閾値は接着剤や金属コーティングにおける吸収や散乱によるものです。
繰返し周波数(prf)の高いパルスレーザは、光学素子に熱的損傷も引き起こします。この場合は吸収や熱拡散率のような因子が深く関係しており、残念ながらprfの高いレーザが熱的影響によって光学素子に損傷を引き起こす場合の信頼性のあるLIDTを求める方法は確立されておりません。prfの大きいビームでは、平均出力およびピークパワーの両方を等しいCW出力と比較する必要があります。また、非常に透過率の高い材料では、prfが上昇してもLIDTの減少は皆無かそれに近くなります。
ある光学素子の固有のCWレーザの損傷閾値を使う場合には、以下のことを知る必要があります。
- レーザの波長
- ビーム径(1/e2)
- ビームのおおよその強度プロファイル(ガウシアン型など)
- レーザのパワー密度(トータルパワーをビームの強度が1/e2の範囲の面積で割ったもの)
ビームのパワー密度はW/cmの単位で計算します。この条件下では、出力密度はスポットサイズとは無関係になります。つまり、スポットサイズの変化に合わせてLIDTを計算し直す必要がありません(右グラフ参照)。平均線形パワー密度は、下の計算式で算出できます。
ここでは、ビーム強度プロファイルは一定であると仮定しています。次に、ビームがホットスポット、または他の不均一な強度プロファイルの場合を考慮して、おおよその最大パワー密度を計算する必要があります。ご参考までに、ガウシアンビームのときはビームの強度が1/e2の2倍のパワー密度を有します(右下図参照)。
次に、光学素子のLIDTの仕様の最大パワー密度を比較しましょう。損傷閾値の測定波長が光学素子に使用する波長と異なっている場合には、その損傷閾値は適宜補正が必要です。おおよその目安として参考にできるのは、損傷閾値は波長に対して比例関係であるということです。短い波長で使う場合、損傷閾値は低下します(つまり、1310 nmで10 W/cmのLIDTならば、655 nmでは5 W/cmと見積もります)。
この目安は一般的な傾向ですが、LIDTと波長の関係を定量的に示すものではありません。例えば、CW用途では、損傷はコーティングや基板の吸収によってより大きく変化し、必ずしも一般的な傾向通りとはなりません。上記の傾向はLIDT値の目安として参考にしていただけますが、LIDTの仕様波長と異なる場合には当社までお問い合わせください。パワー密度が光学素子の補正済みLIDTよりも小さい場合、この光学素子は目的の用途にご使用いただけます。
当社のウェブ上の損傷閾値の仕様と我々が行った実際の実験の値の間にはある程度の差があります。これはロット間の違いによって発生する誤差を許容するためです。ご要求に応じて、当社は個別の情報やテスト結果の証明書を発行することもできます。損傷解析は、類似した光学素子を用いて行います(お客様の光学素子には損傷は与えません)。試験の費用や所要時間などの詳細は、当社までお問い合わせください。
パルスレーザ
先に述べたように、通常、パルスレーザはCWレーザとは異なるタイプの損傷を光学素子に引き起こします。パルスレーザは損傷を与えるほど光学素子を加熱しませんが、光学素子から電子をひきはがします。残念ながら、お客様のレーザに対して光学素子のLIDTの仕様を照らし合わせることは非常に困難です。パルスレーザのパルス幅に起因する光学素子の損傷には、複数の形態があります。以下の表中のハイライトされた列は当社の仕様のLIDT値が当てはまるパルス幅に対する概要です。
パルス幅が10-9 sより短いパルスについては、当社の仕様のLIDT値と比較することは困難です。この超短パルスでは、多光子アバランシェ電離などのさまざまなメカニクスが損傷機構の主流になります[2]。対照的に、パルス幅が10-7 sと10-4 sの間のパルスは絶縁破壊、または熱的影響により光学素子の損傷を引き起こすと考えられます。これは、光学素子がお客様の用途に適しているかどうかを決定するために、レーザービームに対してCWとパルス両方による損傷閾値を参照しなくてはならないということです。
Pulse Duration | t < 10-9 s | 10-9 < t < 10-7 s | 10-7 < t < 10-4 s | t > 10-4 s |
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Damage Mechanism | Avalanche Ionization | Dielectric Breakdown | Dielectric Breakdown or Thermal | Thermal |
Relevant Damage Specification | No Comparison (See Above) | Pulsed | Pulsed and CW | CW |
お客様のパルスレーザに対してLIDTを比較する際は、以下のことを確認いただくことが重要です。
- レーザの波長
- ビームのエネルギ密度(トータルエネルギをビームの強度が1/e2の範囲の面積で割ったもの)
- レーザのパルス幅
- パルスの繰返周波数(prf)
- 実際に使用するビーム径(1/e2 )
- ビームのおおよその強度プロファイル(ガウシアン型など)
ビームのエネルギ密度はJ/cm2の単位で計算します。右のグラフは、短パルス光源には、エネルギ密度が適した測定量であることを示しています。この条件下では、エネルギ密度はスポットサイズとは無関係になります。つまり、スポットサイズの変化に合わせてLIDTを計算し直す必要がありません。ここでは、ビーム強度プロファイルは一定であると仮定しています。ここで、ビームがホットスポット、または他の不均一な強度プロファイルの場合を考慮して、おおよその最大パワー密度を計算する必要があります。ご参考までに、ガウシアンビームのときは一般にビームの強度が1/e2のときの2倍のパワー密度を有します。
次に、光学素子のLIDTの仕様と最大エネルギ密度を比較しましょう。損傷閾値の測定波長が光学素子に使用する波長と異なっている場合には、その損傷閾値は適宜補正が必要です[3]。経験則から、損傷閾値は波長に対して以下のような平方根の関係であるということです。短い波長で使う場合、損傷閾値は低下します(例えば、1064 nmで 1 J/cm2のLIDTならば、532 nmでは0.7 J/cm2と計算されます)。
波長を補正したエネルギ密度を得ました。これを以下のステップで使用します。
ビーム径は損傷閾値を比較する時にも重要です。LIDTがJ/cm2の単位で表される場合、スポットサイズとは無関係になりますが、ビームサイズが大きい場合、LIDTの不一致を引き起こす原因でもある不具合が、より明らかになる傾向があります[4]。ここで示されているデータでは、LIDTの測定には<1 mmのビーム径が用いられています。ビーム径が5 mmよりも大きい場合、前述のようにビームのサイズが大きいほど不具合の影響が大きくなるため、LIDT (J/cm2)はビーム径とは無関係にはなりません。
次に、パルス幅について補正します。パルス幅が長くなるほど、より大きなエネルギに光学素子は耐えることができます。パルス幅が1~100 nsの場合の近似式は以下のようになります。
お客様のレーザのパルス幅をもとに、光学素子の補正されたLIDTを計算するのにこの計算式を使います。お客様の最大エネルギ密度が、この補正したエネルギ密度よりも小さい場合、その光学素子はお客様の用途でご使用いただけます。ご注意いただきたい点は、10-9 s と10-7 sの間のパルスにのみこの計算が使えることです。パルス幅が10-7 sと10-4 sの間の場合には、CWのLIDTも調べなければなりません。
当社のウェブ上の損傷閾値の仕様と我々が行った実際の実験の値の間にはある程度の差があります。これはロット間の違いによって発生する誤差を許容するためです。ご要求に応じて、当社では個別のテスト情報やテスト結果の証明書を発行することも可能です。詳細は、当社までお問い合わせください。
[1] R. M. Wood, Optics and Laser Tech. 29, 517 (1998).
[2] Roger M. Wood, Laser-Induced Damage of Optical Materials (Institute of Physics Publishing, Philadelphia, PA, 2003).
[3] C. W. Carr et al., Phys. Rev. Lett. 91, 127402 (2003).
[4] N. Bloembergen, Appl. Opt. 12, 661 (1973).
Posted Comments: | |
Edward Koh
 (posted 2023-10-27 02:23:31.43) Does Thorlabs has a freespace Photodetector that can be affixed at the output of the cube cage? |
偏光子セレクションガイド
当社では、ワイヤーグリッド、フィルム、方解石、α-BBO、ルチル、ならびにビームスプリッタを含むさまざまな偏光子をご用意しております。 ワイヤーグリッド偏光子のラインナップは、可視域から遠赤外域にも達する波長範囲に対応します。 ナノ粒子直線フィルム偏光子は最高で100 000:1の消光比を有しています。 また、その他のフィルム偏光子は、可視域から近赤外域までの光の偏光に使用できる製品としてお手軽な価格でご提供しております。 次に当社のビームスプリッタ偏光子は反射ビームの利用や、より完全に偏光された透過ビームの使用を可能にします。 最後に、α-BBO(UV域)、方解石(可視~近赤外域)、ルチル(近赤外~中赤外域)ならびに、オルトバナジン酸イットリウム(YVO4)(近赤外域~中赤外域)偏光子は、それぞれの波長範囲で100 000:1の高い 消光比を有する製品となっております。
偏光子の種類、波長範囲、消光比、透過率、ならびにサイズについては、下の表のMore [+]をクリックしてご覧ください。
Wire Grid Polarizers |
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Film Polarizers |
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Beamsplitting Polarizers |
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alpha-BBO Polarizers |
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Calcite Polarizers |
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Quartz Polarizers |
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Magnesium Fluoride Polarizers |
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Yttrium Orthovanadate (YVO4) Polarizers |
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Rutile Polarizers |
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